見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2019/10/19

世界人助け指数 日本最下位


★Music is the medicine of the mind.” - Miles Davis

☆バンクシーが低価格オンラインショップをオープン。
「富裕層のアートコレクターは購入しないでください」
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/20746

◇英機関「この1ヶ月間に、見知らぬ人、あるいは助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」日本は125位で世界最下位
「寄付をしたか」64位、「ボランティアをしたか」46位だが、ホームレス拒否にみる行政機関の冷酷さは際立つ(あるツイッターより)

私たち一人ひとりが、この10年、20年くらいで自分がどれだけ殺伐として冷酷になったのかを考える必要があると思う。(雨宮処凛)

◇「人助けランキング、日本は世界最下位」英機関 
日本は冷たい国なのか ホームレス受け入れ拒否問題
2019/10/17 by 在米ジャーナリスト 飯塚真紀子
  
とても悲しい。
それが、ホームレスが避難所に入ることを拒否されたという日本のニュースを目にした時に感じた思いだ。そして、そんなニュースに寄せられたコメントを見てもっと悲しくなった。ホームレスは“受け入れ拒否されて当然”と考えているようなコメントが散見されたからだ。

“助けを必要としているホームレスを受け入れなかった行政“、そして、“行政が受け入れなかったことに賛同している人々が少なからずいること”は10月に発表されたある調査の結果を裏づけているかのようだ。それはイギリスのチャリティー機関「チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)」が世界の国々を対象に、人々のGiving(他者に与えること、寛容度、人助け度)の状況を調査して発表している”World Giving Index”(世界人助け指数)の結果だ。

2009年から毎年行われているこの調査では、「この1ヶ月の間に見知らぬ人、あるいは助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」、「この1ヶ月の間に寄付をしたか」、「この1ヶ月の間にボランティアをしたか」という3つの観点から各国の人々にインタビューを行い、各国の寛容度を採点している。

CAFは、2009年から2018年まで10年間に渡り、125カ国以上の国々を対象に、130万人以上の人々にインタビューを行った。そしてこのほどこの10年間の調査データを集計して出した”World Giving Index 10th edition”を発表、10年間の総合ランキングを紹介している。

人助けでは世界最下位の日本
日本の結果は惨憺たるものだ。総合順位は126カ国中107位と先進国の中では最下位だ。

ちなみに、1位はアメリカで、2位ミヤンマー、3位ニュージーランド、4位オーストラリア、5位アイルランド、6位カナダ、7位イギリス、8位オランダ、9位スリランカ、10位インドネシアと続いている。

トップ10の中では、インドネシアがここ数年、順位を上げて評価されている。また、ニュージーランドはこの10年、3つの観点すべてでトップ10入り。反対に、中国は3つの観点すべてでボトム10入りしており総合順位は世界最下位である。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20191017-00147100/

△写真は千曲川の堤防が決壊し浸水する周辺の住宅(長野市、2019/10/13)

2019/10/17

カショギの殺害から1年


“CODEPINK”からきたメール

今日10月1日はワシントンポスト紙のジャーナリスト、ジャマル・カショギがサウジアラビアの手にかかって残酷に殺害されて1年を記録します。そしてカショギの記憶を人が忘れてしまうように隠すとき、残虐な政権は羞恥心をまるで示しません。今月末、彼らは「砂漠のダボス」と呼ぶ投資会議を開催し、世界最大の金融大手を招待しました。シティグループ、ゴールドマンサックスおよび世界最大の戦争兵器の投資家であるブラックロックの会長兼CEOラリー・フィンク、全員が参加すると返信しました。

このような企業が人権について気にしないのはずっと知っていましたが著名なジャーナリストが大使館に誘い出され冷酷に殺されてバラバラに切り刻まれ処分されてから13ヶ月以内にサウジアラビアに現れるとは?それはまったく事態を悪化させるばかりです。わたしたちに手を貸してラリー・フィンクや他の人々に砂漠の投資会議ダボスから引き揚げるよう求めましょう。

