見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2011/02/28

反抗するカダフィ



◇けんか腰のカダフィはトリポリに閉じ込められる

リビア指導者は彼の41年の統治をおびやかしている不穏な状勢を外国勢とアルカイダのせいにし続ける。
 
さらに都市が民主主義支持の抗議者の手に入るとき、リビアの指導者カダフィは、散発的発砲の報道の間にも彼に忠実な治安部隊が揺るぎないままであるらしい首都にしがみついている。

日曜、抗議する人たちはトリポリから50キロの街、Zawiyahを掌握していた、反対勢力が国の東部ほとんどを支配したあとカダフィの支配はさらに縮まっている。

トリポリの西24キロの街、Nalutに到達するAFP(フランス通信社)の記者はカダフィの治安部隊が街の中心地区からすっかりいなくなっていたのを発見する。

アルカイダのせいにする

セルビアのテレビとのインタビューでけんか腰のカダフィは、リビアにとどまるとの意志と41年の統治をおびやかしている動揺を外国勢とアルカイダのせいにする彼のメッセージを繰り返した。

リビア指導者はまた、彼に制裁を課して戦争犯罪の取り調べに乗り出すとして国連を厳しく非難した。

首都トリポリが不動なのを国連会議は理解できていないとカダフィは言った。

国の広範を包囲する反対勢力の制圧が必需品の流通を中断させるとき、銀行は開いているがパンとガソリンはきっちり配給制のままだと居住者は言った。

金曜、行政府によって約定済みの一世帯につきだいたい400ドルの給付金を記帳しようと人々が銀行に集まった。

もっと早くにカダフィの息子は米国テレビのインタビューで混乱が国の全般にわたっているというのを否定して、報道はそれとは反対と言うのに、軍が人々に向かって軍事力を手段に使っていなかったと言った。

「現実とメディアの報道の間に、大きな、大きな隔たり」があったとカダフィの息子、セイフ・イスラム・カダフィはABCニュースのテレビ番組" This Week "に語った。「南全部が平静。西が平静。中央が平静。 東の一部も平静。」

第二の都市ベンガジを含めて原油を産する地方のほとんどが抗議する人の手に入ったとき、この彼の評価となった。

セイフ・カダフィは軍がリビアの民間人を攻撃目標にしていたとの申し立ても否定した。

「たったひとつ攻撃の証拠を私に見せてくれ、たった一発の爆弾を私に見せてくれ」インタビューで彼は言った。「リビア空軍は単に弾薬用地を破壊した。それだけ。」

抗議する人への激しい取締りがもとで死者数は約2000人と、若干の外交官によって見積もられる。

イタリアの反応 

カダフィの親密なヨーロッパの味方、イタリアの外相はリビア最高指導者の支配の終わりは「避けられない」と日曜に述べた。

フランコ・フラティニはまた、リビアとイタリア間の友好関係と協同条約は「事実上一時停止」とも言った。

「私たちはもはやあとにひけない所に至っていると私は思う」とフラティニはイタリアのスカイテレビに語った。
(引用元:アルジャジーラ)
http://english.aljazeera.net/news/africa/2011/02/201122792426740496.html

あのね、リビアで市民の反乱が燃えさかるなか、カダフィ大佐はイタリアの盟友に自分の顔の心配を相談してた。
「この頬の垂れ具合どうしたものか?なんかいい方法知らない?」ってね。ジョークじゃないです、これ。
市民のことより、自分の顔の衰え、老化が気になる最高指導者です。

写真は、海外の報道陣を招いて図々しいというか、ふてぶてしい記者会見をやってみせたカダフィの息子
「傭兵だって?(クスっ!笑っちゃう)」と笑ってみせた 
昼放映のアメリカABC放送でアマンポール記者に、「軍隊が市民に武力行使してるだって?」
たったひとつでもこの私に「証拠を見せろ」ときた

2011/02/27

歌え 踊れ 用意しろ


◇抗議する人たちを壊滅させるとカダフィが断言する

抗議する人に備えて人々に武器を持たせようと言ってリビアの指導者がトリポリの緑の広場で支持者らに話しかける。 
 
リビアの指導者カダフィが彼の支持者の群衆に向かって演説するためトリポリの緑の広場に姿を現した。

またリビアのイタリアとの独立戦争を引合いに出す演説は、特定の国の若者に関して彼の支持基盤にとどまるものの盛り返しにねらいを定めると思われる。

金曜日リビアの国営テレビで放送された場面で、カダフィは「 必要ならばどんな攻撃も負かすことができて、人々を武装させることができる」と言った。

「私は人々の中央にいる... 私たちは戦う... もし彼らが望むなら私たちは彼らを打ち破るだろう... 外国の侵略はどれも敗北させるだろう。」

「踊れ... 歌え、用意しろ... これは気骨... これはアラブのプロパガンダのウソよりずっとまし」と彼は言った。

すぐ前の木曜夜の演説は電話を介して用意され、彼の体調について憶測を呼んだ。 しかしながら、金曜に放送された場面は広場の上に立ったまま、話しかけるときこぶしを振り回すカダフィを見せた。

ワシントンのブルッキングズ研究所の上級特別研究員Tarik Yousefは、緑の広場の大部分の個人が本物のカダフィ支持者だとアルジャジーラに語った。

「この人々の大部分がただカダフィのみだと認めてきている。彼らは他の指導者を少しも知らない。またその多くが、カダフィが陥落するとき損をしそうである」とYousefは言った。

「リビアにとって彼は間違いない人物だと彼らがまだ考えることに私はあらゆる点で不意をつかれない。著しいのはカダフィが彼の国のあらゆる進歩的な都市を口に上せなかったことだ。」

「これは、彼の挑戦を示して彼が外国の介入と呼ぶものに向かって奮い立たせることを意図した演説だった。けれども、国の東部がもはや体制の支配下にないのを彼の子どもたちでさえ受け入れてきている。」
(引用元:アルジャジーラ 26 Feb 2011)
http://english.aljazeera.net/news/africa/2011/02/2011225165641323716.html

写真は12日目に入るリビアの反乱
http://blogs.aljazeera.net/live/africa/live-blog-libya-feb-27

2011/02/26

アルジャジーラを責める


写真:ベンガジの最新の新聞に載る風刺画でリビアの指導者カダフィ大佐が「失せろ」と言われる(引用元:BBC)
http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-12579451

アルジャジーラ ライヴブログ リビアナウ 
2月25日(リビア現地時間)
午前10時:金曜午後、リビア情勢を話し合うためNATOが緊急の会合を要求してきている。
「今の展開が速い情勢に関して意見を聞くため、私は本日午後NATO会議で緊急の会合を召集している。それで私は数時間でブリュッセルに戻るつもりだ」とNATOのラスムッセン事務総長がロイター通信社に語った。またNATOには「このような情勢のために用いられてよい資質」があると付け足す。

午前9時41分:「地球全体でリビアを除いて民主主義に賛成する国はひとつもない。」このような逸品を含めて、Life.comが、"カダフィのむちゃくちゃな引用文"と呼ぶリストと写真をまとめている。 

アルジャジーラ ライヴブログ リビアナウ
2月24日(リビア現地時間)
午前1時48分:カダフィの娘アイシャが国営テレビに出演してマルタ島に逃げようとしたとの報道を否定する。「私は断固としてここにいます」と彼女は言った。国連によって親善大使を除名されていたとの報道について知らなかったと付け加えた。

午前1時31分:国連開発計画はリビアのカダフィの娘を親善大使として取り下げてきている。

午前1時23分:アルジャジーラの政治解説者Marwan Bisharaによれば、リビアの指導者は彼の統治の3大柱、部族、軍隊、外交のすべてを失ってきている。昨夜の死に物狂いの演説からして、彼は知性、まあ健全な神経状態でも、なくしてきているらしい。

午前1時14分:「血の最後の一滴」まで戦うと誓ってカダフィは支持者に街頭に向かうよう駆り立てる。

アルジャジーラ ライヴブログ リビアナウ
2月23日(リビア現地時間)
午後11時01分:「生活は正常だ、港、学校、空港はすべて利用できる。問題は東部一帯にある」と、放送局の職場を一巡する間にサイフ・カダフィがリビアのテレビに言った。
 「生活は正常。. . . 同胞よ、リビア人はこの愛国的な戦いに一緒になるはずだ」と彼は言った。

午後10時38分:ここ数日を通じてベンガジだけで2000人以上が殺されてきているとフランス人医師がLe Point Magazineに知らせた。医師はまた、反政府抗議者らを襲撃する連中にはチャドやニジェールからの外国の傭兵が含まれると言った。

午後10時02分:「ある北米の政治家とメディア企業グループがリビアで暴行、軍事的侵略、外国の介入をけしかけている」とキューバの外相ブルーノ・ロドリゲスが言っているとAP通信社が報じた。

午後7時51分:来るべき日にリビアのパレスチナ人300人がパレスチナ自治領に入るのを認めるつもりだとイスラエルのネタニヤフ首相が言ったとロイター通信が報じる。

午後7時32分:Abdelkarim al-Hasadiというグアンタナモベイの元米捕虜に先導されてアルカイダがDernaのイスラム教徒管轄区域に向かっていたと、リビアの副外相Khaled KhaimがトリポリのEU大使に言った。Dernaの住民はKhaimの言葉はヨーロッパを怖がらせる何ごとかだったと言ってこの主張をしりぞけた。

午後6時30分:1988年ロッカビー爆撃をカダフィが直接命じたと前法務大臣Mustapha Abdeljalilがスウェーデンの新聞Expressenに語ったのを新聞のウェブサイト上で知らせた。
「カダフィがロッカビーに関して命令を与えた」証拠があると、リビアで進行中の暴力に抗議するため月曜に職を辞した大臣は言った。

(略)

午前9時31分:国有リビア・アラブ・海外投資会社SA(Libyan Arab Foreign Investment Company SA)でも、Laficoでも、リビアの莫大な原油の富(一日154万バレル輸出する)がイタリアの114年の名門フットボールクラブ、ユベントスを含めて、色々な国際ビジネスに大枚をつぎ込むのを容易にする。
ブルームバーグ通信社によればリビアは第二位の利害関係、1700万ドルに値するクラブの7.5%を所有する。
2001年クラブが揺らいで以来、Laficoはユベントスに利害関係を有してきている。ある程度は金融関係の理由のため、またリビアの指導者の息子のひとりサーディ ・カダフィがトリノが本拠地のチームのファンでもあるためとスポークスマンのMarcoは言った。

午前7時41分:ベネズエラのウゴ・チャベスやキューバのフィデル・カストロといったカダフィとずっと親しかったラテンアメリカの指導者らがリビアの反乱とその暴圧に対して顕著に声を出していないことにアルジャジーラのLucia Newmanが注目する。もっともNATOがリビアを侵略するつもりかもしれないとカストロは言い出してきているが、彼もチャベスもニカラグアのダニエル・オルテガほどに及んでカダフィに実際の応援を申し出てきていない。 

午前7時21分@LibyaCyrenaica tweets: 
ちょうど記事が載る:今日ベンガジにあるAl Fadhel Bu Omar Barracks(屯営)の地下監房で概算300人の囚人が見つかったとのニュース

午前7時3分:アルジャジーラのHoda Abdel Hamidがリビアとの国境にあるエジプトの町Salloumに到着し、衝突により分裂した国を離れるために待っているクルマの長蛇の列があると知らせる。

午前6時39分:普通はカイロに配置されるCNNのBen Wedemannが東の国境からリビアに入り、英語のテレビニュース網による国の内側からの一番手の報告といってよいものを送ってきている。 

