見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2014/04/29

パレスチナに正義を

◇ありがとう、ノースイースタンの理事

7週間の抗議や嘆願書やニュース報道の後に、ノースイースタン大学がついにSJP(Students for Justice in Palestine:パレスチナに正義を求める学生)への差別的な停学を解除して、学生グループとして彼らを元通りにしました。
さて、大学はSJPの停学をせきたてたと同じ右翼グループから反発に直面するかもしれません。
ジョセフ・アウン学長とディーン・ロバート・ホセに感謝する手紙に署名して、理事たちを励まして正義と言論の自由に着実に向かいましょう。
署名サイト↓
http://org.salsalabs.com/o/301/p/dia/action3/common/public/?action_KEY=15570
わあ。親パレスチナの学生とその支持者らが反撃すると、勝ち取ります。
理事よ、正しいことをしてくれてありがとう!
ボストンのJVP(Jewish Voice for Peace:平和を求めるユダヤ人の声 )の活動家が最初にSJPの停学について聞かされたとき、この学生の声がアメリカ・シオニスト組織(Zionist Organization of America)のようなあの強力な右翼団体にどうやって逆襲できるのか自信がありませんでした。しかしSJPは威嚇されるのを拒否し、ただちに嘆願書と団結の呼びかけを発しました。
あなた方のような活動家がその呼びかけに応じました。その場でJVPボストンは30のコミュニティと学生グループからなる連合を組織して、200人以上の抗議者をノースイースタンのキャンパスにもたらしました。全米の100人以上のJVP活動家が停学に反対してアウン学長に電話をし、Eメールを送りました。
団結のために、 
Liza Behrendt JVP-Boston Organizer

2014/04/26

SodaStreamの詐欺を打ち砕く

親愛なるヴァーモス、

これはちょっとぶしつけかもしれないが、パレスチナの土地のイスラエル占領で演じるSodaStreamの役割を理解するため、Jewish Voice for Peace(ユダヤ人の平和の声)シアトル支部がひたむきな最良の策に乗り出しました。

賛同するかどうか答を見つけ出してください。

インタラクティブなウェブサイトに行ってヴィデオを見てください。そして、世界に広めるためにどうかフェイスブックやツイッターでシェアしてください。Click here: http://BurstTheBubble.org

確かに炭酸水(ミネラルウォーター)はマツォー(ユダヤ人が過ぎ越しの祝いの間に普通のパンの代わりに食べるパン種を入れずに焼いた平たいクラッカー)を食べる週を通してずっと私たちの胃に役に立つかもしれません、でも、SodaStreamは軍事的占領のギアとパレスチナ人の土地からの窃盗をずっと回転させ続けます。これが、SodaStreamのような会社にまさってパレスチナ人の土地と水の権利を優先させることに対して力を盛り上げるため、私たちがあなた方の助けを必要とする理由です。

実際、スカーレット・ヨハンセンがSodaStreamの代弁者になったことでオックスファム(Oxfam)が彼女から距離を置くことを選ぶ以上にキャンペーンはうまくいきます。ちょうど今週、人権侵害から利益を得る会社は世界的な環境運動にお呼びでないこと、そしてSodaStreamとのつながりを切ることに、アースデイ・ネットワークが同意しました。

4月中くまなく、ニューヨークシティ反SodaStream連合(NYC Coalition Against SodaStream)の一環として働く私たちニューヨーク支部はZabar’sの外で1000人以上の署名を集めました。正しいことをするように、そして棚からSodaStreamを取り除くよう、私たちは求めています。「Lox、ベーグル、schmear、ともかくあのSodaStreamをここからどかせ!」活動家たちは雨のアースデイに歩道をぎっしり埋めてチャントすることで4月にけりをつけました。

DC支部は、コミュニティに知らせる毎月の集会と共に、DCエリアの混雑したモールで最初の進行中のSodaStream行動を開始しました。そしてボストンでは歴史的に進歩的な地元の金物店を引き込んで、占領を固定化させる製品に代わる他の製品を買うため、買い物客を動員しています。

盗んで得た土地で製造される製品を買うことは倫理に適っていなければ持続可能でもないと消費者に思い出させるため、ミネアポリスからポートランドまで、そして全米の都市で、私たちはSodaStreamに反対するキャンペーンを続けます。

さあ、SodaStreamのバブル(あぶく事業のいんちき)をいっしょに打ち砕きましょう。

対象となる国180カ国中、日本の報道の自由度はなんと59位!
検閲もそうだが、いろんな類の圧力や自粛も入れ、報道に関して他国と比べて日本はどのていど自由なのか、この調査結果を知って驚く日本人は多いはず
◇世界の報道の自由度ランキング
最も自由度の高い国はフィンランド、次いでオランダ、ノルウェー、ルクセンブルグ、アンドラ、リヒテンシュタイン、デンマーク、アイスランドとヨーロッパの国が続き、ニュージーランドが9位に入る。
日本はジャマイカ(17位)、中米のコスタリカ(21位)より低く、アフリカのナミビア(22位)ガーナ(27位)ボツワナ(41位)南ア(42位)そしてハイチ(47位)、アジアの台湾(50位)、韓国(57位)より低く、チリの下の59位
ちなみにタイは130位、ロシア148位、キューバ170位、中国175位、北朝鮮179位、報道の自由度最悪はエリトリア
http://ecodb.net/ranking/pfi.html
日本のNHKはこれでいいのか?!こんなニュースも↓
◇NHK受信料、支払い凍結を 籾井氏発言受け呼びかけ
就任会見での政治的中立性を疑われる発言などが問題になっているNHKの籾井会長について、市民団体「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」は17日、籾井氏が4月中に自ら辞任しない場合、受信料を今後半年間支払わないよう視聴者に呼びかける運動を始める、と発表した。
(朝日新聞2014年4月18日)
http://www.asahi.com/articles/ASG4K6QFQG4KUCVL01P.html?iref=comtop_6_05


2014/04/25

パレスチナ暫定統一政権


パレスチナにとって欠かせないこと、大きな前進だろうに、この歩みを歓迎し、応援しないで「なにが和平交渉だ!?」っていうの
◇テルアビブ:イスラエル政府は24日、パレスチナ自治政府との和平交渉を中断すると発表した。
パレスチナ自治政府の主流派ファタハが前日、イスラム原理主義組織のハマスとの7年間にわたった対立関係を解消し、暫定統一政権を発足することで合意したのを受けた対抗措置。イスラエル政府はこの日開いた安全保障問題に関する閣議で、交渉中断を全会一致で決定した。
イスラエル首相府は、「イスラエルはハマスが参加するパレスチナ政府とは交渉しない」との声明を発表した。ただ、イスラエル政府当局者は、和平交渉を全面停止するわけではないとし、パレスチナ自治政府のアッバス議長とハマスとの和解が不調に終われば、交渉は再開される可能性が大きいとの見通しを示した。同当局者は、「われわれは現在事態を静観している。和平交渉を永久に止めることはできないのは明らかだ」と語った。
それでも、今回のイスラエルの決定により、4月29日を期限とする和平交渉の延長を模索してきたオバマ米政権の苦境は深まった。一方、パレスチナ当局者の間でも、ハマスとファタハが実際に統一政権の発足にこぎつけられるのか懐疑的な見方を示す向きもある。
ハマスは自治区ガザを実効支配し、世俗派のファタハはヨルダン川西岸を支配している。両者は、パレスチナ治安部隊の監督権限や暴力の行使、イスラエルとの和平交渉をめぐって意見を異にしており、激しい対立を繰り返してきた。(4月25日ロイター通信)

