見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2015/02/21

PINK TANK ブログ

February 20, 2015

親愛なるヴァーモス、

2001年後の”テロとの戦い”で、アメリカは少なくとも6つの国で軍事作戦を実施してきています。さらに中東は、暴力による猛威や役に立たない政府、過激派の考えを押しつけようと努める戦闘員によって苦しめられています。私たちには、戦争がテロの解決策ではないことのどれだけ多くの証拠が必要なのでしょうか?

アメリカがイラクとシリアのISILを標的に爆撃を開始して6カ月後、オバマ大統領は爆撃を続けるとして法律上の担保を用意するために軍事力行使への新たな委任を承認するよう議会に求めています。これは地理上の限界がまったくないブッシュ時代の2001年軍事力行使委任をそのままにしておく委任であり、納税者に貴重な数千億ドルを犠牲にさせます。そして少なくとも次の3年間、軍事行動に委任を規定することによって次期大統領に戦争のお膳立てを整えます。

ISILの野蛮な犯罪を弾劾して地域の人々に援助を提供することは重要です。同時に、たとえば斬首や少数民族の迫害といった主流のTVニュースで毎日見せられるのと同じ恐ろしい行為が、私たちの同盟国サウジアラビアや他のアメリカ政府によって支えられる政権により一様に犯されることを私たちは事実として受け入れなければなりません。アメリカの軍事介入はさらにいっそうの暴力を引き起こすだけで新たな過激派をリクルートするだけです。

オバマの軍事力行使委任要求の議会承認は、アメリカ市民がその地域で次の新たな無制限戦争を望んでいることをほのめかします。議会の進歩的議員総会は「今週、大統領によって提案された委任は広すぎる」と述べます。バーバラ・リー下院議員は、「国家安全保障の専門家がISILに対して軍事的解決はないとはっきり述べている」と指摘して、イラクとシリアの合同悲劇に「包括的な外交、政治、経済、そして地域主導の戦略」の必要性を力説します。

終わりなき戦争に反対することで、バーバラ・リー下院議員といっしょになる必要性をあなたの地元の下院議員に力説してください。
Call 202-224-3121 (a 24-hour # reaching the entire Congress).

Alli, Anna, Janet, Jodie, Katie, Kristin, Medea, Nalini, Nancy, Nathan, Sergei, Sophia and Tighe

http://pinktank-codepink.nationbuilder.com/here_we_go_again_end_endless_war_and_no_to_new_aumf

2015/02/18

クールなバルファキス財務相

△ギリシャのバルファキス新財務相(写真右)の服装に思わぬ注目が集まっている。写真左はオズボーン英財務相。ロンドンで2日撮影(2015年 ロイター/Peter Nicholls)

◇ユーロ崖っぷち ギリシャとEU協議決裂

今月末で期限切れとなるギリシャへの金融支援問題で、欧州連合(EU)のユーロ圏財務相会合が16日、ブリュッセルで開かれたが、協議は決裂した。EUは厳しい財政緊縮策を掲げてギリシャに“最後通告”を突き付けるが、ギリシャは既存の支援策の延長を拒否するなど強硬姿勢を貫く。瀬戸際交渉が失敗に終われば、ユーロ危機が再燃しかねない。

ギリシャのチプラス首相は声明で「国民の意向に反する内容は受け入れられない」と緊縮策を伴う支援策の延長を拒否した。交渉担当のバルファキス財務相も会合後の会見で、緊縮策は失敗だったと重ねて強調。年金削減などを条件とする既存の支援策は「受け入れられない」としつつ、合意に向けて調整を続ける考えを示した。

ギリシャが延長を求めれば20日にも再び財務相会合を開いて決定するが、先行きは不透明だ。ギリシャ側が現行の緊縮策をのむ可能性は低いうえ、EU側にもギリシャに妥協できない事情があるためだ。

