見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2025/08/31

世界はヒリヒリしている


8月30日東京新聞『本音のコラム』で、ガザの南部ナセル病院をイスラエル軍が攻撃、救助隊や記者が現場に駆けつけたところを2度目の攻撃が襲い、約20人の死者の中には5人の報道関係者がいたと、諸岡カリーマさんは書いている
「攻撃を仕掛け、人が集まった頃に再び襲うのはテロ組織がイラクやアフガニスタンで多用した手口だ。西側諸国はイスラエル批判を強めているように見えるが、イギリスなどは諜報面などの軍事支援を続けているといわれる。皮肉にもそのイギリス政府は、イスラエルによる大量虐殺に抗議する市民団体『パレスチナアクション』をテロ指定、団体に支持を表明するだけで逮捕される市民や高齢の聖職者が大勢いる。かつてイランとイラクと北朝鮮がテロ支援国として『悪の枢軸』と呼ばれた。今、悪の枢軸は誰か。」



ケン・ローチ監督、UKの市民団体パレスチナアクションをテロ組織に分類して汚名を着せることに抗議する
The national 20TH AUGUST


イギリスの有名な映画監督ケン・ローチは、パレスチナアクションをテロリスト組織に指定するイギリス政府の決定に抗議するエディンバラのデモに参加した。パルムドールを2度受賞した監督はこの措置を、「法律上の極悪非道」と呼んだ。

スコットランド・パレスチナ連帯キャンペーン(SPSC)の活動家たちと一緒になった後、メディアに話しかけるケン・ローチはイスラエルによって犯されているジェノサイドを阻止する行動を起こすことを怠った労働党政権は「国際法違反」だと述べた。

長年の映画脚本のパートナー、ポール・ラバティを含む、ローチを取り囲む活動家たちは、「
Genocide in Palestine time to take actionパレスチナでのジェノサイドに行動を起こすとき)」とあるTシャツを着ていた。このTシャツに関しては、7月にグラスゴーでひとりの男性がテロ法で起訴されるに至り、さらに他にも同じ理由で起訴される人たちが後に続いた。

ローチは、「Tシャツで言っている全部を支持する、そして彼らと一緒に立ち上がることを誇りに思っている、彼らはとても勇敢だと思います」と述べた。

なぜこの抗議に参加したのか尋ねられると、『わたしは、ダニエル・ブレイク』、『麦の穂をゆらす風』、『大地と自由』の監督は、「ガザのパレスチナ人に対してジェノサイドが起きていることをわたしたちは知っている、そして今ではヨルダン川西岸でもそうだ、それはイスラエルによって犯されており、わたしたちの政府が結託している、政府は行動を起こそうとしていない。行動を起こすべきだ。」

「ジェノサイド条約の義務のもとにジェノサイドを止める法的責任がある。政府はそれをしていない。政府は国際法に違反している。そしてパレスチナアクションへの糾弾は、誰であれ政府に反対する者を威嚇することだ。」

「パレスチナアクションへの弾圧は法律上の極悪非道であり、わたしたちはその禁圧に反対しなければなりません。」

「わたしは弁護士ではないが、戦争兵器の製造や使用を止めることはまずテロリストではない、とんでもない、それはアンチ・テロリスト、アンチ国家テロリストだ、そしてこの政府が結託しているのがそれ、テロリストです」と彼は述べた。

「この政府は依然としてイスラエルに武器を供給している。イスラエルと取引している。政府はあらゆる精神的支援をイスラエルに与えている。」

「スターマー首相は自らをシオニストと宣言した。そしてそれが何を意味するのか、わたしたちは知っている。それは、パレスチナの領土にユダヤ人国家があるべきとのイスラエルが基盤とするイデオロギーだ。それは一体なにを意味するか?ある民族を他の民族より優先するということ、そしてそれはわたしには人種差別です。」

「わたしたちは国際法をまったく尊重せず、まったく道徳観念のないように見える政治家に統治されており、国民は彼らに逆らって立ちあがらなければなりません。それは我慢できない。」

エディンバラ・フェスティバルでの出現を通じてTシャツを着ていた脚本家のラバティは次のように付け加えた。「政治家がわたしたちを裏切るのに遭遇しているのだと思う。ジェノサイド条約第3条に明記されている、止める、または処罰する、そして共謀しないという明確な義務を彼らは明らかに果たしていない。」

「パレスチナ占領地担当特別報告者フランチェスカ・アルバネーゼは、わたしたちの大学、特にエディンバラはアパルトヘイト国家と共謀していると指摘している。」

「わたしたちの年金基金でもそれが認められる、金融街でも認められる、彼らは、それは重要ではないと言っている。それはパレスチナ人が決めることだ。ジェノサイドが起きたとき、それを妨げる、止める、そして共謀しない、明確な義務がある。」

ローチとラバティはエディンバラ国際映画祭のイベントの外でスピーチをした。映画祭に参加できたことは「光栄」だったとローチは述べた。「エディンバラのような映画祭は、インディペンデント映画が消えずに生き続けることやシネマは必ずしもアメリカアクセントである必要がないことをわたしたちに思い出させのに非常に重要だ」と彼は語った。「スコットランドアクセントでも、イギリスアクセントでもいい、わたしたちの文化を反映しているなら何だっていい。」

ほかの場所でもアイルランド人ベストセラー作家サリー・ルーニーがパレスチナアクション禁止に反対の声を上げたことによりイギリス政府の怒りを買うリスクを冒した。

The Normal People』の脚本家は、BBC制作の彼女の仕事からの報酬を今後もパレスチナアクションへの資金提供に活用し続けると述べた。

https://www.thenational.scot/news/25404799.ken-loach-protests-uks-palestine-action-terror-label/

 

速報:イタリアの非常に重要なワールドカップ予選、イスラエル戦を2週間後に控え、ICA(イタリア監督協会)はFIFAUEFAに対し、戦争犯罪を理由にイスラエルをすべての国際大会から追放するよう求める正式な書簡を書き送った。書簡にはこうある。「数百人ものフットボール選手やマネージャーの命を犠牲にさせている毎日の流血のせいでイスラエルの権利を停止することは正当であり、義務でさえあることに、理事会は全会一致で同意する」
「わたしたちは目をそらすことはできる、試合に集中することはできる、だがこれは正しいことではない。世界はヒリヒリしている。多くのパレスチナ人が苦痛をこうむっている。これは受け入れられない。」


#マイクロソフトの社員数十人がワシントン州レドモンドにある会社の東キャンパスを占拠、同社のソフトウェアがイスラエル軍によるガザでの作戦遂行とパレスチナ人の監視に使われることに抗議した。

 

速報:ガザ北部ジャバリアへのイスラエルの桁はづれな爆撃キャンペーン
呼吸をする時に強烈な感覚を引き起こす、ある種の化学物質の放出を住民たちは伝えている。(MintPress News