ハマスは選挙で民主的に選ばれたんだよ
ハマスを作った指導者、アフマド・ヤシンのこと憶えているだろ、2004年3月22日イスラエルは車いす姿のやせ細った老人、ヤシンをアパッチヘリによる攻撃でごみのように殺害した
イスラエルはヤシンの後継者も、軍のヘリによる攻撃で暗殺した、現最高指導者のハーリド・マシャアル議長もハニーヤ首相も、イスラエルは”正当”な暗殺の標的と公言している
以下、ハマスについてウィキペディアより
1980年代第1次インティファーダ時代に、ヤーセル・アラファートが指揮するパレスチナ解放機構 (PLO) の影響力を排除した民衆レベルでの対イスラエル抵抗組織として設立された。ハマースとPLOの対立関係を見たイスラエル政府は、ハマースがPLOに対抗する勢力となることを期待して秘密裡に援助をおこなっていた。ハマースは教育医療福祉などの分野で一般民衆への地道な活動を続けたため、パレスチナ人の間で支持が拡大していった。
ハマースが行ってきた草の根の民衆支援への評価、和平交渉の破たんとファタハの率いるパレスチナ自治政府への不満などから、2004年12月に行われたパレスチナ地方議会選挙において過半数の議席を獲得し、さらに2006年1月のパレスチナ評議会選挙でも定数132の議席中で76議席を獲得するなど圧勝した。同年3月29日にハマースのイスマーイール・ハニーヤがパレスチナ政府首相に任命された。
2011年4月にハマースとファタハはカイロにおいて共同で会見し、2007年以来続いていた対立関係を解消し連立政権をつくったうえで総選挙を行うことを発表した。今後の交渉では、ハマースのテロリズム路線の是非や治安部隊の指揮系統が議題となる。イスラエルはこの和解を批判し、国連は好意的に評価している。
2013年7月のエジプトでのクーデターにより、ムルシーが失脚。その後のエジプトは、ガザ地区とエジプトを結ぶ密輸などに使用されているトンネルを武装勢力に利用されているなどとして破壊しており、ガザ地区は経済的に苦境に立たされている。
ハマースもまた財政的に困窮しており、職員の給料を分割払いにするなど苦しい状況である。頼りだったイランからの支援が関係の希薄化で大きく縮小したことも大きいとされる
http://ja.wikipedia.org/wiki/ハマース
写真はイスラエルの占領政策、既成事実化でどんどん増殖させていく違法な入植地

2014/04/22

一行動といえども大切

親愛なるヴァーモス、
モハメド・ソルタン(Mohamed Soltan)は経済学の学位課程でオハイオ州立大学を卒業した26歳のアメリカ国民です。でも、現在、彼はエジプトの刑務所で、文字通り、飢えに苦しんでいます。今すぐ、モハメドを自由の身にするよう求めるEメールを国務省とエジプト大使館に送ってください!
モハメドは、選挙で民主的に選ばれたモルシ大統領を打倒したクーデターに反対してエジプトの穏やかな抗議に参加しました。彼は抗議で撃たれ、数日後に逮捕されました。負傷した彼には手術が必要だったので、他の囚人がきたない刑務所の床でペンチを使って手術を行いました。
モハメドの裁判の日取りは何度も何度も延期されてきています。彼は230日以上も投獄されており、この80日間、ハンガーストライキを続行中です。彼は現在、歩くことができないほど衰弱しており、彼がいつまでこのハンガーストライキを持ちこたえられるか家族は非常に心配しています。
モハメドのために中に入って仲裁するよう求めるメールを国務省とエジプト大使館に送ることで、どうかモハメドを助けてください。
一行動といえども大切です、毎日彼の健康状態は悪化しています。どうか、今すぐ行動してください。
モハメドのために、はっきりした立場を取ってくれてありがとう。彼の家族にはたくさんの意味を持ちます。
Alli, Cayman, Kate, Medea, Sergei, and Tighe
コードピンク、18 April 2014
http://codepink.salsalabs.com/o/424/p/dia/action3/common/public/?action_KEY=7205

 親愛なるヴァーモス、
もしもあなたがゴルフファンなら、ゴルフ手袋をはめる前によく考えてみてください、手袋は現に誰かさんの最愛のペットの犬から作られたかもしれないのです。 
それは悲しいけど、真実です:それを防ぐのにごくわずかの措置しか講じられないまま、アジアのいたるところで、生きた犬、犬の肉、犬の皮の密輸が絶えず起きています。
犬の骨または皮膚を外国に輸出するために犬を殺すのはタイでは違法とはいえ、密輸業者がそれから桁外れに儲けようとするのを止めてはいません。最近、ラオスとの国境、Sakon Nakhonの森に投げ捨てられた何百という大量の犬の皮が発見されています。
生きた犬は通常一頭につき10ドルで売られます。売られた犬はそのあと虐殺されて皮膚を剥がされます。犬の肉は、細やかな心遣いを重んじるベトナムまたは中国に行きます、そして犬の皮は手袋、財布または札入れを作るために世界中に行きます。
そしてそれは単なる迷子ではありません、よくペットの犬たちが愛する家族からさらわれます、そして野生化した犬とまったくいっしょに殺されます。
確かに、そして急いでこの国はこの身の毛もよだつようなサイクルを止めるためもっと多くの措置を講じる必要があります。犬の皮の取引に断固たる措置をとるよう、タイに言ってください!
行動を取ってくれてありがとう、
Kathleen J.
Care2 and ThePetitionSite
http://www.thepetitionsite.com/247/468/398/crack-down-on-dog-skin-imports/?z00m=21005096

2014/04/21

エジプト警察のレイプ戦術

◇エジプト警察は反体制グループに対して”武器としてレイプを使う”
1万6000人が逮捕された締めつけに対する広まる怒りのまっ最中にレイプの主張が出てくる
The Observer 12 April 2014

反対勢力への情け容赦ない締めつけが続くとき、もっと見当違いの戦略の暗示ではないかと運動員らが疑う別々の襲撃でエジプト警察に拘留されてレイプされたと反体制派のふたりの男性が主張する。
申し立てによると、学生の抗議のあとで逮捕されて数分後、3月24日、東カイロ警察署内で私服警官がOmar el-Shouekh(19歳)を襲った。弁護士によってオブザーバー紙に提供された書面の証言で、Shouekhはそのうえぶちのめされて電気ショックを受けたと強く主張した。
二人目の男性、Fadi Samirは1月8日に異なる警察署で同様のやり方で性的暴行を受けたと言った。Samirはまた、その後42日間の拘留の間中よくぶちのめされて小便所の間に警官によって体をまさぐられたと強く主張した。多くの拘留者のようにSamirは、検察官が中立的な領域よりむしろ警察所有地で彼を尋問した、そしてエジプトの司法制度と警察権力との間で法的に十分な権力の分立を維持できないと強く主張した。
論じ方は似ているけれども、ふたりの男性は根本的に異なる背景の出身で、これはエジプト政府に対する異議表示の広さを説明する。政府の計算によると、昨年7月に始まった反対勢力(野党)に対する断固たる措置、締めつけの始まりから、少なくとも1万6000人が逮捕されている、主にイスラム教徒だが、まただんだん非宗教的な活動家も。
若干は釈放されているが、数千人がまだ閉じ込められている、そして個々に対する特定の証拠を再検討することなく、常習的に45日ごとにひとまとめに拘留を更新する判事と共に、多くが任意に拘留されると強く主張する。それにまた警察による拷問の申し立てが無数にある。
Shouekhはこのアカデミックな年のほとんどのあいだエジプトのキャンパスライフを中断させた大学抗議のリーダーだ。彼は、昨年7月モスリム同胞団のモハメド・モルシが大統領から解任されて以来、現政権に反対するモスリム同胞団支持者の家族の出だ。対照的にSamirはモルシ剥奪を祝ったキリスト教徒、しかしまた多くの非宗教的な活動家のように、その後、後継者の権威主義に反対するようになった。
家族によって警察の監禁からそっと持ち出された証言の中で、Shouekh は彼の性的暴行が「再三再四、日常茶飯事で起こる」と強く主張した。また彼はあとで性器、脇の下、指先、胃に電気ショックをあてられて拷問され、さらに拘留の間中ぶちのめされると言った。先週、刑務所に面会に行った友だちは彼の状態が十分悪化したように見えたと言った。
カイロ中心の抗議での逮捕直後に起こった情け容赦のない尋問の間に性的乱暴が発生したとSamirは言った。目隠しされて背中と首を数回打たれたあと、警官によって彼の政治的信条について尋問された。
「彼はボクに多くの事を尋ねた、でもボクの答が気に入らなかった」とSamirは言った。「それで、ボクのケツの穴に中指を突っ込めと部下の警官に要求した。それで部下が二度突っ込んだ。」 
無党派の公民権グループ、権利と自由エジプト委員会の共同創設者Mohamed Lotfyは言った、「性的に襲われるまたは嫌がらせを受けたと拘留者から聞くことがますますあたりまえになってきている、そして戦術はどうも拘留者に屈辱を与え、自分は無力で警察の管理下にあると感じさせるために用いられているようだ。」
「警察がどれほど公的権限を与えられると感じるか、どれほど法律にまさっていると感じるか、そして法的保護や倫理上の斟酌をほとんど重んじないも同然なのを、これら事例がはっきり表示する」と彼は言った。「警察は非常に自信に満ちているので、拘留者を貶めるために、ルールのすべて、エジプト社会のタブーでさえも破ることができる。」
だが、エジプト社会のかなりの数の階層が強い警察力を支持する。2011年の革命によって誘発される3年の政治的不安定と恐ろしいジハード(聖戦)戦士の活発な動きのうねりに飽き飽きする多くが、強引な取締りを治安を回復する唯一の手段とみなす、そしてジハード戦士の動きを政治活動家のそれとよく混同する。
非常に短時間のひとまとめの裁判でモルシ支持者と申し立てられる529人が死刑を宣告されたあと、多くのエジプト人が評決に拍手喝采を表明した。民間のタハリールTVチャンネルで番組に出演する間、「今日、私たちは正義を、私たちが望む正義を手に入れた」とRania Badawyは言った。「私たちはあなた方の暴力がいやになった。あなた方の戦争をものともせず、私たちは国を建設します。」
レイプの申し立てについてコメントを求められたとき、警察業務を監督するエジプト内務省のスポークスマンは、拷問の被害者といわれる人は誰であれ州検察官か省の人権関係機関かいずれかに正式な告訴をしなければならないと言った。
彼の証言によると、Shouekhは最初の司法の審問で彼の手荒な扱いを検察官に対して強調したが、彼の申し立ては無視された。
http://www.theguardian.com/world/2014/apr/12/egypt-police-rape-dissidents-crackdown-16000-arrested
△写真は抗議するエジプトの学生たち