午前1時22分:リビア国営テレビの記者会見で話す全員が、"暴行者"と"逮捕した男どもは幻覚剤を服用している"と相変わらず繰り返している。

午前1時16分:大混乱をまき散らすためまわされたチュニジア人とエジプト人とアルジェリア人を逮捕しているとリビア当局が国営テレビに言う。

午前1時06分:2月22日のブログの最後に挿入したこちらの必見ビデオを見逃した場合に備えてもう一度ここに載せる。
自己犠牲の行い(焼身自殺)がチュニジア反乱のきっかけになったSidi Bouzid出身の若いチュニジア人Mohamed Bouaziziの家族が抗議の猛烈な鎮圧のせいで最愛の人を失ったリビアの家族にメッセージを送る。
警察が彼を虐待してはずかしめたのち、26歳の大道商人Bouaziziは12月17日自分に火を付けた。彼は1月4日やけどのため死んだ。Sidi Bouzidで始まった抗議活動は全国的な現象になるまでに膨らんだ、また北アフリカと中東の他国にまでおよんだ。つい最近リビアに達した。
Mohamedの母、Menobia Bouaziziはリビアの犠牲者の家族のためにこのメッセージを録画した。彼女の家の者たちがヴィデオをアルジャジーラに送った。チュニジアの反乱発祥の地から最近戻ったアルジャジーラのYasmine Ryanからのこのすばらしい報告を読むように。大道商人の不運な生涯:ここをクリック↓
http://english.aljazeera.net/indepth/features/2011/01/201111684242518839.html

午前12時26分:リビア政府のスポークスマンがカダフィの長男サイフ・イスラムの見解の要点を述べる記者会見をする。改革計画には失業者に対する給付の大宣伝が含まれる。また、過去2~3週間にわたる成り行きを調査する委員会の結成を発表する。アラブと外国の報道機関やメディアによる献身的な歪曲の広がりに国民は驚愕しているだろうと彼は言っている。
スポークスマンは続けて"カタールの同胞"を攻撃する。 
私たちは以前はカタールの同胞を重んじた、だが彼らはカタールで暮らす金持ちのエジプト人に代わってウソと挑発を生み出すためにアルジャジーラを献上してきている。これは私どもには容認できない。
カダフィ大統領がカタール国内に基地がある米大統領を攻撃したという理由で彼らは憤慨した。彼らの望みはチュニジアやエジプトをうまくだましたようにリビアをうまくだますことだった。けれどもリビアはチュニジアでもエジプトでもない、そして私どもは強いまま残るだろう。
http://blogs.aljazeera.net/africa/2011/02/22/live-blog-libya-feb-23

2011/02/24

まったくオリジナルなカダフィ


キューバのデジタル紙"Escambray"にフィデル・カストロが書いている
◇NATOの計画はリビアを占領すること

私としては、アメリカ合衆国政府がリビアの平和について少しも悩んでいないこと、加えて、もしかすると数時間あるいは数日の短さにかかわる問題であのリッチな国を侵略する指令をNATOに割り当てるにつき躊躇するものでないのを完全に確信する。カダフィ大佐についてはこう表現した:「リビアの最高指導者が国を明け渡すなど私には想像できない。」
http://www.escambray.cu/Eng/Special/fidellybia110222143

23日付インディペンデント紙にロバート・フィスクが書いている
◇カダフィは夢中になってわめき悪態をついた、けれども彼には統制できない勢力に彼はぶちあたる
 
どうやら彼は修羅に没するようだ。昨夜カダフィ大佐は私たちにそう語った、そして大抵のリビア人が彼の言うことを信じる。これから向かうのはリヤドへの円滑な飛行でも紅海のリゾート地への穏やかな人生の一時期でもない。砂漠のガウンと帽子を着けて落ち着きを欠いた彼は夢中でしゃべり続けた。

(略)

手に持った携帯電話の即時性や騒音と発砲の鋭い物音の親密さは、ある意味ではネットワークの編集されたデジタルフィルムより人を動かさずにはおかない。カダフィのように、イスラエルが2009年の流血から外国のジャーナリストを締め出すことに決めたとき、ガザで同一のことが起こった。"プロ"の衛星中継する連中から私たちが日ごろ見聞きしなかった実体(リアリティ)を、ブロガーやYouTube投稿者(及びアルジャジーラ)がささっと提供してくれた。最終的に、独裁者にカメラの前の一人占めで事実を語らせるかもしれない。昨夜カダフィは「殉教者として死ぬつもりだ」と言った。ほとんど確実に間違いない。
http://www.independent.co.uk/opinion/commentators/fisk/robert-fisk-gaddafi-raved-and-cursed-but-he-faces-forces-he-cannot-control-2222904.html

2011/02/22

おさらば 戦闘機マルタに亡命


上空の戦闘機とヘリから街中の一般市民のデモ隊に向かって爆撃だって?
国の最高指導者の要請でギニアなどアフリカから雇い入れた傭兵とリビア軍が戦闘してるって?軍隊は国民のためのものだといって...

◇リビアのダバシ国連次席大使は「虐殺」と強硬対応を非難。アラブ連盟のムーサ事務局長は21日「対立ではなく対話が必要」と呼び掛けた。イスラム教法学者はリビア軍兵士はカダフィ大佐を射殺すべきだとする宗教令(ファトワ)を出した。

リビア各地ではデモ隊と治安部隊の衝突が続いている。反対派メディアなどによると、外国人の雇い兵が市民を無差別に殺害、20日に衝突が始まったトリポリだけで死者250人に達した。アルジャジーラは21日夜、トリポリで戦闘機やヘリコプターが無差別に攻撃したとの住民の目撃情報を伝えた。

ただ、リビア国営メディアは21日、空軍が空爆したとの報道をカダフィ大佐の次男セイフイスラム氏が否定したと報道した。「郊外の軍倉庫を攻撃した」という。

AFP通信などによると、21日に戦闘機2機とヘリコプター2機が地中海の島国マルタに到着。戦闘機のパイロットは反体制派が掌握した北東部ベンガジへの空爆を命令されたと話しており、亡命を求めた。
(引用元:日本経済新聞2011年2月22日)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E0E2E2E18DE0E0E2E0E0E2E3E39F9FE2E2E2E2;at=ALL

◇アルジャジーラ ライヴブログ 2月22日
リビア現地時間

午前1時40分:「リビア上空に飛行禁止空域を指示しなければならない」とリビアの国連次席大使ダバシ(Dabbashi)

午前1時20分:ギニアやナイジェリアで見かける広告が金銭目当てに働く自称傭兵に日当2000米ドルまで差し出すのをアルジャジーラのアラビア語放送が報じる。


午前1時9分:カダフィの演説に関する何らかのニュースは?ない。引き続き最新ニュースが流れる私たちのテレビにチャンネルを合わせておくことをオススメする。

午前1時:ロンドン、ベルリン、パリ、ワシントンDC、カイロ、ニューヨークシティで組織化されたリビアの反カダフィ運動家と連帯する抗議について報道が殺到する...あなたのエリアの詳細についてはツイッターで# Libya タグをチェックせよ

午前12時59分: 石油企業グループがリビアでの営業を休業する準備をしているとファイナンシャルタイムズ紙が報じる。

午前12時53分:北アフリカの反乱でアルジャジーラの報道をよく見るせいで、ジンバブエで数十人の学生と政治活動家が逮捕されてきているとニューヨークタイムズ紙が報じる。

午前12時49分:BP(英国石油)が従業員をリビアから避難させる準備をしているとの報告が持ち上がる。その企業にはEU第3位の石油仕入れ先リビアとの大契約がある。

午前12時45分:アルジャジーラのレギュラー寄稿者マルク・リンチ(Marc Lynch)が、このなかなかな短い記事を書いてきている、そしてリビアでの外国の介入の落とし穴とメリットを熟考する。自分でじっくり確かめてくれ。
http://lynch.foreignpolicy.com/posts/2011/02/21/the_libyan_horror

アメリカ合衆国、NATO、国連、そしてアラブ連盟はすでに血だらけの情勢が何かいっそう悪い事態に落ち込むのをなんとか封じようと力強く動く時期だ。

午前12時41分:反乱を支持していたとしてリビアのチュニジア人の"自白"を国営テレビが放送している。

午前12時34分:攻撃ではらわたを抜かれた死体の映像は表に出すにはあまりに痛ましい。ニュース編集室のテレビ放送局のわが同僚たちは、肢体が切り刻まれて胴体がだいなしにされる血なまぐさい死体にモザイクをかけなければならなかった。

午前12時32分:サイフ・カダフィがリビアの都市へのどんな空爆も否定する。

午前12時30分:さらに続けてリビアの国境警備兵がエジプトとの東部国境を明け渡していると報じる。

午前12時22分:副外相がリビア国民に向かって傭兵を用いることを否定する。

午前12時20分:なおもカダフィの演説を待つ

午前12時11分:アルジャジーラアラビア語ニュース番組の総合司会者がこの場の出来事を報じるのを国の中でネットワークに可能にさせるため副外相Khaled al-Gaeimを追い詰めようと試みる。
仮にあなたが我々の報道を信頼しないのであれば、なぜあなたは今私たちによって生放送するのですか?
副外相:「そちらの陰気な報道について申し渡すためとそちらは放送電波(チャンネル)を所有しないと言うために、私はちょっと立ち寄った。」

午前12時9分:リビアの副外相はベンガジであれ他のどこであれ、どのような無差別殺人も起こっていることを知らないと否定する。彼はその時"争いをけしかける"としてアルジャジーラをとがめる。
「いわゆる報道からそちらさんは何を獲得するのか?もっと多くの従業員か?」

午前12時6分:世界ぐるりと連帯抗議の呼びかけがオンラインのソーシャルネットワークを横切って全世界的に広がる。

午前12時3分:イスタンブールからアルジャジーラのAnita McNaughtの報告、リビアの2万5000のトルコ人従業員の幾らかを救助するため今日早くに送られた航空機は、空港管制施設にだれもいなかったので国に接近したあと引き返さなければならなかったと言っている。

午前12時1分:Darnah市街が現在"傭兵"から攻撃を受けるとオンラインの報告は言っている。
http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/17/live-blog-libya

2011/02/21

タハリールの声


◇"自由の枠を押し進めるチャンス":エジプトの学生たちが恐れ気もなく政府の許可なしに新聞を発行する

政府の認可を必要とする規則を物ともせず、17歳のエジプトの高校生Sanaa El Seifは新聞の発行を手伝っています。これまで、掲載はタハリール広場の意見に焦点を合わせてきています。
 
番組出演者
Sanaa Seif:エジプト、カイロの17歳の高校生 
Sharif Abdel Kouddous:カイロから報道するデモクラシーナウ! の首席プロデューサー

エイミー・グッドマン:もしあなたがこの若い女性、このエジプトのティーンエイジャーを紹介してくださるなら、彼女にインタビューした理由、現在起こっていることの重要性を紹介してください。

SHARIF ABDEL KOUDDOUS :そうですね、当地の若者はこの革命に批判的でした。たくさんの人がそれを若者の革命と呼びました。彼らがまっ先に街頭デモをしたのですが、その内にあらゆるエジプト人が合流していました。次第に彼らはこの反乱で最も大胆な行動を起こしてきており、はかどらせています。そして彼らがどんなことを行っているか、ほら、私が手に持っているのはエジプトのアラビア語で新聞を意味する" El Gornal "と呼ばれる新聞の初版です。どちらかというと私たちの言葉では単にジャーナルを意味します。そして彼らはそれを印刷していてオンラインで流通させています。要するに抗議する人の意見で裏面に革命で殺された人々、殉教者の名簿があります。オンラインで載せるのとは別に彼らが印刷している理由は、許可なく新聞を印刷して配布するのを禁じるエジプトの法律をわざと破るためです。では、Sanaa Seifがきています、彼女はハイスクールの生徒で、この新聞について彼女に伺います。

SANNA SEIF : 私の名はサヌア、17歳。ハイスクールの最終学年です。ちょうど今が自由の枠をさらに続けて押し進める絶好のタイミングだと私たちは思いつきました。それで、どうして新聞を作らせないの、作ってもいいじゃない、今すぐ街頭で売ろうよ、それには許可を得ないで通そうよ、と私たちは考えました。それはとても象徴的なことです、私たちは当てにしていません、大した予算はありませんが、私たちはこれを無理やり押しつけたい、表現の自由を示したいんです。私たちはそれをさらに続けてこじ開けたいんです。
 
SHARIF ABDEL KOUDDOUS : つまりエジプトで印刷及び新聞のために、あなたがたは決まって認可をもらわないといけないんですね?
 
