見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2018/09/23

ハイにならないカンナビス飲料

アメリカで進展する娯楽(気晴らし)目的のカンナビス(大麻)合法化は巨大な合法大麻産業を生み出したが、カナダのトルドー首相によるカンナビス全面合法化によっていっそう大きな一歩を踏み出すことになった。

誰もが知るコカ・コーラ社がカナダでカンナビスを生産するオーロラ・カンナビス社と大麻入り飲料の販売に関する交渉を行っているとブルームバーグが報じている。

現在アメリカでは連邦法での大麻非犯罪化の動きが巻き起こっており、今年初めの研究報告では、全米で大麻が完全に合法化された場合、2025年までに14兆6000億円の税収と110万人の雇用がもたらされるとされている。

△米コカ・コーラ、大麻入り飲料参入か=カナダ企業と共同開発へ
時事通信社 18 Sep 2018
カナダの放送局BNNブルームバーグは17日、米清涼飲料大手コカ・コーラが、大麻成分の入った飲料分野への参入を検討していると伝えた。大麻を生産するカナダ企業オーロラ・カンナビスと共同開発に向けて協議しているという。
BNNによると、両社は炎症や痛み、けいれんなどの症状緩和を目的とした大麻成分入り飲料を開発する見通し。
報道を受けてコカ・コーラは声明で「現時点では何も決まっていない」と述べた。一方で「多くの飲料業界他社と同様に、機能性飲料の成分として精神作用のないCBD(カンナビジオール=大麻に含まれる化学物質)の世界での広がりに注目している」とコメントした。 

◇コカ・コーラはカンナビス市場を物欲しそうにじっと見ている
ブルームバーグ 17 Sep 2018

コカ・コーラ社がカンナビス(大麻)飲料市場をじっと見ていると言ったあとオーロラ・カンナビス社はマリファナ株をいっそう高くリードし、旧来のセールスが減速している時、押し寄せるマリファナ製品の需要をうまく利用する最新の飲料会社になった。

コカ・コーラは発生期の産業をモニタリングしており、CBDを注入する飲料に興味があると言う。CBDは痛みを緩和してもハイにはさせないマリファナの中の精神に影響を及ぼさない成分カンナビジオールのこと。BNNブルームバーグTVの報道によると、アトランタに拠点を置く清涼飲料メーカーは飲料を開発するためにカナダのマリファナ生産者オーロラ・カンナビスと交渉中だ。

「世界中の機能的な健康飲料に入ってくる成分として精神に影響を及ぼさないCBDの成長をわたしたちはしっかりと見守っている」とコカ・コーラのスポークスマン、ケント・ランダーズはブルームバーグ・ニュースにEメールで送る声明で述べた。「その宇宙空間は急いで進化している。現時点ではなにも決まっていない。」ランダーズはオーロラについてコメントを辞退した。

このニュースでオーロラの株は急騰し、月曜ニューヨークで23%高の8ドルまで跳ね上がった。 コカ・コーラの関心に応じて9.4%増のTilray社と共に、カンナビス産業の他の株は後押しを得て上昇した。

旧来のビジネスが減速する間、飲料メーカーが今注目されている成分としてカンナビスを加えようと試みているとき、コークの可能性のあるマリファナ分野への進出が出てくる。先月コロナ・ビール醸造会社、Constellation Brands Inc.は130億カナダドル(100億ドル相当)を上回る価値を有するカナダのマリファナ生産者、Canopy Growth Corp.にある利害関係を増すために38億ドルを費やすと発表した。

モルソン・クアーズ醸造会社はカナダでカンナビス飲料を開発するために、以前はHydropothecary Corp.として知られるケベック州のHexo’s Corp.とジョイントベンチャー(合弁企業)を始めている。ギネスビールのメーカー、Diageo PLCは可能性のある取引について少なくともカナダのカンナビス生産者3社と討議を開いていると先月BNNブルームバーグが報じた。ハイネケンNVのクラフトビールを醸造するブランドLagunitasは、マリファナの活性成分THCを注入したノンアルコール飲料に限定したブランドを始めている。