2014/04/19

ポーク賞はスノーデンに対して


◇「この賞はスノーデンの代わりに」:NSA監視の暴露のためにグリンウォルドとポイトラスがポーク賞を快く受け取る
NSA(国家安全保障局)の全体的な監視活動を公表して以来、初めてアメリカに帰国するジャーナリスト、グレン・グリンウォルドとローラ・ポイトラスは金曜日ニューヨークでジョージ・ポーク賞を謹んで受ける。過去10カ月以上、ポイトラスとグリンウォルドは、エドワード・スノーデンがリークする貴重な文書の大収穫を報道することで欠かせない役割を演じてきた。二人は一緒に賞を分け合った同僚のガーディアン紙のEwen MacAskillとワシントンポスト紙のBarton Gellmanと合流する。受賞スピーチで、ポイトラスとグリンウォルドは二人の情報源に敬意を表した。「これらの各賞は、進み出ることでスノーデンがしたことは断じて正しい行為で、起訴や数十年の実刑には値せず、感謝に値することだったとのさらなる弁護を提供します」とグリンウォルドは言った。「この情報を使えるようにするために誰かが人生を犠牲にすると決意したこの事実がなければ私たちは誰もここにいません」とポイトラスは言った。「従ってこの賞は確かにエドワード・スノーデンに対してです。」
エイミー・グッドマン:今から10ヶ月前、ローラ・ポイトラスとグレン・グリンウォルドはNSA(国家安全保障局)告発者エドワード・スノーデンに会うためにニューヨークから香港に飛びました。それ以来、二人はNSAと国家監視状態を公表する発見物の記事を発表してきました。ジョージ・ポーク賞を快く受け取るためベルリンからニューヨークに飛んだこの金曜まで、ポイトラスとグリンウォルドはアメリカに帰国していません。アメリカ政府によって拘留または召喚されるかどうかわからずに二人は着陸しました。1月に国家情報局長官ジェームズ・クラッパーは、NSA記事に取り組むジャーナリストをスノーデンの「共犯者」と説明しました。2月、下院諜報特別委員会の議長、共和党下院議員マイク・ロジャーズは、NSA文書について記事を報じることで「盗品を売り物にする」とグレン・グリンウォルドを非難しました。グリンウォルドとポイトラスはこの短い旅にACLUの弁護士、ドイツ人記者、そしてグレン・グリンウォルドのパートナー、デイヴィッド・ミランダを同伴しました。昨年、ミランダは反テロリズム法のもと、ロンドンのヒースロー空港で9時間拘留されています。
ジョージ・ポーク授賞式の受諾スピーチでのローラー・ポイトラスです。そのあとにグレン・グリンウォルドが続きます。
ローラ・ポイトラス:では、ここにいるのは本当に信じられないほど光栄ですし、帰国する本当にみごとな口実を私に与えてくれたことでポーク委員会に感謝します。香港に行くためにグレンとEwenと一緒に航空機に搭乗して以来、私が帰国するのはこれが初めてです、従って、ここにいることは本当に壮観です。そしてまたまったく混乱させられています。昨年5月、私たちが調べた現場は、誰でも皆にとってたくさんの疑い、リスク、心配だったでしょ、従って、ここでこの賞を授与されることは本当に特別です。でも、実際に私たちがこの報道を伝えるとき、ジャーナリストが背負い込む桁外れのリスク、特に情報源が背負い込む桁外れのリスクのことを私たちが思い起こすことも重要だと思います、そしてスノーデンの場合にはこの情報をアメリカの国民ばかりか国際的に社会と共有するために文字通り彼の命を危険にさらします。

そして人びと、あなた方はそれに直面するまで、人びとがリスクにどう反応するか確かにわかりません。あの、あなた方は持ちこたえて互いを支援すると期待するでしょう、そしてその人たちがあなた方を保護し、安全に自宅に送り届けると期待するでしょう。

そして彼らの精神的度胸、勇敢に積極的に途中のすべてのステップを報じることがなければ、この賞はありえなかったと言いたいです。そしてEwenが言ったように、一緒に働くことで私たちは実地に立証されていませんでした。私たちにはそれぞれ専門知識の領域がありました、でも一度も一緒に取り組まないで航空機に乗り、本当に特別だった状態で驚くべきことをして一緒に取り組みました。そして私は彼らに永遠に恩があります。

この情報を使えるようにするために誰かが人生を犠牲にすると決意したこの事実がなければ、この賞を差し伸べられているすべての人、バート、Ewen、グレン、ワシントンポスト紙、ガーディアン紙、ニューヨークタイムズ紙、私たちは誰もここにいません。彼は自分の人生を犠牲にした最初の人ではありませんが、確かに、なにが起こっているか私たちにわからせる情報を彼はもたらしました。従ってこの賞は確かにエドワード・スノーデンに対してです。ありがとう。
グレン・グリンウォルド:まず第一に、この賞に対してポーク委員会とロングアイランド大学にどうもありがとう。私たちが行った報道はたくさんの支持とたくさんの賞賛などを得ましたが、また主にアメリカとイギリスで非常に激しい批判も受けました。従って、少なくとも私の意見を言えば、このジャーナリスティックな同僚によって名誉を与えられ認められるのはすばらしい事態を意味します。また、私が同僚と呼ぶ人たち、私と一緒にここにいる人たち、ジェームズ・クラッパーが「共犯者」と呼ぶ人たちと一緒に賞を共有することができて本当に光栄でもあります。途中のすべてのステップを含め、それを伝えることにかかわった非常に多くの人々がなければ、ニュースが語られなかったのは確かに事実です。

そして最終的にガーディアン紙の編集者とジャーナリストでいっぱいのテーブルを見るのは本当にうれしいです、彼らのこのニュースでの役割は一般に認める評判よりいっそう不可欠でした。いま振り返り、これが信じられないほど重要な新聞雑誌記者流の記事なのはとても明らかだと考え、どんな編集者または新聞もあっさりと熱心に加わってニュースを攻撃的に伝えたがると考えるのは簡単だと思います、でもそれは確かに事実ではなかったということです。香港の早めの時期にさかのぼって、情報源、データ(資料)、法的責任、政治的反応が絶えず気にかかる、あらゆる類の非常に重々しい疑問符がありました。そして私はうれしいことに、信じられないほど勇敢な編集者と記者と一緒に勤めるガーディアン紙でおなじみの記者の一部でした。Ewen、ほんの数人名前を挙げます、間違いなくリストの先頭に立つのは、ジャニーン・ギブソン、スチュアート・ミラー、アラン・Rusbridger、私たちを認めるだけでなく、できるだけ大胆不敵に攻撃的に新聞種を追求するよう私たちをせきたて励ますことにおいて彼らは確かに決してたじろぎませんでした。