というのも、ユーロ各国ではフランスの国民戦線、イタリアでは北部同盟、スペインのポデモスなど「反ユーロ」や「反緊縮」を掲げる勢力が支持を集めている。

緊縮派の牙城であるドイツでも、第2の都市ハンブルク特別市(州に相当)の議会選挙で、ユーロの将来的な解体を主張する政党「ドイツのための選択肢」が議席を獲得した。

一方、金融支援が止まれば、ギリシャは3月にも資金不足に陥るおそれがある。ロイター通信は、ギリシャの銀行から週20億ユーロ(約2700億円)程度の預金が流出しており、あと14週間で資金を得るための担保が枯渇するとの金融大手の試算を紹介した。

ギリシャにとっても妥協点を探るギリギリの交渉が続く。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150217/frn1502171522005-n1.htm

◇ベルリン9日ロイター:債務問題の再交渉などで欧州を歴訪しているギリシャのバルファキス新財務相(53)だが、「男性的な魅力が漂う」としてドイツで大人気となっている。
公共放送ZDFテレビのキャスターは「バルファキス氏は疑いなくカリスマ性に満ちた人物。映画の『ダイ・ハード6』に出てきそうだ」と発言。シュテルン誌も「古典的な男性らしさ」と称える記事を掲載した。
同誌は、バルファキス氏は「黒の大型バイクを乗り回し、シャツの裾をズボンに入れず、ギリシャ彫刻でしか見られない古典的な男らしさを振りまいている」と書いている。
ウェルト紙も特集記事を掲載し、財務相の「坊主頭、クールなスタイル、男らしいヤマハのバイク」を絶賛。「ギリシャの債務は大問題だが、新財務相は魅力的。スター誕生だ」としている。
さらに、ファッション雑誌も「貧しくてもセクシー」(poor but sexy)と題した記事で「彼のクールなスタイルは見逃せない」と注目している。
(毎日新聞 2015年2月17日)
http://mainichi.jp/feature/news/20150210reu00m030006000c.html
※EUで注目されるギリシャ新財務相ヤニス・バルファキス:fxblogより
1月のギリシャ急進左派政権誕生以来、チプラス首相よりどんどん存在感が増しているのがヤニス・バルファキス新財務相だ。
アテネ出身、エセックス大学とバーミンガム大学を卒業、ケンブリッジ大学で教鞭をとった後にシドニー大学に2年ほど赴任した経験があり、直近ではテキサス州立大学で教授を務めたバルファキス氏は、チプラス首相がキューバのチェゲバラに感化されて息子の名をエルネストにしたほどの左翼なのに比べ、比較にならないほどのグローバリストであることがわかる。
バルファキス氏はドイツとの債務減免交渉の席上で、第二次世界大戦の戦後補償を持ち出し、ドイツの財務関係者の度肝を抜くことになる。
ところが、このバルファキス氏、ドイツのファッション誌でその男らしい風貌が”Poor but Sexy”だと取り上げられるなど、クールなスタイルが注目される事態になってきている。
”行動力の人”というのが同氏に対する周辺の評価で、この短期間にロシアとも接触し、ECB、EU、IMFのトロイカとの交渉がうまくいかなかったときのロシアカードまでちらつかせるなど、EU関係者を相手に堂々たる交渉を継続させている。
ここで重要なのは、ギリシャに驚くべきタフなネゴシエーターが登場して交渉を継続しようとしていることだ。
しかも、この財務相は単なる左翼の教条主義者ではない。西側諸国のこと、資本主義のことを知り尽くした、きわめて特異な存在であるということだ。
http://zhivago.xsrv.jp/fxblog/post-659

2015/02/17

生きるために抗議する人びと

◇宮崎監督、「異質文明が崇拝するものを風刺するのは間違い」

フランス週刊紙銃撃事件を受け、映画監督の宮崎駿さんが16日放送のラジオ番組で、風刺画の在り方について「異質の文明に対して、崇拝しているものをカリカチュア(風刺画)の対象にするのは間違いだ」などと持論を述べた。
宮崎さんが出演したのはTBSラジオのニュース番組「荒川強啓デイ・キャッチ!」で、ジャーナリスト青木理さんのインタビューに答えた。
宮崎さんは風刺画について「まずもって自国の政治家にやるべきであって、他国の政治家にやるのはうさんくさくなるだけ」と指摘。その上で、他の文明が崇拝しているものを対象にすることは「やめた方がいい」と話した。 
(共同通信 2015年2月16日)
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021601002233.html