#
カナダやアメリカから225人のシオニスト入植者らがパレスチナ占領地に到着、パレスチナ人から強奪した家屋や土地に移住した。

#イスラエルがE1入植地計画を承認したあとにヨルダン川西岸は北部と南部に分かれる。約3400戸の入植者用住宅を建設する入植地マアレ・アドゥミム(Ma'ale Adumim)がヨルダン川西岸の区域を分離させ、行き来もできなくなる。(TIMES OF GAZA 8月21日)

⌘E1計画に関する21カ国外相共同声明(8月22日)
イスラエルの高等計画委員会がエルサレム東部のE1地区における入植地建設計画を承認したことは容認できず、国際法違反である。われわれはこの決定を非難し、最も強い言葉でその即時撤回を求める。

イスラエルのベザレル・スモトリッチ大臣は当該計画がパレスチナ国家を分割し、パレスチナ人のエルサレムへのアクセスを制限することで、2国家解決の実現を妨げることになると主張する。今般の決定はイスラエル国民にとって何の利点もない。それどころか安全を危うくする恐れがあり、暴力と不安定性を一層助長し、そのことがわれわれを平和からさらに遠ざける。

イスラエル政府はまだE1計画の進行を止めることができる。われわれはイスラエルに当該計画を大至急撤回するよう促す。

イスラエル政府の一方的な行動は、中東地域の安全と繁栄というわれわれの集団的な願いを損なうものである。イスラエル政府は国連安全保障理事会決議第2334号に従って入植地建設に終止符を打つとともに、パレスチナ自治政府の財政に課している制限を解除すべきである。

本共同声明はオーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、スペイン、エストニア、フィンランド、フランス、アイスランド、アイルランド、イタリア、日本、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ノルウェー、オランダ、ポルトガル、イギリス、スロベニア、スウェーデンの外務大臣によって署名された。

https://jp.ambafrance.org/article22353

 



 

2025/08/28

カメラは知っている

 


日本政府の『衆議院トップページ』にはこうある:
イスラエル国国会議長一行の衆議院訪問
令和7年8月26日(火)、イスラエル国のアミール・オハナ国会議長一行は衆議院を訪問し、額賀議長と懇談しました。(+オハナと額賀が握手して立つ写真)
「懇談では他に、中東情勢等について話題が及びました」とある
もちろん、飢饉やイスラエル国内の人権団体も認めるジェノサイドという犯罪について、赤ちゃんや小さな子どもを含めた武器を持たない一般市民、医療従事者、救助隊、ジャーナリストを標的にした攻撃、目に余る『ダブルタップ』と呼ばれる戦術のトップの攻撃命令については一言も触れるはずもない

イスラエルは8月25日、 ジャーナリストのマリアム・アブ・ダガを生放送のカメラの前で殺害した

#今日、病院のジャーナリストと医療従事者を標的にするのはトップのお偉方によって「よし」と承認されたことだとイスラエルのメディアと兵士らは述べている
チャンネル4:この攻撃は上級司令部と調整を図られており、実行される前に上級司令部は知っていた。


これは殺害されたジャーナリストが持っていたカメラです
イスラエルが最も排除したがった武器 そこにはイスラエルが犯してきたあらゆる愚行が納められており、世界に発信されるのを恐れた



イスラエルがAP通信のフリージャーナリスト、マリアム・ダガを殺害する前に彼女が撮影した最後の写真の1枚

 

⌘AP通信を代表するガザのフリーランスのビジュアル・ジャーナリスト、マリアム・ダガ(33歳)がイスラエルによる病院攻撃で殺害された
UK
インディペンデント紙

「彼女は非常に困難な状況下でガザからのニュース、特に子どもたちに及ぼす戦争の影響についての報道を世界に伝えるために取り組んだ」とAP通信の編集局長兼上級副社長ジュリー・ペイスは述べた。「わたしたちは彼女の死に深く悲しみ、空爆に関するより詳しい情報を緊急に求めています。」

写真と映像を通して、
ダガは異常な困難に直面する普通のパレスチナ人の生活をとらえた。家から強制退去させられる家族、援助物資を積んだトラックに群がる人びと、葬儀に参列する嘆き悲しむ人びと、負傷した子や栄養失調の子を治療する医師たち。

この間、
ダガは頻繁にハンユニスのナセル病院を拠点としていた。保健当局と報道機関によると、彼女は月曜日イスラエルの攻撃により同病院で殺害されたジャーナリスト5人を含む20人のうちのひとりだった。

https://www.independent.co.uk/news/gaza-israeli-palestinians-khan-younis-hamas-b2813689.html

『ダブルタップ』について、今朝の東京新聞『筆洗』に書いてあるのを見つけた(2025年8月28日)
パレスチナ自治区ガザのハンユニスにある病院がイスラエル軍の攻撃を受け、記者や医療従事者を含む、少なくとも20人が死亡した。
イスラエル軍は病院攻撃に『ダブルトラップ』のような戦術を使っている。
2度目の攻撃は最初の攻撃から約10分後だった。この『ダブルトラップ』で何が起きるかは容易に想像できるだろう。最初の攻撃の後、人々を手当てしようと医療従事者や救助隊がやってくる。なにが起きたかを確かめようと記者もやってくる。そこに2度目の攻撃があれば。非人道的な攻撃方法である。
今月上旬にも6人の記者が死亡する攻撃があったばかりで、現場から逃げるのとは「逆の方向に走る」人の悲劇が続く。よほど報道されたくない現実がガザにあるらしい。


⌘中東ジャーナリスト川上泰徳:イスラエル軍の今回の病院攻撃は最初の砲撃の後、負傷者の救助のために救助隊やジャーナリストが駆けつけて病院の外の階段で作業をしているライブ映像がアラビア語報道アルガッドで実況中継されている中で2発目の砲弾が同じ場所に着弾し炸裂した。
砲撃の瞬間のビデオクリップは、タイムズ・オブ・イスラエルの記事にも掲示されている。イスラエル軍広報官は「状況は複雑だ。ハマスが病院から攻撃をしてくる」と語っているが、明らかに救助活動が行われ、カメラマンがそれを撮影している場所に第2の砲撃が着弾しており、「ハマスの攻撃」では説明がつかない。イスラエル軍が「ジャーナリストを標的にすることはない」などといい、調査をすると語っているのは、砲撃の現場映像があるためだろう。
3
月にパレスチナ赤新月社の救急車がイスラエル軍に攻撃され、救急隊員や救助隊員14人が殺害された時も、最初はハマスの車両と言っていたが、死んだ救急隊員の携帯に現場の映像が残っていたことでイスラエル軍も救急車を攻撃したことを認め、調査をするとした。
現場映像という動かぬ証拠があればイスラエル軍は「遺憾の意」を表明する。しかし、病院や学校、国連施設など民間地域への攻撃や、ジャーナリストへの攻撃は終わることなく続いてきている。
それはイスラエル軍やイスラエル政府が対応しないということではなく、繰り返し「証拠映像」が提示されているのに、国際社会や国連が対応しないということである。(朝日新聞8月25日の記事へのコメント
プラスより) https://asahi.com/articles/AST8T42K8T8TUHBI016M.html?comment_id=37269#expertsComments