SANNA SEIF : そうです。許可なくは今回が初めてです。ですから私たちはどうなるか黙って見ています。
 
SHARIF ABDEL KOUDDOUS : 加えて、どういう新聞か?説明してください。

SANNA SEIF :オーケー、それは" Voices of Tahrir(解放の声)"  と呼ばれます、"解放"を意味します。最初の新聞ネタは革命経験後の私たち各自らしいもの、かなり言うべきことがあるものでないといけないと考えました。だから知っている一人残らずに呼びかけました、私たちはタハリール広場の人々、アレクサンドリアの人々、この革命でその場でなにかしてきている人々に呼びかけました。そして全員が何か書いてくれました。また、それはブログのようです。
(引用元:デモクラシーナウ!デイリーダイジェスト 18 Feb. 2011)
http://www.democracynow.org/2011/2/18/its_time_to_push_the_borders

写真は17歳の高校生、サヌア

ライヴブログ リビアナウ


リビアはカダフィに忠誠を誓う海外の傭兵2000人あまりを国内に呼び寄せていると昼のCNNで報じていた。抗議のデモ隊を鎮圧するためというか内戦としてぶっ殺すために?
ところで王国の独裁といったらサウジでしょうけど?どうなの?(アメリカびびる...)

◇北アフリカのリビア東部で続く反政府デモで、中東の衛星放送アルジャジーラは20日、東部地区最大の部族がデモ隊に加わったと伝えた。複数の住民は本紙の電話取材に「軍も警察も反政府側に加わり、(東部一帯を)制圧した」と答えた。ロイター通信などは、首都トリポリでもデモが始まり、治安部隊と衝突したと報じた。最高指導者カダフィ大佐が41年間支配を続けるリビアの情勢は重大局面を迎えた。 
住民の証言によると、東部各地の街では20日深夜、人々が広場などに繰り出し、反政府側による制圧を祝っているという。
ロイター通信によると、東部の中心都市ベンガジでは、20日だけで50人以上が死亡。200人が負傷し、うち100人が重体という。当局との衝突で死亡した犠牲者を悼む数万人の葬列に治安部隊が発砲したとみられる。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは、リビア全土の死者が少なくとも計233人に上るとの推定を発表した。
(引用元:東京新聞2011年2月21日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011022102000174.html

◇アルジャジーラ ライヴブログ リビア
2月22日(リビア現地時間)
午前1時:リビア指導者の息子サイフ・アルイスラム・カダフィがリビア国営テレビ放送でライブで演説している。彼は書いた台詞なしでリビアの方言で国民に向かって演説するつもりだと言う。
メディアはリビアの出来事を非常に大げさに言ってきていると彼は言い、死傷者の数は14人として、民間人の死亡者を残念に思うと付け加える。彼はまた組合とイスラム教徒のグループが抗議を支持している、そして彼らはこの局面から利益を受けているとも言う。
彼の演説から断片を英訳したものは以下です: 

「住民が軍隊を襲撃しようとして軍隊は難しい局面に置かれた。軍隊は暴動を処理するのに慣れていなかった」と彼は言う。 「リビアの市民が死んだ、これは悲劇だった。」

「リビア乗っ取り策がある。人々はベンガジに政府を作りたがり、そして他の人々はBaydaにイスラム教徒の首長国を迎え入れたがる。これら全部には彼ら固有のたくらみがある。もちろんアラブメディアがこれを過剰に宣伝した。リビアのメディアの誤りはこれについて報道しなかったことだ。」

「リビアはエジプトと同類ではない。リビアは多部族、誰もがその役割りを心得ており、これが内戦の原因になるのももっともだ。」 

「リビアはチュニジアやエジプトではない。リビアにはリビア全体を団結させてきている石油がある。」

「あなたがたに対して私は正直でなければならない。私たちはみんな武装している、悪漢や失業者でさえ。現時点で戦車が民間人と共にあたりに押しやられる。Baydaでは都会のどまん中でだれでもマシンガンを持つ。 多数の武器が盗まれてきている。」
 
「だれもリビアにやって来なければ、リビアとどんな商売もしようとしないだろう。」

 「私たちは新しいメディア法、市民権を求めよう、そして愚かな刑罰を取り除こう、私たちは憲法をもうけよう...私たちはあした新しいリビアをもたらそう。私たちは新しい国歌、新しい国旗、新しいリビアに同意できる。さもないと、内戦の道が開かれる。石油を忘れるな。」

 「北朝鮮と韓国のように国が分断されるだろう、フェンス越しに互いを見ることになる。ビザのために何ヶ月も列をなして待つことになる。」

 「ヨーロッパや米国で暮らすリビア人、彼らの子どもは就学中で彼らはあなたがたに戦ってもらいたい。彼らは気楽だ。そのうえ彼らはやって来て、私たちとリビアを統治したがる。イラクのように、彼らは私たちに殺し合ってもらいたい、そうしたらやって来たいと望む。」

午前12時11分:リビアの中国大使Hussein Sadiq al Musrati がアラビア語のアルジャジーラで放送中にまさに辞職する。彼は軍隊に仲裁に入ることを求め、すべての外交職員に辞するよう呼びかけた。 
カダフィの息子間の撃ち合いについて彼は主張を行った、またカダフィは多分リビアを去っているだろうとも主張した。アルジャジーラはこれらの主張についてなんの確証も持たない。 
2月20日
午後11時59分:北アフリカの国の抗議者に対する取締りで彼らの報道を理由にリビアがレバノンのテレビ局を妨害しているとレバノン当局者は言う。

午後11時54分:南リビアの50万の頼もしいトゥアレグ族が100万の強力なWarfala部族からの反乱に参加しようとの呼びかけに留意していることを、さらに続けて報道がほのめかす。リビアのトゥアレグ族にとっての故郷、GhatとUbaryで抗議する人が報道によれば政府建物と警察署を襲撃している。
 
午後11時25分:ベンガジに残っている親カダフィ民兵組織が"怒った暴徒の群れによって虐殺されている"とオンラインの記事が主張する。アルジャジーラは治安部隊が空港に逃げるに従って抗議する人々が街を制圧すると言う市内の数名と話をしてきているとは言っても、主張を裏付けることは不可能である。 
http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/17/live-blog-libya

写真はカダフィの息子の演説の生放送に自分の靴を掲げて意思表示するリビアの人々
ピンぼけですがメディアの映像が届かないのでいまある現地の映像はすべて地元民の投稿だそうです
でもまあなんというか、エジプトではムバラクの息子二人の殴り合い寸前、今度リビアでは息子同士の撃ち合いですと...

2011/02/20

イデオロギーの衝突


◇米国ウィスコンシンで反乱:ウィスコンシンの国会議員が採決を引き延ばすため州を離れる時、幾万もが反組合法案に抗議する 

ほとんどすべての団体交渉権を削除して給料や恩恵を大幅削減するスコット・ウォーカー共和党知事の提案に反対するため、およそ3万人の学生と公共部門勤務者が木曜日マディソンのウィスコンシン州議会議事堂で集中攻撃をかけた。
(引用元:デモクラシーナウ!デイリーダイジェスト 18 Feb. 2011) 
http://www.democracynow.org/2011/2/18/its_people_power_as_tens_of

◇ウィスコンシンでイデオロギーの衝突
 
政府職員の報酬を引き下げて組合の権利を撤廃する提案をめぐって米州の一触即発の状況で張り合う抗議が無数の人を引き寄せた。

少なくとも5万5000人のデモ隊が米ウィスコンシンの州都マディソンの街頭に繰り出してきている、公務員の組合交渉力を削ぐ州の法規制の支持者は数で対立する相手にまさった。

土曜のどちら共によるデモは、組合の権利と税をめぐって一般的なイデオロギー闘争の中心点になってきている1週間続く衝突の一部だった。
 
ウィスコンシンは公務員の給料、恩恵、交渉権を巻き返すための取り組みをめぐって、米国の争奪戦の一触即発の状況である。

仮に共和党の多数派が勝つとすれば、他州は強力な労働組合と対決するにつき勇気づけられてもよいはずだ。

ネイション誌の政治記者ジョン・ニコルズはアルジャジーラに語った。「知事は資本の支配的な現実を見落とすことはできません。」

「これらのデモは大変大規模になってきているので、もはや知事が引き下がるかどうかの問題ではありませんが、彼はできるだけ抵抗しようとするでしょう。それに対し労働者はニーズがある限り抵抗し続けるつもりだと自発的に言います」とニコルズは言った。
(引用元:アルジャジーラ 20 Feb.2011)
http://english.aljazeera.net/news/americas/2011/02/20112201564409366.html

2011/02/19

インターネットの殺人スイッチ



◇アルジャジーラのライヴブログ 
2月16日 エジプト現地時間
午後10時41分:民主主義を成就するエジプトの取り組みがうまくいくことを期待すると同時に、また最悪にも備えなければならないとイスラエルのネタニヤフ首相が話す。
土曜日に出した声明でカイロの新しい軍統治者がすると言った通りにエジプトがイスラエルとの1979年平和条約に忠実でいてくれるだろうとの期待をネタニヤフは繰り返した。
「だれもエジプトの将来が持ち出すものをわかっていない」と彼はエルサレムでの挨拶でユダヤ系アメリカ人指導者に話した、そして「私は単純に一番いいものを期待できない、私はまた最悪に備えなければならない。」

午前2時27分:エジプトの新しい最高権力者は改革に反対していた(WikiLeaks)、エジプトを変えることを任される軍の指揮官は、"中央政府の権力をむしばむ"と信じたために政治改革に反対したと英テレグラフ紙は報じる。

午前3時30分:エジプトの民主主義支持陣営が国の至るところに彼らのメッセージを繰り出して抗議をもり返させる手助けでインターネットの動員能力がカギだった。そこでムバラク大統領の政権はたくさん衝撃を与えた措置としてインターネットを遮断した。
インターネット遮断は5日持ちこたえただけだった、けれどもニューヨークタイムズ紙が報じるように、どうやったら遮断が持ち上がりうるかに関して情報通信エンジニアでさえ当惑した。そしてその措置は世界中に広がったテクニカル社会を唖然とさせてきており、中東、他の独裁的な政府をめぐる不穏な状勢によって懸念をふくらませた。...やはり、インターネットに
とってどうしても殺人スイッチなことに取り憑かれるだろうと言っている。