まさに最終局面、それは私たちが香港にいたときです、私たちは実は監視政策や文書などについて話すことに目立って多大な時間を費やしました、でもまた、もっと多くとまではいかないが、少なくともメディアやジャーナリズムの問題について話すことにも多くの時間を費やしました。そして一部分、メディアがこの話をどう扱うか、その主要部分がどんな不利な影響を与えるかについてだと私たちにはわかっていたからでした。一部分、私たちがきっかけに期待した議論が、監視一つについてばかりかメディアと政府あるいは大きな権力を行使する他の党派との間の関係やジャーナリズムの妥当な役割についてだったのを承知していました。でもまたどんな状況において私たちがこれを報じているかもわかっていました、私たちが公表を始めた文字通り数週前に起こった論戦と同様に、オバマ政権による告発者への先例のない攻撃の点から、すでにニュースを集めるプロセスにかなりの危険をはらんだ脅威でした。それはAP通信と電話、AP通信の記者と編集者のEメールと電話の記録からあさっていたことで、フォックスニュースのジェームズ・ローセンはジャーナリストが一日ごとにやること、世間が知るべき情報を集めるため情報源となすべき仕事をやったがために、「共同謀議者」と正式に宣言されました。そして最後の9カ月か10カ月を通してその脅威がどれほど激化するようになったかを明確に理解することは重要だと思います。

ジャーナリストを脅迫する特有のやり方があります。彼らをひとまとめに刑務所に入れることはできますが、他のやり方があります。記事に取り組んでいるジャーナリストを「共犯者」と呼ぶこと、またはとりわけジャーナリストを犯罪者と非難して犯罪訴追手続きを擁護する強力な委員会の議長がいる、または私たちが訴追されるべきかどうかあからさまに討論する大手メディアの人物がいるのは、私のパートナーを拘留したりガーディアンのニュース編集室に繰り込んで彼らにラップトップの破壊を押しつけるように、恐怖の風潮を強めるやり方です。

そして結局その手の脅威に対処する唯一の方法は、その脅威を遠ざけるほどでないにしろ、まさに攻撃的に報道することだと思います。そしてこのニュースに関係するジャーナリスト全員のように果たしたと感じ、それだけの数と仕事仲間であったことを私は本当に誇りに思います。

最後に、それにまた、たいていジャーナリズムは勇敢な情報源がなければ不可能だと思います。特に、私たちのジャーナリズムは驚くべき勇気のエドワード・スノーデンがなければ不可能でした。私たちがした報道がアメリカだけでなく世界中であらゆる類の賞を授与されているのは本当に注目に値します。そして特に彼は世界中の国々から限りない支援、途方もない量の称賛、あらゆる賞を受け取っています。そして秘密に組み立てられたこの全体的な監視システムに世界の目を留めさせる行為のために彼はいま、アメリカ政府がしていることの結果として、文字通り何十年(おそらく残りの人生)の投獄でおどされています、本当に忌まわしく、受け入れがたいと思います。

そしてジャーナリストして、私たちの権利を擁護するのみならず、エドワード・スノーデンのような情報源がいかに重要かを私たちは十分に理解したいものです。これらの各賞は、情報をもたらすことでスノーデンがしたことは断じて正しい行為で、起訴や数十年の実刑には値せず、感謝に値することだったとのさらなる正当化を提供すると考えます。どうもありがとう。

http://www.democracynow.org/2014/4/14/this_award_is_for_snowden_glenn

2014/04/18

ゲイツ財団 拷問と人権侵害に投資

親愛なるヴァーモス、
今日は、イスラエルの地下牢(土牢)に入れられているパレスチナ人男性、女性、子ども+5000人との団結の日、パレスチナ囚人の日です。
人権団体はイスラエルの刑務所で起こる広くはびこる拷問を詳細に記録してきています、囚人たちは多くの場合裁判なしに無期限に拘留されます。彼らは、ひどい過密、不十分な質と量の食べ物、医療軽視、隔離、そしてイスラエル特殊部隊から型どおりの攻撃に従属させられます。
民間警備会社G4Sはこのシステムの中心にあって、イスラエルの刑務所で警備システムを組み込んで実行します。2013年6月、ビル&メリンダ・ゲイツ財団は1億7200万ドルの価値のあるG4Sの株式を購入し、財団を民間警備会社の筆頭株主にしました。
ビル・ゲイツにたったいま持株を売却するよう言ってください!
最新の投稿にコメントを書くことでゲイツ財団のフェイスブックページにどっと殺到するのを手伝ってください。
https://www.facebook.com/billmelindagatesfoundation

また、ペティションへのリンクを共有することでキャンペーンを支援することもできます。
760億ドルの個人財を有するビル・ゲイツは世界で最もリッチな男に挙げられたばかりです。拷問と人権侵害に投資するのをやめる時だと、彼に言ってください。
パレスチナの政治犯と団結、Nancy, Alli and the CODEPINK team
17 April 2014

2014/04/13

マリファナ自販機 ZaZZZ

◇コロラドで消費者のための最初のマリファナ自販機がベールを脱ぐ
The Verge 12 April 2014

マリファナを出す自動販売機はかつて存在したが、今まで医療用マリファナ調剤薬局のカウンターの陰に置いてあるだけだった。さて、消費者が近づけるまさに最初のマリファナ自販機がついにコロラド州エイヴォンに登場した。地元の医療用カンナビス共同体のHerbal Elementsは本日、アメリカングリーンが製造するZaZZZ自動販売機を迎え入れた。薬局は今日の午後、興奮した発表を行った:自動販売機は明日正式に設置されますが、利用できるのは有効なIDを有する患者だけとなります。(すみません、気晴らしの喫煙者さん。)アメリカングリーンの親会社TranzbyteのCOO、Stephen Shearinは自販機をより内気な人びとにとって恵みとなるものと構想するとカンナビスする人たちに告げた。「まず第一に市場でオートメーション化されるレジを思い起こしてください。だれでも皆にとってではなく、それを使う人たちにとって、彼らは喜びます。次にセルフサービスが可能な常連またはおそらくいくらかシャイな顧客を考慮に入れてください。」もちろん、自販機はカンナビスの合法化する売り上げを増大させるかもしれないが、それを公然と見るものと思わないで。

http://www.theverge.com/2014/4/12/5608596/first-marijuana-vending-machine-for-consumers-unveiled-in-colorado

まさにギフトなヴァーモス

先月、うちのボクサー犬、ヴァーモスのおなかあたりにぷっくり皮膚が飛び出たような腫れ物があることに気づき、「まあ、十中八九、悪いものではない」という獣医さんの見立てから、安心のための細胞診を行いました
ところが、結果は「肥満細胞腫」、立て続けに出した3頭の犬のいずれもが肥満細胞腫との診断だったため、獣医の助言もあって、もう1カ所別のところにも出してみました
結果はやはり「肥満細胞腫」、つまり「ガン」ってことでした
先代のゴールデンリトリーバーのケルアックも6歳のときに後ろ足の皮膚に同じ肥満細胞腫ができ、手術して取れるだけ取って、あとは抗がん剤で叩くことを選択しました
ところが肝臓の数値があがってしまい途中でやめることに、それでも、彼は12歳まで生きてくれて、最後は突然の早朝の心臓発作で逝きました
そのときの飼い主としての経験から、心臓や他の臓器に負担のある抗がん剤はもう二度とうちの犬には選ばないと決めました
ヴァーモスのガンのグレードは1~2で、ケルアックより悪くないということ、ただしヴァーモスは来月、8歳になります
ともかく、手術をして取ってしまい、あとはアガリクスとかのサプリを試す選択肢もあるということです
手術でも肋骨まで取るようなことは選ばずに、ケセラセラで、負担のない治療で終わらせようと思います