#ガザの破壊率(衛星データ):
Rafah100%、Beit Hanoun100%、Al-Mughraqa & Juhr al-Dik100%、
Khan Younis
90%、Beit Lahia90%、Jabalia80%、East Gaza80%、Sheikh Ajleen, Al-Zahraa, Tel Al-Hawa80%、
West Gaza & Al-Shati Camp
40%、Nuseirat20%、Al-Bureij30%、Alal Magh
azi20%、Deir al-Balah 5%
これは戦闘ではない。230万人が住む土地(領土)全体の完全なる消滅だ。

 

2025/08/20

サッカーファンがガザ連帯の擁護者

 


エジプトで「4つ目のピラミッドと呼ばれた男がいる」と、8月16日の諸岡カリーマさんの本音のコラム『沈黙を破った大スター』は始まる
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するエジプト代表のフットボール選手、モハメド・サラーのことである
彼は昨シーズンの得点王でもあり、リバプールでも絶大な人気を誇る それなのに、最近、ピッチ外での評判はイマイチだったそう、なぜかといえば、2023年10月以来、ガザについて投稿をほぼ控えていたから
そのモハメド・サラーが沈黙を破って話題を呼んだ 
かつて「パレスチナのペレ」と呼ばれた選手、スレイマン・アル・オベイド(ガザ市生まれの41歳)がガザで援助物資を待つ間に市民を狙ったイスラエルの攻撃で殺害された
けれども、UEFA欧州サッカー連盟の声明には彼が死んだ経緯に関する記載がなかった 
モハメド・サラーは9日、UEFAの投稿を引用して、「彼がどこで、どのように、なぜ殺されたのか教えてくれないのですか」と書いた
この投稿は拡散され、その日の夜までに84万件を超える「いいね」がついた
CNN
によれば、UEFAはその後、おおやけに追加コメントをしていない
諸岡カリーマさんはこう続ける、「イスラエルに甘い欧米のメディアや組織に対する事実上の抗議とも取れる投稿は、大スターのこれまでの沈黙が強いられたものだった可能性を示唆する性格のものでもあった。沈黙を破る著名人は欧米人の中からも続出している。次は実際にイスラエルを止める手段を持つ為政者たちが動く番だ。」
PFA
パレスチナサッカー協会によると、2023年10月以降、選手、監督、審判、コーチ、スタッフなどサッカー関係者325人が殺害された

⌘彼がなぜ、どこで、どのようにして殺されたか説明してくれませんか?
ARAB NEWS 10 Aug 2025
ロンドン:エジプト代表でリバプールFWのモハメド・サラーは、「パレスチナのペレ」と呼ばれたサッカー選手がガザで殺害された際の状況を無視しているとして、UEFAを非難した。
パレスチナサッカー協会によると、元パレスチナ代表のスター選手であるスレイマン・アル・オベイドは水曜日、イスラエル軍がガザ南部で人道支援を待つ人びとに発砲した際に殺害された。
金曜日、欧州サッカー統括団体はX2文の追悼文を掲載した。「パレスチナのペレ、スレイマン・アル・オベイドに別れを告げる。暗黒の時代にあっても数え切れないほどの子どもたちに希望を与えた才能」と。
1万2000件のコメントの中には、「なぜアル・オベイドの死におけるイスラエルの役割を軽視するような賛辞なのか」と疑問を呈するものも多くあった。
AFP
通信によると、ガザ市生まれのアル・オベイドは結婚しており5人の子供がいた。アメリカとイスラエルが支援するガザ人道基金が今年初め、同領土での援助活動を引き継いで以来、援助物資配布地点付近で殺害されたパレスチナ人1300人以上のうちの一人だった。

⌘FIFAはあまりにも長いあいだイスラエルの残虐行為を無視してきた
ARAB NEWS 10 Jun 2025 byラムジー・バルード

世界中のサッカーファンが、FIFAの途切れないイスラエル支援に明確に異議を唱え、パレスチナのためにかつてないほど団結して行動を起こしている。これまでの行動とは異なり、この動員は目に見えて著しくよく調整がはかられており、広く行き渡り、一貫性がある。

スポーツ界の連帯の多くが、グラスゴー・セルティックス、チリのデポルティーボ・パレスチノ、あるいはアラブ系チームのファン層から生まれていた時代ははるか昔に過ぎ去った。今やガザは世界中のスポーツの連帯の紛れもなく中心的存在だ。このことは、特にガザでのイスラエルによるジェノサイド、その上、占領下のパレスチナ全体におけるイスラエルの軍事占領とアパルトヘイトへの世界的な認識を獲得するという点でまず間違いなく最も意味がある。

久しく、主流メディアはパレスチナ支持の旗や横断幕やチャントを無視することに全力を尽くしてきた。スコットランドであれチリであれ、連帯(結束)が許容レベルを超えると、フットボール関係当局は罰金や他のさまざまな懲罰的措置で取り締まった。しかしながら、今日ではこのような戦術は完全に失敗している。

5月31日、インテル・ミラノと対戦したパリ・サンジェルマンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦のスタジアム内外ではパリ・サンジェルマンのサポーターの行動全体がパレスチナに集中させているかのようだった。「Nous sommes tous les enfants de Gaza(わたしたちはみんなガザの子ども)」というチャントがスタジアム内外のいたるところに響き渡った。アクラフ・ハキミが先制点を決めるや、たちまち、「ガザでのジェノサイドを止めろ」と書かれた巨大な横断幕が掲げられた。

このような前例のない連帯の行為は、1960年代半ばに始まった南アフリカの人種差別政策に対するスポーツ・ボイコットに匹敵する。これらのボイコットは、アパルトヘイトに関する議論を解放し、人種差別政策についての議論を学術的な場から街頭へと移行させる上で重要な役割を果たした。

上記は事実とはいえ、2つの事例は必ずしも比較できるものではない。アパルトヘイトに関してはグローバル・サウス(南半球)の政府の努力のおかげで、ボイコットは主に制度的なレベルで始まり、徐々に国民の大きな支持を獲得した。しかしながら、パレスチナの場合、FIFAのような機関側の完全なるモラル破壊があるところ、サッカーファンが連帯の擁護者として働いている。

FIFAは、イスラエルのスポーツ機関内での露骨な人種差別やパレスチナのスポーツにもたらしている直接的な悪影響にもかかわらず、イスラエルに対していまだどのような措置も講じていない。いつものお決まりの言い訳は、「スポーツと政治はごっちゃにしない 」というスローガンだ。だが、その通りだとして、ロシアのウクライナ侵攻のあとで、なぜFIFAは境界を取り払い、この2つをいっしょにしたのだろうか?