午前1時30分:ムバラク失脚と同時にカイロで取材する間にアメリカCBSの女性通信員が性的暴行を加えられ殴りつけられたとの報道によってソーシャルネットワークがざわめいて人々がかんかんに怒った。

http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/15/live-blog-egypt

写真はタハリール広場の金曜礼拝
金曜午後1時3分ツイッターより  
http://yfrog.com/h41y4rdcj

間違った路を行くのはどっち


◇ムバラク政権は抗議の人々を「撃たなかった、殴りつけなかった、逮捕しなかった」とオバマがほのめかす

火曜日、ワシントンDCの記者会見でオバマ大統領が抗議者に対するイラン政府の取締りをエジプトのそれと比較してイランや中東をわたっての抗議に向けて演説しました、オバマはまた米国が後押しするムバラク政権は最近の反乱を暴力によって抑えようとしなかったとも匂わすようです。 
オバマ大統領:「エジプトで正しかったことはイランで正しくあるべきです、そしてそれは人々が意見や苦情を表現できるべきであり、もっと応ずる政府を要求できるべきだということです。違っているのはイラン政府の反応、人々を撃つこと、人々を殴りつけ、人々を逮捕することです。しかも私の期待と予想は大いなる自由とさらなる代議政治への切望を表現できる勇気がイランの人々にあるのを私たちが見続けることになるというものです。」
オバマはまたエジプト人の反乱の米政府の処理を擁護して、移行をしきりに要求する干渉の発露を避けたかったと主張しました。けれどもオバマは二人の高官、ヒラリー・クリント国務長官とフランク・ワイズナー特使がムバラク体制の支持を言葉に表したことを認めるのを拒否しました。
オバマ大統領:「エジプトの成り行きを命じることができるというフリを私たちはしませんでした、というのは私たちには命じられないからです、従ってエジプトの事象を存続することが今日重要だということ、アメリカ合衆国は争点にならなかったが、きちんとした移行、有意義な移行、そしてもっと後ではなくすぐにでも起こる必要がある移行を信ずるとの一目瞭然のメッセージを私たちが放つこと、しかも始めから終わりまでそのメッセージに向かって一貫していることに私たちは非常に心にとめていました。」 

◇オバマ政権は、ツイッター、WikiLeaksを標的にする間にインターネットフリーダムをうるさく求める
 
世界中に広がった抗議する人を助けてインターネットフリーダムの抑制を回避させるつもりだと言ってオバマ政権は新しい政策を明らかにしてきています。エジプトとチュニジアでの最近の反乱におけるオンライン組織化の重要な役割について話してクリントン国務長官はブロガーや活動家を助けて米国は国家検閲をかわさせるつもりだと言います。
クリントン国務長官:「技術的なフィルターかまたは検閲のレジームかまたはオンラインで集まることや表現の権利を行使する人たちに対する攻撃か、インターネットフリーダムに対して障壁を立ててきている政府は結局がんじがらめになる自己の天分を悟るでしょう。彼らは独裁者のジレンマに直面するでしょうし、壁を倒させるかそのまま立てておくことで犠牲を払うかのどちらかを選択しないといけないでしょう。ブロガーを逮捕して市民の平和的活動を詮索する、そしてインターネットへのアクセスを止める政府は、多分セキュリティを求めていると主張するでしょう。事実上、彼らがそれを定義する時まさにそういう結果になるかもしれません。けれども彼らは間違った路を行っています。」
感謝されない皮肉な巡り合わせで、クリントンのコメントはちょうどオンライン告発者WikiLeaksに断固たる措置を執ることを求めて彼らの申し立てを主張するため政府の弁護士らがバージニア法廷に出席した時に生じました。アイスランドの議員Birgitta Jónsdóttirを含めて、米司法省はWikiLeaks創設者ジュリアン・アサンジとWikiLeaksにつながる他の4人の個人情報を求めてインターネット会社Twitterに裁判所出頭命令を出してきています。出頭命令はTwitterから送られる明らかに個人的なダイレクトメッセージを含めて彼らのアカウントに関してすべての記録と通信をTwitterに求めます。火曜日、市民の権利を求める団体の弁護士らは出頭命令は非合法を明確にされるべきであること、そしてその顛末はすっかり公表されるべきであるのを主張しました。

◇ピーター・キング下院議員が反WikiLeaksスパイ議案(Anti-WikiLeaks Espionage Bill)を提出する

他のWikiLeaksニュースでニューヨーク選出共和党のピーター・キング下院議員が極秘情報を発表する告発者に的を絞るつもりの措置を提出してきています。 議案は政府出どころの暴露も情報提供者もスパイ行為と名づけるため1917年のスパイ法の修正を要求します。先週、類似措置が上院議会に提出されました。

◇ブッシュ当局の重要な"情報源"がイラクの大量破壊兵器についてウソをついたことを認める

その主張が米のイラク侵略の論拠作りに役立つのが常だったイラク人亡命者が初めて彼がウソをついたのを自ら認めてきています。ロンドンのガーディアン紙とのインタビューでRafid Ahmed Alwan al-Janabi、コードネーム「カーブボール」は、サダム・フセイン下の可動式生物兵器ラボと別の秘密の場所というウソを彼がでっち上げたと話します。彼はサダム・フセインの統治がぐらつくことを願っていて、彼の主張が8年前当時の国務長官コリン・パウエルの悪名高い国連への提言で引き合いに出されたときショックだったとJanabiは話します。ブッシュ政権の高官らは米諜報機関内に疑念が広まったにもかかわらずJanabiの主張を強調しろと強要しました。

(引用元:デモクラシーナウ!2011年2月16日ヘッドライン)

全文は以下に↓あります
http://www.democracynow.org/2011/2/16/headlines

写真はアルジャジーラのライヴブログ2月16日より
http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/15/live-blog-egypt

2011/02/15

ニューノーマル


写真:レバノンのエジプト人が反乱で殺害された概算300人の抗議者をたたえている (EPA)

◇アルジャジーラのライヴブログ 2月14日
 (エジプト現地時間)
午後10時26分:私たちのオンライン制作者Evan Hillが「After Mubarak:The New Normal」と題するカイロからの新しい写真セットを送ってきたところだ。
ここをチェック↓ 
http://www.flickr.com/photos/aljazeeraenglish/sets/72157625923456389/

午後6時:本日早くに国営テレビ放送で読みあげた声明の中で軍評議会は人々に仕事に戻るように、そしてエジプトの経済を混乱させてきているストライキをやめるように急がせる。

午後4時04分:もっとよい給料と労働条件を要求する労働者によってカイロでは労働者の抗議が続く。 

午後3時20分:EurogroupのJean-Claude Juncker議長が欧州連合のホスニ・ムバラク資産凍結を支持するつもりだと言う。

午後3時08分:タハリール広場で憲兵隊がデモをする警察官のグループと警察に反対する抗議者のグループを引き離している。 
タハリール広場でデモをする警察官はよりよい給料を要求しており、彼らは人々に賛成していると言う。

午後2時58分:NBCの番組" Today " の談話でSameh Shoukryは、ホスニ・ムバラクは「もしかすると幾らか具合が悪い」という情報をもらっていると話す。ムバラクは紅海のリゾート地シャルムエルシェイクの邸宅で薬を飲むのを拒絶しており、ふさぎ込んでいて幾度も気を失っているとカイロの新聞2紙に書かれている。この記事について直接の確認は一つもなかった。

午後2時40分:タハリール広場で抗議が通行を止めてきている。陸軍が広場で撮影するのをやめるよう私たちや他の国際メディアに命じてきているので私たちはどんな実況の映像も伝えることができない。

午後1時20分:多数の人々がタハリール広場に集まってきている、大部分の人が警察当局に対して抗議する。

http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/13/live-blog-feb-14-egypt

2011/02/14

ウィルスだって ばかもん

◇アルジャジーラのライヴブログ 2月14日
 エジプト現地時間
午後8時16分:パレスチナ人が国境の制限緩和を待ちうけるとき、エジプトでの政権失脚はガザ地区で期待を膨らませてきている。ラファ検問所はここ数週間通行止めになっており、病人が治療のためガザから出て行けない。
http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/12/live-blog-feb-13-egypt-protests


写真はエジプトの著名なブロガーKareem Amer
釈放されました

〜デモクラシーナウ!2月11日〜
◇著名なエジプトのブロガーが秘密の軍の拘留から解放される
 
ほぼ一週間近くひそかに拘留されたあとにエジプトの最もよく知られたブロガーのひとりが刑務所から解放されてきています。Kareem Amerとその友人、映像作家Samir Eshraは、2月7日ムバラク支持派に襲われ、次いで軍に引き渡されました。AmerとEshraはカイロの範囲を超えた砂漠に位置する刑務所で一週間近く拘束されました。これからはDalia Ziadaが加わります。彼女は人権活動家で詩人、またAmerの友人でもあり、彼女自身ブロガーです。
 
Kareemに関してあなたは何を知りましたか?またちょうど今の状況について教えてください。数百人か幾千という人なのか、現在拘留されている人が何人なのか、私たちにはわかりません。
 
DALIA ZIADA :その通りです。昨日深夜、Kareemが解放されたのは朗報です、また彼は友人のSamir、彼もブロガーで映像作家、と一緒に砂漠で置き去りにされました。二人とも親ムバラク派によって拘留されました、そして軍隊又は軍部に手渡されました。犯罪者らしく見えないのは明らかとはいえ、二人は犯罪者だと彼らは主張しました。けれども、二人がKareemとSamirとして個人的に的を絞られたのは明らかでした。でも今彼は解放されます。私は昨日彼に話しかけました。彼はとてもしんどかったので、たいして話しませんでしたが、彼はだいじょうぶです。
http://www.democracynow.org/2011/2/11/prominent_egyptian_blogger_released_from_secret

~デモクラシーナウ!2月11日のヘッドライン~
◇オマル・スレイマン副大統領:「エジプトのユース(若者)よ、エジプトのユースとそのヒーローよ、あなたの自宅と仕事に戻りなさい。国をおこし向上させ独創的にするためにあなたの実力を必要とする。偏向的な衛星チャンネルや、催眠術をかけてエジプトを弱め、そのイメージを台無しにするのを除いてはなんの目的もないチャンネルに耳を貸すのではない。ただ何をなすべきか指示するあなたの良心、あなたの意識とあなたを取り囲む危険の認識にだけ耳を貸しなさい。」 

◇米商工会議所の敵を標的にする策略が暴かれる

ウェブサイトThinkProgress.orgは米商工会議所の政敵をひそかに傷つける策略の詳細を明らかにしてきている。リークされたEメールによれば、いくつかの国内最大手企業を代表する会議所のロビー活動に障害のある改革論者と労働者団体を弱める方策を提案するよう民間警備会社3社が頼まれた。その団体には、労働者連合Change to Win、Service Employees International Union、U.S. Chamber Watch、StopTheChamber.com、そしてThink Progressそのものを含める。ある提案は、会議所について間違った情報入りの文書を彼らに与えることで会議所の攻撃目標をワナにかける、それから文書は以前団体がその内容を宣伝したでっちあげとしてすっぱ抜くことを要求する。会社はまたChange to Winに通じ合う"でっち上げのインサイダー(内部の人)"を作り出すことも正式に提案された。民間警備会社3社、Palantir Technologies、HBGary Federal、Berico Technologiesは今週、オンラインの内部告発者WikiLeaksやその目立つ若干の支持者を攻撃目標にする策略にもかかわり合った。 

◇CPACでポールの支援者らがチェイニーを"戦争犯罪人"と大声で呼ぶ 

前副大統領ディック・チェイニーは木曜、毎年恒例のワシントンDCでの保守政治行動会議(Conservative Political Action Conference)というありそうもない現場で公然とやじられた。"合衆国憲法防衛"賞をドナルド・ラムズフェルド元国防長官に授与するためチェイニーはCPACに現れた。ステージにポップミュージックのヒット曲"Simply the Best"がかかったあとにチェイニーは"戦争犯罪人"、"ビンラディンはどこだ?"という大声に出くわした。やじはリバタリアン(自由論者)共和党員ロン・ポールの思わぬ支持者から生じたらしかった。チェイニーが口をきき出すとポールの集団は部屋から退席した。
http://www.democracynow.org/2011/2/11/headlines

〜デモクラシーナウ!2月4日のヘッドライン〜
◇マケインがアラブの民主化運動をウイルス(害毒)にたとえる

抗議が地域一帯で続く間に、前共和党大統領候補アリゾナのジョン・マケイン上院議員がアラブ世界で右肩上がりの大衆運動を反撃されなければならない"ウイルス"と評してきている。彼はフォックスニュースのインタビューで意見を述べた。
マケイン上院議員:「 このウイルスは中東の至る所に蔓延している。ご存じでしょうが、イエメンの大統領はたった今再び立候補しないと発表した。これは恐らく、少なくとも近代の中東における我々全体の関与から成る歴史の最も危険な段階だと私は論じるつもりだ。」