ソーダの消費が下落し続けているとしてコカ・コーラはすでに多角化してきている。コークやスプライトからパワーエイドにわたっている象徴的なブランドを有する会社は8月にコスタ・コーヒーを51億ドルで取得すると発表した。そしてジュースや紅茶、ミネラルウォーターを含む他の製品に拡張してきている。

BNNブルームバーグ報道によると、オーロラとの討議は炎症や痛み、けいれんを軽くするCBDを注入する飲料に集中する。CBDまたはカンナビジオールは、たいてい医療目的に使われるマリファナ植物の化学物質(麻薬)でTHCまたはテトラヒドロカンナビノール(インド大麻に含まれるマリファナの主成分)から生まれるハイの状態(高揚)を引き起こさない。報道によると、オーロラとコカ・コーラの間にどのような取引の保証もない。

アメリカ一国レベルでマリファナは違法のままであるとはいえ、慢性的な痛みから不安やてんかんにわたっている病気を治療するためマリファナから得られるCBDの使用に増大する承認がある。6月、GW医薬有限会社によるてんかん治療に正式許可が出されたあと、マリファナ植物から得られる前例のない治療はすみやかにアメリカ市場に達する。

オーロラは市場価値87億カナダドルを有するカナダ第3のマリファナ会社だ。10月17日にカンナビスを合法化する最初の主要7カ国(G7)になるためカナダがシフトアップするとき、カナダ西部アルバータ州エドモントンに拠点を置く会社はカナダの他のマリファナ株といっしょに急上昇した。BI Canada Cannabis Competitive Peers Index(BIカナダ・カンナビス競争同等者インデックス)は株が過大評価されるとの懸念で2018年に24%下落したが、過去12カ月で2倍以上になった。

https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-09-17/coca-cola-eyes-cannabis-market-in-push-beyond-sluggish-sodas?utm_source=twitter&utm_content=tictoc&utm_medium=social&utm_campaign=socialflow-organic&cmpid%3D=socialflow-twitter-tictoc

△カナダ、娯楽目的の大麻使用を合法化へ
BBCニュース 2018年6月20日

カナダ議会は19日、全国で娯楽目的の大麻使用を認める法案を可決した。
大麻の合法化法案は賛成52反対29の投票結果を得てカナダ議会上院を通過し、合法化に向けた最後のハードルを越えた。法案は大麻の栽培、流通、販売に関する規定。
早ければ9月にも、カナダ人は大麻の合法的購入と使用が可能になる。
同国は主要7カ国(G7)で初めて、娯楽目的の大麻使用を合法化する国となる。
カナダでの大麻所持は1923年に違法となったが、医療目的での大麻使用は2001年に合法化された。
カナダ政府は各州や準州、地方自治体に対し、新たな大麻市場を整備するために8週間から12週間の準備期間を設ける予定。
産業関係者や警察もこの期間に新たな法的枠組みへの準備をすることになる。
2015年の調査ではカナダ人は大麻に約60億カナダドル(約4975億円)を費やしていると試算された。この市場規模は同国のワイン市場と同規模。

カナダが合法化に踏み切った理由
この法案は2015年、当時自由党の党首だったトルドー氏が選挙戦で掲げた公約を実現するものだ。
トルドー首相は、違法であるにも関わらずカナダ人は世界で最も大麻使用の多い国民だとして、100年近く続いた大麻使用を違法とする法律の無効化を主張している。
世論調査では何度も、大多数のカナダ人が大麻合法化に賛成だとの結果が出ている。
カナダにおける娯楽目的での大麻使用の合法化という決定は、広く使われている大麻の違法状態を変更するという世界的な傾向を受けてなされた。
ウルグアイは2013年12月、大麻の生産と販売を完全に合法化した最初の国となった。
コロラド州やカリフォルニア州などアメリカの複数の州も、ここ数年で娯楽目的の大麻使用を合法化している。

https://www.bbc.com/japanese/44543666





2018/09/20

プリンスの死


今朝、見つけたニュースのツイッターから…

◇フェンタニルを提供した人物に関して検察が刑事告発を起こすのを怠ったあと、はからずもこのフェンタニルによる過剰摂取で2016年に亡くなったプリンスの死に新たな調査を求める請願書に6000人が署名した。