戦争開始後ただちに国際社会の代表としてものを言っているとされている西側諸国はロシアに対し、数百、最終的には数千に及ぶ制裁を課し始めた。ロシアはスポーツを含む、あらゆる分野で孤立を余儀なくされた。FIFAも即座にこれに加わり、ロシア代表チームをFIFAの競技から締め出した。

パレスチナの場合、それはイスラエルによるガザでのジェノサイドよりずっと前から始まっていたにもかかわらず、偽善は際限がない。多くの場合、アラブ、イスラム、グローバル・サウスに支えられ、イスラエルにアパルトヘイトと軍事占領の責任を問おうとするパレスチナの試みは、ことごとく失敗に終わってきた。毎回、同じ返答しか返ってこない。

2017年10月のFIFAの声明はその良い例だ。これは、イスラエルの占領問題とFIFAによるイスラエルへの責任追求の必要性について国際的団体が繰り返し調査を要請したことを受けてFIFAイスラエル・パレスチナ監視委員会が最終報告書を発表した際の声明だった。

返答は断固としたものだった。「現行の事態は… フットボールとはまったく関係がない」 それは例外的な複雑さと繊細さに属すもので、「FIFAのような非政府組織によって一方的に変えられるものではない。」ヨルダン川西岸地区の最終的な地位は権限のある国際法機関がその責任を負うべきこと。報告書は、「FIFA… 政治的な問題に関して中立を保たなければならない」と結論づけ、「イスラエルに対していかなる制裁も課さない」、そして「この問題は終了を宣言する」と付け加えた。

それ以来、どれほど変わってきているか。例えば、2018年7月、イスラエルはいわゆる国民国家法とやらに基づき、イスラエルはユダヤ人のみのための国だと宣言した。2020年7月、連立政権はヨルダン川西岸地区の占領地域の併合を認める取決めに合意した。そして2023年10月7日以降、イスラエルはガザでジェノサイドを犯してきている。

今回の非難の言葉はパレスチナ人やその同盟国のものではない。ガザにおけるイスラエルの恐ろしい侵害行為を積極的に調査している国際機関の言葉である。

FIFAは依然として問題は「複雑」かつ「デリケート」すぎると主張するかもしれないが、戦争が始まって最初の14ヶ月間に700人以上のパレスチナ人選手が殺害され、約270のスポーツ施設が破壊されたという事実をどうやって無視できるのだろうか?

ここで、FIFAの行動や怠惰に左右されない資質、パレスチナ人の粘り強さについていくらか言っておかなければならない。パレスチナ代表チームはますます力をつけてきている、そしてさらに印象的なのは、ガザのパレスチナの子どもたちが廃墟となった街の中でもボールを蹴るための場所をなんとか作り出し、かくしてジェノサイドの恐怖から喜びの束の間の瞬間をうまく手に入れていることだ。

FIFAはパレスチナを失望させ続けているが、スポーツファンはこの道徳的茶番に加担することを拒否している。最終的には、パレスチナ人の粘り強さと、彼らの正当な大義への連帯の高まりが、単にパレスチナのため、あるいはスポーツの未来のためだけでなく、組織自体の存在意義のためにも、FIFAに行動を起こさせることになるだろう。

⇧ラムジー・バルード:ジャーナリストであり作家、『パレスチナ・クロニクル』の編集者。6冊の著書がある。最新刊はイラン・パペとの共編著『Our Vision for Liberation:携わったパレスチナの指導者、知識人が語る』、他の著書に「My Father was a Freedom Fighter」、「The Last Earth 」などがある。イスラムと世界問題センター(Center for Islam and Global Affairs)の非常勤上級研究員。
https://www.arabnews.jp/article/opinion/article_150636/


イタリア代表にとって決定的に重要な2026ワールドカップ予選のイスラエル戦を前に、イタリア・コーチ協会は、ガザでの戦争によってイスラエルを国際試合から出場停止にするよう迫る正式な書簡を出した。

 



2025/08/17

イスラエルはわたしの声を封じることに成功した

 


8月10日、イスラエルによって標的にされていたアルジャジーラの記者、アナス・アル=シャリフが殺害された これは彼が用意していた最後のメッセージ

「これがわたしの意志であり、最後のメッセージです。わたしの言葉があなたに届いたとすれば、イスラエルがわたしを殺害し、わたしの声を封じることに成功したのがわかります。他のなによりも先に、平和と慈悲、そしてあなたに祝福がありますように… 

アルジャジーラ、イスラエル占領軍によるジャーナリスト暗殺を非難

アルジャジーラ・メディア・ネットワークは、イスラエル占領軍による、
またひとつ露骨かつ計画的な報道の自由に対する攻撃で写真家Ibrahim Al Thaherに加えて特派員Anas Al SharifMohammed QraiqeaMohamed Nofalの狙いを定めた暗殺を最も強い言葉で非難する。

イスラエル占領軍の声明の中でその犯罪を認めており、ジャーナリストたちはガザのアル・シーファ医療施設の向かい側に置かれていたテントを狙うように指示された攻撃により標的にされた。この攻撃はガザで進行中のイスラエルの攻撃の壊滅的な結果の最中に起こった。一般市民の容赦ない虐殺、強いられた飢餓、そしてコミュニティ全体の消滅に遭遇してきている。ガザで最も勇敢なジャーナリストのひとりであるAnas Al Sharifと彼の同僚たちを暗殺せよとの命令は、迫り来るガザの制圧と占領をあばき、公表する声を黙らせようとする必死の試みだ。

戦争勃発以来、ガザとガザの人びとの窮状を大胆かつ勇敢に記録してきた優秀なジャーナリストのまた一団に別れを告げるという事実、アルジャジーラ・メディア・ネットワークは、ジャーナリストを意図的に標的にし暗殺する責任はイスラエル占領軍と政府にあるとする。これは複数のイスラエル当局者と報道官らが勇敢なジャーナリストAnas Al Sharifと同僚たちを標的にするよう繰り返し扇動し、呼びかけてきたことの結果として起こった。


国際メディアがガザに入るのを禁じられる間、アルジャジーラのジャーナリストたちは包囲されたガザ地区内に留まり、飢餓と受難を経験して知り、レンズを通して記録した。途切れない勇気あるライブ報道を通して、彼らは22ヶ月にわたる容赦ない爆撃と破壊から解き放たれる恐怖について痛烈な目撃証言を伝えた。

これらの凶悪犯罪とイスラエル当局によるずっと続いている真実を封じる試みを強く非難すると同時に、アルジャジーラ・メディア・ネットワークは国際社会とすべての関係機関に対し、この継続するジェノサイドを阻止し、ジャーナリストを意図的に標的にすることを終わらせるため、断固たる措置を講じるよう求める。
犯罪実行者の免責特権と説明責任の欠如がイスラエルの行動を大胆にし、真実の目撃者に対するさらなる弾圧を勇気づけると、アルジャジーラは力説する。

 

カタールの衛星放送局アルジャジーラのアナス・シャリフ記者ら5人が8月10日、イスラエル軍の攻撃で死亡した。彼らはシファ病院前の報道用テントにいた。シャリフ記者らが狙われた理由は、同記者による3つの現場レポート抜粋を見ればわかる。
飢餓の子どもたちが入院している病院
イスラエル軍の銃撃で命がけの食料配布所
空爆されたガザ市の海岸沿いのカフェ
ガザ市制圧を決定したイスラエル軍は現場から戦争犯罪を報じるシャリフ記者らを排除したということである。(中東ジャーナリスト川上泰徳)

 