◇地球上の食料価格が過去最高に達する

1月、地球上の食料価格が新高値に達し、アメリカ合衆国の強力な風雪とオーストラリアの洪水の結果として悪化することが予期される。小麦、トウモロコシ、ダイズの価格がどれも過去最高に近づいた。Abdolereza Abbassianは国連食糧農業機関に雇われる。
Abdolereza Abbassian :「私たちを心配させる問題はこの物価上昇の持続期間です、これほど前に始まった物価上昇が今後数カ月で劇的に変わろうとしているというどんな徴候も全く私たちに提示されません、それは長いです。またこの長い持続期間がそのうち多くの国々でもっと大きい食料の暴騰をもたらすのを私はかなり予想します。」

◇アフガンの人がグアンタナモで死ぬ

48歳のアフガン人男性がキューバのグアンタナモベイにある軍刑務所で死んだと米軍が発表してきている。据え付けの運動機械装置、楕円の訓練用機械を使用後まもなくAwal Malim Gulは死んだと当局は言う。Gulは罪状なしに9年近くのあいだグアンタナモに拘留されてきていた。
http://www.democracynow.org/2011/2/4/headlines

2011/02/13

独裁者は去ったけれど

◇アルジャジーラのライヴブログ 2月13日
エジプト現地時間
午前9時18分:軍が抗議者にカイロのタハリール広場を退去してもらおうと努めるにつれ、いくらか"小さい小競り合い"があったと私たちの特派員James Baysは言う。
「思うにそれはもっと大きな問題を映しだすだろ」と彼は言っている。「ムバラクが出て行ったからには次は安定を求める時期と軍は真に受ける。だが、かなりの抗議者がまだ十分に果たされていないと考える。軍が文民政府に受け渡すまで彼らは広場を片づけたくない。」

午前7時30分: 反乱を通じてムバラク政権がどんなふうにカイロで路上生活するストリートチルドレンを人質として利用したかについて、ロバート・フィスクがインディペンデント紙に書く。
しかしながら、どんなふうにムバラク支援者が民主主義支持者に向かって石を投げるため故意に子供たちをタハリール広場の周辺に連れて来たか、どんなふうに彼らが一文無しのストリートキッズを説き伏せて親ムバラクのデモ行進に加わらせたかを、日曜インディペンデント紙にインタビューされた子どもたちがまた明らかにした。抗議する人たちが子どもたちにやさしいのに気がついたせいで、ほかの子供たちの大群が広場に無理やり行かされた、そして子どもにサンドイッチを与えて、たばこと金を渡す。

午前7時20分:ツイッターに送られる"勝利はスイート”カップケーキの写真 @ayakhalil's #Egypt


午前4時35分:テレグラフ紙からの記事
ホスニ・ムバラクは権力を握る最後の18日間を使って彼の財産をつなぎ止めた。没落が差し迫るのを認識したムバラクは、彼の資産を可能性のある捜査官の及ばないところに置こうと企むことをよく知っている。ここ何週間かムバラクが彼の財産を移動させ始めていたと欧米の上級情報源は主張する。
この資産をどんな方法で守るかに関してムバラク一族内部での急を要する会話に私たちは気づいている。また一族の財政顧問がかなりの金額をあちこち動かしてきていると私たちは考える。たとえチューリッヒに現金があっても、今ごろはもうなくなっているだろう。 

午前3時31分:AP通信社から、木曜に辞任すると彼らが考えたことに関してなかなかおもしろい分析 
ホスニ・ムバラクは木曜に辞任を発表することになっていた。エジプト軍はそのつもりだった。彼の与党の新党首は木曜に辞任することを顔と顔をつきあわせて彼に嘆願した。だが、抗議者による2週間以上の大規模デモにもかかわらず大統領はまだ納得しなかった。 
ムバラクの首席副官と広範囲にわたって未来の後継者と見なされる息子ガマルを含める家族は、まだ騒ぎを乗り切れると彼に教えた。それでその他のエジプトが期待していたTVで放送される辞任演説は、しぶとくて最終的に屈辱的な権力にしがみつく試みになった。それは抗議者を激怒させたにすぎない。金曜日に軍はずばり行動を起こした。
土曜日、エジプトのほぼ30年退場しない指導者が倒れる数時間前になにがあったかに関する冒頭の実態をエジプトのインサイダー(内部の人たち)がAP通信社に提供した。若干は敏感な情報とあって匿名を条件にしゃべった。  

午前12時28分:メディア(情報)大臣Anas El Fekiは辞任しているとエジプトのシャフィク(Ahmed Shafik)暫定首相が発表した。

午前12時26分:エジプトの検事総長は他の閣僚と一緒にナジフ(Ahmed Nazif)前首相がエジプトを出るのを禁じてきている。
http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/12/live-blog-feb-13-egypt-protests

2011/02/12

やったね!エジプト人


例の拘束されていたグーグルのワエル・ゴニム青年がさきほどアンダーソン・クーパーを介してCNNのこれまでの報道に対してお礼を言った。そしてなによりもフェイスブックに大感謝した。
生まれてから一度も経験したことのない「自由という威厳」をこの人たちはいま手にしたと誰かが言った。いま初めて人々はこの国に参加したいと思っていると。
ワエル青年はムスリム同胞団について聞かれて「彼らは変わった」と思うと答えた。
「ボクは昨夜タハリール広場でムスリム同胞団と長い時間話をした。彼らはここにいて、いろいろな階級の人たちと一緒に寝泊まりして変わったんだと思う。」
またある人はわずか18日間で、「エジプト人が国民の能力を知った日」だと説明した。
「エジプト人は"世界の母"を取り戻した」んだと。
もうひとり聡明な青年、1月25日行動からずっとタハリール広場にいるエジプト系イギリス人俳優ハリド・アブダラー(映画「グリーンゾーン」でマット・デイモンの通訳を演じた)は2月3日、ガーディアン紙の記者にこう語っている。
「ここにいる人々は動揺していない。ボクらは仕事も宗教も年齢もバラバラで、何も組織化されていない人間の集まりだ。社会的正義と政治的な正義を切望する確信の強さがボクらを結びつけている。」

◇アルジャジーラ ライヴブログ 2月12日

午前2時10分:カイロのタハリール広場はムバラク辞任を祝う人々で今まで通りすし詰めだ。

午前1時54分:モロッコ人もまたモロッコの首都ラバトの街頭でエジプト国旗を振ってムバラク終焉を祝う。
 
午前1時25分:レバノン人とエジプト人がベイルートのエジプト大使館前で一緒に祝っている。

午前1時08分:北の都市イスマイリアでは群衆が喝采を送りエジプト国旗を振る、だが一方スエズでは軍が祝賀の中心にいるとロイター通信は報じる。

午前1時06分:ニューヨークの"リトルエジプト"の街頭ではエジプト人の海外移住者らがムバラク倒壊を祝う同胞と合流してひとつになる。数十人が通りをふさぎ、「私たちは鼻を高くしてエジプトを生き甲斐にする」と繰り返し唱えながらエジプト国旗と横断幕を振っている。

午前1時:祝賀が市内いたる所で進行中であるとアルジャジーラのRawya Ragehがカイロから知らせる。
 
午前12時35分:ムバラク辞任を祝う数千人の集会でガザのパレスチナ人らがエジプト国旗を振って「ロング・ライヴ・エジプト」と繰り返し唱える。

午前12時:ムバラクは去った、さびしく思うかい?2月11日の私たちのライヴブログに戻るとする。私たちはエジプトと世界各地からこれに対する反応をあなたに提示し続けるつもりです。

◇アルジャジーラ ライヴブログ 2月11日

午後11時58分:トルコのエルドアン首相が口上書きで次のように言った。 
エジプト軍の最高評議会が常識あるアプローチを採用してこの新しい管理のもと自由で公正な選挙をまとめてくれるものと私たちは期待する。軍の最高評議会はできる限り短い期限で権力を受け渡すはずである。エジプトの大抗議の始まりから民主主義と自由を求めるわが兄弟エジプト人の正当な要求をトルコは支持してきている。この国は今度は多元的社会、代議制、また人権を支持する新体制に向かって平和に移行するはずである。

午後11時05分:スウェーデンの外相Carl Bildがアルジャジーラに次のように言っている。 
必ずしも、それはエジプトの統治者に負わせるあるいは退陣させるアウトサイダー(異分子)の役割りとは限らない。...これはアラブ世界全体にとって重大な日だ。伝統的にエジプトが導く点で、その他のアラブ世界に続いて起る。...国際社会の一部になりたいエジプトはイスラエルとの平和条約を重んじてくれるに違いない。
 
午後7時12分:バーレーンの外相Khalid al Khalifa、
「エジプトはアラブ世界を新しい時代に運ぶ... うまくやってよいものにしよう」
 
午後6時54分:私たちはエジプトの文化と知性を取り戻す必要があるとエルバラダイがアルジャジーラに述べる。
 
午後6時39分:ちょいタイムリーなウクライナの元首相で現野党党首ユーリー・ティモシェンコによる意見。 
私の革命は裏切られた、革命あとに報復革命が続いて起るかもしれない。だが、歳月が経過するにつれて、どうしたら反乱の精神をへこませないでいられるか? 

午後6時20分:エジプト人でアルジャジーラ特派員のAyman Mohyeldinは、これだけ多くの人々にとって「夢が現実になっている」と言う。

午後6時04分:歓声がエジプトの至る所に起る。振られる国旗。タハリール広場で、アレクサンドリアで、スエズで、喜ばしい光景。私たちのライブストリームを見守るように→http://aje.me/jelive

午後6時03分:彼は去った。彼は辞任した。ムバラクの30年の統治はすっかり終わる。オマル・スレイマンはこう言っている。 「ホスニ・ムバラク大統領は大統領官邸を放棄してきている。」 

午後6時01分:オマル・スレイマンがたった今国民に向かって演説する。
 
午後6時:紅海の保養地シャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)へのホスニ・ムバラクの移動は「建設的な第一歩」とホワイトハウスは言っている。

午後5時58分:ドーハのブルッキングス研究所のIbrahim Sharqiehは、「私たちが本当にこれを革命と呼んでよい前に」たくさんの義務が生じると警告する。
革命をうまくやるには、もはやムバラクが政権を握っていない、おそらくまた国にもいないと共に、体制が完全に改められる必要がある。やはり与党NDP幹部も政権を握るべからずだ。オマル・スレイマンから引き継ぐため、移行政府樹立にそって働くことによりこの革命を成功させることで軍は重要な役割りを務めることができる。

午後5時50分:最近任命されたNDP総書記のHossam Badrawiはエジプトは新しい党が必要だったと言って辞任する。 それは総書記という地位からと党からの退任だ。

午後5時40分:陸軍がいま思い切って国営テレビの建物を取り巻く人々の流れを抗議する人たちに抑制させているとAlaa Abdel Fatahは言っている。
 
午後5時34分:著名な活動家Alaa Abdel Fatahがカイロの国営テレビの建物外からアルジャジーラに話しかける。

午後4時58分:北シナイの中心部El-Arishの抗議者たちが警察官と発砲を交えて警察署に火炎びんを投げたと目撃者は言った。およそ1000人の抗議者が大きな集団から分かれて警察署に向かった、焼夷弾を高く打上げてパトカーを燃やすと目撃者は言った。 

午後4時53分: 軍のヘリが予期される声明より先にカイロの大統領宮殿に到着する。
 
午後4時39分:まもなくエジプトの大統領職が「緊急で重大な」声明を用意していると国営テレビ放送は言っている。 

午後3時31分:与党の上級役人がムバラクは昨夜副大統領に権限を委任してきており、彼は現在捕らえられているとアルアラビア放送局に話す。 
与党の上級役人Mohamed Abdelllahはまたムバラクがシャルムエルシェイクに向かっているとの情報があるとも言った。 

午後3時19分:ムバラクが一族と共にカイロから出発していると知らされるのを政府に近い筋を引き合いに出してAFP通信社が報じる。けれども彼の行き先は今すぐはっきりしていないと言う。 
 
午後3時06分:息子が抗議で殺された母が抗議する人に向かって演説し、民主主義を求める闘争に喜んで次男を差し出していると言った。
写真はロイター

2011/02/11

大統領殿、とても足りません


◇アルジャジーラのライヴブログ 2月11日
(エジプト現地時間) 
午前2時05分:"ますます最悪の演説に反応を示す"とForeign Policyでマルク・リンチ
本日、エジプトにとってムバラクの演説がどれだけよくなかった誇張して言うのは耐え難い...

