見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2022/06/30

選挙の風景が変わる

アメリカ最高裁が中絶の権利を長年擁護してきた「ロウ対ウェイド」判決を覆す決定を下したことに抗議する人々(ロサンゼルス、2022年6月26日)David McNew via Getty Images



◇パタゴニアとLive Nationが中絶の権利を求める平和的な抗議で逮捕された労働者を助け出すと断言

両社ともに、最高裁がロウ対ウェイド判決を無効にしたことで中絶を求めて州外に出ることを余儀なくされた女性たちに費用も提供している。

ハフィントンポスト紙 Jun 26, 2022 by Mary Papenfuss


アメリカのアウトドア・ブランド、パタゴニア(故郷である地球を救うためにビジネスを営む)と世界最大級のライブ・エンタテイメント企業、Live Nationはどちらも、最高裁のロウ対ウェイド判決の180度の方向転換に平和的に抗議している間に逮捕されたどのような従業員も助け出すことを発表した。


パタゴニアは6月24日に、「生殖に関する正義(reproductive justice)を求めて平和的に抗議するフルタイムおよびパートタイムのどのような労働者に対しても、会社が保釈保証人になる(保釈金を供託する)ことを労働者に告げた。


労働者はまた、抗議に関する研修、「投票箱で情報に基づいた選択を行うためのやりくり算段」、そして投票のための休暇も提供されると、会社は声明で強調した。パタゴニアはこれまでずっとさまざまな社会的および環境のための運動に積極的に取り組んできており、会社の働き手にも参加を奨励している。


加えて、会社は、中絶を受けるために州外に行くことを余儀なくされた女性に対してその費用を補償する手助けを提供する企業の増大するリストに加わっている。パタゴニアはその医療計画に関して、スタッフの旅費、宿泊費、食事代を支給する。


「生殖医療へのアクセスの尊厳」をスタッフに提供することは企業の責任だと、パタゴニアは登録メンバー7億5千万を超す世界最大級のビジネス特化型SNS、シリコンバレーの企業、LinkedInの声明で述べている。


それは、子どもを産むのかどうか、あるいはいつ産むのかの点で、「従業員の選択をサポートする」ことを意味すると会社は述べた。「それは働きながら子どもを育てる必要がある両親に財源(やりくり算段)を与えるということです。」


InstagramとTwitterの「女性に賛成する」というタイトルの投稿で、コンサート・プロモーターのLive Nationは、「コミュニティの活動を支援」し、「平和的に抗議して逮捕された従業員の保釈費用を負担する」と述べている。


加えて、Live Nationは中絶の権利や有権者登録、投票者数を押し上げるためにアーティストと結束している。中絶の権利をめぐる争いの中で 、LizzoによるPlanned Parenthoodへの50万ドルの寄付の誓約に資金を補助している。


https://www.huffpost.com/entry/patagonia-live-nation-paying-employee-bail-peaceful-abortion-rights-protests_n_62b8ee95e4b06169caa8ae14



#地球のために投票しよう(パタゴニア、Facebookより)

生きるために投票する。

政治を語ることは、私たちの将来や夢を語ることと同じです。「どのような社会を望むのか」という問いをもつことで、生活から遠く感じてしまう選挙の風景が変わり会話が生まれます。

7月10日は投開票の日です。 
 

2022/06/28

#summer of rage 怒りの夏

 

ロウ判決を違憲とした6人の“時代遅れ”の超保守派判事

前列向かって左にいるのが卑劣なトーマス判事

憶えてますか!彼のセクハラ疑惑

1991年、最高裁判事候補に指名されていた
クラレンス・トーマスから性的暴力を受けたと
被害者のアニタ・ヒルが証言 

委員会は全員白人男性 
その後上院は何事もなかったかのように
トーマスの最高裁判事就任を承認した 

アメリカ上院議会はアニタ・ヒルのことを
「国家の恥」とみなしたのだ

トーマス判事の妻で超保守派といわれるバージニア・トーマスが
2020年1月6日の米議会襲撃事件の計画に
強く関わっていた可能性が浮上した

白人の妻は大統領選結果を覆すことを高官に

何度も促していたことが暴露されている

 ◇アメリカの連邦最高裁は6月24日、女性の人工妊娠中絶権は憲法上の権利(合憲)だとしてきた1973年の「ロウ対ウェイド」判決を覆す判断を示した。この判決を受けて、アメリカでは女性の中絶権が合衆国憲法で保障されなくなる。