◇沖縄タイムス辺野古取材班のツイート 
午前中、海上では防衛局が臨時制限区域の外周に「米国海兵隊施設・区域」と書いたフロート(浮具)を数十個取り付ける。カヌーの市民が抗議したが、海上保安庁が拘束。

◇沖縄の翁長知事、辺野古の準備作業一部停止を指示 
沖縄県の翁長雄志知事は16日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設に向けた名護市辺野古での準備作業の一部を停止するよう、沖縄防衛局に指示した。従わない場合は、埋め立て工事に関連する許可を「取り消すことがある」とした。ただ、対象となる作業はすでに終わっているといい、今回の指示が準備作業に影響するかは不透明だ。
翁長氏が停止を指示したのは、辺野古沿岸部の海底に大型のコンクリートブロックを沈める作業。ブロックは海上の立ち入り禁止区域を明示するフロート(浮き具)の重りで、移設反対派は「サンゴ礁を傷つけている」と反発している。
指示の根拠は、仲井真弘多・前知事時代の昨年8月、県が出した岩礁破砕許可の中の規定で、「公益上の理由により(県が)指示する場合は従うこと」とある部分。翁長氏は16日、報道陣に、新たなブロック投入の停止や、設置したブロックを移動させないことなどを指示したと説明した。また、27日から県が、現地の海底を調査することも明らかにした。 
(朝日新聞デジタル 2015年2月16日)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/16/onaga-henoko-stop_n_6695284.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

2015/02/16

賞揚にふさわしい廃墟

△グラスゴーの近くCardrossのセントピーターズ神学校
◇イギリスの廃墟(崩壊した建物、町)ベストテン
イギリスはその堂々とした大きな家、城、そして教会で当然知られている。
その廃墟の跡もまた、祝うにふさわしい
http://www.theguardian.com/culture/2015/feb/13/the-10-best-ruins-in-britain?CMP=twt_gu

 Dorset の Corfe Castle

2015/02/08

“I’m Not SHINZO ABE”

日本人の特殊性について海外メディアが報じている
続いて、BBC News

◇日本は後藤健二についてまずい事態に気づく
by BBC News 1 February 2015

日曜朝早く、日本は後藤健二の死のニュースに気づく。イスラム国戦闘員によって公開されたヴィデオではっきりと理解できる彼の殺害が示されたのだ。

多数がまず最初にツイッターでその悲報を知った。日本の多数にとってこれはソーシャルメディアに向ける注視の前で展開している悲劇だったので、彼らがツイッターで応酬するのはもっぱら自然だった。

しかし、最初からそうだったように、反応はまちまちだった。当然の悲嘆、怒り、あわれみがある。

(省略)

多数の人が後藤さんや一週間前に打ち首にされたもう一人の人質、湯川遙菜の家族を取り巻いてメディアの大騒ぎを起こさないようにニュース販路に求めている。

後藤健二の兄の反応はソーシャルメディアで大きく称賛された。

彼は、健二本人に焦点を合わせる前に、日本政府、日本の国や世界にその支援を感謝することで始めた。「兄として、健二が帰宅できて自分ですべての人に謝意を表することができればと願っていたので、私は非常に苦悩に満ちています。私は健二のプロフェッショナルな功績を誇りに思います、でも兄としては今回彼の行動は軽率だったと思います」と、後藤純一(55歳)はNHK放送局に語った。(※)

彼の言葉はまさしく、この種の状況において日本人が堂々として威厳のあるとみなす種類の家族の反応で、ほとんど”日本人らしさ”の概念と言える。
(省略)

Overseas concerns(海外の関心事)