午前2時:怒った群衆がカイロのエジプト国営テレビ建物の前に次第に増してきている。抗議する人たちは体制に反対を繰り返し唱えてムバラクの辞任を要求している。
 
午前1時45分:"エジプトにとってこれはタハリール広場のミラクル(奇跡的な出来事)"とガーディアン紙でSlavojŽižek 

妥協の余地はない。全くのムバラク機構の失脚か、蜂起が裏切られるかのどちらかだ。
 
午前1時35分:"ムバラクが彼の副官(代理)にどれほど権力を受け渡すかはっきりしない"と英国のヘイグ外相

午前1時22分:カイロの中心地に近いタハリール広場に集まった抗議者らがモスリム世界で本気の侮辱を意味する自分の靴を振り回した、その間中他の人たちが「出てけ!」、「倒れろ、倒れろ ムバラク」と大声でどなった。

午前12時34分:エルバラダイがツイッターで、「エジプトは爆発するでしょう。陸軍はただちに国を救うべきです」とツイート。 

午前12時31分: 欧州委員会エジプト外政代表キャサリン・アシュトンの声明、「エジプトの人々の要求と期待はかなえられなければなりません。ムバラク大統領によって言い渡される道順が彼らの期待と熱望を満たすかどうか判断は彼らのためにすることです。ムバラク大統領はより速やかでより進んだ改善への道筋をまだ公開してきていません。私たちは次の何時間及び明日明後日のエジプトの人々の反応に周到な注意を払うつもりです。」

午前12時21分:イスラエルのバラク国防相が辞任を断るムバラクについて一問に答える、「我々はあえて彼ら自身の利害関係よりもエジプトの人々を支持するほうが大事とのふりをするべきではない。私はこれに応じなければならないとは思わない。たどり着くことや、自分の憲法、規範、慣例に従って成功することはエジプトの人々次第だ。」 

午前12時03分:ムバラクの演説に対する反応でフランスのサルコジ大統領は、「エジプトはイラン式の宗教的な独裁政治でない民主政治を達成するであろう」と言う。

午前12時:さあ2月11日を通して私たちのライヴブログは続きます、この後も引き続きおたのしみください。



http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/10/live-blog-feb-11-egypt-protests

2011/02/10

アノニマスが容赦なくかみつく



写真は2月10日エジプトのタハリール広場を満たす人たち すごい!数が増えている
スレイマンと内務省はどんな手を使ってでも彼らを排除するつもりなんだろう
反政府運動に参加する人たちの拉致、拘束、拷問に、エジプト陸軍も関与していたと英ガーディアン紙にはある 
CNNのアンダーソン・クーパーもエジプト政府はウソつき!だと怒る 
反政府側の人たちと対話するふりをしておいて実際には秘密警察に市民やジャーナリストを拘束させ拷問させていると

◇アノニマスを調査しようとしている会社にアノニマスが侵入
 
さまざまなウェブサイトへの最近のアノニマスのサイバー攻撃の背後にいる人間を調査する警備会社がグループの偉業の犠牲になってきている。

アノニマスの幹部の身元を確認するためFBIと共に精を出してきていると言う情報セキュリティ調査会社HBGary Federalは昨日、会社のウェブサイトに侵入されてCEO(最高経営責任者)Aaron Barrのツイッターアカウントがグループによって漏洩されたのを知った。

「本日われわれは皆さんに教訓を与える 。われわれを打倒しようとする連中に向かって実際に歯向かうと決めた時、われわれは情け容赦なくかみつく」と、Aaron Barrのハックされたツイッターのページにアノニマスがツイートした。

自宅の住所、社会保障番号、携帯電話番号がアノニマスが暴露したCEOの情報だ。またグループはHBGaryの最高業務責任者テッド・ベラのLinkedInアカウントもハックできた。ベラの住所と電話番号を手に入れるのに2分とさらに10分強かかったとフォーブズ誌が述べる骨の折れる仕事だ。

他国の上級メンバーに加えてアメリカ合衆国のアノニマスの2人の重要なメンバーの身元を確認したと土曜日掲載される新聞記事の中でファイナンシャルタイムズ紙に語ったときBarrが面倒なことになったのは明らかだ。彼の成果を彼は当局と共有するつもりでなかったとファイナンシャルタイムズ紙は言っているが、サイバー攻撃に関係したアノニマスのある筋はBarrがFBIに情報を売るするつもりであったとフォーブズ誌に語った。

HBGaryへのサイバー攻撃は、アノニマスが12月ペイパル、ビザ、マスターカードや他社に対して放った標準の広範囲にわたるサービス拒否(DDoS)攻撃よりもっと打ちこんでもいてもっとたちが悪くもあった。内部告発サイトWikiLeaksを守ってあれらサイトを標的にしていたと主張するアノニマスは自分たちがFBIと面倒なことになるのに気づいてきている。進行中の捜査の一環としてFBIは英国の警察と共に捜索令状を発行してきている、英国の警察はサイバー攻撃と関連して近ごろ5人の人物を逮捕した。

(引用元:cnet news 7 February 2011)
http://news.cnet.com/8301-1009_3-20030849-83.html#ixzz1DQ41NgBs

イラク戦争のウソに手を貸した


やせ衰えたとはいえ、チェイニーはまだ人前で影響力を行使しようとする
彼のたった一つの心臓の高額な最先端治療の金の出所を考えるとイラク人も浮かばれないだろう
イラク戦争を正当化する"ウソ"のひとつをスレイマン現副大統領が得意な拷問を駆使して引き出していたことがウィキリークスが明らかにした外交公電でわかった。イラクとアルカイダを結びつける口実のため拷問にかけられたその容疑者はスレイマンの尋問の後に自殺したそうだ。

写真は昨日エジプトのタハリール広場にいたブロガーが撮影したもの
アメリカの影響力を象徴するかのようにケンタッキーフライドチキンをむさぼるエジプト治安部隊

◇チェイニー元米副大統領がレーガン生誕100周年を祝う席でムバラクは良友であり米国の味方と呼びかける 

米国は公然と慎重な措置をとるべきだと言って、チェイニーは過大な圧迫は逆効果であり得ることをほのめかした。 
「理由があってたくさんの外交が秘密裏に進められる。かなりの通信・文書に機密性があることには正当な理由がある。そしてムバラク大統領は歳月によって彼が受けるに足る通りに待遇される必要がある、というのも彼は良友なのだから」
(引用元:米ABCニュース)
http://abcnews.go.com/US/wireStory?id=12849123

◇WikiLeaks :ガザへの武器密輸人から成るシナイ半島を"浄化する"つもりであるとスレイマンがイスラエルに語った 

リークされた外電によれば、パレスチナの兵器運び屋の"シナイ半島浄化"に動き出したいとエジプトの新副大統領オマル・スレイマンがイスラエルに語った。
(引用元:英テレグラフ紙) 
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8314459/WikiLeaks-Suleiman-told-Israel-he-would-cleanse-Sinai-of-arms-runners-to-Gaza.html

◇WikiLeaks : エルバラダイは"テヘランに甘すぎる" 

リークされた外交公電によれば、エジプトの反対勢力のカギを握る指導者、エルバラダイはイランに対して軟弱で中東での課題の一部になっていたとアメリカ合衆国とイスラエルは警告を与えた。
(引用元:英テレグラフ紙) 
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8314463/WikiLeaks-Mohamed-ElBaradei-was-too-soft-on-Tehran.html

◇WikiLeaks :サダム・フセインを引きずり降ろすなとムバラクは米国に告げた 

リークされた外電によるとムバラクはサダム・フセインを退陣させるなと、"3度か4度"、前米副大統領ディック・チェイニーに告げた。
(引用元:英テレグラフ紙)
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8314469/WikiLeaks-Hosni-Mubarak-told-US-not-to-topple-Saddam-Hussein.html

◇WikiLeaks : エジプトの拷問者はFBIによって仕込まれる

彼らはごく普通に拘留者(未決囚)を拷問にかけて野党を抑え込んだとの申し立てにもかかわらず、米国はエジプトの秘密警察の士官にFBIでの訓練を提供した。
(引用元:英テレグラフ紙)
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8314475/WikiLeaks-Egyptian-torturers-trained-by-FBI.html

2011/02/09

自由は戦う価値のある恵み


◇アルジャジーラのライヴブログ 2月8日
エジプト現地時間

午後12時08分:グーグルの中東事業を統率するWael Ghonimがエジプトの治安部隊によって解放された。DreamTVで彼は自分の厳しい試練についてMona al Shazlyに話しかけた。
そのインタビューをライヴでブログしたツイッターユーザーでジャーナリスト@SultanAlQassemiは、You Tubeのビデオ映像にワエル・ゴニム(Wael Ghonim)の放送の彼の翻訳を見つける。(ビデオはアルジャジーラのこのページで見ることができる)

「ボクは自分の雇い主(グーグル)をだましたのでエジプトの抗議に行けた。ボクは国賊ではない。誰からも何事も必要としていない。ボクはヒーローではない。ただキーボードに慣れていただけで本物のヒーローは現場の人たちだ。ボクはその人たちの名を言えない。これは人々がお互いに向かって反逆者(国賊)の言葉を利用するチャンスだ。ボクは虐待されなかった、投獄され、拉致された。ボクは刑務所で幾人か実に聡明な人々に直面した。彼らは本当にボクらが国賊でよその国のために動いていると考えた。もしボクが国賊だったなら、UAEのボクの家のスイミングプールのそばを離れなかっただろう。なんであれ" Facebook youth(フェイスブック若者) "と呼ばれる者が1月25日その無数の若者に誘いをかけたと彼らに密告された。今述べたことが立派な目的を持つ人々が国賊と見なされる場合だ。」
(続きはメールマガジンNewsFanzineに掲載予定)
http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/07/live-blog-feb-8-egypt-protests

「自由はそのために戦う価値のある恵み」
7日、ワエル・ゴニムがツイッターのアカウントから送ったメッセージ

ホスニ・ムバラク大統領の退陣を求めるデモが続くエジプトで8日、首都カイロをはじめとする国内各地での参加者がデモ開始以来最大規模となった。

カイロのタハリール広場でのデモには、米インターネット検索大手グーグルの幹部ワエル・ゴニム氏も参加した。同氏はフェイスブックのサイトを通じて反体制派に結束を呼びかけ、初回となる前月25日のデモの実現に深く関わった人物。その後12日間にわたり拘束されたあと、7日に解放され、デモに合流した。

群衆はゴニム氏を取り囲み、われわれの英雄だと称賛。同氏が「わたしは英雄ではない。英雄はこの広場に残ってデモを続けているあなた方だ」と叫ぶと、デモ隊は拍手喝采し、涙を流す人も見られた。

デモ隊は、デモの動員に不可欠なツールとなったフェイスブックやツイッターに敬意を表し、両サイトのロゴマークなどを掲げていた。
(引用元:AFP 2011年2月9日)