◇アメリカ人教授がイスラエル兵によって留置される
「わたしはパレスチナ人といっしょにいて名誉なことであると感じる。」

このアメリカ人教授はパレスチナ人の村の破壊に反対していたときイスラエル兵士によって拘留された。
AJ+ @ajplus
(AJ+ は、つながった世代のためのニュース。人類の闘争について伝え、現状に異議を申し立てる。)

◇大浦湾を一望できる丘の上から眺める辺野古ブルー(写真)

◇ところで、ニューヨークタイムズ紙が実際のデータの調査を公表したところ:叙述部分の男子テニス選手は不品行(不正行為)、特にその論戦に関連するもの、暴言、なんともがまんのならないこと、スポーツマンらしからぬ行い、のために女子選手よりはるかに多くの割合で罰則を与えられる。
ニューヨークタイムズ紙 Sept. 14, 2018

セリナ・ウィリアムズは全米オープン女子決勝の間に主審カルロス・ラモスによって暴言で挙げられたとき、ダブルスタンダードにさらされたと主張した。

「わたしよりいっそうひどいことをする男子がここにいる、でもわたしが女性なのであなたがたはわたしからこれを剥奪しようとしている」と彼女はトーナメント審判ブライアン・アーリーに抗議した。「それは正しくない。」

各状況ごとに是々非々で評価されるべきだが、過去20年間のグランドスラム(四大大会)で当局によって集められたデータによると、男子はもっと頻繁に暴言でペナルティーを科される。

グランドスラム大会での性別による罰金
1998年から2018年まで、グランドスラム大会からのデータはひとつの示唆的例外、コーチング違反を除いて、男子が女子よりもっと頻繁に不品行に対して罰金を科されていたことを示す。多少の格差は男子が女子より多くグランドスラム大会でテニス試合をするという事実によって説明される。

○ラケット酷使による罰金 男子646件 女子99件
○なんとも我慢のならない言葉による罰金 男子344件 女子140件
○スポーツマンらしくない行為による罰金 男子287件 女子67件
○コーチングによる罰金 男子87件 女子152件
○ボール酷使による罰金 男子49件 女子35件
○暴言による罰金 男子62件 女子16件
○人目を引くわいせつ行為による罰金 男子20件 女子11件
○No Pressによる罰金 男子6件 女子10件
○時間違反による罰金 男子7件 女子3件
○欠場、途中離脱による罰金 男子2件 女子0件
すべての罰金の合計 男子1151件 女子535件
(ニューヨークタイムズが入手した数字)


写真:7月、ウィンブルドンでラケットを投げて規約違反を受けたあと、カルロス・ラモス主審に文句を言うノヴァク・ジョコビッチ

https://www.nytimes.com/2018/09/14/sports/tennis-fines-men-women.html

△テニス選手の処分回数、女子よりも男子の方が多い 米報道
AFPBB News 2018年09月16日

女子テニスのセレナ・ウィリアムスが全米オープンテニスの女子シングルス決勝で受けた処分を「性差別的」と話していることと関連して、米メディアが過去の処分のデータを紹介し、罰金を科された回数は男子選手が女子選手のおよそ3倍に上ることを明らかにした。

9月15日のニューヨーク・タイムズによると、1998年から2018年までの20年間に四大大会(グランドスラム)で罰金が科されたのは、男子が1151回に対して女子が535回だった。

そのうち、ラケットを壊したことによる罰金が男子の646回に対して女子が99回。「下品な言葉」によるものが男子344回と女子140回、反スポーツマン的行為によるものが287回と67回だった。数の差にはグランドスラムでの男子と女子のセット数の違いも関係しているとみられるが、一方でセレナが警告を取られたコーチングによる罰金は女子が152回に対して男子が87回だった。

大坂なおみに敗れた8日の決勝で、セレナは自身の陣営からのコーチングで1回目、ラケットを壊して2回目の警告を受けた。

さらにセレナは、カルロス・ラモス主審に対して「うそつき」や「盗人」、「もう二度と死ぬまで私の試合を裁かないで」、「いつ謝ってくれるの?」といった暴言を浴びせ、3回目の警告でゲームを失うと、今度は大会レフェリーに対して「私が女だから1ゲームを奪うっていうの?そんなの間違っている」と抗議を続けた。