昨年、カショギの殺人への対応としてブラックロックや他のGoogle、Uber、JP Morgan Chase、CNN、The New York Times等々がみんな会議から撤退しました。でも、これらの責めを負うべき説明責任がいまだにゼロであるにもかかわらず、1年が経過する今では企業がこっそり戻ろうとしています。ブラックロックのラリー・フィンクのように一部は出席を公表しました、たった今わたしたちはそれが誰であるか懸命に特定しようとしているとはいえ他の一部は黙って出席しようとしています。

企業またはCEOは砂漠のダボスに出席するべきではありません。

フィンクはカショギの殺人は「ぞっとするほど反感を起こさせる」と認めているにもかかわらず、サウジ王国にブラックロックの新しいオフィスを開設することを含めて会社のビジネス関係を促進する限り、カショギの殺人、女性活動家の投獄や拷問、イエメンでの戦争、サウジアラビアの人道に対する犯罪を無視することをいといません。

先週日曜サウジのサルマン(Mohammed bin Salman :MbS) 皇太子がCBSの番組「60 Minutes」のインタビューを受けました。骨を切断するのこぎりでバラバラにされたジャーナリストのジャマル・カショギの殺人についてどんな個人的な関与も精通も否定しました。サルマンは関与したのみならず命令を出した人物であるようだとCIAおよび国連情報部が知らせたにもかかわらずです。

「60 Minutes」のインタビューの間、サルマンは女性の権利活動家Loujan al-Hathloulの解放はわたしの責務ではないと言って2018年3月以降サウジの刑務所で苦しんでいるLoujan al-Hathloulの拷問についても知らないと否定しました。でも、Loujanの拷問からカショギの計画的な殺人に至るまでサウジアラビアはサルマンがすべての主要な決定に熟知し支配する絶対君主制であるとき、これはばかげています。

サウジアラビアはカショギの殺人から1年が過ぎた今、世界は目を閉じてサウジの犯罪を無視すべきだと考えています。でも、サルマンはハーグにいるべきであって、「60 Minutes」または豪華な経済フォーラムをもてなすにはふさわしくありません。シティグループ、ゴールドマンサックスはもちろん、ブラックロックのラリー・フィンクに砂漠の投資会議でサウジのダボスから撤退するよう伝えることで今すぐ行動を起こしてください。

正義と自由に向かって、
Ann, Ariel, Caroline, Carley, Clara, Jodie, Leonardo, Maya, Mark, Medea, Megan, Michelle, Nancy, Paki, Rose, Teri, Tighe, and Zena


“国境なき記者団”からきたメール
October 1, 2019
カショギ殺害記念日に“報道機関”がパリのサウジ領事館の外で抗議

親愛なる友人、

イスタンブールのサウジ領事館の中で1年前にサウジ人ジャーナリスト、ジャマル・カショギが殺害され手足を切断されたという衝撃的な挙動について世界に思い出させるために20人の国境なき記者団(RSF)の活動家とわたしは昨日パリのサウジ領事館の外に手足を切断されたマネキンを投げ捨てることで抗議をやってみせた。それはサウジ政権に明確なメッセージを送る方法だった!

国境なき記者団はこの野蛮な殺人について手がかりとなるあらゆる見込みのある事実が解明されるまでパリと世界中でキャンペーンを続ける。正義は実現されなければならず、最大限の緊急の問題として政権はまたサウジアラビア内のメディアの迫害も停止しなければならない。国境なき記者団は意見や表現の自由に対する権利を行使するために現在サウジアラビアで拘留される30人のジャーナリスト、編集者、ブロガーの即時釈放を要求する。

今日、国境なき記者団に寄付することでわたしたちに手を貸してサウジ当局に圧力をかけてください。

あなたの連帯に感謝します!

Reporters Without Borders
Emilie Poirrier 
Campaign Director