手術は来月、天からの贈り物、わが家の天使ヴァーモスは、いつも通りとても元気です

ヴァーモスのおなかの腫れ物は肥満細胞腫だった

うちから3分の海岸の浜で遊ぶヴァーモス

家に帰ればすぐ眠る、かわいさも、いびきも半端じゃない


2014/04/12

アメリカで激しい反発


◇ケリー長官の最新の声明:彼が意図した以上に正直なもの?
「700の入植地ユニットがエルサレムで発表された、パッと、それはまあ瞬間といってよい。」ジョン・ケリー国務長官
アメリカが支援する和平交渉はぐらついている。次はどうなる?
http://www.nytimes.com/2014/04/09/world/middleeast/israeli-settlement-plan-derailed-peace-talks-kerry-says.html?_r=0
 ◇イスラエルはアメリカで激しい反発に直面している
レバノン、デイリースター 02 April 2014 by Rami G. Khouri

アメリカで過去数日間に起こった2つの事件を考慮すると、あなた方はこの国で起こっているスローで微妙だが、ぐらつかない重要なシフトの要因をしっかりつかんで理解し始めるべきである。

親イスラエルと親パレスチナの感情が公然と表明されていて、アメリカ政府の政策やメディア、たとえば学生やプロ集団のような非政府組織や教会の決定でさえ左右しようと努める活動領域でそれは起こっている。

ラスベガスで3人の見込みのある共和党大統領候補が共和党ユダヤ人連合に向けて演説した、共和党ユダヤ人連合は基本的にカジノ王シェルドン・アデルソンによって取り仕切られるひどく親イスラエルの候補のための預金口座だ。彼らはイスラエルとシオニズムへの終わりなき愛を宣言するのに、飛ぶように動き、わめいて、服を脱いで裸になったも同然だった。そして、いやというほど親イスラエルで大統領になるチャンスがあるかもしれない共和党員にアデルソンが提供する数億ドルを手に入れたいと願う。

オハイオ州のジョン・ケーシック知事、ウイスコンシン州のスコット・ウォーカー知事、ニュージャージー州のクリス・クリスティ知事がこの候補者の中に混じる。クリスティは明らかにその年の際立った道化賞と考えられている。彼がパレスチナのヨルダン川西岸を正確に「占領された自治領」と言及したあと、この表現を使ったことで彼は翌日自分でアデルソンに謝罪した。狂信的なシオニストは、ヨルダン川西岸を歴史に残るイスラエルの土地の一部、または、せいぜい”争議上”の領域と呼ぶのを好む。

これはアメリカではごく普通の光景で、数十年におよび続けられている。国政選挙が近づくとき、それは政治に迎合する恥ずべき新たなレベルに急上昇する。さらにパレスチナとイスラエルに関する議論と公式なアメリカの政策の多くを昔から具体化してきている強力な親シオニストグループや個人は、突然自分たちが人前でますます異議を申し立てられることに気づく。その結果として、彼らの影響は第一にワシントンの政治家からなる小さくするアメリカ人の集合体にゆっくりと限定されている、ワシントンの政治家は過激なシオニストが行使できる圧力に最も影響されやすく、彼らの選挙戦を動かすための資金を最も必要とする。

これが続いていると同時に、パレスチナの正義を求める学生(Students for Justice in Palestine)というグループが、ニューヨーク市のコロンビア大学バーナードカレッジの入口にパレスチナの正義を要求するバナーをつるす許可を確立された手順に従って受け取った。翌日、親イスラエルグループによる抗議の後に、大学の学長はバナーを降ろすよう命じた。これまではそこで終わっていた。しかしながら今回はそうではなかった、というのは、パレスチナの正義を求めるグループの活動家が地元メディアにおいて遊説(選挙戦)の記事を続け、政権の親イスラエル傾向と彼らがみなしたことに異議を唱えるためにソーシャルメディアを使い続けるからだ。

イスラエルの永続する植民地化、パレスチナの人々と彼らの領土の隷属と酷使に直面して、もはや暗黙の同意のままではいない、類似した状況が多くのアメリカの大学または専門職の分野、アカデミックな社会、主流の教会や他のグループの全域でごく普通に起こっている。もうひとつの例は、すべてのアカデミックなボイコットの行使を非難することをすべての大学管理者に求める親イスラエルのイリノイ州議員によって提案される法案に反対する主流のアメリカ市民的自由グループによる今週の要求だ。

親イスラエル狂信者に勇敢に立ち向かうアメリカにおけるこの新しい傾向は、パレスチナ人の土地とコミュニティを植民地化して搾取するイスラエル政府または民間機関をボイコットする政府、労働組合、その他による拡大する世界的動きを反映する。初めて大規模に、イスラエルのふるまいを公然と議論することが今はさらに主流のアメリカ社会で受け入れられるようになっている。

この傾向を読み込む単純だが歴史に残るメッセージは、完全にシオニストの要求の言いなりのままのアメリカの大統領候補に逆らうより他に、あの昔からのシオニストの威嚇戦術が効力のかなりを失っているということだ。親シオニスト狂信者(ユダヤ人とキリスト教徒の双方)は、草の根活動家があからさまに彼らに異議を唱えているから心配する、もっと重要な点でシオニスト過激派に反論するポスターを立てたりバナーをつるすのと同じくらいシンプルに、ボイコット、剥奪と制裁の支持、公然の意思表示を含む活動を組織しているから心配する。

パレスチナの正義を求めてシオニストの犯罪行為に反対する活動家には、ちらほら点在するパレスチナ系アメリカ人と他のアラブ系アメリカ人が入る。だがもっと重要な点で、たとえば、かなり進歩的なユダヤ系アメリカ人に加えて、白人のアングロサクソンといった他の人種的家系の出の人も含まれる。

その全員がイスラエルの行き過ぎた行為や倫理にもとるふるまいに直面して暗黙の同意でいるのをやめるべきだと感じ、イスラエル人とパレスチナ人の間に心からの平和と正義を進めるために行動を起こすべきだと感じている。

△Rami G. Khouri:レバノンのデイリースター紙によって、週2回著作を発表される。彼はツイッター@RamiKhouri.でフォローできる。 
http://www.informationclearinghouse.info/article38137.htm
http://www.dailystar.com.lb/Opinion/Columnist/2014/Apr-02/251998-israel-is-facing-a-backlash-in-america.ashx#axzz2xkmyZxvp

2014/04/04

ウクライナのネオナチ

◇アメリカはウクライナのネオナチを支援しているのか?
ウクライナのあからさまのナチやファシストの抗議者とアメリカの厄介な結びつきを暴露
ICH 25 February 2014 by Max Blumenthal

ウクライナの首都キエフでヨーロッパ広場(Euromaidan)の抗議者が最高潮に達したとき、むきだしのファシズムとネオナチ過激主義の誇示は無視するにはあまりにどぎつくなった。ウクライナの機動隊と戦うため、デモ参加者がダウンタウンの広場をいっぱいにして、汚職で傷つく親ロシアのヤヌコビッチ大統領の追放を要求して以来、彼らの国の民族の純血を守ると誓う極右のストリートファイターで占められてきている。白人至上主義者のバナーと同盟した旗がキエフの占領される市庁舎内に掛けられてデモ参加者が倒されたレーニンの記念碑にナチSS隊や白人パワーのシンボルを高く掲げた。ヤヌコビッチがヘリコプターで宮殿のような私有地から逃げたあと、ヨーロッパ広場の抗議者は、第二次世界大戦の間にドイツ占領と戦って亡くなったウクライナ人の記念碑を破壊した。ジーク・ハイルの敬礼とナチWolfsangel のシンボルが、広場でますますよくある現場になってきている。そしてネオナチ軍勢がキエフ内外で”自治権のある地帯”を確立してきている。

反ファシスト・ウクライナ連盟というアナーキストグループがヨーロッパ広場のデモに加わろうとしたが、広場をうろつくネオナチのギャングから暴力と呪いの脅威を避けるのは難しいとわかった。そのメンバーのひとりは、「彼らはアナーキストをユダヤ人、黒人、コミュニストのようなものと呼んだ」と言った。「コミュニストはひとりもいなかった、それはただの侮辱だった。」

「ナチを含め、ここにはたくさんの民族主義者がいる」と反ファシストは続けた。「彼らはウクライナのそこらじゅうから来た、そして彼らが抗議者の30%ほどを構成する。」

抗議を支持する”3大”政党のひとつは、ウルトラ民族主義者のスボボダ(Svoboda)で、その指導者のOleh Tyahnybokは、”モスクワのユダヤ人マフィア”からの国の解放を要求してきている。スボボダが前例のない37議席を有するウクライナ議会で、Tyahnybokの副官Yuriy Mykhalchyshynはヨゼフ・ゲッペルズを引用するのを好む。Per Anders Rudlingによると、ヨーロッパのネオファシズムを導く学問的専門家、自称”ソーシャリスト・ナショナリスト”のMykhalchyshynが、スボボダの公務上の陣営とライトセクターのようなネオナチ民兵とを結合させる主要なものだ。