試合後の会見でも、セレナは差別的との主張を繰り返し、処分に関するダブルスタンダードを非難。「男子選手が審判に注文を付けるシーンをこれまでに見てきた。私は女性の権利と平等のために闘っている。『盗人』と言った私からゲームを奪うのは性差別的だと感じた」、「きょうの審判は『盗人』と言った男子選手を罰したことは一度もない。本当に信じられない」とコメントしていた。

この問題をめぐっては、多くのセレナ・ファンが彼女を支持する立場に回っている一方で、ソーシャルメディアを中心にセレナを非難する声も高まっている。

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/afpbb/sports/afpbb-3189774


2018/09/18

判定にアラカルトは存在しない

◇全米オープン決勝での爆発後セリナ・ウィリアムズの試合を審判がボイコットすることがある
The Times(UK) September 11 2018

審判はセリナ・ウィリアムズが関係する試合の審判をつとめることを拒否しようと思っている、全米オープン決勝の間と決勝後の主審カルロス・ラモスの取り扱いに関して不満のレベルはかようなものだ。

日曜、セリナ・ウィリアムズが大坂なおみにストレート負けする間、彼女の行為に対して相手に1ゲームを与える反則の罰点を与えられたあと、性差別とのウィリアムズの主張を女子テニス協会(WTA)と全米テニス協会(USTA)が支持した。

https://www.thetimes.co.uk/article/umpires-may-boycott-serena-williams-matches-after-outburst-at-us-open-final-fwgv97swz

◇主審が上部によって“非常にきびしく当たられた”あと、“権利を侵害された”テニス審判らはセリナ・ウィリアムズの試合をボイコットして組合を作ろうと考える
デイリーメール紙(UK)

・カルロス・ラモスの判定に公式団体がどんなふうに反応を示したかにテニス審判らは狼狽した   
・ラモス主審は土曜の全米オープン決勝でウィリアムズに対して3つの違反を判定した
・判定は“性差別主義的”だったとウィリアムズが苦情を申し出た、これに対する女子テニス協会と全米テニス協会の立場はどうも支持するらしかった
・他の審判らは連盟当局が見せしめに非常にきびしくラモスに当たったと心配する
・彼らは労働組合を結成することや今後のウィリアムズの試合をボイコットすることも考えている

https://www.dailymail.co.uk/news/article-6157703/Disturbed-tennis-umpires-consider-boycotting-Serena-Williams-matches.html

◇伝えられるところではテニス審判らはセリナ・ウィリアムズの試合をボイコットしようかと考える
ワシントンポスト紙 September 12

全米オープン決勝でセリナ・ウィリアムズに1ゲームの反則罰を与えた主審に対して協会の擁護がないと審判らが考えることに苦しめられる。全米オープン女子決勝は批判の大旋風を引き起こし、うわさでは他の審判らが彼女の試合をボイコットする可能性を検討している。火曜の報道によれば、主に特定の試合を検討することは許されないのでトップに立つ審判らもまた組合の結成を考慮している。

ウィリアムズは試合に負けたあと彼女の意見を自由に話すことができ、カルロス・ラモス主審を性差別主義で非難した。彼はコーチングで彼女に警告を与え、そのあと彼女がラケットをコートに叩きつけて壊したため反則の罰点を与えた、すると彼女は何度も繰り返しフラストレーションを表した。それには主審を「泥棒」と呼ぶことも含まれて、ラモスは暴言に対して1ゲームの反則の罰を課した。

女性であろうと男性であろうとマーガレットコートの記録に匹敵することから離れるグランドスラム・シングルス優勝23回の勝者は、ラモスは男性選手にはこのように苛酷に扱ってきていないと主張した。女子テニス協会CEOのスティーヴ・サイモンはただちにセリーナ支持の声明を出した。彼の組織女子テニス協会(WTA)は「男子選手による感情の表明と女子選手による感情の表明に対して用意される許容範囲の基準に違いがあってはならないと考えており」、協会は「昨夜これが果たされたとは思っていない」と述べた。