8月11日、イスラエル国防軍IDF(文書らしき画像添付)
衝撃:
アルジャジーラのジャーナリストとして装って見せていたハマスのテロリスト、アナス・アル=シャリフ
アナス・アル=シャリフはハマスのテロ組織のリーダーであり、イスラエルの一般市民とIDF兵士へのロケット弾攻撃を指揮していた。
人員名簿、テロリスト訓練リスト、給与記録をはじめ、ガザで入手した情報と文書は彼がアルジャジーラに組み込まれたハマス工作員だったことを証明している。記者バッジはテロを隠すものではない。

 

#明らかなのは、昨年イスラエルは他のジャーナリストと共にアナスを処刑リストに載せたが、発言の場のかなりの範囲(フォロワーの多さ)によって彼は守られてきた。
イスラエルは彼の携帯電話、彼のすべての動きを追跡しており、いつでも彼を殺害できた。彼らが今殺すことを選んだのは、彼を暗殺することによる情報の想定外の結果、望まれない反響が、これから行うガザ市侵攻を彼が生きたままで記録した場合よりも少ないと判断したからに過ぎない。以上。

⌘THE TIMES OF ISRAELイスラエル国内の国際法学者20人がもはやイスラエルのガザ攻撃は国際法違反と指摘。もはや正当化はできず、政府内の法務部署も機能不全に陥っていると。(2025年8月9日)

イスラエルのネタニヤフ首相:「われわれはボットとアルゴリズムのせいでプロパガンダ戦争に負けている」
プロパガンダ戦争? あなたがたは毎日なまのカメラの前でパレスチナ人を殺害している。アルゴリズムがそれを不正工作するなどありえない。

速報:ノルウェーの外貨準備など国家の資産を運用する政府系ファンドが、イスラエル企業11社から投下資本を引き上げている。世界最大のファンドが11社をやめにして他の系列会社を見直している、またイスラエル人経営者との外部契約も断絶する。これはイスラエルにとって新たな経済的大打撃。
MintPress News

チュニジアではサッカーファンがスタンドをキャンバスに変えた。ガザの破壊の写真に囲まれたパレスチナの子どもたちの巨大なモザイク画、ガザで殺害された子どもたちを追悼する。政府が沈黙したままでいる一方、スタジアムは発言権のない人たちのための声になった。(ゾーラン・マムダニ)

先月、トランプ大統領は、民主党の市長候補ゾーラン・マムダニが当選したときはいつでも連邦政府がニューヨーク市を掌握すると脅している。https://interc.pt/4fAkKtI

トランプは12日、ほんとうに首都ワシントンに州兵を投入した
AFP
通信によると、ワシントン記念塔の近くに軍用車両と迷彩服姿の州兵らが展開しているのが確認された トランプの求心力向上を図るためだと?
同じく12日に発表されたアメリカの人権報告書、23年度版の約三分の一にまで大幅に縮小された内容となっている 
なにが削られたか、トランプ政権と関係が良好なイスラエルやエルサルバドルの記述、一方、対立するブラジルや南アフリカは批判的なトーンが強まった もちろん、ネタニヤフの汚職裁判や司法の独立性を巡る記述は削除されている
そしてエルサルバドルは23年度版では政府が許可した殺人や劣悪な刑務所環境など「重大な人権問題」が列挙されていた、24年度版では「信頼に足る重大な人権侵害の報告はなかった」と明記 エルサルバドルはアメリカが追放した不法移民とやらを劣悪な刑務所に収監してくれ、トランプに称賛された国(参考:共同通信)

 




2025/08/10

Together for Palestine

 


8月9日長崎新聞:
長崎は地獄だった。
被爆80年の節目を迎える今日、被爆者の証言を読んでほしい。
知ることが、地獄を遠ざける。
私たちはそう信じて、被爆者の言葉を伝え続ける。

https://nagasaki-np-heiwa.com

 

トランプ政権は、イスラエル企業をボイコットするアメリカの州や都市への災害援助資金を停止するとする。Globe Eye News

 

⌘独占記事:アメリカの有権者の過半数(47%)がイスラエルはガザでジェノサイドを犯していると回答 33%はジェノサイドを犯していないとする

Data for Progressの最新の世論調査ではアメリカの有権者の多数(54%、民主党支持者の75%)がイスラエルへの武器供与よりもアメリカがガザへの支援を優先することを望んでいることも見つけだす。
イスラエルがパレスチナ人に対して人権侵害を犯してきたとの認識に賛同する有権者がここにきて急増してきている(53%)。
また、64%(民主党支持者の82%)がトランプ大統領にイスラエルがガザ地区に食料と医薬品の供給を許可するよう望んでいることもわかった。
Zeteo AUG 07 2025



イタリアの国会議員が国会でパレスチナ国旗のカラーを着る(トップの画像):ジュゼッペ・コンテ前首相が率いる左派政党「五つ星運動の議員たち
「今日、わたしたちは国旗を持ち出しません、あなたがたがわたしたちから取り上げようとするからです。代わりに、わたしたちはそれを肌の上に身につけます。」

アイルランドの大統領がガザへの軍事行動の可能性を訴える
大統領はガザの中に援助ルートを確保するための軍事行動を可能にする第7章の発動を国連に要請。
「わたしたちは子どもたちが飢えているのをただ見ているだけなのか?なにかを起こすべきだ。」
イスラエルの包囲を破るための心からの行動を要求する稀有な声。

 

ブラジルのルラ大統領:8月4日
「世界は、国際貿易におけるUSドルの使用から脱却すべき時だ」
「彼らがブラジルでクーデターを実現させようとしていたことも忘れない」
「ブラジルはもはやアメリカに依存していない。わたしたちは世界のほとんどの国々と強固な経済関係を築いてきている。」

 

アメリカの国際問題を専門とするリチャード・D・ウルフ教授はアルジャジーラにこう語る。
「地球上で最大の経済大国はすでにアメリカやその同盟国ではなく、中国とBRICSである。しかし、アメリカの政治家はおそらく国民に『終わった』とは言わないだろう。」

 

それが「安全保障」をめぐるものでないことを、まさにイスラエル人入植者が立証した。それは残忍性に従事する。彼らはガザ援助物資のトラックを攻撃した、石油、砂糖、小麦粉の積荷を粉砕し、トラックのタイヤを切り裂き、運転手を負傷させた。これは武器としての飢餓である。これはあからさまにジェノサイドだ。(ゾーラン・マムダニ)

 

アメリカのジャーナリスト、クリストファー・ヘッジ:

「わたしがニュースとして報道してきた他の戦闘で子どもたちは銃撃されてきた。だが、兵士らが罠を仕掛けたネズミのように子どもたちを誘い込み、物笑いの種にからかって殺害するのをこれまで一度として見たことがなかった。」

 

無敵艦隊、漁船の大集団armada
44カ国の数十隻からなる歴史的な民間船団がガザに向けて出航する。そのミッションは、イスラエルによるガザの飛地の長期にわたる封鎖を突破し、援助と物資を入れるための安全な人道回廊を確立すること、そして生存に不可欠な資源や医療へのアクセス制限のためパレスチナ人が直面している拡大する人道危機に国際的な注意を引くことに狙いを定める。
チュニジアとスペインからの意味のある参加のせいで、この協調性のある取り組みは、封鎖の一般市民への影響に異議を唱え、世界的な介入と支援の緊急の必要性に光を与えようと努める。
最初の船団は8月31日にスペインの港から出発、そして9月4日にチュニジアの港から2番目の船団が後を追う。
TRTWorld

