見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2013/07/31

イタリア初の黒人閣僚


セシル・キエンゲ大臣は議会でいろんな嫌がらせを受けている
議会の中で、こんなことはもうよそうと発言
彼女はインターネット上で死の脅迫も受けていた




 ◇イタリアで黒人として初めて閣僚に起用されたセシル・キエンゲ移民融和担当相が26日、連立与党・民主党の集会で演説中に聴衆の1人からバナナを投げつけられた。幸いバナナは演壇まで届かずキエンゲ氏には当たらなかったが、この嫌がらせに対しイタリア政界をはじめ全国で非難の声が高まっている。

アフリカ・コンゴ共和国生まれでイタリア国籍を持つキエンゲ氏をめぐっては、反移民を掲げる野党・北部同盟の議員が今月初めに同氏をオランウータンに例える発言をするなど、衝撃的な嫌がらせ行為が相次いでいる。

キエンゲ氏は今回の「バナナ事件」について、直後に「食べ物を粗末にするのは悲しいことだ」とコメント。挑発に乗ったり差別主義を声高に非難することを避けてきたこれまでの姿勢を貫いた。

キエンゲ氏は翌27日に出席した「左翼・エコロジー・自由党」 の集会で、聴衆から拍手で迎えられ「イタリア人であることを誇りに思う」と挨拶した。また、「私に問題があるわけではないと思う。不幸な人、不満を発散し ている人たちがいるということだ。そして、彼らの不満に耳を傾けるのが私の仕事だ」「イタリアの良い面を引き出さなければならない」などと報道陣に語っ た。

(引用元:AFP 2013年7月29日)
http://www.afpbb.com/article/politics/2958743/11103165

ワシントン大行進50周年

△トレイヴォン・マーティンのために正義を集合させよう
WEDNESDAY AUG 28
△黒人の若者に対する戦争を止めよう
ジンマーマンをムショ暮らしに!

‘STAND YOUR GROUND’ 正当防衛法をひっくり返そう!
 
Dr.マーチン・ルーサー・キング師が率いる人種差別に抵抗するワシントン大行進から50周年の記念日を祝うため、8月24日ワシントンを行進したあとに、People’s Power Assembly Movement(ピープルズパワー召集運動)は、28日水曜に全米各地で"トレイヴォン・マーティンのために正義を集合させよう"を開催するため、活動家を召集します。

カラードの若者に対する人種戦争がある
黒人と褐色の若者は、警察、保安要員、ジョージ・ジンマーマンのようなみずから任じた自警団員によって日常お決まりにプロファイルされる。トレイヴォン・マーティンは、警官によって止められ所持品検査されて、時々ぶちのめされ、殺される多くの若者の顔になっている。黒人と褐色の青年のヤング世代の膨大なパーセンテージを投獄するための言い訳として用いられてきている人種に動機づけられた薬物法を警察と法廷は創設している。この同じ若者たちの失業率は最高で、彼らが就くのを余儀なくされる仕事は、給付金も権利も組合の代表権もない最低賃金の仕事だ。アンチ若者戦争には黒人と褐色のコミュニティの学校閉鎖を含む、大がかりな教育費削減も入る。トレイヴォン・マーティンのリンチ殺人をめぐる私たちの怒りの向きを私たちは黒人と褐色の若者に対する戦争を止めるための新たな全米規模の奮闘に変える必要がある。仕事とフリーダムを求めることが、1963年ワシントン大行進50周年記念日の遺産をほめたたえる最良のやり方だ。

http://peoplespowerassemblies.org/wp-content/uploads/downloads/2013/07/assembly_call.pdf

2013/07/27

将来のために戦う


"フリー・バレット・ブラウン"運動の署名に参加すると、お礼のメールが来た

◇ひたむきなジャーナリスト、バレット・ブラウンを解放するために行動をとってくれてありがとう。リンクをコピー&ペーストしたために刑務所行きになりうるだなんてクレイジー!この国の最近の歴史のなかでも、ジャーナリストと内部告発者は以前よりますます迫害の高いリスクにさらされている。各逮捕ごとに危険が的を得ていて居心地の悪さをもたらす。私たちすべての基本的権利への攻撃を終わらせようと奮闘するとき、あなたの声は本当に重要。

リンクを共有する私たちの権利へのこのおどしを後退させよう!事実を見つけたときバレットはそれを共有した。さあ今度は彼のために共有しよう。

将来のために戦う
私たちの基本的権利に対する脅威について正体を見破ろう

http://www.fightforthefuture.org/thanks

調査報道の常套手段で訴追

◇情報共有の未来が危険にさらされている

ジャーナリストやインターネットの平均的なユーザーにとって等しく危険な先例を設定する訴訟事件で、バレット・ブラウンは調査報道ジャーナリストとしての活動のせいで105年投獄の現実に向き合っている。ジャーナリストで風刺家のブラウンは、民間情報会社ストラットフォー(Stratfor)に関する彼の報道に結びつけられる告発で、すでに1年近く刑務所に入っている。ストラットフォーはシステムに侵入され、アメリカ合衆国国家安全保障省と契約してダウケミカル、PETEのたっての頼み、ボパール(Bhopal)活動家を監視することに関して情報を暴露されている。ブラウンは、同僚と一緒にリサーチしていたデータを共有するために、ひとつのチャットルームから別のチャットルームへとハッキングされた情報の入るリンクをコピー&ペーストした。彼はハッキングに関与しておらず、その種で告発されたことは一度もなかったが、すでにおおっぴらに入手できる情報へのリンクを共有する行為が、クレジットカード詐欺や個人情報の窃盗を含む告発にいたる結果になった。ブラウンは、彼のコンピュータを押収する逮捕状が出たとき、情報源を守ろうと試みて、司法妨害でも起訴されていた。

彼の投獄は、市民的自由やインターネット活動家はもちろん、ジャーナリストのあいだで懸念が高まってきている。ある人たちは、彼の法廷費用を補う助けに基金を集めている、"フリー・バレット・ブラウン・キャンペーン"を創設した。電子フロンティア財団(EFF)は、バレット・ブラウンの犯罪訴追手続き(起訴)が、"ジャーナリストの常套手段を犯罪行為とする"ことや、リンクや他の手段を介して私たちが自由に情報を共有できることを犯罪行為とすることで、引き起こされる脅威を説明する論文を発表した。

http://cms.fightforthefuture.org/barrett-brown/

2013/07/24

すべての人に当然の報いを


22 July 2013
親愛なるヴァーモス、

戦争犯罪人ドナルド・ラムズフェルド(元国防長官)の新刊「Rumsfeld's Rules: Leadership Lessons in Business, Politics, War and Life」を、地元の書店の犯罪かファンタジーかまたはフィクションのコーナーに動かした写真を提示してくださいと私たちは活動家に頼みました。私たちが受け取った写真(画像)は、ラムズフェルドの本を"True Crime(本物の犯罪)"コーナーに動かしたことを示すのみならず、他の戦争犯罪人の本も同様に動かしたことを示します!

私たちは、危険を冒した受賞者を祝福します!受賞者はそれぞれ、"戦争犯罪人を逮捕せよ"ギフトパケットをもらいます!受賞者の写真を見てください!
http://www.flickr.com/photos/codepinkalert/sets/72157634731246589/

次に、CODEPINKは、ブッシュ、チェイニー、ラムズフェルド、ライス、パウエルと、ブッシュ政権の主要メンバーに対して訴訟を起こすことでイラクの証人の取り組みをサポートしています。イラク戦争へ次第に誘導されて以降、CODEPINKは平和と正義と説明責任!をずっと求めてきています。

訴訟を支援してください!すべての人に当然の報いを要求してください!
平和と正義のために!
CODEPINK説明責任キャンペーン

写真は受賞した一枚です

2013/07/21

吹けよ正義、呼べよ抗議のあらし

少年を撃ち殺したジンマーマンは尾行中に911通報してて、オペレーターとのやりとりから、黒人を憎んでいたことがよくわかる

ジンマーマン:この男、怪しげ。ドラッグかなんかやってる。
ジンマーマン:このアースホール、毎度うまいことやりやがって。
911通報窓口:つけてるんですか?
ジンマーマン:ああ
911通報窓口:その必要はありません。