ライトセクターは、スキンヘッドスタイルの装いや苦行者のようなライフスタイル、ストリートの暴力に夢中になっていることで特定される自称”自律的民族主義者”の影のシンジケートだ。今月、暴動鎮圧用盾とこん棒で武装するグループの幹部らがヨーロッパ広場の戦いの最前線を受け持っている、そして”ウクライナはなによりまさる!”のチャント、彼ら固有のテーマソングで支配的空気を満たす。

スボボダのあからさまの親ナチ政治力学は、ジョン・マケインにTyahnybokと一緒にヨーロッパ広場の集会で演説することを思いとどまらせなかった、また2月にビクトリア・ヌーランド国務次官補がスボボダの指導者とのフレンドリーな会談を享受するのを止めなかった。反ユダヤ主義の非難をしきりにかわしたがって、スボボダの指導者は最近イスラエルのウクライナ大使を接待した。「我々の愛国的感情も尊重するようにイスラエル人には求めたい」とTyahnybokは述べた。「おそらく、イスラエル議会の各党は民族主義者だ。天の助けで、我々もこのままほうっておいてくれ。」

2013年12月5日、アメリカ・ウクライナ財団会議でヌーランド国務次官補は、民主主義のスキルと制度をウクライナに築くためにアメリカは50億ドルを投資してきたと得意そうに話した。もっとも彼女はどんな詳細も提供しなかったけれど。

「ヨーロッパ広場運動はすべての自由な民主主義にとって第一歩である主義と価値を表すようになっています」とヌーランドは宣言した。

2週間後、ウクライナ民族主義者の親ファシスト組織(OUN-B)を率いる第二次世界大戦時代のナチ協力者、Stepan Banderaに敬意を表して1万5000人のスボボダのメンバーがLvivの都市でトーチライト式典を開いた。Bandera後、選任されたスボボダの役人が空港の名を変えるキャンペーンを行って、平和通り(Peace Street)の名をホロコーストに直接参加したOUN-B派のNachtigall Battalionの名に首尾よく変えるせいで、Lvivはウクライナのネオファシスト活動の中核になっている。「平和は、ソヴィエトのステレオタイプからの残存物」とスボボダの副官は説明した。

右翼コネクション 

生き残る多くのOUN-Bメンバーが、時たまCIAに助けられて、西ヨーロッパとアメリカに逃げた。そこで彼らは右翼分子と共に静かに政治同盟を案出した。「理解しなければならない、我々は地下組織だ。静かに影響の情勢を見通すことに何年も費やしてきた」と、1988年の著書『Old Nazis, New Right, and the Republican Party.』でアメリカにおけるグループの復活を詳細に記述したジャーナリストRuss Bellantに、あるメンバーが語った。

Bellantによれば、ワシントンで”完全なるOUN-Bフロント”からなる上部組織、アメリカ・ウクライナ議会委員会(UCCA)の旗じるしのもとにOUN-B は再編成した。1980年代半ばには、レーガン政権は食い込むUCCAメンバーで蜂の巣状になる。グループの議長Lev Dobrianskyはバハマ大使としてつとめ、彼の娘ポーラは国家安全保障会議の一員だ。Lvivで7000人のユダヤ人の大虐殺を監督したBandera主義者のリーダーStetskoをレーガンは1983年に個人的にホワイトハウスに迎え入れた。「あなたの苦闘は私たちの苦闘」とレーガンは元ナチ協力者に伝えた。「あなたの夢は私たちの夢」と。

1985年にナチ戦争犯罪者を捕らえて起訴するために司法省が強力な粛正運動に着手したとき、UCCAはぱっと機敏に動いて発議権を停止するよう議会に働きかけた。「1970年代後期にそれらの疑義が進行中になって以降、連邦のナチ戦犯容疑者の捜査に反対することでもUCCAは主要な役割を演じてきている」とBellantは書いた。「かなりのUCCAメンバーには気をもむ多くの理由がある、1930年代に始まった理由が。」

今でもワシントンで影響力のある積極的なロビー活動勢力のUCCAは、Bandera主義者の民族主義に対する敬意を放棄しているようには見えない。Banderaの死の50周年にあたる2009年、今日のウクライナに影響を与え続ける彼は、”彼の支持者にとって力と正しさの象徴”だとグループは宣言した。1年後、Lvivとベラルーシでユダヤ人を虐殺したNachtigall大隊のOUN-B司令官、Roman Shukhevychの死の60周年をグループは祝った、そして彼を、”名誉と正しさのために戦ったヒーロー”と呼んだ。

2010年のウクライナに戻って、当時のビクトル・ユーシェンコ大統領は、”ウクライナ全国民のヒーロー”との敬称をBanderaに与えた。そしてOUN-Bのファシズムを無菌化した反ロシア同国人の物語をでっち上げる彼の努力の頂点をマークする。(ユーシェンコの妻、Katherine Chumachenkoは、右翼のヘリテージ財団の元スタッフで元レーガン政権の職員だった。)”ヨーロッパの価値”に対する侮辱であると欧州議会がユーシェンコの宣言を非難したとき、UCCA系列のウクライナ世界議会は憤りで反応し、”第二次世界大戦の間、ウクライナの歴史を書き換えるもう一つの企て”と、EUを責めた。ウェブサイトでUCCAは、Banderaのナチとのコラボに関する歴史記述を「ソヴィエトのプロパガンダ」と退けた。

ヤヌコヴィッチの終焉のあとで、UCCAはヨーロッパ広場の抗議を支持して全米の都市で集会を組織するのを助けた。数百人のデモ参加者がシカゴのダウンタウンを行進したとき、誇らしく赤と黒のUPAとOUN-Bのバナーを掲げる者がいる一方、幾人かはウクライナの国旗を振った。”アメリカはウクライナを支える!”と、彼らは繰り返しチャントした。

http://www.informationclearinghouse.info/article37752.htm
△写真は、”我々はBandera主義者!”
自律的民族主義者の政治的プロパガンダ、知覚でつかんだ敵を襲うことを称賛する。
http://www.academia.edu/2481420/_The_Return_of_the_Ukrainian_Far_Right_The_Case_of_VO_Svoboda_in_Ruth_Wodak_and_John_E._Richardson_eds._Analyzing_Fascist_Discourse_European_Fascism_in_Talk_and_Text_London_and_New_York_Routledge_2013_228-255

2014/04/03

John Kiriakouを自由に


4月1日、"拷問の当事者たちは自由のままなのに、間違った人間が刑務所に入っている"と、コードピンクからメールが来た
親愛なるヴァーモス、
今週、機密情報のリストから拷問報告の部分をはずすかどうか(私たちが求めることで、そうしろ!と委員会に圧力をかけたすべての人々のおかげ)、上院情報特別委員会が票決します、そしてそのあと大統領のデスクに行きます。911後のブッシュ政権による拷問の使用について公開される情報が多ければ多いほど、私たちはそれらの犯罪に責任のある人たちに説明責任を守らせることに近づきます。
でも、CIAの拷問を暴露したJohn Kiriakouはまだ刑務所に入っています。ジョンは刑務所から中間施設(刑期を終えた受刑者に更生訓練を行うハーフウェーハウス)に移されて当然と、刑務所事務局に申し述べてください。
”尋問強化”という容赦のない形態がアメリカ政府による型通りのならわしだったことを、私たちはジョンのおかげで何年も長いあいだ知っていました。ABCニュースの2007年のインタヴューにおいて、彼はCIAが囚人を水攻めにしていること、そしてそのような行為が拷問だったことをはじめて公然と認めるCIA職員になりました。彼はまた、拷問が数人のならず者の政府職員による悪行というよりはむしろ、アメリカ政府の公務上の方針だったことも確認しました。
5年後、政府は彼に襲いかかり、30ヶ月におよび彼を刑務所にぶち込んで、妻や子どもたちから彼を連れ去りました。
ジョンが、少なくとも中間施設に移されることを求める刑務所事務局への請願書に署名してください、中間施設の境遇は彼が現状に服従するよりずっとましです。また、あなたにはジョンに支持のメッセージを送ることで助けることもできます。 
真実の味方をしてくれてありがとう、Alli, Cayman, Farah, Janet, Jodie, Kate, Lisa, Medea, Nancy, Sara, Sergei and Tighe
http://codepink.salsalabs.com/o/424/p/dia/action3/common/public/?action_KEY=7203
↑請願に署名するページです