アテネの市長がイスラエル大使に、「一般市民を虐殺するものたちから民主主義を教えられる必要はない」と述べる。

8月6日、イスラエルがほんとにガザ市にあるUNRWA国連難民救済事業機関のクリニックを爆破した。彼らはガザに残された医療システムであるものを破壊しているのに、メディアの報道はゼロである。

 

 

 

ブライアン・イーノ、ガザ地区の家族のための募金活動としてチャリティーコンサートを9月にロンドンで開催

イーノは主催者のひとりで、このイベントを「音楽と内省、そして希望の夜」と呼んでいる。

以下は、イーノがSNSで発表した声明:
「わたしは50年以上にわたり、世界で最も素晴らしいアーティストたちと仕事をする幸運に恵まれてきました。
でも、その間、多くの人たちがパレスチナについて沈黙を保ってきたことは、わたしの最大の後悔の一つです。
その沈黙の多くは恐怖から来ていました――本当の恐怖です。声を上げることで反発を招き、扉が閉ざされ、キャリアが終わるかもしれないという恐れです。
でも今、その状況は変わりつつあります。一部のアーティストや活動家が道を開いたこともありますが、何よりも今起きている真実が無視できなくなったからです。
ガザで起きていることは謎でもなければ、対立する物語が錯綜して理解しにくいわけでもありません。
アムネスティ・インターナショナルや国境なき医師団のような多くのの非党派組織がこれをジェノサイドと表現しているのだから、道徳的な境界線は明確です。
わたしたちは沈黙を続けることはできません。
だからこそ、わたしは、9月17日ウェンブリー・アリーナで開催される『Together for Palestine』(音楽と内省、そして希望の夜)の開催を手伝っています。
わたしが心から信じているのは、この夜がアーティストが心の中の真実を語る勇気の瞬間になるということです。それこそがアーティストに期待されていることだと信じています。
これはわたしたちが共に立ち上がり、こう宣言する機会です。この状況を続かせてはならないと」

https://amass.jp/184140/

 

 



2025/08/05

ブラボー!モロッコ

 


イスラエルという国ができる前のガザ

 

i24NEWSというニュース番組でジェノサイドの意図が広く知らされている

⌘「彼ら(パレスチナ人)を殺せ、絶滅させろ… まさしくシラミ駆除の
を使うように」
昨夜、i24の番組でイスラエル映画評議会の
シモン・エルカベッツ会長はガザ地区のパレスチナ人大量虐殺を公然とせきたてた。
ジェノサイドは秘密でもなんでもない。それはTVの番組で放送されている。

(ゾーラン・マムダニ)

 

⌘イスラエル兵が、10月7日は「パレスチナ人・ホロコースト」を正当化するための「虚偽フラッグ」だったことを認め、ネタニヤフの叙述部分が崩れてきている。
ひとりのイスラエル兵士が告発した。10月7日は驚きではなかった、それはでっちあげだった。イスラエル政府によって入念に仕組まれた彼らの得意技である虚偽フラッグだと。その目的は?パレスチナ人を消去し、彼らの土地を強奪してイスラエルの国境を中東の奥深くまで拡大する。さあ、いま初めて確固たる証拠が明るみに出てきた。攻撃が始まる前に、イスラエル軍に警備体制を解くように命じる軍の呼び出し符号。部隊に混乱がたちまち広がる、というのも命令は理に叶わなかったからだ… これが、新たなイスラエル政府の虚偽フラッグ、あまりにも多くのこれまでの作戦と同じく、上層部からのもくろみでない限りは。

 

#イスラエルの大臣がパレスチナ民族の計画的な大量虐殺の意図を認める
「200万人のガザ住民を飢えさせることは正当であり、道義心に基づく」とイスラエル当局 これは戦争ではなく、考え抜かれた虐殺だ。しかも、それに西側諸国が資金を提供している。

 

必見:アメリカ特殊部隊の元中佐がBBCに語った。彼の全キャリアにおいて、「一般市民の全住民、武器を持たない飢えた住民に対するこれほどの残虐行為、無差別かつ不必要な武力行使を目撃したことはいまだかつてなかった。IDFイスラエル国防軍とUS請負業社のせいで、わたしがガザに属するに至るまでは、戦争に配備された全部の場所で目撃したことがなかった」と。編集されていないヴァージョンで、彼はタリバンやISISと戦ったが、IDFのせいで彼が見た残虐行為はもっとひどかったと指摘している。

 

#イスラエルは12万5000トンの爆薬でガザを爆撃してきている--- これは広島に落とされた核爆弾の8倍も強力だ。これがジェノサイドでないなら、何がジェノサイドなのか?(ゾーラン・マムダニ)

 

BBCはイスラエルが子どもたちの頭と胸を狙って撃っている証拠(狙いを定めた狙撃や殺害の痕跡)を集めた。殺害された子どもの60%以上がこの被害のパターンであるとの事実を明らかにする。(BBC8月2日)

 

ジェレミー・スケイヒル(アメリカのジャーナリスト、インターセプト編集者):
「それはジャーナリズムの歴史において最も恥ずかしい結末です。そしてそれは報道組織の沈黙の話ではありません、彼らは同僚のパレスチナ人ジャーナリストを拒否したのです。これはわたしたちの同僚の殺害に対する共謀です。」
ジェレミー・スケイヒルはイスラエルによる記者の殺害におけるメディアの役割にアウトを宣言し、ジェノサイドを詳細に報道し記録したせいでイスラエルによって殺害された同僚のホッサム・シャバトに敬意を捧げた。

 

フランスはアメリカとそのガザ支援プログラムを激しく非難した。フランスはアメリカが運営するガザ人道基金、GHFを「血の雨を降らせた虐殺」と非難し、プログラムの運用停止を要求している。子どもを含む人びとが食料を待っている間に虐殺されているのだ。

 

スペインの外相:「ガザの虐殺について沈黙する毎日はヨーロッパの有用性への裏切りです。行動しないのであれば歴史はわたしたちを許さないでしょう。」

 

スロベニアのロバート・ゴロブ首相が、イスラエルとの武器の輸出入および通過を禁止すると発表。(8月1日、Quds News Network

 

オランダは、ガザのジェノサイドでの資金提供におけるネタニヤフの妻の直接の役割を理由に、彼女の不動産資産を凍結する。この動きはイスラエル特使を追放し、テルアビブの欧州金融システムへのアクサスを遮断せよとの要求が高まるなかで出てくる。

 

⌘タイランド、そう、タイの国が地球上の半数が囁いていたことを述べる最初の国になった。イスラエル人はただの悪いツーリストではありません。彼らは特権意識を持ち、好戦的で、どの国も占領地のように扱います。寺院で音楽を鳴り響かせ、神聖視される町を蛮行で破損し、支払いを拒否、そしてER緊急救命室に押し寄せる。そうして地元民にこう言います。「あなた方はわたしたちを必要としている。わたしたちは金をもたらす。」聞き覚えがありますか?