それでもつけまくって、彼は隠し持っていた銃でアスホールを殺しちまった

警官になりたくて進んで自警団のボスを買って出ていたジンマーマン。この人、白人ではない、お母さんがペルー人、ラティーノってことなんだ。彼の住む地区、ゲーテッドコミュニティといって、貧乏人を締め出す「棲み分け」が進むところで、全米で増えるこの傾向が事件の背景にあるようだ。
ともかく、ジェシー・ジャクソン師が法の改正を訴えるフロリダの自衛法「Stand Your Ground」法は怖いです。これが連邦化した際には、アメリカではのんきにウロウロ見て歩けない。この法律がどういうものかについては、メールマガジン「NewsFanzine」で配信する予定。また配信後には右のリンクで読めるようになる。
◇米南部フロリダ州で黒人少年トレイボン・マーティンさんを射殺した元自警団の男性に無罪評決が出たことに抗議するデモや集会が20日、同州マイアミや東部ニューヨークなど全米100都市以上で行われ、亡くなった少年のために「正義を」と大勢の人が訴えた。
黒人運動指導者のアル・シャープトン師らが呼び掛けた。参加者らはトレイボンさんの遺影を掲げ、無罪評決の一因になったとされる、正当防衛による武器の使用を幅広く認める州法の改正や、無罪になったジョージ・ジマーマン氏に対する憎悪犯罪(ヘイトクライム)などによる新たな捜査・立件を求めた。(共同通信)

◇無罪判決が出た翌日14日、カナダのケベックシティで行われた音楽フェスティバルに出演したスティーヴィー・ワンダーは、「本日、正当防衛法が撤廃されるまで私はフロリダ州でパフォーマンスをしないと決めた」と宣言した。(http://www.musicheaps.com/article/bmr/18879/)

◇ホルダー司法長官は15日、事件の捜査を継続していく考えを示した。
ワシントンで行われた黒人女性の社交クラブの会合で、ホルダー司法長官は「少年の死は悲劇的であり、必要のないものだった」と述べた上で、「司法 省は事実と法にのっとって行動を続けていく」と述べた。これは、人種差別に基づく犯罪を禁止する公民権法の侵害も視野に入れ、捜査を継続する考えを示したもの。
ウィクレフ・ジーンが判決に抗議して「ジャスティス」!



きみが17歳で、フーディを着ていたら
きみが携帯で彼女と話するのに夢中になっていたら
気をつけろよ
きみのような男の子はどんな街にもたくさんいる

知ってるだろが
あいつは背後から音もなく近づいてきた

あいつは「怖かったんです」と証言するだろよ
だから撃ち殺したんだってな

トレイヴォンは
もしかしたら次の大統領になってたかもしれない
スティーヴ・ジョブスみたいになってたかもしれない
宇宙飛行士にだってなってたかもしれない

(歌詞は一部引用)

◇無罪評決に狼狽したフロリダの抗議者らは同じところに止まる
20 July 2013

フロリダ州の正当防衛法を変えろと要求する抗議者らが、議事堂から離れることを拒否したままで、終末を閉じ込められたビルで過ごすつもりだ。

ジョージ・ジンマーマン裁判の無罪評決に動揺した人たちは、リック・スコット知事が州の"stand your ground" 法を取り上げる議会の特別会期を召集するまで、抗議を終わらせるつもりはないと言う。

抗議の指導者らは木曜にスコット知事と会った、だが知事はその法律を支持して特別会期を召集しないと彼らに告げた。

金曜、議事堂のドアが施錠されたとき、だいたい85名くらいの人々は車座になって集まった。その一団は、終末を丸まるそこで過ごすとして、食料、ブランケット、枕、ボードゲームを持ち込んだ。

フロリダ法執行局の広報担当者は、抗議者らは残ることができると言う。

http://abcnews.go.com/US/wireStory/fla-protesters-upset-verdict-staying-put-19718886
*3月23日、オバマ大統領が黒人少年射殺事件について思いを述べた。
「もし私に息子がいたら、トレイヴォンに似ているだろう。」
*7月19日、オバマがショーアップ
そばを歩き回るときクルマのドアはロックされて、店舗ではあとをつけられたと、オバマは言った。
オバマ:トレイヴォン・マーティンは35年前の私だったかもしれない。
オバマ:トレイヴォン・マーティンのご家族に配慮と祈りを送ります。

オバマが、黒人であることをここまで明瞭にばらすとは、驚き!

フロリダ州は、「Stand Your Ground」法を一番に通した州、2005年これに署名したのがフロリダ州知事だったブッシュ元大統領の弟、ジェブ・ブッシュだ。タイムズ紙によると、これを推進したのがNRA(絶大な力を誇示するロビー団体、全米ライフル協会)、フロリダはほんの手始めの実験の場、先にある彼らのゴールは、これを連邦化することなんだと。


2013/07/20

ガールズ・ライク・アス



「ラフディスコ」と「+B=C」2曲試聴できます↓
http://www.discogs.com/Math%C3%A9matiques-Modernes-Disco-Rough/master/23678

ガールズ・ライク・アス GLUmagazine(GLU #6 FALL 2007)より

◇エドヴィジュ・ベルモア

エドヴィジュは、とりわけ、とてもグラマラスなレズビアンでカルトの象徴であるのを除いては、元女優、元モデル、元歌手、元ジャンキー、熱心なヒンズー教ファン、フラワーアレンジャー、並外れた装飾スタイリストと、たくさんの職業にうんざりしている。70年代後半、フランスから追放されて以来、彼女はニューヨーカーだ。私は、Smirnoff Vodkaのイベントの装飾品を作るためアムステルダムにいた彼女に話を聞いた。イベントが開催されるホテルオークラのカクテルラウンジに私たちは客として同席した。シャンペンをちびちび飲みながら、彼女は最高にすばらしい伝説的な身の上ばなしを私に語ってくれた。そして短い引用ごとに、正装する女の子や飾らない女の子について語った… まさに半世紀のはなやかなりし時代!

私はちょうど50歳になったところでまったく厄介。もうそんなにお酒を飲みたくない、だって生まれてからこのかたずっとお酒を飲んできているし、ドラッグをやってきたから。70年代にはさんざん打ちのめされてオーケーだった。ヘロインをやって歌うニコを見た。ステージで眠り込んだり陶酔したり。マリアンヌ・フェイスフルがステージをめちゃくちゃにするのを見た。私はステージをめちゃくちゃにされた。時には話すことすらできなかった。そしていまは、ひどいし見苦しいと思う。パンクロックバンドのシド・ヴィシャスならオーケー、でも、ニコやマリアンヌはもっと世慣れていたと思う。若いとき、ちょっとばかりとんがっているのはオーケー、でもある特定の時… そうね、もっとましになりたい、それが私のゴール。

(中略)

もっと教えて!

私は19歳くらいで、パティ・ハンセンに出会った。彼女はそれはもうすごいスーパーモデルで私はシャイな新進気鋭のパンクロッカーだった。私たちは恋に落ちて、私の人生でとても重大な6カ月だった。彼女が私のガールフレンドか何かだったと言うつもりはないが、その短い期間の関係は、避けられない成り行きに私の目を開かせてくれたせいできわめて重要だった。彼女は、25年あまりの間、運よくキース・リチャーズと結婚してて、二人の娘がいる。ねえ、ルル・デ・ラ・ファレーズは、私の全人生で最もほれていた人たちのひとりよね。でも、彼女はレズビアンではなかったと説明しなくちゃならない、その時の私にはわからなかった。彼女は、その才能とハートと人々と一緒にいられる能力で、完全に私を舞い上がらせた大した人。ねえ、私は彼女のようになりたかったの。今でも、彼女のことを考えると私は「大変!なんてすてきな人なの!」と言っている。

そして、あなたの友人Maripolはどうしたの?

ああ、Maripol!彼女は私の妹!80年代にはポラロイドで人々を撮ってたものだった、今もこういったデザインの作品を本にしている。彼女はいわばアートのキューレーターで、この驚くべきアニエスべーとの80年代の回顧展を、パリ、東京、ニューヨーク、ロサンジェルス、香港でやったばかり。彼女はまた、まあ一種のカルト映画になった「ダウンタウン81」という80年代の映画をプロデュースしている。

彼女はフィオルッチのデザイナーでしたよね?

実はフィオルッチのデザイナーというのではなかった、ニューヨークのストリートで彼女が見つけるとジュエリーになっちゃうゴミから彼女自身のちっちゃなアクセサリーコレクションをデザインした。

彼女はマドンナの外観(装い)の原因だった…かどうか?