↓ジョンへのコンタクトです 
John Kiriakou, 79637-083 Federal Correctional Institution Loretto P.O.Box 1000 Loretto, PA 1594

2014/04/02

水兵らが東電を訴える

◇福島の放射性降下物:通常より高濃度の放射線に曝された後、病的状態にあるアメリカの水兵らが東電を訴える
デモクラシーナウ!19 March 2014
福島原子力発電所の3つの部分からなるメルトダウンから3年、放射能汚染レベルについて海軍を欺いたとして多数の水兵と海兵隊員が発電所を運営する東京電力を訴えている。災害の間、人道援助を提供した軍人の多くが日本から戻って以降、白血病から、失明、生殖不能、先天性欠損症までの甚大な被害をもたらす病気を経験してきている。番組には3人のゲストが参加します。空母ロナルド・レーガンに乗船して任務に就くアメリカ海軍の水兵、スティーヴ・シモンズ中尉、彼は健康の問題に苦しんだあと東電に対する集団訴訟に加わりました。そして水兵の弁護士、チャールズ・ボナー。テンプル大学東京キャンパス社会学教授で現代アジア研究所副所長のカイル・クリーヴランドです。
NERMEEN SHAIKH:3年前の今月、海軍のスティーヴ・シモンズ中尉は、空母ロナルド・レーガンに乗船して日本の沿岸沖に配置されました。マグニチュード9.0の巨大地震と日本の東北海岸を打ちのめす津波から数日後、空母は人道援助を提供します。シモンズは太平洋での海軍演習から転用され、食料小包や衣類や毛布を被災者に配布するために日本の壊滅する海岸線に向かわせられます。その時、彼らは福島第一原子力発電所でのトリプル・メルトダウンという前例のない核の危機の中に入っているのを知りませんでした。
エイミー・グッドマン:帰国後まもなく、スティーヴ・シモンズは運転中に意識を失いました。その後、彼は定期的に胃腸障害と急な高熱を経験し始めます。数ヶ月以内にシモンズの両足はがくりと折れます。彼はもはや歩くことができませんでした。彼は、日本から戻って以降、甚大な被害をもたらす病気を経験しているという最初の多くの反応者のひとりです。
番組『デモクラシーナウ!』はあなたがたゲストを歓迎します。では最初にスティーヴ・シモンズ中尉、福島の救援活動に参加したアメリカ海軍の水兵です。3年前の2011年3月11日に何があったのかお話いただけますか?あなたはどこにいて、何をするために呼ばれたのですか?
スティーヴ・シモンズ中尉:日本の国民に人道支援を提供するため、私たちは太平洋での訓練から呼び出されて行きました。
記憶が正しければ、私たちが到着したのは3月12日なので、1号機の電源が落ちて溶融した翌日です。健康被害へのリスクはないという理解でした。どれくらい近づいていたかについては、正直なところ毎回矛盾する話を聞きます。160マイルも離れていなかったという報告もあります。
NERMEEN SHAIKH:シモンズ中尉、その時あなたは少しでも放射線にさらされていたのを認識していませんでした。あなたはいつ健康への影響を感じ始めましたか?そしてその後、どんなことが生じてきていますか? 
スティーヴ・シモンズ中尉:2011年の11月になるまではありませんでした。私たちは9月に戻りました。11月末にはなにか具合が悪いことに気づき始めていました。実際、私は追い込まれていました。まず最初はルート50をアーリントンに向かって運転していて意識を失い、トラックを縁石に乗り上げました。続いて、もしかして風邪かもしれないとたぶん私が思った病気にかかって、発熱状態になり始めました。予想外に20ポンド~25ポンドほど体重が減って、寝汗や睡眠障害を経験するようになり、私は何が起こっているのかわかろうとして検査や他の研究のために何度も医師のところまで往復しました。そして2012年1月から3月までに3度入院しました。
最初の入院ではなにもわかりませんでした。彼らが推定して考え出した唯一のものは副鼻腔感染症でした、そして放射線が少しでもそれに関係していたとの考えをいわば吹き飛ばしました。退院して3日後、リンパ節が腫れ出して、それにひどい高熱状態のままだったので、私は病院に戻っていました。
2度目の入院の間、実はトイレから出てきたとき私の脚ががくりと折れました。2012年の夏までにはフルタイムで車いすを使い始めなければなりませんでした。立とうとしたり、なにかしようとするたびに、私の脚は震えて筋肉が痙攣し始めます。そしてあれから症状はまさしく進行します、そして筋力の低下はいま、両足、両腕、両手に影響を及ぼします。そしてすべてがまだ進んでいます、おまけに脳から膀胱に向かうシグナルの問題があります。
エイミー・グッドマン:サンフランシスコからチャールズ・ボナーもこの会話に引き入れたいと思います。チャールズ・ボナー、この集団訴訟の一部である他の人たちについてお話しいただけますか?彼らが経験している病気は何ですか?
チャールズ・ボナー:当初私たちはわずか8人の原告で始めました、2012年12月の時点で私たちに連絡してきた8人です。2013年6月までには様々な病気を抱えて51人の水兵と海兵隊員が私たちに連絡してきました。その病気には甲状腺ガン、睾丸ガン、脳腫瘍、異常な子宮の問題、過度の子宮出血、あらゆる種類の婦人科問題が入ります、20歳、22歳、23歳の年齢の人びとやシモンズ中尉の年齢の35歳でも見ない問題です。それで、現在、私たちはおよそ100人の水兵のために集団訴訟を起こしています。そして今でも私たちは毎日、様々な問題を抱える水兵からの電話を受けています。ちょうど数日前にも息子が肺がんの父親から電話をもらいました。この"ともだち"作戦(つまりこれは私たちの友だちを助ける作戦でした)に応じたアメリカ水兵の総数はおよそ2万4000人でした。しかし日本の基地にいた軍人の男女を入れると合計7万人のアメリカ軍人がいました。
彼ら全員が放射線に曝されました。このことは非常に明瞭なことなので、私たちは彼ら全員を代表してこの集団訴訟を起こしています。私たちは放射線のレベルを論争できます。そして私たちは海軍を訴えていませんし、なんであれ不適切なことをしてきたと海軍を非難していません。もちろん、海軍の誰もこの若い水兵や海兵隊員に故意に高濃度の放射線をさらしたりしません、ある司令官は放射線は通常の30倍と判断します。そして東電が国民やアメリカ海軍に教えた濃度の30倍以上です。これらの若い水兵の負傷に責任のある当事者は、世界第4位の電力会社、東京電力株式会社です。
メルトダウンが活動中だったことを、東電はUS海軍を含め、国民に知らせることを怠りました。
一方、空母ロナルド・レーガンに乗船するこの若い水兵たちはこの未知の世界に巡航しています。このまったくの災害が起こっていることを彼らは知りません。ですが、もっと重要なのは、メルトダウンが活動中であること、地震から4時間以内に1号機がメルトダウンしていること、そしてあらゆる類の爆発があったことを、東電は彼らに教えません。大放射が起こっています。300トンの放射能汚染水を含め、太平洋に放出される放射性物質の放出があります。そしてシモンズ氏があなた方に話すように、この若い水兵たちはこの海水を脱塩した水を使用していました。彼らはその水で入浴していました。歯を磨いていました。それで料理していました。空気はもちろん、食べ物と水の両方を介してこの放射線を摂取していました。そしていま、彼らはみんな病気です。ですから、私たちは水兵たちを優先しなければなりません。いまは私たちの友人、アメリカ人の水兵と海兵隊員の若者を助ける作戦という、これは"ともだち"作戦です。彼らにはありとあらゆる類いの問題があります。
(休憩)
エイミー・グッドマン:シモンズ氏の弁護士、集団訴訟のチャールズ・ボナー弁護士が番組に参加しています。彼はサンフランシスコにいます。そして最近「Mobilizing Nuclear Bias: The Fukushima Nuclear Crisis and the Politics of Uncertainty(福島の核の危機と不確実性の政治力学)」を書いたカイル・クリーヴランド教授に進みます。
カイル・クリーヴランド、日本からご参加いただきありがとうございます。米軍とアメリカ政府当局とのあいだで行われていた舞台裏の会話とは。そしてあなたはどのようにしてこの会話を手に入れたのですか?
カイル・クリーヴランド:あなたが言及している文書は情報公開法を通じてです、そしてこれらは危機が始まってたぶん6ヶ月か8ヶ月後に原子力規制委員会から入手可能となった文書でした。そしてこの文書の中で、これらはNRS当局とワシントンDC、東京の大使館と外交手腕のあるスタッフとのあいだの電話会話を書き起こして文書化されています。
そしてこの文書が明らかにするのは、まさしく状況がどれほど悪いかを判断しようとしていたこれらの専門家による多くの舞台裏の議論があったということです。
それで実際、私の調査では外交官や外交手腕のあるスタッフ、様々な原子力機関内の人々を含む160人に面談しました。特に危機が始まって最初の10日かそこらに、まさにこれがどれくらいひどいか、あの値は何を意味するのか、彼らはこれを実証できるのかどうかについて舞台裏で相当量の意見の相違と相当量の議論があったのを知るのは、まったく興味深いことでした。さて、この期間に、空母ロナルド・レーガンの水兵が被爆することになるだなんて、彼らがなんとか必死に状況に対処しようとしていた期間におけるあの東電を心に留めておくように。彼らは全電源喪失、機能停止状態でした。たとえ彼らが放射線レベルが確かに高かったのを知っていたとしても、それを実際に表していませんでした。
東電について話すとき、これに対処するため本当に24時間必死になって働いた発電所の操業スタッフと、実際に状況を軽視していた東電の代弁者を含む東電の役員とを区別することが私は重要だと思います。そして当時、状況に従事した誰でもが確かに混乱していました。彼らが、本当にいかにひどいかを軽視していたことは、どの段階においても非常に挫折感を起こさせました。従って、最初の数日はアメリカにはそれに基づいて行動できる情報が実際なにもありませんでした。従って、非常に迅速にアメリカ独自の放射線評価を設定しました。ご存知のように、アメリカは日本に相当な軍事的強み、82の軍事基地を所有します、そして3月13日か14日あたりに始まり、その後何ヶ月も役に立つ、アメリカ独自の放射線測定値は、東電が事実と認めるものより状況が本当にかなりひどかったことを明らかにしています。
エイミー・グッドマン:それで、クリーヴランド教授、日本の原子力発電会社だった東電と同様に、なぜアメリカ海軍にはこれに対して責任がないのですか?
カイル・クリーヴランド:本当の問題は、アメリカ政府、特にアメリカ海軍が、その時利用できる情報を考慮して、適切な保護する行動措置を講じたかどうかだと私は思います。いま振り返ってみてこの種の厳しい判断をするのは簡単です、いま私たちにはさらに多くの情報があるし、これについてさらに多くの透明性があります。ですが、当時、彼らにはそれに基づいて行動するための情報がごくわずかしかありませんでした。
そして私が収集したもの、少なくとも面談からは、彼らはただちに保護する措置を講じようとしていました。彼らは空母を沖へ動かしました。放射能に汚染されたとわかった後、給水を止めました。閉じ込められた軍人の多くには甲状腺の線量から保護するためにヨウ素カリウムを提供しました。そしてまた、ともだち登録簿という放射線登録簿も始めました。オンラインのインタラクティヴウェブサイトとして今も一般公開されており、軍人や当時日本にいて発電所に接近した誰でもが、所定の日にちにどこにいたのか、推定被爆線量はどれくらいかに関心を持って調べるのを可能にさせます。従って、アメリカ政府と海軍は彼らにできることはなんでもしていたと私は思います。
エイミー・グッドマン:3月11日、私たちがメルトダウンの3周年に行った菅直人のインタヴューに戻りたいと思います。福島第一にメルトダウンが起こったとき、菅直人は日本の首相でした。数週間前に日本から放送したとき、私は東京で彼と話しました。菅直人元首相は、大災害の時に東電が彼に提供した情報のずさんさについて話しました。
菅直人:(英語に訳されたテキスト)東電本部から、そして特に元副社長だった武井氏(現在、富士石油の社外取締役に天下りし家族と共に海外在住)から私が伝え聞いていたことから、本当になにが現場の状況だったかについて知らされる正確な情報はほとんどなかった。
エイミー・グッドマン:日本の元首相、菅直人は、東電幹部から正確な情報を得ることができなかったので、現場で働く人たちと話すために原子力発電所に飛んだと続けました。そこで彼は正確な情報を得ることができました。シモンズ中尉に戻りたいと思います。今から3年前の2011年3月11日以前、あなたの健康はどんなでしたか?
スティーヴ・シモンズ中尉:3月以前の私は、現に比較的良好な健康と私が見なしたいものでした。私はまったく精力的な働きを必要としていました。そして2010年の夏、ハワイで降りた日には、私は友だちと会って出かけ、トレールランをしました、その翌日はダイヤモンドヘッドにハイキングしました。つまり、私はとんでもなく元気でした。
エイミー・グッドマン:空母レーガンにいたのは何人ですか?
スティーヴ・シモンズ中尉:およそ5千500人。