最高裁(判事9人)は、妊娠15週以降の中絶を禁止するミシシッピー州法は、「ロウ対ウェイド」判決などに照らして違憲だとする同州のクリニック(州内で中絶措置のできる唯一のクリニックJackson Women's Healthやそれを支援する女性団体)の訴えについて6対3で違憲ではないと判断した。下級審では、違憲との判決が出ていた。

                                       

今回の判決は、約半世紀前に連邦最高裁が定めた判例を同じ最高裁が自ら覆したことになり、きわめて異例。今後、アメリカ国内で激しい論争と政治対立を引き起こすとみられている。

今回の判決は、保守派判事6人とリベラル派判事3人の思想的な違いがそのまま反映されたものとなった。判事9人のうち、保守派のサミュエル・アリート、クラレンス・トーマス、ニース・ゴーサッチ、ブレット・カバノー、エイミー・コーニー・バレット各判事は、明確に「ロウ対ウェイド」判決を覆す判断に賛成した。このうち、ゴーサッチ、カバノー、コーニー・バレット各氏は、ドナルド・トランプ前大統領に指名され就任した保守派。


穏健派とされるジョン・ロバーツ最高裁長官は、別の意見を書き、ミシシッピー州の中絶禁止は支持するものの、それよりさらに踏み込んだ判断には反対したと述べた。


対して、反対意見を書いたリベラル派は、スティーヴン・ブライヤー、ソニア・ソトマヨール、エレーナ・ケイガン各判事。3人は、「この法廷のために悲しみ、さらにそれ以上に憲法による基本的な保護を本日失った何百万人ものアメリカの女性のために悲しむ」と書いた。


他方、賛成意見を書いたトーマス判事は、中絶権の見直しに加えて今後は、避妊や同性愛行為の自由、同性婚などの合法性を認めた過去の判例を見直すべきだと書き添えた。


判決の影響


「ロウ対ウェイド」判例が認めた憲法上の保障を最高裁みずからが否定したことで、アメリカの各州はそれぞれ独自の州法で中絶を禁止できるようになる。半数以上の州が新しく、規制を強化したり、禁止することになるとみられている。


13の州ではすでに、連邦最高裁が「ロウ対ウェイド」判決を覆せば自動的に中絶を禁止する、いわゆるトリガー法が成立していた。このうち、ケンタッキー、ルイジアナ、アーカンソー、サウスダコタ、ミズーリ、オクラホマ、アラバマの各州では最高裁判決を受けて中絶禁止法が施行された。ほかの多くの州でもこうした法律が成立するとみられる。


これを受けて、アーカンソー州やルイジアナ州などで中絶手術を提供していた、いわゆる「中絶クリニック」が診療を中止し始めた。


https://www.bbc.com/japanese/61929747


△今回の最高裁判決に関し、多数派意見の一つとして、トーマス判事は「同性婚や避妊を保護する判決を最高裁は再考するべきだという趣旨の意見を述べている(具体的には「グリスウォルド判決、ローレンス判決、オベルジェフェル判決を含む、実質的デュープロセスの判例すべてを再考する必要がある 」と言っている)。既に性的マイノリティコミュニティでは大きな動揺も広がっている


トーマス判事が指摘した「ロウ判決と同じように今後再考すべき」判決:

◎グリスウォルド判決(1965年のGriswold v. Connecticut):権利章典によって認められたプライバシー権を有し、避妊に対する州の制限から人々を保護することを決定している。

◎ローレンス判決(2003年の Lawrence v. Texas ):同性のメンバーが親密な性的関係を持つことを犯罪とすることは、適正手続条項に違反すると判断した。

◎オベルジェフェル判決(2015年のObergefell v. Hodges):最高裁は同性婚を支持する判決を下し、それによって全米で同性婚が合法化された。


実際の判決でどうなっていくか。プロチョイス(妊娠中絶容認派)側は「怒りの夏(summer of rage)」を合言葉にして判決に異を唱える全米の運動を繰り広げることを決めている。