グーグルの地域マーケティングマネジャーを務めるゴニム氏はオンラインでの抗議活動で役割を果たし、デモ参加者から象徴的リーダーと呼ばれていた。同氏は反政府派リーダー、エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長のウェブサイト立ち上げを支援したほか、他の反体制派にツイッターやフェイスブックなどソーシャルメディアの活用方法を教えた。(引用元:ブルームバーグニュース)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aJLjFUpLfxz8
NNNニュースが演説直後のワエル・ゴニムに直撃インタビューした。
ワエル・ゴニム:「エジプトの人々を誇りに思う。これは市民のパワーによるものだ。リーダーは広場にいる人たちだよ。これは民衆による革命だ。僕は1人の人間にすぎない。国がよくなるなら死んでも構わないと思っている」
また、ゴニム氏は、今後もインターネットを通じた反政府活動を続ける意向を明らかにした。
http://news24.jp/articles/2011/02/08/10175665.html



下の写真がグーグル社のワエル・ゴニム 今は幾分かやつれぎみでもっと突き詰めた表情のぶん精悍に見える

2011/02/07

スレイマンは不公正なブローカー


◇アルジャジーラのライヴブログ 2月7日
(エジプト現地時間)
午前3時08分:エジプトの副大統領オマル・スレイマンがムスリム同胞団との会談を通じて公正な仲介人でありうるかどうかで、リークされた米国公電が疑問を提起する。これ以上は下記の秘密の暴露を読んで理解してくれ。
[http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2011/02/20112620314460519.html]

午前2時:カイロの解放広場で数千人が野宿している、ムバラク大統領退席要求が叶えられるまで譲歩するのを拒絶する。

午前1時27分:フォックステレビで話すアメリカのオバマ大統領は、民主主義支持者の抗議が国をかき回すのを前にして、またムスリム同胞団が新政府で重大な役割を獲得する可能性を見くびるのを前にして、エジプトは道を戻ろうとしていないと言った。
 「ムスリム同胞団はエジプトの一つの党派とみなす」とオバマは言った。「彼らに過半数の支持はない。」

午前12時40分:アルジャジーラのポール・ブレナンがムバラク帝国についてまったく衰える徴候が見えないと報告する。
 
午前12時20分:12日間カイロのタハリール広場にあふれている民主主義支持者の抗議の先陣とアルジャジーラのオンライン制作者が合流する。
「一人残らず苦しむ、我慢しないやつは一人もいない。そこに座る誰もが耐えている、自宅にいる誰もが耐えている、我々に反対することになる人々、大統領を支持する連中でさえ、支払済みなのを除いては同様に我慢する。」 

午前12時:さあ2月7日に向かって私たちのライヴブログを続ける。

写真はロイター 

http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/06/live-blog-feb-7-egypt-protests

2011/02/06

アルジャジーラ モーメント


ムバラクに"退場の花道(名誉ある引退)"を用意すると同時にスレイマンへの権力移行が着々と進められているようだ。またアメリカのフォックスニュースが4日報じたアメリカ当局者の話とするスレイマン副大統領の暗殺未遂事件ならびにボディガード2人の死亡説をエジプトの保安当局が否定した。もうひとつ不安材料の天然ガスパイプライン爆破ではエジプト当局がイスラエル向けパイプラインとしていたが、日経によるとヨルダン向けパイプラインとのことだ。アルジャジーラによると、イランとイラクの国境沿いの山岳部にすごい数のタンクローリーが結集というか一列にぐるり並んでいる...

◇ムバラク大統領の退陣要求デモが続くエジプトで5日、大統領の次男、ガマル氏が与党国民民主党(NDP)の政策委員長を辞任した。ムバラク氏についても中東の衛星テレビ、アルアラビーヤが一時、与党NDP党首を辞任したと報じたが、同テレビは同日夜、「ムバラク氏は与党党首を辞任していない」と事前に報道した内容を訂正した。
 
◇エジプト北部でヨルダン向けの天然ガスパイプラインが爆発した。国営テレビはテロ行為が原因と伝えたが、事故との情報もある。当局はヨルダンに加え、イスラエルへのガス供給も停止した。

(以上、引用元:日本経済新聞2011年2月6日)

アルジャジーラのライヴブログ 2月6日
(エジプト現地時間)
午前12時06分:ちょうど昨夜よりもっとエジプトの首都カイロで雨の夜のなか群衆が頑として動じないと同様に、抗議者が立てたバリケードを片づけようとする軍を相手に緊張の一日の割には事態は平静であると一人のアルジャジーラ特派員は言う。

http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/05/live-blog-feb-6-egypt-protests

ライヴブログ 2月5日
午後11時37分:エジプトの私服警官がGoogle幹部Wael Ghonimをさらっていくのを捕らえたと主張するビデオ映像がYouTubeでかなりの影響力を獲得し始めている。一週間以上行方不明のGhonimは若者の抵抗グループApril5の支持者だった。わかりやすい昼間に無理やり連れて行かれた男がGhonimかどうか私たちは確かめることができない。けれども気がついた人混みの面前で起こったのに何もじゃまできなかった又はじゃましようとしなかった事実はエジプト情勢について多くを語る。

午後11時:寒くて雨降りという事情にもかかわらず、反政府抗議者はタハリール広場で主張を守り続ける。住民たちは食べ物と紅茶を分配し続けるためにテントや用品を持って来ていると特派員は言っている。

午後9時21分:この数週間最新ニュースを知らせるアルジャジーラの重要な役割に注目させるスター紙のおもしろい記事、「アルジャジーラ・モーメント(The Al Jazeera Moment)」 。
これは気づかれないまま過ぎてはいなかった。その報道のアルジャジーラ英語版オンラインのライヴストリーミングへのトラフィックは過去1週間を通して2500%に増大してきている。その60%までがアメリカから来ている。

午後12時06分:カイロの特派員は、その領域では流浪の民ベドウィン部族によって運び出されている可能性もある北部シナイのガスパイプラインに対して攻撃の徴候があると情報筋が彼に教えると言っている。二カ所の異なる支脈を通ってイスラエルとヨルダンに輸出するガスにするのが常だったパイプラインはいくつかの理由で論議の的となっていると彼は言う。エジプトの天然資源はイスラエルに少しも売る必要はないとある人々はみなし、シナイのベドウィン部族は総収入の正当な取り分を得ていないと主張する。

午前10時56分:El-Arish(アリーシュ)に近いパイプラインに対する攻撃の背後に誰がいたかはまだ不明瞭と私たちの特派員は言う。

http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/04/live-blog-feb-5-egypt-protests

写真は新ヴァージョンの"Walk Like An Egyptian(エジプト人のように歩く)"

2011/02/05

エジプト"出発の日"


ファイナルプッシュ
◇アルジャジーラのライヴブログ2月5日
(エジプト現地時間)

午前3時44分:もっと大規模な親ムバラク派の抗議はたぶん土曜日だろうとの報告があるとアルジャジーラ特派員は言っている。私たちが最近経験してきているものより大規模でより組織化されると予想される。

午前2時:ロイター電がタハリール広場での「激しい発砲」を伝える、けれども発砲はエリアから立ち退くように軍が空に向けて撃ったものだと私たちの筋は知らせる。
 
午前1時48分: 金曜の夜からずっと続く歌声を見せるクリップをたったいま民主主義支持の擁護者Ramy RaoofがYoutubeに掲示した、テンションは高いと思われ、「(国営)テレビ放送はウソ、事実はここにある」と抗議者たちは歌う。

午前1時20分:タハリール広場は現在「絶えず祝祭の雰囲気と共に満員」でいつも集団の中に音楽と談話があるとAJE特派員。非常に打ち解けた雰囲気で穏やかだ。

午前12時23分:カイロのアルジャジーラ支局長と別のジャーナリストがエジプトの首都で拘留されてきている。詳細はまもなく...

午前12時:エジプトを揺り動かしている抗議は12日目へと進む。
反政府デモ隊はますますホスニ・ムバラクの統治期間30年の即刻終わりを要求している、けれども大統領は9月までとどまるつもりだと言い張る。

そうした中で、国営テレビ放送は政府が夜間外出禁止令を緩めてきており、3時間短縮していると報じている、もっとも外出禁止令はカイロのタハリール広場にとどまる抗議者によって大部分無視されてきているが。



写真はエジプト「出発の日」
カイロ(上)とアレキサンドリアの街の大規模抗議(下)

2011/02/04

内務省はスレイマン

4日昼に放送されたCNNアンダーソン・クーパーの現地報道によると、もうこれ以上プロパガンダを流して広場の立ちあがった若者を裏切れないという理由でエジプト国営放送のアンカーウーマンが辞職した。彼女は創設以来のベテランで、高い教養をこころざして運営してきたが、反ムバラクで立ちあがった若者のまったく正当な主張に対し、内務省から、あれはムスリム同胞団の反政府運動と放送しろとの通達があった。しかし、自由と民主主義を求める行動は実は貧困と高い失業率、食料品の高騰というせっぱ詰まった現実から起こった無能な政府に対する抗議行動。彼女は無関心だと思っていた若い世代が立ちあがったことに誇りを感じているとアンダーソン・クーパーの電話インタビューに答えた。

〜今朝の新聞から〜
携帯電話大手の英ボーダフォンは3日、声明を発表し、エジプト政府からムバラク大統領支持を呼び掛けるメッセージを携帯利用者に送信するよう強要されていると説明、政府に抗議したと明らかにした。

AP通信によると、ボーダフォンなど主要な携帯会社の携帯電話に一斉配信された短文通信、ショートメッセージサービス(SMS)の内容は「正直で信義に厚い人びとよ、尊いエジプトを守るため裏切り者に立ち向かおう」といった文面で、大統領支持派デモへの参加を促している。

エジプト政府は先月28日、反政府デモが広がるのを抑えるため一部地域で携帯電話サービスを停止させた。ボーダフォンの携帯電話を翌日にほぼ再開させる一方で、非常時に国民へメッセージを発信できる法律上の権限を背景にして、政府側に立つ内容のメッセージ配信を続けていたことになる。

(引用元:中日新聞2011年2月4日)

〜アルジャジーラのライヴブログ2月4日 エジプトの抗議〜
http://blogs.aljazeera.net/node/3164

午前1時26分:El Nadimセンターの創立者Aida Seif El Dowlaは、反政府抗議者たちに助けを提供する姉妹組織、著名な法的救済団体Hisham Mubarak法律センターが、木曜どんなふうに襲撃されて25人のボランティアと一緒に5人のスタッフが拘留されたかをアルジャジーラに教える。

朝早くより区域は、街路から手当たり次第に人を狩りたて、彼らをマイクロバスに満たしてはどこかわからないところに運び去る乱暴者でいっぱいだ。それから、陸軍がHisham Mubarak法律センターを取り囲んでいたと聞いた。それから、ごろつきの悪漢どもがHisham Mubarak法律センターを取り囲んでいたと聞いた。また彼らは人々が建物に入るのも出るのも許してきていない。それから、陸軍、憲兵隊がセンターの中にあがっていってセンターに押し入り、備品を抱え、コンピュータを抱え、かなりのファイルを抱え、だれかの携帯電話からシムカードをはずした... 私たちはそのように聞いている。
彼女の同僚たちがどこに拘留されているかを知ってるかどうか聞かれたとき、Dowlaは次のように言った。
私たちにはわかりません。私たちにはわかりません。憲兵隊に捕らえられているという事実は、普通の警察署ではなく、たぶん軍事的なある所に引き留められているという結果になります、どの点で拘留されてきているか次第です、それから私たちにはあの人たちに接近する方法が一つもありません、彼らが無事かどうか私たちにはなにひとつ情報がありません。...彼らがどこにいるかまるでわかりません。
拘留された人たちの中には数名のブロガーの他に国際アムネスティやヒューマンライツウォッチ(Human Rights Watch)の代表的な人もいると彼女は言った。