多数が安倍晋三首相によって表される怒りを共有する間、安倍が二人の犠牲者の家族がこうむる悲嘆に簡単に触れるだけで二人の功績に言及し損なったことを幾人かが指摘した。

彼らは、バラク・オバマ大統領が述べた、ホワイトハウスによって出された声明、「彼の報道によって後藤さんは勇敢にシリアの人々の窮状を外の世界に伝えようと努めた」と比較して強調する。

人質難局のニュースが伝えられて以降、すでに政府に批判的だった人たちは事件の扱いをめぐり首相を攻撃した。

12月の総選挙のかなり前、11月に政府が後藤さんの誘拐を知っていたことを安倍氏は火曜の国会会期の間に認めた。

反IS有志国連合への非軍事的援助で2億ドルを誓約した首相の最近のイスラエルを入れる中東への外遊を、ある人たちは戦闘員に脅す機会を与えた直ちに触媒の働きをするものとして見る。

日本の平和憲法の解釈を変える現行の政権の取り組みについて、海外で”集団的自衛権の行使”を許すとの世間一般の批判がある。

いま、政府の取り組みを促進してテロとの戦いに参加する軍事的役割として自衛隊を海外に送るのを可能にするために、政府が殺害や一新された日本に対するISの脅威を利用するかもしれないとの懸念がある。

Unsympathetic voice(冷淡な意見)

日本のオンライン意見の大多数は、戦闘員の要求に応じることの脅威について少なくとも十分承知しているとはいえ、湯川さんと後藤さんの確かな解放を成し遂げるためにあらゆる行動を起こすよう駆りたてていた。これに反して、自分の責任において二人は行ったと言って、人質に勧告する人もいた。

とりわけ、インドネシアのスカルノ大統領の日本人妻、有名なTVタレントの”デヴィ夫人”が、人質は日本とヨルダンにとって「大迷惑」、できるなら「自殺」するように後藤さんに忠告すると木曜に自分のブログに書いた。これが、強硬でたいてい極端な意見として知られるこのTV評論家を自認する人に対して批判の嵐を巻き起こしたが、1万1000人以上の人がフェイスブックのこのブログの記事に「いいね」を押した。
しかしながら、日本の小さなイスラム教コミュニティがどのように人質と一致団結していて、ISの野蛮な行為を非難しているかを強調することで、昔からのメディアに加えて、ソーシャルメディアに努力があった。

当初の人質ニュースが伝えられてすぐ後、1月22日に、イスラムセンター・ジャパンが人質解放を呼びかけてISISを非難する声明を発表した。

これに8000回以上の「いいね」が押され、フェイスブックで4000回以上シェアされた。

http://www.bbc.com/news/world-asia-31079369

※後藤さんの兄「非常に残念です」
「今まで日本政府や日本中、それに世界中で応援していただき、ありがとうという思いです。兄としては、健二に無事に帰ってきて皆さんに感謝を述べてもらいたいと思っていただけに非常に残念です。健二のこれまでの仕事については誇りに思いますが、兄としては今回のことは軽率な行動だったと思います。覚悟は決めていましたが、交渉になったとき何とか助かるのではないか、もしかしたら帰ってくるかなと思いました。イスラム国は弟の命やいろいろな人の命を奪いながら自分たちの力を誇示し、勢力を拡大していて、反社会的で許されないと思います。(NHKニュース2015年2月1日)」

 ▽参考までに、下記、欧米の報道 “後藤さん殺害は安倍総理のミスか。”
https://newspicks.com/news/817239/body/

2015/02/07

Daesh

フランスは「ISIL(IS)」の呼び名は攻撃的だとして、アラブ人と同じように「Daesh」と呼ぶことに
「イスラム国」と呼ぶのはもっと誤解を招いて危険

日本人の特殊性について海外メディアが報じている
まずは、Times

◇ISISによって拘束される人質に対して日本が同情しない理由

ISISによって拘束される二人の日本人に対して時間が刻々と経過する間、同国人たちは二人が自分自身で問題を招いたと考える

二人の日本人がナイフを持った黒マスクの戦闘員によって脅迫されていることを示すヴィデオをISISが公表して以降、人質ドラマ(劇的事件)がニュース全体を支配してきた。だが、まさに日本の慣習で、結果を顧みず無謀に行動したと多くがみなす人質自身に怒りの多くは集まる。「この二人の男が自らを危険な状態に至らせた、そしてそれは政府または納税者の問題ではないと一般大衆は思う」とテンプル大学東京キャンパスのアジア研究管理者ジェフ・キングストンは言う。