バイデン大統領は判決直後の会見で「秋の選挙ではロウ判決見直しについて審判が下される(This fall, Roe is on the ballot)」と指摘した。


https://news.yahoo.co.jp/byline/maeshimakazuhiro/20220625-00302460




#マイケル・ムーアのツイート:

 これはミシガンのわたしの劇場だ。現時点では映画『ジュラシック・ワールド・ドミニオン(Jurassic World Dominion)』を上映しているが、別の恐竜どもがもっと人をぎょっと脅していて最高の観客動員数も当然の運命だと思ったよ。

Michael Moore @MMFlint  http://MichaelMoore.com


#Ana Navarro-Cárdenas のツイート:

 あなたが中絶に反対してるなら、中絶しないでください。

 あなたが避妊に反対してるなら、なにも服用しないでください。

 あなたが同性同士の関係に反対してるなら、関係を持たないでください。

 あなたが同性婚に反対してるなら、同性の人と結婚しないでください。

 あなたの信念&宗教を、すべてのアメリカ人に押し付けないでください。

@ananavarro


◇シンディ・ローパーは1993年のアルバム『Hat Full of Stars』に、自身の幼なじみが10代で妊娠して中絶を行った結果亡くなったという実話にインスパイアされた楽曲「Sally's Pigeons」を収録しています。そして現在、シンディはアメリカの連邦最高裁判所が人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた1973年の判決を半世紀ぶりに覆す判決を言い渡したことを受け、この「Sally's Pigeons」の新しいヴァージョン「Sally's Pigeons (Redux 2022)」を公開しています。

以下は、シンディ・ローパーの声明より:

「今日の最高裁の過激な判決によって“Sally's Pigeons”の再録音と再リリースはこれまで以上に重要な意味を持つようになりました。私の子供時代には女性には生殖の自由がありませんでした。そして50年後、私たちは自分の体をコントロールする自由が剥奪されたタイムワープした世界にいることに気づきました。1991年にメアリー・チェイピン・カーペンターとこの曲を書いたとき、私たちは自分たちの上を飛ぶハトのように羽を伸ばすことを夢見る二人の少女について書きました。彼女たちは自由になることを夢見ていました。でも、当時も今も、女性にとっての自由は残念ながら大きな代償を伴うものです。もし私たちが自分の体をコントロールできないなら、本当の自由はありません。私たちは二級市民です。私たちは結集する必要があります。私たちの声を届けなければなりません。」




◇ミーガン・ラピノー(女子サッカー米国代表)が中絶の権利について沈黙を守っている男性を誘い出す

「立ち上がって、なにか言ってください」と、人気者のサッカー選手は言った。「これはあなたの妻、これはあなたの妹、これはあなたの友人、これはあなたのガールフレンド、これはあなたの子どもたちの母です。」

ハフィントンポスト紙 2022年6月25日

by Hilary Hanson


6月24日金曜日、女子サッカー米国代表の人気者ミーガン・ラピノーが中絶の権利について熱情のこもったコメントをした。これには、この問題について「沈黙」している男性を誘い出すことも含まれる。


「今日はサッカーについてだけ話せたらよかったのに」と米国チームのコロンビアとの親善試合の前日にラピノーは記者たちに語った。「でも、見てわかるとおり、今日はロウ対ウェイド(Roe v. Wade)の判決、それがすべてに優先します。」


彼女は、米国での中絶の権利を保護した画期的な判決を覆すという最高裁の決定によって彼女やチームメートがどれほど動揺したか、「言葉にするのは難しい」と付け加えた。


WNBA(全米女子バスケット)の人気者スー・バード(Sue Bird)と婚約しているラピノーは、LGBTQや女性の権利の保護について遠慮なく言う擁護者である。


「見てわかるとおり、あなたに対して絶えず続く容赦のない暴力の潮流が押し寄せるこの国で生きることがいかに困難か、個々の見方から理解することができます、猛攻撃、女性として... ゲイ(同性愛者)として、そしてノンバイナリー、トランスジェンダーとして、いったいだれがこれの影響を受けることになるか、これが女性あるいはトランスジェンダーの女性だけでなく、はるかに多くの人に影響を与えるからです」と彼女は述べた。