ええ、彼女はマドンナの「ライク・ア・ヴァージン」の装いをデザインした。ねえ、彼女はとてもクールでしょ。彼女は私の世代で、18歳ぐらいの美しい息子がいて、マドンナが名付け親なの、私はもうひとりの名付け親。彼女は私にとって妹のようなもの、思うに常に私の人生の中にいる大した人なのよ。

マドンナを知っているんですか?

ええ、私たちは同じニューヨークのシーンにいたから、私は初期の頃にマドンナを知ったの。

マドンナとつきあっていたことがあるんですか?

私たちはつきあっていた。まさかと思うでしょうが本当に、まあ一種のおとぎ話のようなありえない関係ね…

本当に?

私たちは1983年くらいにニューヨークで出会った。私はある日本人の友だちが所有するヴィンテージものの小さな店を取り仕切っていて、その店に彼女が来たの。私はビリー・ホリデーのカセットを流していて、それはまるで「一瞬」だった。バックでビリー・ホリデーが歌っている、まだその歌を憶えてる、そうすると、「ハロー、この靴はいくら?」って声がしたの。頭はとちるし、ハートは床に落ちる。私はパニックになった。まさに、まったくばかみたいに私は恋に落ちた。彼女のほうも、どちらかというと、このまったくロマンチックな19世紀の状態で恋に落ちたと思う。私は「あの人はいったい誰?あの人をどうしたら私の人生の中にゲットできる?」と言っている。

その後どうなったんですか?

彼女はダンステリアで彼女のバンド「プライド」と一緒にコンサートをやるんでニューヨークにいたの。ダンステリアで私はバーテンダーをして働いていた。私の良き友人、ロンダがそこのマネージャーで、たまたまSadeの親友のひとりでもあったの。店に入ってきた後、Sadeは通りの向かいのコーヒーショップに彼女のバンドとロンダに会いに戻っていった。そうして15分後に店にみんなを連れて戻ってきた。彼女は「ハーイ、戻るって言ったでしょ」と言って。私はそれは興奮した。それから私の友人ロンダが、「こちらはダンステリアで働くエドヴィジュよ」と教えた。そしてその瞬間から、私たちは毎日親しく過ごした…

つまり、人が人を導く?

ええ、そして私たちはとてもロマンチックなつきあいをした。このような成り行きは私には話しにくい。ねえ、ゴシップにさせるわけにはいかないじゃない、それが現実。そして光陰矢のごとしで、いまは違う人生。でもね、私たちにはサイコーにスウィートな刺青があった。

あの歌はあなたのために書いたのですか?

ノーコメント。でもね、女の子とつきあうのは、常にレズビアン行為というわけではないのよ。彼女はボーイフレンドとも恋に落ちていた。私も彼が大好きだった。

(中略)

パティ・ハンセンについてもう少し教えてください...

当時、パティはすごいスーパーモデルだった。ヘルムート・ニュートンが撮影した彼女がヴォーグの表紙を飾った。彼女と私の出会い、ヘルムートと私の出会い... 私たちはお互いに恋に落ちたばかりで、すぐに関係があった。パティと私は、性衝動をどんどん試していて恋人同士になった。またヘルムートとの長年にわたるつきあいは、写真撮影を通じて繁盛した。80年代後半に私がまだヘルムートと一緒に写真を撮っていたってこと。私のヘルムート・ニュートンとの最初の写真は1976年で私は19歳だった。ルル・デ・ラ・ファレーズとイヴ・サンローランとのつながりも同じだった。パティとルルは、まったく隠し立てしないストレート(ゲイでなくまとも)の女性だった… 二人はストレートというのではなかった。ゲイ・レズビアン意識ではなくて、むしろびっくりするような誰かや、あなたの旅を一緒に共有したい誰かを発見する人間の感覚。私はかつて、パリのクラブのバスルームでグレース・ジョーンズと6回セックスしたけど、それはまったく肉欲にとらわれ、ワイルドだった。それはすごくて、何年ものあいだずっと私たちはうまく友人のままでいた、あの時代のなつかしい思い出と共に、ハハ。

アンディ・ウォーホルと知り合うのはどんなでしたか?

それはすてきな昔話。彼はこのギャラリーで展覧会を行うため76年か77年にパリにいた。だから、ピエール・エ・ジルや私たちのシーンのちょっとしたアーティスト・ミュージシャンの誰もがオープニングに行った、もちろん理由はタダのワインや食べ物… そして私はルーツを見せるため、ブリーチしたブロンドのクルーカット、大きな赤い唇の大きな丸顔という外観!私は実際に若くてさほどめちゃくちゃでないイーディ・セジウィックのようだった。私は自分の写真を撮りにプリクラに行くとその写真に「アンディへ、愛を込めて Edwige」とサインした。アートのオープニングで彼は、Tシャツ、紙、写真、吸い殻、背中、腕、手や額にサインするためテーブルに座っていた... 私の番になると、彼は私を見て、突然、目を大きく開くと「ハーイ、元気?あなたの名前は?」と言った。それで「私の名前はEdwige」と言った。そして「これをあなたにあげたいんです」と言って私の写真を手渡した。サインは欲しくなかった。すると、彼は「そう、ありがとう」と言った。そして私は立ち去った。その後、私たちは雑誌「ファサード」の表紙の写真をやって、その写真の彼は私の写真のボタンを身につけていた。

それはとても面白いですね。 つまり彼はあなたの写真でボタンを作った?

あの写真で誰かがボタンを作った、彼かどうかはわからない。彼はしょっちゅうそれを付けようとしていた…

(中略)

あなたの音楽キャリアはどうなりましたか? パリのあなたのノーウェーブ・ポストパンクバンド、Mathématiques Modernesについては知っています。

ええ、でも、ニューヨークに移ったとき、少なくとも私には世界最高のミュージシャンであるロバート・アーロンに出会った。彼はデイヴィッド・ボウイやポール・サイモンのツアーミュージシャンで、ステージで主にサックスとフルートを演奏した。彼はまた自分のバンドも持っていた。ある日、彼はピアノで「Smoke Gets in Your Eyes」を演奏しだして、私が一緒に歌い始めた。彼が私の声を賛美してくれて、私たちは一緒にやることになってしまい、私はキャバレーの歌手になった。私たちはニューヨークのクラブからクラブへと進んだ。私は「ビートカクテルラウンジ」というクラブまで始めたので、私たちはそこでたくさん演奏した。

たった今、どんな音楽を聞いていますか?

お気に入りのブラジルの古典、ニーナ・シモンと、幾つか古いお気に入りに加えて、私があこがれるコルダー(Colder)というフランスのバンド、神に感謝するわ、私にはすばらしいDJの友人たちがいて、古いのはもちろん新しいのを送ってくれる。ほとんど誰が誰だかまったくわからないで聴いているけど、ほんとに大好きなヨーロッパのラウンジミュージックがたくさんある。私はすっごくエイミー・ワインハウスにあこがれるの。彼女は顔に平手打ちみたいなもので、パンクなビリー・ホリデー、本当にクール。Atour de Lucieのような本当に大好きなバラード風フレンチバンドもたくさんある。CSSというブラジルのバンドも。あらゆる異なるジャンルから新しい同胞を経験するのが私は好き。私の人生はいつだってそんなふう。テクノだけは一度も気持ちがぴったりあったことがない。私には冷たすぎて速すぎる。私は音楽をまあいわばドラッグと比較する。スピードよりも、ふさぎこんで、強度で張り詰めたヤクのほうが好き。うんざり感じるのが好き。そしてそれはいつでも苦痛を与えない。この種の音楽もまた、あなたを、花、ガーデン、なんであれ、アレンジするここちよい軽い気分にさせる。

それで今のあなたの野望はなんですか?フラワーデコレーターで忙しいってことですね。それを続けるつもりですか?それともなにか他にしたい?