平和を好む仏教徒の国でさえ、もうたくさんだと決意するとき、これは「反ユダヤ主義」をめぐる問題でないのがわかる。ふるまいの問題です。

問題は、なぜタイの国がイスラエル人を入国禁止にしたいのかではありません。実際の問題は、なぜ他のだれも先にそれをしなかったかです。


イスラエル社会が数十万の子どもを含むパレスチナ人の意図的な飢餓を祝っているという事実は、近代史におけるグロテスクな異常事態。これは非人間化と集団的残虐性のケーススタディ(分析研究)です。

 

 

わあ!モロッコがやってくれました
というか、どうしてもっと早くにこれができる国が他になかったのか!
どんどん、コンボイが入っていく なかには連結したコンボイもある

モロッコは、チェックポイント(検問所)を越えてガザへの180トンのモロッコ産食料、ミルク、医薬品の通関を、幸運にもうまく乗り越えた!
今後数日中に他のコンボイが予定されている。ブラボー、モロッコ!
Al-Arabiya

 

日本でも極右政党が躍進したというはなし
極右政党“日本人ファースト”
参政党はみんなで作る「DIY党」だと党首は笑顔で答えていた!

海外メディアで参政党はどう表現されているか:
ロイター通信 →「極右」、イギリスBBC →「極右」、カタールAl Jazeera →「極右」、アメリカCSIS →「極右」、シンガポールThe Straits Times →「極右」

フランス、リベラシオン紙の特派員、西村カリンさんに言わせると、参政党は欧州基準では極右ではなく、「超極右」になるそうだ

 

7月21日BBC News (UK)The rise of the far-right Japanese Firstparty 

極右政党 “日本人ファースト”の台頭

囲み取材をしようとした日本中学生新聞の記者、川中だいじ君の指摘がおもしろい
参政党に関しては、ボクは「ネオナチ政党」だと思っているので、そのことを含めてメディアで発信し注視していかないといけないなと思っています」
こう述べるのは、「日本中学生新聞」を発行する川中だいじ君。彼の囲み取材に対して参政党の神谷代表の反応はチラ見して面倒そうに、「どこの会社?」
「フリーランスです」と川中だいじ君が答えると、「フリーランスは無理」とスタッフによって遮られ、押し除けられた
同じように、彼が囲み取材を申し込んだときの石破首相の対応は誠実で、大人の人間のものだった きっと彼は希望を感じたに違いない 








2025/08/01

イスラエル人観光客は島に入れない




ギリシャのシロス島に寄港しようとしたイスラエルのクルーズ船、港に集まった市民たちがガザのジェノサイドへの抗議を浴びせ、上陸できずにキプロスに引き返した。イスラエル外務省の抗議にギリシャの反応なし

イスラエルのクルーズ船、ガザ戦争への抗議によりギリシャの島から引き返される
ガーディアン紙 2025年7月22日

ガザ戦争への波止場地帯の抗議のあとにイスラエル人観光客を乗せたクルーズ船はキプロスへのルート変更を余儀なくされられた。

キクラデス諸島の300人以上のデモ参加者が、ガザでのイスラエルの戦争のやり方とパレスチナ人の扱い方について歓迎してないことを明確に示したため、クラウン・アイリス号に乗船する約1600人のイスラエル人乗客は安全上の懸念から上陸を阻止された。「ジェノサイドを止めろ」と鮮やかに大書きされた横断幕がパレスチナ国旗と並んで高く掲げられた。

抗議者たちからの声明はまた、ギリシャのますます緊密化するイスラエルとの「経済、テクノロジーそして軍事上」の関係の問題にも異議を唱えた。「シロス島の住民として、そしてなによりも人間として、わたしたちは近隣で起こっているジェノサイド戦争からこの破壊を止めることに貢献できればと願う行動をとっています」と声明は述べた。

船上の乗客の一部はイスラエル国旗を掲げ、愛国的なスローガンを繰り返し唱えることでこれに応じたと目撃者は述べている。

この出来事についてイスラエルのギデオン・サール外相がギリシャのジョージ・ゲラペトリティ
ス外相と連絡を取ったことをギリシャ外務省が確認。彼らの協議についてどのような詳細も公表されていない。

近年、ギリシャはイスラエル人観光客の間で人気になっており、地中海の2国間の提携がますます緊密になっていることを反映している。

この抗議活動は負傷者も逮捕者もなく終わったとはいえ、この出来事はガザでのイスラエルの行動をめぐりギリシャでつのる不穏を目立たせた。パレスチナ人を支持する看板があるように、反イスラエルのグラフィティ(落書き)が国の全域に蔓延している。

https://www.theguardian.com/world/2025/jul/22/israeli-cruise-rerouted-after-aegean-islanders-protest-gaza-war?CMP=share_btn_url

オランダ国家安全保障・テロ対策調整庁(NCTV)が、イスラエルを初めて国家安全保障上の脅威と指定。情報操作、オランダへの影響工作、ICCへの圧力などが理由。

イスラエル国会、ヨルダン川西岸の併合求める動議可決「シオニズム実現に不可欠」(AFP=時事)

フランスAFP通信:フランスは、イスラエル人入植者のヨルダン川西岸での暴力行為を公式にテロリズムと認定した。実際のこと(事実)がようやく正しい名で示された。

⌘AFP BBNews :スウェーデンがEUにイスラエルとの貿易協定停止を要請

速報:イギリス人の65%が(ネタニヤフら)イスラエルの指導者を戦争犯罪で投獄することを望んでいる

国連特別報告者フランチェスカ・アルバネーゼはイスラエルを手助けすることに加担する企業60社を暴露する報告書を発表



 

2025/07/27

戦場の記者が餓死で死ぬ

 


機内で騒いだサマーキャンプ帰りのユダヤ系ティーンエイジャーが強制的に搭乗機から降ろされたことについて、「反ユダヤ主義的行為」だとサマーキャンプ主催者の代理人は「宗教に基づく差別」であり、提訴すると述べている
双方の言い分が食い違っており、ヴェリング航空は公式声明を発表し、なにがあったか顛末を説明することになった


#
スペインのヴェリング航空、機内でシオニストのプロパガンダを叫ぶユダヤ人の少年たち50人を航空機内の平和を乱したとして強制的に降ろした

 

⌘Vueling Airlines(2004年設立バルセロナを拠点とするスペインの格安航空会社)は下記の公式声明を発表した:
 

VY8166便での混乱させるふるまいにより乗客を機内から降ろしたことに関するヴェリングのオフィシャル・ステイトメント

バレンシア発、パリ・オルリー空港行VY8166便に搭乗する十代のグループに関係して、2025年7月23日に起こった成り行き

 

当社の一番の優先事項は乗客と運行の安全であり、またこれからも常にそうであります。

機内にいるスタッフの行動はただフライトの保全を危うくしたふるまいに対応したものでした。
乗客の一団は極めて問題を起こしてじゃまするふるまいに従事しており、非常に対決姿勢の態度を取りました、そしてフライトの安全な運行が危険にさらされました。