ある時点でラピノーは特に中絶の権利について声を上げることをしてこなかった男性たちに話しかけた。


フィラデルフィア・インクワイアラー紙(Philadelphia Inquirer)によると、彼女は「全体として、あなたがたはずっと沈黙してきました」と言った。


「立ち上がって、声を上げてください。これはあなたの妻、これはあなたの妹、これはあなたの友人、これはあなたのガールフレンド、これはあなたの子どもたちの母です。これは私たち全員です。そして、女性のからだの自主性、女性の権利、女性の精神(知性)、わたしたちの精神、わたしたちのソウルに対する暴力的で絶えず続く猛攻撃を、あなたがたは可能にし認めてきているのです。」


この判決がどのように人びとに影響を与えるかについて、彼女は「インターセクショナリティを理解しようと努力する」ことだと人びとを励ました。自分は多くの人びとが受けられない保護を受けている「トランスジェンダーのリッチな白人女性」だと彼女は付け加えた。


「これが貧しい女性、黒人女性、褐色人種の女性、移民、虐待を受けている女性、レイプされた女性、家族にレイプされている女性や少女、たぶん単に最もよい選択をできなかっただけの女性や少女に対して、不釣り合いなまでの影響を与えることを、わたしたちは知っています」とラピノーは言った。

「そして、妊娠を強要される理由はまったくありません。それは、わたしたちの国にある多くの既成の不平等を完全に悪化させることになる」と。


https://www.huffpost.com/entry/megan-rapinoe-abortion-men_n_62b60671e4b0c77098bbd867


※『インターセクショナリティ』(人文書院、2021年刊)によると、インターセクショナリティとは、「人種、階級、ジェンダー、セクシュアリティ、ネイション、アビリティ/ディサビリティ、エスニシティ、年齢などさまざまな要素の交差する権力関係と社会的立場の複雑性を捉える概念」を指す。

2022/06/25

ロシア人のアーティスト

 


◇ロシア人アーティストによる作品の削除は「バカげている」とプッシー・ライオット(Pussy Riot)のメンバーは言っている


マリア・アリョーヒナ(Maria Alyokhina)は、ウクライナやロシアでの抑圧をめぐって結束することを芸術家コミュニティに呼びかける


ガーディアン紙 Tue 21 Jun 2022


ロシア人アーティストや作家の作品を削除するという文化機関の決定は「バカげている」とロシアのパンクプロテストグループ、プッシー・ライオットのメンバーは言っている、彼女は「いまはこれまで誰も経験したことのないレベルにある」ロシアでの直接行動主義者の抑圧のまっ最中に、ウクライナ侵略に反対して結束することを芸術界に呼びかけるのではあるが。


プッシー・ライオットの創設メンバーのひとり、マリア・アリョーヒナ(Maria “Masha” Alyokhina)は、ロシアの作品をはずすという文化および知的な機関による一連の決定に応酬していた。これには、プログラムから作曲家チャイコフスキーの作品を削除するカーディフ・フィルハーモニー管弦楽団、夏季からボリショイバレーを排除するロイヤル・オペラ・ハウス、ドストエフスキーに関する講義をキャンセルするイタリアの大学、そしてネットフリックスがアンナ・カリーナについて脚色したものを中止したことが入る。


「まったくバカげていると思う」とマーシャは言った。「ウクライナを侵略したのはチャイコフスキーじゃない。チャイコフスキーを禁ずることに意味はないが、ロシアのすべての石油とガスを禁止することに意味はある。」


ヨーロッパでロシア人アーティストとして演奏するとき、彼女は戦争開始以降どのようなロシア恐怖症も経験したことはないと付け加えた。「それはまさに的外れ。反戦運動を盛り上げるためにわたしたちは芸術的コミュニティとして結束する必要がある。」


ロシア語で書いているベラルーシのノーベル賞受賞者、スヴェトラーナ・アレクシエヴィッチ(Svetlana Alexievich)は最近、軍服を着たロシア人女性の描写は「西側の観客に受け入れられない」との理由でハリウッドの大手映画スタジオが彼女の本『the Unwomanly Face of War 』の脚色を取りやめたとHayフェスティバルで知らせた。この本は戦争の普遍的な人間の経験についてのものであると彼女は主張したけれども。