当座は、ガールフレンドと一緒に仕事をしていて、指定の衣装係として彼女を手伝っている。彼女は、TV番組、コマーシャル、ミュージックビデオのセットをデザインする驚くべきプロダクションデザイナー。でも私の人生は本当にすべて尽くされて消耗してきてるでしょ。どの瞬間も好きだったけど、今は本当に疲れている。ただの主婦でありたい。確かにそうよ、私のガールフレンドは私より10歳若くてキャリアは急成長している。私はただ家にいてビジネスをオーガナイズすることもできた。私は書くことが大好き。実際、私の伝記を喜んで書くわ。

あなたにはビアンカ・ジャガーとセックスするといった、とっておきのスタジオ54の逸話があると、Bettina Köster が私に話しましたよ?

彼女とはセックスしていません、キスしただけ。でも当時はたくさんの人とセックスした。私は、無差別にやたらと関係した。

あなたの人生は本当に本かもしれませんね…

そうなの。 そして、私が持ち出していないもっと多くのことがある…

http://www.glumagazine.com/v1/edwige_belmore

下の写真はインタビュー当時(2007年)のものだから、50歳になったエドヴィジュか
2011年カンヌ国際映画祭で監督と共にインタヴューを受けているYouTubeの映像があり、そこのエドヴィジュもこんな感じ



2013/07/19

NYDNのフロントページ

コンビニから出てきた黒人の男の子(丸腰だったことが判明)を「こいつなんか怪しい」と勝手に勘ぐって後をつけた結果、射殺してしまう自警団の男性に陪審員が無罪評決を出したことで全米が大騒ぎになっている
またか?! 相手が黒人だと正当防衛が罷り通ってしまう

昨日たまたまWOWOWプライムで「ハリーズ・ロー裏通り法律事務所」を見た… 主人公の女性弁護士が、大学を続けるでも麻薬中毒の治療でも、チャンスのない黒人青年に、小さな罪でも3度犯せば重い実刑を食らう制度は、彼の病気を治すこともできず、彼を社会に役立つ人間にすることもできないと言って、陪審に「司法制度のシステムのなかに正義はありません。正義はあなた方のたったひとりの勇気にあります。たったひとりでいいんです。どうか勇気を示してください。」と最終弁論をぶつシーンがあって、思わず泣いた。結果は、陪審員のただのひとりも正義を示さず、有罪評決がでるのだが、裁判官が弁護士の真意をくんで、裁量で彼を刑務所には送らずに、リハビリ治療を受けるチャンスを与える… 現実にはあり得ないか

◇罰せられないトレイボン・マーティン射殺は、司法権の及ばない100人以上の丸腰の黒人殺しの中に混じる

最近の調査によると、トレイボン・マーティン射殺と殺害者の無罪放免はなにひとつ珍しくない。「ゲットー・ストーム作戦」(調査報告書)の中で、2012年には少なくとも136人の武器を持たないアフリカ系アメリカ人が、警官、警備員、みずから任じた自警団によって殺害されたのをマルコムX草の根運動 (MXGM) が提供する。全体的にみて、28時間ごとにひとりの黒人が司法権の及ばない発砲で殺されている。

Let Your Motto Be Resistance: A Handbook on Organizing New Afrikan and Oppressed Communities(「反抗をモットーとせよ:新しいアフリカ系米国人と抑圧されたコミュニティのためのハンドブック」)の著者、カリ・アクノは、「これは黒人を犯罪者と見る固定観念の表れ」だと言う。「私たちはそれに国中くまなく組織的に遭遇します。私たちはその核心を捕らえなければならないし、もっと奥の深い対話をしなければなりません。思うに、トレイボン・マーティン判決に応じて起こっている大規模な抗議運動はその対話を持つ開幕の口火です。」

http://www.democracynow.org/2013/7/17/trayvon_martins_unpunished_shooting_death_among

◇ニューヨークデイリーニュースの効果的なトレイボン・マーティンのフロントページ
ハフィントンポスト紙 15 July 2013

月曜、ニューヨークデイリーニュース紙がジョージ・ジマーマン裁判について効果的な一面を載せた。

ジマーマンは土曜日、トレイボン・マーティン殺害で無罪を受けた。フロリダの陪審による決定は、全米に抗議のうねりを爆発させる。

デイリーニュースは、武器を持たない黒人のティーンエイジャー、マーティンを、エメット・ティルのような公民権運動の殉教者や、ジェームズ・バードJrのような憎悪犯罪の黒人犠牲者にあからさまに結びつけた。

http://www.huffingtonpost.com/2013/07/15/ny-daily-news-trayvon-martin_n_3597797.html?utm_hp_ref=tw

2013/07/18

入植地企業に激震

◇イスラエル入植地にEUが断固とした姿勢で臨む
"激震"の指令は、入植地免責条項が入らなければ、イスラエルとの協定に署名するのをEU諸国に禁じることになる
ガーディアン紙 16 July 2013

欧州連合は、今後のEUとイスラエル間のすべての協定はヨルダン川西岸地区と東エルサレムのユダヤ人隔離区域をはっきりと除外しなければならないと迫る指示の中で、イスラエルの入植地企業に厳しいダメージを食らわす。

イスラエル当局者によって"地震"と形容される措置は、"外部からの指図"をめぐってイスラエル首相からすさまじい批判を喚起した。

しかし、パレスチナ人とその支持者からは入植地に対する政治的な経済制裁として迎えられた。

EUのガイドラインは、入植地免責条項を含めないかぎり、交付金も財政援助も特権も奨学金もその交付を禁止するものだ。1967年にイスラエルに占領され、後で併合されるゴラン高原を含めて、1967年以前のグリーンライン(敵対する2つの地域の境界線)の先に位置しているイスラエルの公共機関と組織は、自動的に法的に不適格となる。

http://www.guardian.co.uk/world/2013/jul/16/eu-israel-settlement-exclusion-clause?CMP=twt_gu

◇EUが入植地のプロジェクトに財政的支援をするのを禁止、イスラエルの怒りを誘発

イスラエルの入植地でのプロジェクトに財政的支援をするのを禁じるとの欧州連合の決定は、その地域からさまざまな反応を受ける。パレスチナ人がその決定を歓迎する一方、イスラエルが怒りで反応した。

先月末、欧州委員会で採択され、今週発表されるものと思う、EUの新ガイドラインは、ヨルダン川西岸、東エルサレム、ゴラン高原を含む、1967年戦争でイスラエルが攻め落とした領域に適用されることになる。

対イスラエルEU代表団で政治問題を率いるSandra de Waeleは火曜、「継続する入植地拡大のせいで欲求不満」の結果としてガイドラインは策定されたとイスラエルラジオに語った。

現在、EUは、イスラエルの組織と民間企業に対して数百万ユーロの助成金を提供する。だが将来的には、EUに資金調達を求めるどのイスラエルの組織も個人も、厳密に1967年以前の国境内で事業活動をすると誓約する条項に署名する必要がある。

挑戦的イスラエル

イスラエルのネタニヤフ首相は、新たな資金調達のガイドラインをののしって、彼の国の外交問題にちょっかいを出そうとしているEU28カ国を事実上非難した。

「我々の国境についてどんな対外的な指図も認めてはならない」と首相は火曜日、内閣の緊急会議で語った。彼は、「両者間の直接交渉のみにより決定される問題だ」と加えて、巧みに時間稼ぎをするイスラエル・パレスチナ和平会談を持ち出す。

満足げなパレスチナ人

イスラエルがすべての入植活動を凍結するまでテーブルに戻らないと言うパレスチナ側はこのニュースを歓迎した。

「これは新しい時代の始まりです」とパレスチナの上級公職にあるHanan Ashrawiは述べている。「イスラエルは注意深く耳を傾けるべきで、この占領はどのような類の説明責任もなしには続けられないことを理解するべきだ。」

しかしながら、実際問題として新ガイドラインにあるかもしれない影響力がどれくらいかは、直ちに明瞭ではなかった。

EUの外交政策コーディネーター、キャサリン・アシュトンはロイター通信に、ガイドラインはEUがすでに用いてきているシステムを単に明確にしたものだと語った。

http://www.dw.de/eu-bans-funding-for-projects-in-settlements-sparking-israeli-anger/a-16957098
写真は8月3日号のローリングストーン誌の表紙
ボストン爆破事件のジョハール・ツァルナエフ容疑者とあって、アメリカで騒ぎを起こしているらしい
でも、ロックなマガジンは、1970年6月にチャールズ・マンソンを表紙にしている...
ともかく、特集記事で語られる、保釈を認められず連邦刑務所に収監されているジョハールはこの前の罪状認否で無罪を主張した

