見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2022/12/23

アメリカが望む道

 


戦後77年間、日本人はずっと『アメリカが望む道』を歩んできた

岸田政権が大きく舵を切ったかに見える敵基地攻撃能力保有(=反撃能力行使)の正式合意もアメリカを喜ばせる道筋上にある

この反撃能力行使のタイミングをアメリカは「予防的先制攻撃」と呼び自国防衛を堂々と宣言して戦争が始まっていく


12月9日、共同通信は「防衛省が世論工作の研究に着手」と報じた

どこの国の話?と思うかもしれないが、主権者であるわたしたち国民を洗脳しコントロールしようとする日本政府のあからさまな意図が露見している

すでに洗脳は静かに広がっている

23日東京新聞『本音のコラム』によると、今の防衛省は「特定国への敵対心を醸成」し、「反戦・厭戦気運を払拭」するようなネット世論を形成するそうなんだ、自民党が雇っていることがわかったDappiというアカウントを通じてやっていることもその一環なんだろう


もうひとつ、『悪魔の辞典』にあってもおかしくないお話し

東日本大震災からの復興財源として創設された「復興特別税」、これを防衛費増強のための予算にしようとする政府案

22日の『本音のコラム』によると、「復興特別税」には復興特別法人税、復興特別所得税、そして個人住民税の割増の3種類ある

適用期間3年の法人税は安倍政権が誕生するとすぐにその負担は前倒しで廃止された

10年で終わるはずの住民税の割増はいつのまにか森林環境税と名称が変えられてこれからも払い続けないといけない

そして今度は適用期間25年の個人所得税、税制改正で半分は防衛費増強にあてられ支払期限もさらに延長だという

「せこい詐欺師が行うと寸借詐欺になり、国家が行うと税制改正になる」という岸田首相の顔が悪魔と重なって見えてくるこわーいお話し


△写真は友人のイラストレーターのポスター2作品です

わがやの宝物のひとつ 作品を見てください どれもサイコーにかわいい

http://www.nagino.jp/

2022/12/04

シティ ライツ ブックス

 


東京新聞夕刊(11月29日)が『今日も書店は吠える』というタイトルでサンフランシスコのシティライツ書店のことを取り上げています


‘吠える’というのは、シティライツが最初に出版した一冊が60年代のカウンターカルチャーの大きなうねりにつながったビート詩人、アレン・ギンズバーグの詩集「吠える」だったからでしょう

同じくビートニクスのひとり、ジャック・ケルアックもここで両手を大きく左右に広げて朗読会をやっています(下の写真)



ところで、シティライツの創業者であり、みずからも詩人のローレンス・ファーリンゲティは2021年2月22日に101歳で亡くなっています

ワシントンポスト紙は、「他のどの文学者よりもアメリカを大きく変えたと言っても過言ではない」と彼の功績を称えました


このコロナの影響で書店はずっと閉店を強いられ、その存在が危ぶまれていましたが、クラウドファンディングで懸命に呼びかけたところ、世界中から「シティライツのない世界には住みたくない」という声などが寄せられて、一晩で目標額を上回る5300万円あまりが集まり、現在もトークイベントが書店脇の路地“ジャック・ケルアック通り”で開かれているそうです


よかった!よかった!

わが家に欠かせない家族の一員、一頭目のゴールデンリトリバーの名前は“ケルアック”でした 

彼は永遠にビートニクスです

https://tequilamama.blogspot.com/2007/01/ (2007年1月のブログ)



△上の写真は、わが家のビートニクス御三家、バロウズ、ケルアック、そしてギンズバーグ 

バロウズのカセットテープとケルアックのミニ本は“旅する友人”からのおみやげです