(省略)

民間軍事請負人として全く新しい職業を始める希望を抱く失望したビジネスマン、湯川遙菜(42歳)は、ISISが支配する領域に入ったあと8月に誘拐された。場数を踏んだフリーランスのジャーナリスト、後藤健二(47歳)は、以前そこで出会った湯川を解放するための捜索と友人らに話したことでシリアに入国したあと10月に拘束された。

(省略)

安倍(首相)は人質危機により中断された6日間の中東の旅の間に彼が誓約した援助金は人道目的のためだけと強調して、政府は人質解放を確かにできるあらゆることをしていると述べた。だが、彼は、テロリストに”屈服”しないと断言した、それでほとんどのアナリストが公然であれその逆であれどちらにせよ彼は身代金の支払いを認可しないと信じる。

日本語ソーシャルメディアのコメントはたいてい二人の人質に同情がなかった、特に、かつて性器を切り落として自殺しようとして、後で名前を一般に女性に使われる遙菜に変えたと同僚に話した湯川には無情だった。後藤は、少なくとも必要とする誰かを助けるための挑戦を評価される。

「特に今は、あの領域に行く前に考えうる結果を二人はわかっている必要があった。二人には責任がある」というツイートは1000回以上もリツイートされた。

「後藤さんもまた湯川さんも日本政府に要請されてシリアに行ってない」と別のツイート。「私は薄情かもしれないが、私たちはイスラム国グループのテロ行為に屈服できない。」

2012年3月、内戦がエスカレートしたとして日本はシリアからすべての外交官を引き揚げて、日本人全住民に警告してそこへの旅行を用心させた。その地域で戦闘するきわめて多面的な政府、反逆者、ISIS集団からなんとか区分けしようとしている時、大使館がないために東京が困難を切り抜ける助けにならなかった。昨年、湯川と後藤がその国に入ったとき、状況報告(勧告)は実施されていた。

中東の日本人人質が同国人から同情というよりはむしろ非難を集めるのはこれが最初ではない。3人の援助の仕事をする人と平和活動家は2004年にイラクで誘拐されたあとマスコミと発生期のソーシャルメディアでさらし台にさらされた(笑いものにされた)。日本の平和維持部隊をイラク南部から撤退させる要求を政府が拒んで、一週間後に人質は無傷で解放された。それにもかかわらず、日本の批判があまりにも猛烈だったので先の人質たちは自発的に引きこもざるをえなかった。

「あの日本市民は関係なく自主的に働いていた、そしてイラク戦争を酷評する独立心の強いコメントをする、彼らは間違った理由で日本を世界のニュースに出す裏切り者のトラブルメーカーと世間は考えた」と京都同志社大学国際政治・メディア研究教授のMarie Thorstenは言う。
12月に行われたとっさの選挙で圧倒的な勝利を獲得したばかりの安倍にはまとまった金は高いかもしれない。信念の確固とした保守主義者で国家主義者の安倍は、日本の弱い経済に集中させると請け合うが、もっと膨れた防衛支出、日本の軍隊の長年の抑止を緩めることや海外の”先を見越して行動する平和への貢献”という方針の助長をますます迫った。