2013/07/13

改訂版メディアガイドライン

◇リーク調査の中で、司法省がメディアガイドラインを見直す
ハフィントンポスト紙 12July 2013

12日金曜に発行した新しいメディアガイドラインのもと、司法省は、報道のデータに接近するため捜査令状を求めるにつき、ジャーナリストを犯罪の共謀者だと決めつけることから制限されることになる。

「司法省は、しっかりと私たちの国の安全保障を確保すると同時に、報道の自由を保護しながら、アメリカ国民の保護を付託される」と、声明の中でエリック・ホルダー司法長官は言っている。「この見直されたガイドラインは、許可されていない暴露にぶつかって取り調べを遂行するとき、適切なバランスがとられるのを確実にするのに役立ちます。」

もうただちに実施されるものと思われる最新版ガイドラインは、バラク・オバマ大統領の指示でホルダーによって着手された再審理の結果である。

2009年にフォックスニュースの記者、ジェームズ・ローゼンのEメールを密かに入手したせいで司法省は非難を受けた。検察は彼らがローゼンを取り調べていたとほのめかして、彼に無断でEメールを手に入れることを連邦当局に認めた。事件においてホルダーはローゼンを共謀者として扱うのを承認したが、あとで、その措置に遺憾の意を表明した。

イエメンでの裏をかかれたCIAのテロリスト陰謀事件を説明する2012年の新聞記事の結果として起こる調査の間に、編集者や記者によって使用された20回線の電話記録を司法省が手に入れていたのを、5月にAP通信が明らかにした。その措置はジェームズ・コール司法副長官によって承認された。

捜査官らは、電話記録を手に入れる前にそれらの要請をAP通信に正式に通知しなかった、政府と報道機関の外交儀礼の関係を絶つ。AP通信の最高経営責任者(CEO)ゲイリー・プルイットは、そのおおざっぱな差押えを「憲法違反」と呼んだ。

新しい方針のもと、「やむにやまれぬ理由で予告や交渉が調査の整合性にはっきりとした実体のある脅威を与えるとか、国家安全保障への重大な危害のリスクがある、または死や深刻な身体被害の切迫したリスクをもたらす」と検事総長が判断した場合を除いて、報道機関は捜査官が取材データに接近するときは事前に通告を言い渡されることになる。

AP通信やフォックスニュースのジャーナリストに対して采配をふるう司法省の戦術は、メディアや言論の自由擁護のメンバー、その措置をどうしてもジャーナリズムを犯罪行為とすることだとみなす一部の人から非難を受けた。暴露、そして結果として続く報道は、ジャーナリストへのリークを現・元政府当局が訴追するなか、オバマ政権の攻撃的で前例のないエスピオナージ法の使用にいっそう光を注いだ。

5月のメディアの嵐の中の演説で、オバマ大統領は、「政府に説明義務のあるリーク調査が調査ジャーナリズム(事実の調査報道)の熱意をくじくかもしれない可能性に悩まされた」と述べて、報道機関を取り入れることや7月12日にガイドラインの見直しを呈示する計画をホルダーに代わって発表した。

オフレコで会議を開催したいとする司法省の要請のせいで、AP、ニューヨークタイムズ、ハフィントンポスト、CNN、フォックスニュースを含む幾つかの報道機関が招待を辞退するなど、ホルダー・メディア会議には彼ら自身の論争がなかったわけではない。ワシントンポスト、ポリティコ、ABCニュースを含める数社の販路が基本原則を受け入れた、それは後に、明らかになったことを関係者が広く議論することを見込んで緩められた。

http://www.huffingtonpost.com/2013/07/12/justice-department-media-guidelines_n_3587819.html

2013/07/12

盗まれた美しさ "Ahava"

11 July 2013
親愛なるヴァーモス、

ブレイク・ノードストロームへの手紙に署名することで私たちの運動に参加して、アハバ(Ahava)化粧品を売るのをやめて社会的に責任のある有望なビジネスに恥じない行動をするよう彼を激励しましょう!

2010年から、「盗まれた美しさ(Stolen Beauty)ボイコットキャンペーン」の支援者たちはアハバ死海研究所の製品を仕入れる彼の会社をめぐってノードストローム株式会社の社長、ブレイク・ノードストロームと文通してきました。(やりとりした手紙はここに→ http://www.codepink.org/article.php?id=5389)

アハバ化粧品は、略奪されたパレスチナの資源を使って(国際法で)違法なヨルダン川西岸の入植地の工場で作られます。占領されたパレスチナ領土で作られているにもかかわらず、商品には「イスラエル製」のラベルがくっつきます。ノードストロームのような社会的に責任のあるビジネスが不正確にラベル付けされる違法な入植地の商品を売ってよいとは思いません。アハバとはヘブライ語で愛を意味しますが、占領の中に愛などありません。

アハバ死海研究所のような占領の不当利益者に国際法違反に対して説明する責任があることを守らせることで、ただひとつ、世界中の消費者がイスラエルの占領を終わらせる手助けができるのです。違法な入植地の商品を売ることで、倫理もなければ社会的に信頼できることもなにもないと、ブレイク・ノードストロームに伝えてください。

ノードストローム株式会社の社長に、彼の家族の小売りチェーン店でアハバ化粧品を売るのをやめてくださいと求める私たちの手紙にどうか署名してください。

あなたの支援と、占領から利益を差し引くことの手助けに、感謝します。

よろしく、
Nancy K、Dooler、盗まれた美しさ(Stolen Beauty)チーム
http://codepink.salsalabs.com/o/424/p/dia/action/public/?action_KEY=2727

2013/07/11

日本の希釈政策


◇ブラッドリー・マニングの弁護証言で元グアンタナモの検察官が漏洩はアメリカになにひとつ被害を生じさせなかったと述べる

(引用元:デモクラシーナウ!10 July 2013)
http://www.democracynow.org/2013/7/10/testifying_for_bradley_mannings_defense_ex


国連のある委員会の席で、アフリカの委員のひとりが「日本は自白に頼りすぎではないのか。中世のなごり」と指摘。これにむかつく日本の人権人道大使が「日本は世界一の"人権先進国(の一つ"と訂正)」と言い返して、会場からおもわず苦笑が漏れる。すると、冷静な一国の代表であるはずの上田人権人道大使は、こともあろうに国連拷問等禁止条約委員会の場で、うんと格下のこどもを叱りつけるような、「何がおかしい?!笑うな!」「黙れ!黙れ!」と暴言を吐いた。

これは、まさに"的を得た"指摘に、高慢ちきに反応したこの人、この人物というより、こんな人を人権人道大使に任命する国に対して、おもわず漏れた苦笑だというおはなし。

日本はこの20年、人権ではなにも変わっていない。2009年に国連から人権状況で是正を求められる122件の勧告を受けていたが、ヒューマンライツナウの調査で、そのほとんどが改善されてないと報告される。

福島第1原発事故後の日本の対応では、世界の反応は苦笑どころではないはず。
参議院選まもないこの時期、ひとりの人間として恥ずかしくないか自分に聴くために、忘れていたニュースや記事をほじくり返して考えてみることにする。

がれきも、野菜も、海のものも、放射能汚染されたものを汚染されてないものに混ぜて「危険ではありません」とするのは、放射線防護の国際合意で禁じられている。
日本はこの"希釈禁止合意"に違反していると、ドイツ放射線防護協会が一昨年12月に政府の"希釈政策"を早急に撤回するように警告していた。

FOE Japanのプレスリリースより 07 December 2011

◇放射線防護の基本規則は、福島原発事故後も無視されてはならない 

放射線防護の国際的合意として、特殊措置をとることを避けるために、汚染された食品や廃棄物を、汚染されていないものと混ぜて「危険でない」とすることは禁止されている。

日本政府は現在、食品について、および地震・原発事故・津波被災地からのがれき処理について、この希釈禁止合意に違反している。ドイツ放射線防護協会はこの「希釈政策」を至急撤回するよう勧告する。撤回されない場合、すべての日本の市民が、知らぬ間に東京電力福島第一原子力発電所事故の「二次汚染」にさらされることになるだろう。空間的に隔離し、安全を確保し、管理された廃棄物集積所でなければ、防護策は困難である。 
「汚染を希釈された」食品についても同様である。現在の汚染がれきおよび食品への対応では、日本市民に健康被害が広がってしまうだろう。 