アリョーヒナは秋のケント大学のGulbenkian Arts Centreでの彼女のグループのショーRiot Dayと行動を一致することに言及していた。仲間のメンバー、オルガ(Olga Borisova)とダイアナ(Diana Burkot)と演奏するショーは「プーチン政権を内側から」見せる「ウクライナとの連帯の声明」だったと述べた。


「10年間、わたしたちは核兵器と軍隊と帝国の野望を持つ最大の国で独裁政権を有することがどれほど危険であるか西側諸国に伝えたが、ビジネス上の利益のほうがより重要だった」と彼女は言った。2014年のクリミア侵攻後、国際法違反国に対する制裁が課されていたならば、「戦争は起こらなかった」と思うと彼女は付け加えた。


それはロシアのアーティストや活動家にとって、「いまはこれまで誰も遭遇したことないレベル」の弾圧や、たとえば「特別軍事作戦」よりむしろウクライナの侵略、戦争と呼ぶなどの犯罪で毎日起訴されている「暗黒の時代」だった、そしてそれに抗議するかまたは西側メディアからの報道をシェアするかだと、彼女は述べた。


その結果、プーチン政権に不満をいだいた多くの他のロシア人と並んで、ジョージアを拠点とするバンドメイトのボリソワ(Borisova)を含め、多くのアーティスト、知識人、ジャーナリストが海外で自分の仕事を続けるためにこの国を逃れた。


ボリソワのバンドはハーグの裁判所でプーチンが戦争犯罪で審理されるのを見るためにキャンペーンを行っている、ボリソワは「すべての独裁者が自分たちの行動に責任があると悟る未来の完璧な模範を示す」ことになると述べた。


「PR以外になにをしているの?」と彼女に思わせた「ボリス・ジョンソンがゼレンスキーをハグする写真」だけでなしに、ウクライナに武器や人道支援や難民支援を提供するために西側諸国はさらに多くのことができるとボリソワは付け加えた。


EU加盟国の地位はウクライナにとって「欧州連合にできる最も重要性の低いこと」だと彼女は言った。「ウクライナはヨーロッパ、ヨーロッパ社会です、ヨーロッパの一部になるために彼らは実際に戦っています。そして彼らはそれに値します。すでに10年のあいだそのために戦ってきました。」


これまでのツアーで彼女はステージに立ってヨーロッパの観客と連帯を感じることに心を動かされており、初めて「わたしたちが話していることを理解する」と彼女は言った。「それはすばらしいこと、プーチンに反対してわたしたちみなが同時にいることを本当に望んでいる」と言った。


△プッシー・ライオットは2022年9月14日から24日までカンタベリーのGulbenkian Arts Centreで演奏します。


https://www.theguardian.com/world/2022/jun/21/cutting-works-by-russian-artists-is-stupid-says-pussy-riot-member?utm_term=Autofeed&CMP=twt_gu&utm_medium&utm_source=Twitter

2022/06/20

#DontExtraditeAssange

 


WikiLeaks

「ブレイキングニュース:イギリスのパテル内相が175年の刑に直面することになるウィキリークス発行者ジュリアン・アサンジのアメリカへの引き渡しを承認|報道の自由とイギリスの民主主義にとって不運の日

この決定は上訴される」


Irish Daily Mirror @IrishMirror 6月17日

「言論の自由に関心を持つこの国のだれもが、内相がジュリアン・アサンジのアメリカへの引き渡しを承認したのを深く恥じるべきだ、米国はアサンジの暗殺を企てた国である。」


ACLU @ACLU(アメリカ自由人権協会) 6月18日

「ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジの起訴は言論の自由に重大な脅威を与える。

これらの告発は、政府の秘密を公表することで政府に説明する責任を守らせるすべての報道機関を標的にするために利用されかねない危険な前例を不動のものとする。」


エドワード・スノーデン@Snowden 6月17日

#DontExtraditeAssange(アサンジを引き渡さないでください)


Committee to Protect Journalists @pressfreedom 6月17日

「100年前のEspionage Act(スパイによる諜報活動法)に基づく容疑で裁判にかけられる米国へのジュリアン・アサンジの引き渡しは世界中のジャーナリストに密接な関係がある報道(出版)の自由への一撃です。」