「これは安倍の”(先を見越して行動する)積極的平和主義”が作動するのを世間が遭遇した最初であり、これは深刻に人を不安にさせている」とテンプル大学のキングストンは言う。「現在まで、イスラムの過激主義は他の国で起こる驚くべきことだった。日本がグローバルな活動範囲で世間の注意を高く引く度合いを引き受けることについて、人々はおじけづいているかもしれません。」

http://time.com/3680492/japan-isis-hostages/
トルコのメディアでは、「日本の首相が泣きながら報復を誓った」「ISILに代償を払わせるつもり」とのISILへの報復宣言がどれも同じような”日本の首相が報復の誓いをたてた”との見出しのもと、配信されているとのことだ。
日経新聞によると、安倍首相は事務方の用意した声明文に自ら手を加え、「テロリストたちを決して許さない」の後に「その罪を償わせる」と続けた。
「泣きながら」とあるのは彼が下を向いていたからで、単に手元の紙を見ていたからにすぎないのだろう。

2015/02/06

ボウと飼い主はハッピーエンド


よかった!ボウが解放されて飼い主のもとに戻りました!

◇フレンドリーなゴールデンリトリバーの雑種ボウをDyersburg市が安楽死させようとした後に、あなたと63万5000人以上がボウを擁護する私の請願に署名してくれました。あなた方のサポートのおかげで、金曜日、ボウが解放されました!

https://www.change.org/p/save-beau-the-dog-s-life

申し立てによるとボウという名の犬が自分の所有地をうろつくカモを殺した後に、テネシー州Dyersburgの当局が犬を安楽死させるつもりだと話に聞いたとき、私はなにか行動を起こさなければなりませんでした。Dyersburgからほんの数マイルのミズーリ州Haytiで私は動物救援を指揮しています、それで私はchange.orgで請願を始めることにしました。63万5000人以上の人が私の請願に署名してくれるなんて考えもしませんでした!世界中からそのような支援のほとばしりを見るのはすばらしかったし、金曜現在、ボウが市から解放されて再び当局によって押さえつけられる危険のないことを私は喜んであなたと共有します!あなたなしにはボウは救えませんでした。感謝します。

その日ついに市の代理人とボウの飼い主ダニーが合意に達してダニーとボウは一緒にハッピーエンドになりました!ボウはDyersburgの範囲外で暮らさなければなりません、ダニーとボウどちらもそれで満足です。ちょうど今、彼は犬フィラリア症の治療からもとどおりになり、監視がない屋根付のフェンスとドッグランを有する新しい生活の準備をしています。どれもみな彼が長く健康なハッピーライフを送るのに必要とするものです。

私の請願に署名してくれたあなたのような支援者なしでは、ボウには決してチャンスはありませんでした。彼は市によって直ちに押さえつけられていたことでしょう。Thank you again for your support.


Karol Wilcox 
Hayti, MO

追伸:私はミズーリ州で小さなno-kill(殺害お断り)シェルターを運営しており、困っているたくさんの動物の世話をする財源が限られてきています。私たちを助けるためにもし少額の寄付ができるなら、どうぞここ(上のURL)をクリックしてください。

2015/02/03

公認の話は疑問だらけ

◇それは処刑のように見える
シャルリエブド:ヨーロッパからの報告
by ポール・クレイグ・ロバーツ

ネオコンのウイリアム・クリストルを除いて、読者はシャルリエブドの問題について私が持ち出した疑問を正しく認識してくれた。
http://www.paulcraigroberts.org/2015/01/13/charlie-hebdo-paul-craig-roberts/  
ヨーロッパ人がヨーロッパのヴィデオとニュース記事を送ってよこした。
1本のヴィデオは、非難された兄弟のひとりのIDが見つかったといわれている(真偽の疑わしい)クルマと殺人者が逃走したクルマを比較して、二台のクルマが異なることを主張する。見たところでは、IDが発見されたクルマは逃走車ではない。

ニュース報道の一部のように見えるもう一本のヴィデオは、デリの店舗の正面をおおう金属スクリーンが上がるのを待っている大規模な警官隊を明らかにする。これはAmedy Coulibalyが人質を押さえていると報じられるデリだ。

金属スクリーンが上がると警察はデリを狙撃する。撃ち返しはこないようで警察が誰に向かって撃っているのか不明瞭だ。ことによると、それは人質(4人)を殺害した警察による大量の射撃だったかもしれない。