日本ですでに始まっている汚染がれきの各県への配分、焼却、および焼却灰の海岸埋め立て等への利用は、放射線防護の観点から言えば重大な過ちである。焼却場の煙突から、あるいは海洋投棄される汚染焼却灰から、がれき中の放射性物質は必然的に環境に放出される。ドイツ放射線防護協会は、この計画の至急撤回を勧告する。 

(中略) 

日本の現行の食品中放射性物質暫定基準値は、商業と農業を損失から守るためのものであり、人々を被曝から防護するためのものではない。ドイツ放射線防御協会は、この基準値が、日本政府ががん死亡者数、がん発症者数の甚大な増加、およびその他のあらゆる健康障害の著しい蔓延を許容する姿勢であることを意味するとして、厳しく指摘する。

このようなやり方で自国民の健康を踏みにじることは、いかなる政府にも許されない。当協会は、原子力エネルギー利用のもたらす利益と引き換えに、果たして日本社会がどれだけの死者と病人を受容できる準備があるのかについて、全国民参加による公開の議論が絶対不可欠であると考える。このような議論が必要なのは日本だけではない、これまで原子力ビジネスと政治的思惑によって阻まれてきた世界のすべての国々において必要なのである。 

ドイツ放射線防護協会は日本の皆さんに強く訴える:
できるだけ専門知識を身につけるよう努めてください。そして、食品における基準値の大幅な低減と厳密な食品検査を要求するのです。すでに各地に開設されている市民測定所を支援してください。
 
ドイツ放射線防護協会は日本の専門家の皆さんに訴える:
日本の市民のサイドに立ち、放射能とはどんなものか、どのような障害をもたらしうるものであるかを市民に説明してください。

ドイツ放射線防護協会
会長 セバスティアン・プフルークバイル(博士)

全文はここに▼
http://www.foejapan.org/energy/news/pdf/111127_j.pdf 

△ドイツ放射線防護協会は、1990年に設立された放射線防護を目的とする専門家団体。ドイツ連邦政府下の放射線防護規制当局であるドイツ放射線防護局とは全く別。国際的な核利益共同体の影響からは全く独立し、一般市民の立場からの放射線防護に関する一種のシンクタンク。さまざまな調査研究報告や提言を随時発信している。会長はセバスチャン・プフルークバイル。副会長のインゲ・シュミット・フォイエルハーケは欧州放射線リスク委員会(ECRR-European Committee on Radiation Risk)の運営機関であるアジェンダ委員会の委員長でもある。
http://www.gfstrahlenschutz.de/en/index.html

2013/07/09

ヤンキー帝国主義

ワシントンにはスノーデンのことをオサマ・ビンラディンに匹敵する"アメリカの敵"と見ている連中がいるんだと!なんたるでたらめ!
なんだってオバマはここまで強権にならなきゃいけない?
オリバー・ストーンが言っていた通り、監視プログラムの大幅アップグレードより、スノーデンを追いつめることへのオバマの熱き関与のほうがよほど不名誉

◇スノーデン武勇談で南米左派指導者らがボリビアのために大会
ロイター通信 05 July 2013

アメリカのスパイ機関の請負業者で亡命のエドワード・スノーデンが搭乗したことを疑って、今週、ボリビアのモラレス大統領機が迂回させられた結果として、木曜、南米で最も歯に衣着せぬ左派指導者が、ヨーロッパの4カ国から説明と公開の謝罪を要求した。

モラレスがコカの葉農民のリーダーとして政治キャリアをスタートさせたボリビアのコチャバンバでのサミットで、5人の指導者が彼の「事実上の誘拐」と舞台裏でそれを駆り立てたと彼らが考えるアメリカの圧力を非難することで彼に加わった。

アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、スリナム、ベネズエラの指導者が加わるサミットの終わりに、フランス、ポルトガル、イタリー、スペインから答弁を求める声明を出した。

「ヨーロッパはゲームの一切のルールを破りました」と、コチャバンバ空港到着後すぐにベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は言っている。「私たちをあてにできるとモラレス大統領に伝えるため、私たちはここにいます。ボリビアに戦いを仕掛ける人はだれでもベネズエラに戦いを仕掛けます。」

事件の背後にアメリカ合衆国のスパイ機関CIAがいたと、匿名のヨーロッパ政府の大臣がベネズエラにもらしたとマドゥロは言っている。

「もう植民地ではありません」とウルグアイのホセ・ムジカ大統領は言っている。「私たちは重んじられて当然、私たちの政府のひとつが侮辱されるとき、私たちはラテンアメリカの隅から隅までくまなく侮辱を感じます。」

地域の団結が北米帝国主義を打ち破るのに必要とされ、ラパスのアメリカ大使館を閉鎖する可能性を高めたとモラレスは言っている。

「たとえ大使館閉鎖になったとしても、私の手は震えない」と彼は言った。「アメリカ合衆国がなければ、私たちは政治的にそして民主主義的にしあわせである。」

ロシアはスノーデンの空港滞在にイライラがつのってきており、当局は立ち去るよう彼を説得している。

ロシアから帰国の途にあったモラレス大統領の専用機が飛行空域に入るのをフランスとポルトガル(後にイタリーとスペインがこれに加わる)が禁じたとき、専用機はウィーンに着陸を強いられた。オーストリア当局はそこで航空機を点検したと言ったが、ボリビアの国防相はこれを否定した。

地域の分裂

人目を引くコチャバンバの集まりに欠席した、地域のヘビー級、ブラジルのジルマ・ルセフは、国際問題顧問の副外相を送った。

アメリカと友好関係にあるチリ、ペルー、コロンビアの大統領と外相も離れていた。声明書の中でコロンビアの外相は、ボリビアとヨーロッパ政府が外交的解決を見いだすことが必要であると求めた。

ボリビアとベネズエラはまた、ワシントンからスノーデンの仮逮捕要請を受け取ったことにいらついてもいた。処置は「違法で根拠がない」とボリビアは非難した。

アメリカ国務省スポークスマン(Jen Psaki)は、「私たちは、彼がおそらく、着陸するかもしれない、通過するかもしれない、どこの国からもスノーデン氏を本国に送還するよう広く求めた」と言っている。

http://www.reuters.com/article/2013/07/05/us-usa-security-latinamerica-idUSBRE9630NV20130705?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter&dlvrit=992637

◇たどり着くことができさえすれば、NSA漏洩者エドワード・スノーデンには他に行く場所があった。

ボリビアのモラレス大統領はスノーデンは彼の国で歓迎されると言う。土曜日、モスクワのサミットからの帰国便を一時的に妨害したと非難するヨーロッパ諸国とアメリカへの抗議として申し出ていると彼は言った。

モラレスは、亡命受け入れを申し出ているベネズエラのマドゥロ大統領とニカラグアのダニエル・オルテガの後に続く。彼は以前にスノーデンの聖域を考慮するのをいとわないと言った、こちらもボリビア左派ラテンアメリカ同盟国のエクアドルが同じ立場をとっていた。

(引用元:AP 6 July 2013)
http://abcnews.go.com/International/wireStory/bolivia-joins-allies-offer-asylum-snowden-19595114#.Udi5flO9aUc

◇ラテンアメリカはモラレス大統領機の迂回を強引な支配、ヤンキー帝国主義とみなす

逃げる漏洩者エドワード・スノーデンを捕まえたい過度のやる気からオバマ政権はラテンアメリカ史に知れわたる処置を講じてきている。

火曜日、まだ不確かなひと続きの出来事で、ボリビアのモラレス大統領を乗せた航空機が飛行経路から迂回させられて強制的にオーストリアに着陸させられた。ボリビアがスノーデンに聖域を与えるかもしれないと示唆していたなか、モラレスはモスクワ訪問からの帰途についた。

ほぼ間違いなくワシントンにいる、誰かが、大統領機に飛行空域の利用を拒むように、フランス、イタリー、ポルトガルに手配した。大統領機は燃料補給のためにオーストリアに着陸を余儀なくされ、スノーデンが搭乗してないとオーストリアの警備当局が確定したあとやっと先に進むことを許された。