午前1時02分:カメラを持っているジャーナリストが攻撃目標にされているとき、そうすることが安全となり次第、ライヴ撮影は再開するつもりだとAJEの特派員は報じる。

2011/02/03

いまも正気と闘っている

AP通信によると、人権団体アムネスティがマニングの実情に関して仲裁に入るよう英国に強く主張している。

ロンドン:秘密をばらまくウェブサイトWikiLeaksにデータをリークするとして非難された陸軍一等兵について言えば、彼は英国とアメリカの2重国籍であると主張する間に、火曜日、国際アムネスティが英国当局に仲裁に入るよう求めた。

支持者らが刑罰と評する事情の下にブラッドリー・マニング一等兵は昨年夏以来、バージニア州クワンチコ基地の海兵隊営倉に拘留されてきている。 お母さんがウェールズ人なのでマニングの事件は幾分か英国で息の長い注目を引きつけてきている、だが今度はこの23歳が英国の市民権を持っているとある支持者らは主張する。

(引用元:The Associated Press 1 February 2011)

国際メディアへの復讐

ちょっと前に昼のニュースで、ロシアの記者がタハリール広場で親ムバラク派によって拘束され、フィルムや機材を没収されたと伝えた。今度はあのアンダーソン・クーパーが少なくとも顔に10回はパンチを食らったというではないか、いつも誠実そうで好感の持てるアメリカCNNの360℃看板男だ。

エジプトの混乱を詳細に報道する記者として派遣されるジャーナリストが水曜、大部分はある意味で敵に包囲されたムバラク大統領に緊密に協力した荒れ狂う男どもによってなぐられ、血まみれになり、絶えず悩まされるなど、標的になっている。

BBC、ABCニュース、CNNを含めて、局のスタッフの一員が何よりカイロの街中で襲撃されてきているのを多数のニュース販路が報じた。いくつかの事例ではニュース社員が「外国のスパイ」だと非難され、襲われてさっと片づけられ、たいてい暴行を加えられた。

「修羅場だった。なにひとつ統制がない。急に男が近づいてきて顔面にパンチをくれる」とCNNのアンダーソン・クーパーは言い、タハリール広場の外で同僚2人と一緒に親ムバラクのデモ隊によって襲われたことを説明する。

(引用元:CNN)
http://edition.cnn.com/2011/WORLD/africa/02/02/egypt.journalists.attacked/index.html?hpt=C1

襲われた記者らによると、攻撃者はムバラク支持者や「私服警察」だった。スパイと非難されたベルギーの記者は逮捕されてなぐられた。襲われた社員の数で最悪だったのがドバイに本部のあるアルアラビアのニュース局で特派員は血まみれで発見され病院に搬送された。ジャーナリストの権利擁護団体はこの暴力の責任はムバラク政権にあると真っ向から非難する。また、アンダーソン・クーパーが襲われたときエジプト軍兵士がそばにいた、仲間の女性プロデューサーが男に服を裂かれていると言い張ったが兵士は混乱を見ても何もしなかった。国境なき記者団の記者は、「ムバラクの辞任を求める抗議行動を中継する国際メディアへの復讐行為のように思える」と言っている。

始まったムバラクの血の暴挙

抗議者の集まる広場のまん中をラクダに乗った男がムチでカツを入れて走りまわる今朝のニュース映像見ましたか!? 
この人は駆り出されたムバラク支持者 しかも警察官との情報がある

◇エジプトで始まる流血:馬やラクダに乗ったムバラク支持者らがタハリール広場で抗議者を暴力によって激しく攻撃、
100人以上が負傷

私たちの放送の直前、エジプトのホスニ・ムバラク大統領支持者らがカイロのタハリール広場の反政府抗議者らを襲撃したとき暴力による衝突が勃発した。報道では100人以上がけがをしたとのこと。「広場全体が乱暴者のごろつきによって取りかこまれる、そして明らかにもっと襲おうとしている」とエジプト人活動家Nazly Husseinが知らせる。「住民がけがをすることになるのを私は見届けてきている...住民がけがをして医療センターに運ばれるのを見ました。」

(引用元:デモクラシーナウ!2 February 2011)

◇2月3日のアルジャジーラのライヴブログ

午前1時47分:数十人のムバラク支持者らが道路の片側にバリケードを築いてきており反政府抗議者らを囲い込んで閉じ込めてきているとタハリール広場からちょっと離れたところから報道するアルジャジーラの特派員が知らせる。彼らはまた石を集めており、街灯をこわし目出し帽をかぶって顔を隠している、明らかに反政府抗議者との新たな相殺効果に備えている。相殺効果を準備する男どもは警察官だと、情報源が私たちの特派員に教える。

午前1時35分:タハリール広場でもあり住宅でもある火災にもかかわらず、現場に軍の介入もなければ消防自動車もないとAJEの特派員は報じる。

午前1時17分:タハリール広場で燃える数台のクルマがある。

午前1時01分:親ムバラクの支持者らが跨線橋に立ち去る、そこで彼らは下の群衆に向かって火炎ビンを放り投げている。陸軍はじゃまをすることでなにもしてきてない。

午前12時51分:相殺効果はエジプトの国立博物館の前で起こっている、そこでは石や火炎ビンが飛んでいる。
 
午前12時45分:エジプト陸軍によって大口径の砲弾が発砲されているとAJEのウェブ制作者がタハリール広場から報じている。彼らは「空中に発射」しているらしい。 

午前12時15分:タハリール広場近くに設置される間に合わせの病院で働く医者Mustafa Husseinが、広場は「大混乱ほどでない」こと、用品を申し出る電話が病院に殺到することをアルジャジーラに知らせる。 彼はまた今日彼が診た負傷の多くは抗議者が石を投げつけられたために頭部外傷だったと言った。

午前12時10分:タハリール広場から報道するAJEウェブ制作者は、現在警察官は一人もいないと報じる、また反政府抗議者は親ムバラクの支持者に数でまさっていたと言う。
 
午前12時:ドーハの本部からライヴブログを続ける。

2011/02/02

心配な新事実


sharifkouddous:
番組「デモクラシー・ナウ!」のシニアプロデューサーで現在カイロで取材しているシャリフ・アブデル・クドウスのツイートから引用
体制はムバラク支持者のデモ行進を動員している。ホテルの窓の外に200〜300人の支持者を見た。これは心配させる展開だ(約2時間前のツイート)
オバマは米国は言論の自由と集会の自由を支持すると言う。ムバラクが打ち破って抗議者を逮捕するのを前にしてどの点で非難の話をしてたっけ?(約3時間前のツイート)


写真は、最新の演説で自分の任期を全うすると断言した角も牙も見えてくる悪魔のような形相のムバラク大統領

高潔どころか保身のかたまり


◇アルジャジーラのライヴブログ
2月2日(現地時間)

午後11時59分:さあ引き続き私たちの2月2日のライヴブログである。

午後11時43分:「金曜の午後、私たちは大統領宮殿にいるだろう」とタハリール広場の抗議者らが大声で叫ぶ。金曜の祈りのあとに計画された大デモ行進の知らせはすぐに官職を立去るようムバラクに迫ることをねらって「退去の金曜日」と呼ばれている。

午後11時39分:抗議する人がムバラクの演説にがっかりしたとアルジャジーラに知らせた、また彼のまわりで"不十分"と繰り返し唱えるもっと多くの人間を期待していたと彼は言う。カイロで抗議は続く。

午後11時15分:ムバラクが彼の当期を終りまで見とどけると言ったあと、"去れ 去れ"を意味する" Erhal erhal "とタハリール広場の群衆は繰り返し唱え続ける。
演説の中でムバラクは、無所属の人が大統領候補に立つのを不可能にさせるエジプトの憲法76条項を改正すると訴えた。

午後11時08分:群衆はムバラクの演説に満足したとは思われない、タハリール広場の抗議は続く。ムバラクは新しい指導者の地位のため道筋を準備したいと言って彼の高潔を絶賛した。
本日あなた方に向かって演説するホスニ・ムバラクは、長い年月国民に奉仕することを自慢してすべてのエジプト人と同様にこれは私の故国だと自慢する。私はその領土を守ったし、この領土で死ぬつもりだ。 
私は歴史によって判断を下されるだろう。 故国は生き続ける。人間は生き続けない。

午後11時01分:大部分のエジプト人は将来についてびくびくして恐れているとムバラクは言う。

午後10時57分:ホスニ・ムバラクがアルジャジーラ英語放送でライヴで演説
http://aje.me/ajelive

◇AP通信によると、国連人権高等弁務官は未確認としながらも、2月1日までのデモ弾圧による死者は約300人、負傷者は3000人を超えたと発表した。

◇AFP通信によると、治安当局の話としてデモ参加者はカイロで約50万人、アレクサンドリアで約40万人、その他の都市で約11万人を数え、目標の100万人を達成。同国近代史においても最大規模のデモとなった。

◇CNNによると、エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長は1日、エジプトのムバラク大統領の動きは権力の座にとどまるための「トリック」だと指摘し、反政府デモ隊の要求を十分満たしたとは思えない、との認識を示した。

2011/02/01

アルジャジーラBoos



頼りにしてるよ アルジャジーラ!

今朝のアメリカABC放送のアンカーウーマンの切り口はおかしい
もしムバラクが倒れたら、アメリカ人を狙うテロがアメリカで増えるのではないか?ムバラク政権はエジプトのアルカイーダを抑えていてくれた、きっとアルカイーダは喜ぶはず、息を吹き返すでしょう... ブラブラブラー

ところで現地エジプトでは政府当局が28日にインターネット接続と携帯電話サービスをほぼ全面的に遮断したと報じられた。その後、グーグルとツイッターが音声回線を使って音声メーセージを投稿できるサービスをエジプト人のために立ち上げた。

▽「@Speak2Tweet」
こういうことだ。
所定の電話番号(+16504194196、+390662207294、+97316199855)に電話をかけてボイスメールを送ると「#egypt」のハッシュタグ付きでメッセージが投稿できる。投稿されたメッセージは上記の電話番号に電話をかけるか、speak2tweetで聞くことができる。

▽アルジャジーラのBoos
インターネットが遮断する前、当局のソーシャルメディアへのアクセス遮断に対抗してアルジャジーラはスカイプを活用して現地の声を録音していた。その音声はAudiobooという音声サービスで公開されている。

▽アルジャジーラのライヴブログ
カイロ、アレキサンドリア、スエズのアルジャジーラのスタッフからの報告を用いて私たちはドーハのアルジャジーラ本部からエジプトのあらゆる事態についてアップデートし続けます。

(すべてエジプト現地時間)

Feb.1
午前2時:あなたのケーブルネットワークでアルジャジーラ英語放送にアクセスできないって?あきらめないで。アルジャジーラ英語放送は私たちのウェブサイト上のライヴ放送と現在YouTubeで入手することができる。

午前1時半:カイロの現場の特派員から音声メッセージ、インターネット活動家たちがエジプト人をオンライン状態にしておく方法を探し続ける。もうひとつこちらにはインターネット上で流れるリスト、アノニマスが投稿したインターネット遮断を回避する20のやり方がある。

午前1時9分:アルジャジーラの特派員のひとりが電話経由でツイートしてきた。アルジャジーラのクルーが釈放された、そしてまもなく百万人の集会を取材すると。

午前12時58分:エジプトの目下の状況に積極的に貢献したいテク・オタク(ギーク)の集団が開発した新しいテクノロジーをグーグルのオフィシャルブログが説明する。
どんな電話回線からもエジプト人にツイッターにメッセージを送らせる新しいツール「Speak2Tweet」だ。
→メッセージはここで聴ける(twitter.com/speak2tweet.)

午前12時15分:エジプトのアルジャジーラ特派員たちがほぼ全面的なメディア弾圧についてツイートしてきている。
「エジプトにインターネットはない、まったくない。Noorは踏みとどまる最後のプロバイダーだったがそれも同様に遮断された。」
「まもなく携帯電話が弾圧されるとのウワサ、大規模なデモと警察が戻ることになっているとすればこれは道理にかなう。」

http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/01/31/live-blog-feb-1-egypt-protests