土曜の夜、全米テニス協会の会長カトリーナ・アダムズはウィリアムズを「真のチャンピオン」、「インスピレーション」と称賛する声明を出したあと、火曜アダムズは主審による男子選手と女子選手の扱われ方に二重基準が存在すると言った。

国際テニス連盟(ITF:競技の理事会)は月曜、「彼の決定は直接的に関連する規則に従っていた」、そして彼は「いつでもプロ精神と人格的に信頼できる高潔さをもって決定を実行した」と言い、ラモス擁護に至った。しかしながら、報道では支持の表明がもたされるのが審判の同僚をなだめるにはあまりに手間どった。

ロンドンのタイムズ紙による記事は、審判らはたびたび彼らが全米テニス協会(USTA)によって「支持されなかった」と感じており、ラモスは「単に彼の職務を果たしたが為に冷然と見殺しにされて、進んで口ぎたなく罵倒されたのではなかった」と主張した匿名の協会役員を引き合いに出した。審判らは「誰も当局の味方をしていない」と同時にラモスは「非常にきびしく当たられた」と感じると報じるガーディアン紙をもって、そのことがボイコットについて話し合うことにつながり、労働組合結成について長年の議論に新たなエネルギーを加える。

「審判にはどのような独立した申しての手段もなく、理事会によって雇用される」と情報源はガーディアン紙に話した。「マスメディアに話すとしても余地はない、そして審判はなにをするためにつくられているのか?と理事会は反対論をぶる。」

「審判の同胞愛は全米テニス協会によって遺棄されることですっかりかき乱される」と現在引退する元トップレベルの審判リチャード・イングズはESPNに話した。「もしかしたら次のラモスかもしれないと彼らはまったくびくびくする。嫌われる判定をしなけれなならないとき、彼らはだれも助っ人はいないと感じる。」

ラモス自身は彼の出生地ポルトガルの新聞に多少のコメントを提供した。アメリカの新聞USA Todayによれば、「わたしは元気です、状況を託されます」、「デリケートな事態ですが、“アラカルト(個々によって選ぶ)”判定は存在しません、わたしのことは心配しないでください!」と言っている。

国際テニス連盟(ITF)によって国別対抗戦デビスカップの準決勝クロアチア対アメリカの審判に選ばれたラモスはテニスの世界で個性を発揮したすばらしい人物らからも多少の支持を受け取っていた。スポーツキャスターの元プロ選手マリー・カリロは、ラモスを「とてもとても一目置かれている」と説明した、そしてウィリアムズは時たま「弱い者いじめをするガキ大将のようにふるまう」と言った。

ウィリアムズが事件の責めに大いに相当することにマルチナ・ナブラチロワは同意した、そしてラモスは議論がましい男子選手に対して同じように反応を示していなかったと不平を訴えることに関して、ウィリアムズは「要点がわかっていなかった」し、「私たちが心から深く愛するスポーツを重視して身をふるまうことにもっとうまくつとめていてくれれば」とニューヨークタイムズ紙の特集ページに書く。グランドスラム(4大大会)通算18勝を誇る勝者は、「わたしたちもよくないことをまんまとやりおおせる(乗り切れる)はずだと思うことで自分自身の取るべき行動を吟味してはいけない」と言った、そして「実際のところ、これはコート上で誰も従事していてはいけない種類のふるまいです」と付け加えた。

もっとも、クリス・エバートとノヴァク・ジョコビッチを含む他のテニスの有名人たちは、興奮した状況を対処するのにラモスはもっとましな彼の自由裁量をはたらかせるべきだったと言った。ワシントンポスト紙の先週の客員コラムで、女性の権利活動家で元世界ナンバーワン選手のビリー・ジーン・キングは次のように言っている:「ラモスは男子選手が遇されてきたのとは違ってウィリアムズを扱ったか?わたしは彼が男子選手とは違って扱ったと思います。」