@RobertMMahoney


◇アサンジ被告 イギリス政府が米移送承認

内部告発サイト「ウィキリークス」創設者でイギリス国内で収監中のジュリアン・アサンジ(50歳)について、パテル英内相は17日、米国への移送を承認した。アメリカ司法省は米国の機密文書を不正に入手し漏えいした罪などで被告を起訴し、英国に身柄引き渡しを要請していた。

アサンジ被告の妻で弁護士のステラ・モリスは同日、記者会見し「あらゆる手段を使って争う」と述べた。被告側は14日間の不服申立て期間がある。

東京新聞 2022年6月18日


ロンドン共同:アサンジ被告側は英政府の決定に対し不服を申し立てる方針を明らかにした。

英内務省によると、アサンジ被告には14日間の不服申し立て期間が与えられている。ロイター通信などによると、高等法院、最高裁に申し立てができる。棄却されれば28日以内に身柄が引き渡されるという。

東京新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/184043


アサンジの弁護士ステラ・モリスが争うための基金を募っています

下記サイトで寄付ができます

https://www.crowdjustice.com/case/assangeappeal/





2022/06/17

ナワリヌイはいまどこに

 


◇伝えられるところによればアレクセイ・ナワリヌイがロシアの重警備刑務所に移動させられる

彼の居場所に関して秘密厳守にする当然の結果として虐待で知られている最も重警備の流刑地への野党指導者の移送


ガーディアン紙 15 Jun 2022


刑務所監視委員会の委員長によれば、刑務所に閉じ込められたロシアの野党政治家、アレクセイ・ナワリヌイは重警備刑務所に移送された。


6月14日火曜日、地域の公共監視委員会の委員長セルゲイ・ヤザン(Sergei Yazhan)を典拠として引用し、ナワリヌイがウラジミール地域のメレホボ(Melekhovo)村の刑務所 IK-6 に移されたとロシアの通信社が報じた。


伝えられるところによれば、広く行きわたった拷問と虐待の主張でIK-6 には悪名高い評判がある。


ロシアでの刑務所移送には時に数日かかることもあり、秘密におおわれている。ロシアの大統領ウラジーミル・プーチンの最も断固とした政敵、ナワリヌイの所在に関する情報の欠如は、彼の盟友(支持者)をいらいらさせた。


ナワリヌイの最も親しい盟友レオニード・ボルコフ(Leonid Volkov)はテレグラム(ロシア人が開発したインスタントメッセージアプリ)で、ナワリヌイの弁護士が火曜早くに刑務所の彼を訪ねに行ったところ、「ここにそのような囚人はいない」と告げられたと伝えた。


ナワリヌイはドイツから戻る2021年1月に逮捕され、仮釈放違反で2年6ヶ月の刑を言い渡された、クレムリンを非難した彼は神経ガスを盛られ、ドイツで神経ガス中毒から回復していた。


2022年3月、詐欺と法廷侮辱罪、政治的動機や彼を可能な限り長く拘束しようとする当局による試みとして拒否した責任で、ナワリヌイは懲役9年の刑を言い渡された。


裁判官は彼に重警備刑務所で新たな刑に服するよう命じた。彼は控訴に負けたあと、そこに移送されることになっていた。


新たな有罪判決は、当局がしきりにすべての反対意見を抑圧したがっているように見えることで、ナワリヌイの支持者や他の野党活動家および独立系ジャーナリストに対するクレムリンの1年にわたる取り締まりへと続いた。


ナワリヌイの親しい仲間は刑事告発に直面し、多くが国を去った。同時に彼のグループのインフラ、腐敗に反対する財団と全国的な地方事務所のネットワークは、過激派組織のレッテルを貼られたあと、破壊されてきた。


火曜日の移送まで、ナワリヌイはロシアの首都から約60マイル東に位置するウラジミール地域の流刑地 IK-2 にいた。ポクロフ(Pokrov)の町にあるその施設は、何時間も直立不動の姿勢で立つことを含め、特に厳格な受刑者の日常生活のためにロシアの刑務所の中でも際立っている。