警察は入ると右に曲がる。するとCoulibalyが警察が入ったと同じ方向から姿を見せる。彼はまるで射撃の進路にせっつかれたかのように走りながらつまづいている。彼は全く武器を所持していない。彼の両手は固く結びつけられているようだ。彼が倒れる、または警察の前のドアのところで射殺される、警察はその時、屈服した男にさらに多くの銃弾を発射する。

それは処刑のように見える。絶対間違いなく、それは銃撃戦ではない。Coulibalyは倒れたので、わけなく捕らえられ尋問されていてもよかった。代わりに、私たちにあるのは逮捕(生け捕り)と尋問に代わるあらかじめ録音してある告白の記録だ。イスラム教徒のフランスの諷刺マンガ家に対する殺人的な激しい憤りと、ユダヤ教の掟に従った食品を販売するデリでのCoulibalyの攻撃といわれているものの結びつき(連続性)は断言されるだけで説明されない。もし仮にCoulibalyがフランス人によって描かれた諷刺マンガを通して激怒したなら、なぜ彼はマンガ家のオフィスに殺人者といっしょにいなかったのか?なぜ彼は攻撃の理由と無関係なデリの行き当たりばったりの客を選んだのか?

公式のニュース発表とは無関係にひとたびこれを見ればどこもかしこも疑問だらけだ。

あれがテロ攻撃だとすれば、ワシントンとイスラエルには極めて重宝で都合がよい。フランスはアメリカとイスラエルの立場に逆らってパレスチナを認めたばかりだった。フランスのオランド大統領はロシアに対する制裁はやめなければならないと述べたばかりだった。パレスチナ人に同情するヨーロッパ人が上昇する中で、ワシントンの、そしてイスラエルの中東戦争への支持が減退していた。今ではフランスはワシントンの外交政策の傘の下に逆戻りして、ヨーロッパ人の同情がパレスチナからイスラエルにシフトしている。

私が博士号の資格を取得していた時代には博士論文提出の資格を得た学生はフランス語やドイツ語を読むためのスキルを立証する必要があった。時間と乏しい能力が私のスキルを失わせた、従って私にはその報道についてなんであれ自信を持って結論を述べることはできない。私にできるのはヴィデオが視覚的に示すことを報告するだけだ。

またヴィデオは、どうやって郵便受けに入れられたのかわからないやり方で私に届いた。ことによるとインターネット検索に精通した達人には見つけられるかもしれない。

このウェブサイトのために、私はヨーロッパからの報告を歓迎する。公式なニュース報道やそれに対する社会のリアクションについてよく知っており事情通のヨーロッパ人からの報告だと私は考える、そして当局の話の矛盾や未解決のままのものが明確に理解されて異議申し立てされる限り、このサイトの読者によって歓迎される。

知識のあるヨーロッパ人は一般に容認された意見からおおっぴらに意見が分かれることについて落ち着かないとの印象を私は持ち続けている。あなたが誰であるか私に知らせさえすれば、あなたはずっと匿名のままでいられる。あなた方の報告が私たちのと違うとして、反移民主義者を除いてヨーロッパ社会が公式の話を受け入れるとすれば、アメリカにいる私たちはまさしく知りたいと思う。

ヨーロッパ人が野心的で欺瞞的な指導者によって否応なしに追い込まれた戦争は、だまされやすいのろまなアメリカ人を追い込んだ戦争よりずっとヨーロッパの全住民に甚大な被害をもたらしてきた。ことによるとヨーロッパ人は政府の断言を進んで信じるとは言えないかもしれない。

そうでないなら、もっと多くの戦争は確実なことだ。

△ポール・クレイグ・ロバーツ博士は、財務相の経済政策次官補でウォールストリート・ジャーナル紙の准編集者だった。彼はビジネスウィーク、Scripps Howard News Service、Creators Syndicateのコラムニストだった。彼には多くの大学の役職があった。彼のインターネットコラムは世界中に及ぶ熱心な支持者を惹きつけた。ロバーツの最新の著書は「The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West」や「How America Was Lost」である。

http://www.informationclearinghouse.info/article40731.htm