日曜にウィリアムズはコーチングとラケット破壊と暴言の違反でトーナメント審判事務所によって1万7000ドルの罰金を科された。大坂なおみは彼女のキャリアで最初のグランドスラムのタイトルを獲得し、タイトル獲得を日本が公式に表明する初の選手になった。大坂はテニスのグランドスラムに勝利する初のハイチ系選手であるとも思われている。

https://www.washingtonpost.com/news/early-lead/wp/2018/09/12/tennis-umpires-reportedly-considering-boycott-of-serena-williams-matches/?noredirect=on


△9月11日 AFP:4大大会(グランドスラム)通算18勝を誇る女子テニスの元王者マルチナ・ナブラチロワ氏が、全米オープンテニス女子シングルス決勝でのセレナ・ウィリアムスに対する罰則について言及し、性別によって二重基準があることを認めながらも、同選手が感情を爆発させたのは間違っていたという認識を示した。

チェコ出身で米国籍を持つ61歳のナブラチロワ氏は、問題の試合の第2セットにセレナがカルロス・ラモス主審を「盗人」呼ばわりして勝負を左右するゲーム・ペナルティーを受けたことについて、より高い基準が検討される必要があると主張。米紙ニューヨーク・タイムズの記事で、「自分たちが免れることができるはずと考えていることによって自分を評価してはならない。実際のところ、これはコート上で誰がやってもいけないふるまいである」と自身の見解を述べた。

大坂なおみに敗れてグランドスラムのシングルス史上最多記録に並ぶ通算24勝目を逃したセレナは、自身がペナルティーを科された問題について、男子であればもっと悪質な暴言を吐いても同様の罰則を受けることはないと主張した。

「セレナ・ウィリアムスの主張は一部正しい。女子が悪いふるまいをすると罰せられるという大きな二重基準が存在するのはテニス界に限ったことではない。ただ、彼女の反論については部分的に間違いもある。『男子なら許されることは、女子もそうあるべき』という基準を当てはめるのは適切な考えとは言えない」

それよりも、私たちが自分自身に問いかけるべきなのは私たちのスポーツに誇りを示し、対戦相手を敬うための正しい振る舞いとは何か?ということ」

当日の試合でセレナはスタンド席にいたコーチのパトリック・ムラトグルー氏から指導を受けたとして警告を受けた。同氏もコーチングを認めているがこのコードバイオレーションに不満をあらわにしたセレナはラモス主審に何の合図も受け取っていないと主張。その後、ラケットを破壊してポイント・ペナルティーを科されると同主審に激しい暴言を浴びせた。

ナブラチロワ氏の分析では、「ラモス氏は実際、ポイント・ペナルティーを科すしか選択肢はなかった」、「ミス・ウィリアムスはこのときを境にまさに手に負えなくなった。彼女とラモス氏は互いに話がかみ合わなくなった」、「不正をしていないという彼女の主張は完全に信じられるものであってもそれはまた別の問題。一方、主審があの時点で行ったコールは慎重さが欠けていた」とされている。

そして、セレナがラモス主審を「盗人」呼ばわりしたことが事態をエスカレートさせ、致命的なゲーム・ペナルティーにつながった。

「ミス・ウィリアムスが男子選手だったら審判を泥棒呼ばわりしてもおとがめなしだったかどうかは知る由もないし議論の余地がある。しかし、この点にばかり焦点を当てるのは的外れなこと。仮に同様の問題において男子には違う尺度が適用されているとすれば、それは完全に精査が必要であり、改善されるべき問題だ。」

http://www.afpbb.com/articles/-/3189144


2018/09/08

Typhoon Jebi


◇四半世紀で最強の暴風が日本に惨害の余波を残した。日本の第2の都市、大坂周辺地域を襲ったあと、台風ジェビ(21号)によって少なくとも10人が亡くなり、数百人以上が負傷した。
https://www.theguardian.com/world/gallery/2018/sep/05/typhoon-jebi-batters-japan-in-pictures?CMP=twt_gu

⇧最初の2枚の写真はガーディアン紙の記事にあったもの。
続く2枚はツイッターに投稿された高潮の写真:「高知県安芸市にある漁港。 CGかと見間違うくらい 物凄い高潮… 」とあります。