囚人移送に関するロシアの秘密厳守は人権擁護派から批判を受けてきている。


△AP通信とロイター通信がこの記事を寄稿


https://www.theguardian.com/world/2022/jun/14/alexei-navalny-has-gone-missing-from-russian-prison-say-allies?utm_term=Autofeed&CMP=twt_b-gdnnews&utm_medium=Social&utm_source=Twitter#Echobox=1655224782


▲ダニエル・ロアー監督のドキュメンタリー映画「ナワリヌイ」

6月17日新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋ほかで緊急ロードショー

https://transformer.co.jp/m/Navalny/

2022/06/13

京都 アナザーワールド

 


京都 アナザーワールド

『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』を体験しに京都に行ってきました

そもそも旅に出るのはコロナ以降初めてのこと 京都を訪れるのも5年ぶりほどになります




許容する日常の世界から抜け出し、別の世界に身をゆだねることで、わたしたちは想像力を鼓舞させておけると感じている。

ブライアン・イーノ

By allowing ourselves to let go out of part of every day, and to surrender to another kind of world,we are feeling ourselves to allow out imaginations to be inspired.

BRIAN ENO





 1960年代に美術学校の生徒だった頃にわたしは光であそびはじめた、音であそびはじめたのとほぼ同じ時期です。これらのフィールドに関わるテクノロジーは当時いずれも素朴でした:まさに最初のシンセサイザーが登場したばかりの頃で(自分にはあれを買う余裕はなかった)光をコントロールする唯一の手段は巨大な舞台装置をともなった。わたしのはじめての音楽楽器はシグナルズ・ジェネレーター(信号発生機)、機器測定のために電圧を発生する装置でした。それが発生するひとつの音色を装置の中央にある大きなつまみひとつを回しさっと変化させることができた。使いみちは多くなかったが、あの装置に音楽的な歴史が一切なかったことがせめてもの救い、つまり、あれを使って自分の望むままをやることが可能だった。


 60年代以降わたしは音楽と光の双方を相手に活動し、そのふたつの興味は並行しながら発展し部分的に重なり合い、双方の間をアイディアが行き来した。『Discreet Music』というアルバム、実は最初の「アンビエント」アルバムがそれ、を作ったとき、わたしは非同時性システムの無尽蔵なポテンシャルを実感した。


 わたしはこの「無限大の音楽」なる概念に興奮させられ、そして同じ時にそれと同様のアイディア、「果てしなく変化していく絵画」というアイディアに光を用いて取り組んでいた。事実、70年代から80年代を通じてそのふたつの作業はどんどん接近していき、ついにはわたしのインスタレーション作品において完全に重なり合うことになった。


 わたしはこれまで、人びとの反応ぶりを眺めながら自作のインスタレーション空間で長いときを過ごしてきた。ごくわずかな間しか留まらず、変化が起きているのにそれすら気づかない者もいます。腰をおろすや携帯電話を引っ張り出して写真撮影をはじめる者(わたしたちはなにかが実際に起きている最中にそれを存分に楽しむことを犠牲にしてまでも、その体験にしがみつかなければと気が気でない「体験の消費者」になった)もいますが、そんな彼らも、インスタレーションは絶え間なく変化し続け、いま目にしているものは二度と繰り返さないことがはっきりしてくるにつれ落ち着き、これらの体験は「失われて」も構わないという点を受け入れはじめる:新たな体験が生まれるからこだわらなくてもいいと。


 あなたになにかが起こるのを許し、それにしがみつき所有しようとするのではなく、身を委ねるということ、これもよい体験なのではないかと思う。

  

ブライアン・イーノ 2022年

カタログ『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』より一部抜粋







画像は77 Million Paintings, Brighton, England, 2010




京都でみつけた



平安神宮の神苑:ちょうど花菖蒲の季節でした 睡蓮はこれからです

最初にカモ、次に池では亀、鯉、カモが、重なり合って泳いでいました




『BOWIE KYOTO SUKITA』:平安神宮の帰り、通りの写真ギャラリーの壁に鋤田正義によるボウイの写真展のポスターをみつけました

6月25日から美術館「えき」KYOTOで始まります




重森三玲庭園美術館:




京都最古の禅寺 建仁寺:ここの「双龍図」はみごと!細川護熙によるダルマ絵をみつけました 現在、彼の襖絵が展示されています