▽全文はこちらからお読みください。
http://www.democracynow.org/2014/3/19/fukushima_fallout_ailing_us_sailors_sue

2014/04/01

死を商う ダースベイダー


早ければ今日にも、日本の安倍政権は武器輸出三原則を撤廃する見込み

◇戦場ジャーナリストが問う「武器輸出三原則」撤廃の行方
by 志葉 玲 2014年4月1日

パレスチナ・ガザ地区在住のジャーナリストで、筆者の友人でもある、マジッド・アブサラマは、安倍政権が「武器輸出三原則」を撤廃すると聞き、驚きと憤りを隠せない様子だった。日本が他国へ武器・兵器及び関連技術の輸出することを原則禁止してきた「武器輸出三原則」。安倍政権は、この「武器輸出三原則」を廃し、新たに「防衛装備移転三原則」案を、早ければ本日1日にも閣議決定する見通しだ。それは、これまでの武器・兵器及び関連技術の輸出を「原則全面禁止」としてきた従来の立場と、全く真逆の方向に舵を切り、米国やイスラエルへの武器・兵器の輸出や技術協力を解禁し、これらの国々が今後も行うだろう戦争犯罪に、日本も積極的に加担するということを意味する。

マスコミ各紙の報道によれば、自民・公明のプロジェクトチームでまとめられた「防衛装備移転三原則」最終案には「紛争当事国や国連決議に違反する場合は輸出しない」「目的外使用や第三国への移転は適正管理が確保される場合に限る」などの条件も追加されたというが、全くあてにならないだろう。もし、この文言通りに解釈するならば、安倍政権は、F-35戦闘機の製造・共同開発に日本企業を参加させるべきではない。F-35問題については、端的に言えば、米国が一元管理するF35戦闘機の共同開発に日本企業が参加することにより、「メイド・イン・ジャパン40%」の戦闘機が、米国からイスラエルへと売却されるかもしれないということだ。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140401-00034122/

◇映画「スターウォーズ」シリーズの悪役「ダース・ベイダー卿」にふんすることで知られる「ウクライナ・インターネット党」の指導者が、5月に行われる大統領選に立候補すると、同党が29日発表した。
首都キエフで党集会を開いたインターネット党は、ベイダー卿が既に立候補登録に必要な書類を提出したと明らかにした。(ロイター3/29)
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/31/darth-vader_n_5066145.html?&ncid=tweetlnkushpmg00000067
◇電子政府樹立を訴えるウクライナ・インターネット党(UIP)の公認候補で、供託金250万フリブナ(約2300万円)も払い込んだ。
黒い仮面に隠されたベイダー候補の素顔は不明だが、キエフ中心部の広場に時折、「帝国軍」の機動歩兵「ストーム・トルーパー」を連れて顔を出すことで知られている。出馬声明では「失った領土を奪い返し、この国に誇りを取り戻せるのは私しかいない」と訴えている。(AFP=時事 3/31)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014033100031