そのようなふるまいは、どこの大統領に向けられていても怒りをかき立てたであろうが、ラテンアメリカでは特別な反響がある。アメリカ合衆国との争いは、ラテンアメリカ史の圧倒的事実のひとつだ。モラレスは、ワシントンの軌道から出ると約束することで選挙に勝利した地域の指導者のひとりだ。
その指導者のかなりがモラレスの航空機を着陸させることに腹を立てて反発した。エクアドルのラファエル・コレア大統領は、「オールアメリカに対する侮辱」と呼んだ。アルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス・デ・カークナー大統領は、「私たちが完ぺき打ち勝ったと思った植民地主義」のなごりと非難した。

アメリカ合衆国がこの行為を支持していたのが明らかになろうとなかろうと、まだ責任を認めていない、いずれにしろこの事件はオバマ政権を通じてUS・ラテンアメリカ関係の決定的エピソードとして歴史に残ることになる。これはアメリカがいまだにラテンアメリカ諸国を決して完全に主権国でないと見ていることを示す。これ以上にあの国の人々を怒らせるものはない。それは彼らが"Plattismo(プラット状態)"と呼ぶものだ。

それは、キューバを独立国と認めるが、ワシントンからの許可なしにはなにひとつ協定を結ばないし対外債務も受けないことを義務づけた1901年の「プラット改正案」を指すもので、またそれはアメリカが意のままにキューバに介入する権利も認めている。

プラット改正案は1934年に廃止されたが、多くのラテンアメリカ人の目には、いまも、彼らの大陸についてワシントンの見方の範囲を限定するように見える。その見方が、今週、計り知れないほど強くなった。

ワシントンでは、モラレスの航空機を強制着陸させることでスノーデンを捕まえようとの試みは、これ以上の賢いギャンブルはないように見えたのかもしれない。ラテンアメリカはさらに一段と深刻にとらえる。彼らにとってそれは一世紀半の内政干渉の記憶を呼び覚ます容赦なく屈辱的な打撃だ。

このエピソードはアメリカ合衆国に批判的なモラレスと他のラテンアメリカの指導者を大いに強化した。彼らの巧みな反ヤンキー弁舌を再び確からしく思わせる。皮肉にも、スノーデンさえ、ラテンアメリカのヒーローにした。彼に聖域を申し出るどんな大統領も大陸に広がる賞賛の波にまんべんなくおおわれる。

しかしながら、それはワシントンからの反発に一方的に不利にならざるをえない。数日前、コレア大統領がスノーデンをエクアドルで受け入れるかもしれないと示唆したあとに、ジョセフ・バイデン副大統領が彼に電話をした。報じられるところでは2人は30分間話をした。以後、コレアのスノーデン受け入れに対する熱意は明白に減退した。それは意外ではない。数千人を解雇することになるやり方で貿易政策を輸入カットに変えることにより、アメリカ合衆国にはラテンアメリカ諸国をもっぱら深刻に傷つける手段がある。

モラレスの航空機に対する行動に続くバイデンの電話は、オバマ政権がスノーデンのリークをいかに深刻に見ているかの明白なシグナルだ。ワシントンの一部は、彼のアメリカ合衆国に対する犯罪を、ほとんどオサマ・ビンラディンに匹敵するサイバーの敵とみなすようだ。

スノーデンをこのレベルに持ち上げることで、アメリカは彼を受け入れる国はどこも苦痛をこうむることになるとはっきりわからせる。しかしながら、それはまたラテンアメリカの指導者に心をそそる好機をも提供する。スノーデンを歓迎するだれでもが、ホセ・マルティが"手癖の悪い爪の鷲"と呼んだ、あえて公然と反抗する尊敬された反乱軍の英雄の仲間にたちまち加わることになる。

どこもワシントンが押しつけそうなきびしい罰を進んで受けるかどうか、まもなく明らかになるかもしれない。

http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2013/jul/05/latin-america-us-morales-imperialism

2013/07/07

ビッグブラザー



軍産複合体… 今は"諜産複合体"、その規模5兆円
諜報を民間にアウトソーシングすることでアメリカはずばぬけた諜報能力を手にするようになった 


6月27日の"Wired News"の記事、「ウィキリークスのボランティアが雇われた密告者だった」を書いた副編集長のケヴィン・ポールセンは、エイドリアン・ラモと共にブラッドリー・マニング陸軍上等兵と接触して最初に記事を書いた記者であり、マニングの逮捕やマニングに不利なチャットログの公開に関与したとされる元ハッカーだ。
著書に「アイスマン : 史上最大のサイバー犯罪はいかに行なわれたか」(祥伝社 2012年2月2日)がある。

記事からは、FBIが、フーバー長官時代に磨いた公民権活動家を追いつめる戦術でアサンジを執拗に追いつめようとしていることがうかがえる

写真は、FBIから金をもらった密告者だとわかる、17歳でアイスランドのウィキリークスのボランティア仲間に加わったシガードル"シギー"ソーダーソンとあこがれのボス、ジュリアン・アサンジ

△記事は、本日メールマガジン"NewsFanzine"で配信
まもなく、右のリンクから読めるようになります

2013/07/06

見せしめに処罰


◇NSA暴露をめぐりオリバー・ストーンがエドワード・スノーデンを擁護

チェコ映画祭で歯に衣着せぬ映画監督は内部告発者を"ヒーロー"と認め、"アメリカ合衆国は繰り返し憲法修正第4条に違反している"と主張

決して論議にうろたえる人ではないオリバー・ストーンが、昨日、進行中のNSA論戦に猛然と取り組み、アメリカ人内部告発者エドワード・スノーデンを擁護して彼をアメリカの大規模監視プログラムをあばいた"ヒーロー"と認める。

「オバマが、このジョージ・ブッシュ流の盗聴技術を改革することより、スノーデンを追いつめることに関係があるのは不名誉」と、チェコ共和国のカルロヴィヴァリ国際映画祭でオスカー受賞監督は聴衆に語った。

スノーデン(30歳)は、アメリカ合衆国の連邦訴追から亡命を求めているモスクワの空港のトランジットゾーンに住んでいる。彼は20カ国に亡命申請をしたと思われる、これまではむなしく(ベネズエラが亡命受け入れを表明)。その間に、彼の暴露は外交危機を引き起こす。ここ数日、ドイツ、フランス両国の指導者がNSAの監視プログラムを"容認できない"と説明してきている。

「我々がすべて知っておくべき秘密をあばいたのだから、私にとってスノーデンはヒーローだよ、アメリカ合衆国は繰り返し憲法修正第4条に違反している」とストーンは言っている。「彼は当然、歓迎されて亡命を提供されるべきだよ。でも、どの国もアメリカ合衆国におどされるから、彼には隠れる場所がない。」

ストーン(66歳)は彼の新しいTVシリーズ、ショータイムの"オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史(邦題)"のエピソードを発表するため映画祭にいた。

映画監督のスノーデンへの口頭の支持はまったくその人らしい。ここ数カ月に、ストーンはまたウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジに味方して自分の役割を投入してきてもいる、ロンドンのエクアドル大使館が活動拠点のアサンジを訪ね、まもなく公開の2本のハリウッド映画のアサンジの描写を批判する。「言論の自由のためにジュリアン・アサンジは大したことをした」とストーンは言ってきている。「そしていま彼はコンセプト乱用によって見せしめに処罰されている。」

guardian.co.uk, Friday 5 July 2013

2013/07/05

本当の愛国者に名誉を

今朝届いたメールより

4 July 2013
親愛なるヴァーモス、

今年の独立記念日、コードピンクは私たちの国の真の愛国者、内部告発者に名誉を与えます。私たちの国の偉大なヒーローは、ジョン・キリアコウ、コリーン・ローリー、ブラッドリー・マニング、エドワード・スノーデンのような人たちです。彼らは、大きな当人だけのリスクを負って、政府の法律違反をあばく人たちです。

来週、内部告発者ブラッドリー・マニングの裁判で弁護側が争うべき問題を提出します。マニングは私たちの名前で海外で何が行われていたかについて真実を明らかにしたために終身刑に向き合っています。マニングは言いました、「ボクは人々に事実を知って欲しかった、なぜなら情報なしには国民として情報に基づく決定ができないからです。」

今年の独立記念日、ブラッドリー・マニングでもCIA拷問の内部告発者ジョン・キリアコウでも、彼らに支援の手紙を送ることで祝いましょう。

「願わくは、正直な反対意見を、信義に欠ける破壊と決して混同せぬことを」とドワイト・D・アイゼンハワー大統領は言っています。でも、オバマ政権はこの二つを混同しています。この内部告発者の目的は、外国の勢力を支援することでも、自分自身を富ませることでもありません。彼らの目的はアメリカをもっと透明にして説明能力のある立派な国にすることです。彼らの犠牲のゆえに、今日、私たちは彼らに名誉を与えましょう。