このグループは緊急機器を手荒く取り扱い、規則で命じられた安全の実例による説明を激しく妨害して、客室乗務員の指示を繰り返し無視しました。

複数回の警告にもかかわらず、この不適切なふるまいが続いたため、乗務員は定められたセキュリティ・プロトコルを作動することを余儀なくされました。ヴェリング航空の規定に従い、乗務員はGuardia Civilの介入を要請しました。Guardia Civilは状況を評価した後、残りの乗客の安全を一番に優先するため、そのグループを航空機から降ろすと結論を下しました。
ターミナルでもまた、グループのふるまいは攻撃的であり続けました。一部は当局に向かって暴力的な態度を示し、グループのメンバーのひとりが逮捕される事態にまで至りました。
わたしたちは、乗務員の決定が乗客の宗教に関連しているとのいかなる説明にも断固として否定します。この決定はただすべての乗客の安全を確保するためのものでした。ヴェリングはいかなる形態の差別も例外なく断固として拒否します。


#イスラエル人観光客の迷惑行為や失礼なふるまいのせいで、タイがイスラエル人観光客を禁ずる法律を検討している。タイを支持します。

 

⌘フランスAFP通信社が緊急声明で、「ただちに介入しなければ、ガザに残された最後の記者たちが死ぬことになる」と書いている。
「他の数人に加えて、彼らはガザ地区で起こっていることを報道するのを任された唯一の記者たち…  わたしたちは彼らが死ぬのを傍観するのを拒否する」とAFPジャーナリスト協会は続ける。

1944年の創設以来、AFPは記者を紛争で失うことはあっても、「同僚が飢餓で死ぬのを誰一人として見た記憶はない」と述べた。
東京新聞7月25日の本音のコラムでジャーナリストの北丸雄二さんが書いている。「AFPは2年近く前にスタッフがガザから排除されて以来、同地区のフリーの記者10人あまりに報道を頼っている。その彼らが餓死しようとしている。写真記者バシャールは体力がなくてもう仕事ができない。痩せて動けないと書いた。『生まれてはじめて打ちひしがれている』という彼は、この飢餓と死の狭間で生きる自分たちの毎日を伝えてくれて感謝するとわたしたちに送ってきた。」
「人道支援は許可しているとイスラエルは言う。その支援に殺到するガザ市民を銃撃殺害する神の国イスラエルの現在。命の食糧をエサとする鬼畜の罠だ」

 

#「ガザ住民と共に飢えて力尽きる医師や記者、支援111団体がイスラエルに封鎖解除を要求」(CNN)

包囲された地区沿岸の全域で漁をすることを禁じたイスラエル政府、これをあえて無視した数名のガザ漁師をイスラエル海軍が力づくで拉致した。イスラエルのガザへの飢餓戦争をくじくために多くの人びとが命を危険にさらし続けている。(The Cradle

 

フランシェスカ・アルバネーゼは各国にイスラエルのガザ封鎖を破るよう要請した:「地中海のすべての国々がその海軍を使って封鎖を破り、ガザに人道物資を送るべきです。」

 

#エジプトの民衆からガザへ:エジプトの人びとは粉ミルクをペットボトルに入れ、ガザに届くことを願って海に投げ込んだ。イスラエルは粉ミルクの搬入すら禁止している。

現在、フランス、スペイン、イギリス、日本、オーストラリア、カナダなど緊密な同盟国を含む30カ国が、ガザでの戦争の即時終結と、「食料を求めて彷徨う民間人の非人道的な殺害」の終結を求める共同声明を発表した。
ドイツがこの声明に署名しなかったことは、現在、政界およびメディアで議論を呼んでいる。


2025/07/23

だれがダイアナを殺したのか


 #国連が、「食料は人権」であると宣言しようと審理したとき、2つの国がそれに反対票を投じた。アメリカとイスラエルです。


#
イギリスBBCは常に、「イランの支援を受けたフーシー派」そして「ハマスが運営する病院」といった文脈は入れるのに、なぜ、「アメリカの支援を受けたIDFイスラエル国防軍」、もしくは「戦争犯罪で起訴されたベンヤミン・ネタニヤフ」とは決して入れないのか?
(民主党のNY市長候補に選ばれたゾーラン・マムダニ)

 

#ガザを飢えさせているのは、イスラエル、アメリカ、イギリスそしてEU


#
ホアキンがポットキャストのインタビューで次のように言っている:
「子どもたちをひどく飢えさせている、飢えて死なせていることに正当だとする弁明なんかない… そのことをわかるのに、地政学やなんかそういったものを理解する必要はないオスカー受賞者のホアキン・フェニックスがガザについて話すことの重要性と勇気を強調した。



ダイアナ妃を殺したのは誰か?自殺したエプスタインの死の映像はまったくなく、ダイアナのトンネルのCCTV(防犯カメラ)は作動していなかった
まあなんと、こういう大事件で証拠が消えてしまうとは異常である

 

ダイアナ妃の死をめぐる不審な状況:
• 事故の起きたアルマ橋トンネルのCCTVは作動していなかった
• 
事故現場で観察された白のフィアット・ウノは二度と発見されなかった
• 
致命的な衝突にもかかわらず、逮捕者はひとりも出なかった
• 
メルセデスを運転していたアンリー・ポールの血中アルコール濃度の検査結果は矛盾していた
• 
アンリー・ポールは諜報機関と結びつきがあったといわれている
• 
クルマに乗っていた全員がシートベルトをしていなかった
• 
救急車が病院に着くまで90分以上かかった
• 
写真撮影を制限したまま事故現場は迅速に片付けられた
• 
ダイアナ妃の遺体は完全な検死解剖の前にエンバーミング(防腐処置)を施された
• 
重要な目撃者はぞんざいに事情聴取されたか、消された
• 
ダイアナ妃の恋人とされていたドディ・アルファイドの父モハメド・アル・ファイドは国家保安機関の陰謀であると主張した
• 
永続する、ダイアナは妊娠していたとの噂
• 
車両データレコーダーはまったく回収されなかった
• 
取り調べは不透明で遅れが目立った
• 
フランスとイギリスの審問検視は異なる結論に達した

• ダイアナの私物はよくわからない当局の元で片付けられた

こちらは運転手のアンリ・ポール。彼はイスラエルの諜報機関モサドで働いていた。彼は1997年8月31日の夜、ダイアナ妃とドディ・フェイドをクルマで送るように呼ばれたパリのホテルリッツの警備責任者のようにふるまっていた。モサド工作員は、彼がイスラエルの情報提供者としてつとめることに同意しなければ、リッツでのアンリ・ポールの帳簿外の賄賂計画を暴露すると脅迫した。

#ダイアナ妃はイスラエルロビーにとって脅威だった
イギリス情報部MI5の元職員Annie machon
「ダイアナはパレスチナ人のために運動をしようとしていた」

イスラエルがダイアナと愛人であるエジプト人億万長者ドディ・フェイドの死に関与した証拠があると彼女は主張している