平和めがけて前進、
Alli, Allie, Amanda, Dooler, Emerson, Emily, Gianna, Hannah, Heidi, Jessika, Jodie, Maggie, Medea, Nancy, Natalie, Noor, Rooj, Sergei, Tighe

◇内部告発者やマスコミを保護する法律や、兵士に戦争犯罪を報告することを要求しているアメリカ軍法があるにもかかわらず、CIA工作員ジョン・キリアコウのような内部告発者、ジュリアン・アサンジのようなメディア、ブラッドリー・マニングのような兵士が、アメリカ政府の犯罪を暴露したかどで、迫害され、起訴されている。
犯罪人は野放しで、報告した人々が罪と罰を受けている。
(ポール・クレイグ・ロバーツ2013年2月7日"警察国家は現実"より)

ジョンは2013年2月28日にペンシルベニア州ロレットの連邦矯正施設(FCI)に収監された。

親愛なる友人や同僚へ、 
私たちの友人であり同僚、長期の元CIA職員で工作員のジョン・キリアコウを支援し、保護し、物質的に助けることで、私たちの仲間に加わって下さいとお願いするために書いています。拷問に反対する内部告発者で活動家のジョンは、CIAが囚人を拷問していたことや、拷問がアメリカ政府公認の政策だったことを明らかにしたために司法省によって執拗に破滅に追い立てられました。ジョンは情報機関身元保護法(Intelligence Identities Protection Act)違反の訴えを認めて30カ月の収監を宣告されました。皮肉は驚くべきです。14年以上も、ジョンは、アメリカを守ることや本国と海外でアメリカ人を危害から保護することに献身し、大きな個人的犠牲を払う、差し迫る大きな危難とストレスという事情で現地や本国で働きました。 
司法省のふるまいはジョンと家族に莫大なプレッシャーをもたらしています。ジョンとヘザーには5人の子どもがおり、一番下の子は1歳になったばかり、CIA、FBI、そして司法省と同時に戦いながら、彼らに持ち出される課題に向き合います。 
彼らを助けるために、私たちはジョン・キリアコウ支援基金の受託者団体を設立しました。どうか本日、寄附することをご考慮ください。すべて提供者と金額はきびしく極秘のままキープされます。 
あなたのご協力に感謝します。 
ジョン・キリアコウの友人
http://www.defendjohnk.com/index.html 

△オバマに彼の恩赦を求める請願書に15000人が署名している

◇キリアコウ氏は、ジョージ・ワシントン大学を卒業後、CIAに入局し、中東問題を専門とする分析官としてキャリアを積んだ。その後、対テロリズム問題に関わるようになり、2001年の米同時多発テロ事件以降は、パキスタンでの工作活動を任される立場となった。しかし、2004年、CIAを退職して、米ABCテレビの解説者に転身し、中東問題についてコメントする仕事に関わるようになった。
2012年4月から始まった公判において、キリアコウ氏は、一度は無罪を主張したものの、のちに容疑を大筋で認めたため、今回のような判決となった次第だが、アメリカの情報研究者マシュー・エイド(Matthew M. Aid)氏が疑問を呈するように、こういったリークが問題になるなら、同じくCIA工作員であったヴァレリー・プレイムの存在をメディアに暴露したリチャード・アーミテージ氏の処遇はどうするのだと言いたくなってくる。それというのも、こちらは「不慮の出来事」としてまったく罪に問われていないからだ。
こうした処遇の差は、水責めを合法的な尋問調査だと強弁する政府の姿勢に対して、キリアコウ氏が批判を加えたことによって生じたものであろう。リークを辞さなかったキリアコウ氏のことを米メディアは同情的に伝えているが、政府から見れば裏切り者と受け取られたに違いない。テロリズム対策などの分野での功績が認められて、CIA局内で何度も受賞経験を持つキリアコウ氏だっただけに、その印象は一層、強かったのではないか。
http://blog.livedoor.jp/intel_news_reports/archives/22717053.html 

◇元CIA職員ジョン・キリアコウは、米政府の拷問プログラムに関連して禁固に処せられる初のCIA職員です。司法取引で、キリアコウは秘密諜報員の1人の身元をフリーランス記者に明かし諜報員身元保護法に違反したという1件でのみ、有罪を認めました。記者はその情報を記事にしませんでした。
支援者たちは、キリアコウがCIA職員として初めてブッシュ政権が水責めの拷問を行使したことを公に認め、その手法の詳細を明かしたために、不当な攻撃を受けているとしています。
(引用元:デモクラシーナウ!) 
◇禁固30カ月の判決を受けて数日後、拷問プログラムに関連して刑務所に入ることになる最初のCIA職員であるジョン・キリアコウが、次期CIA長官にジョン・ブレナンを指名したオバマ大統領を批判しています。「私はジョン・ブレナンを1990年から知っています。彼の直属の部下となったことも2度あります。CIA長官として最悪の選択だと思います。CIAにとって、911後の醜悪な体制から抜け出すべき時です。私たちに必要なのは合衆国憲法を遵守し、拷問の伝統にがんじがらめにされない人物です。」
(引用元:デモクラシーナウ!)
http://democracynow.jp/dailynews/20130130 

下の写真は、ジョン・キリアコウです。

2013/07/03

私ではなく次に続くあなた


グレン・グリンウォルドがつぶやく… 
NSAユーモア
The #NSA walks into a bar, orders a beer. Bartender: "Domestic or imported?" NSA: "What's the difference?"
NSAの役人がバーに入ってきてビールを注文する。
バーテンダー:「アメリカの?それとも輸入(ビール)?」
NSA:「何が違う?」

7月1日、内部告発サイト「ウィキリークス」がエドワード・スノーデンの声明を公表した。
彼が世界に向けて声を発するのは香港以来のことだ。

以下、引用ーー

  ◇モスクワのエドワード・スノーデンから声明
私は一週間前に、真実を明らかにしたことで私の自由と安全が脅威にさらされているのが明確になったあと、香港を離れました。私が引き続き自由でいられるのは、新旧の友人や家族、さらにこれ以外の私が一度も会ったことがなく、しかもたぶんこの先会うこともない人々の努力のおかげです。私が彼らに命を委ねると彼らは私を信じてその信頼に報いてくれました、このことに私は常に感謝するでしょう。

木曜日(6月27日)、私のケースをめぐってどんな外交的"策を弄すること"も許可しないとオバマ大統領は世界の前で宣言しました。ところが、約束したあとに大統領は、私が保護を求めている国々の指導者に亡命申請を拒否するよう圧力をかけることを副大統領に指示したと報じられています。

世界的指導者のこの種の策略は正義ではないし、亡命を超法規的に罰することもまた正義ではありません。これらは政治的攻撃の使い古したへたな手段です。彼らの意図は、私にあるのではなく、私のあとに続く人々をおどかして追っ払うことにあります。

何十年もアメリカ合衆国は政治亡命を求める人権では最強の擁護者のひとつでした。いたましくも、アメリカによって提案され説明された世界人権宣言第14条にあるこの権利が、今は私の国の現政権によって拒否されています。オバマ政権は現在、市民権を武器として用いる戦略を採用してきています。私は、少しも有罪と決定されてないのに、政権は一方的にパスポートを無効にして私を無国籍人間の状態に置き去ります。どのような司法慣例もなしに、政権はいま基本的権利を行使する私を止めようと諮ります。誰にもあってしかるべき権利。亡命(保護)を求める権利です。

オバマ政権は結局は私やブラッドリー・マニング、トーマス・ドレークのような内部告発者を恐れているのではありません。私たちは国(国籍)を失うか、収監されるか、無力です。いや、オバマ政権はあなた方のことをこわがっているのです。約束されたーそして当然のー憲法に基づく統治を要求する情報に通じた怒れる国民を恐れているのです。

私は信念に屈服していないし、このように多くの人によって講じられる活動に深い感銘を受けます。

エドワード・ジョゼフ・スノーデン
2013年7月1日 月曜

http://www.guardian.co.uk/world/2013/jul/01/edward-snowden-statement-wikileaks-text?CMP=twt_fd