地球に対する犯罪人
東京新聞9月6日『本音のコラム』で前川喜平は書いている:
「ネパールと中国の国境地帯で起きた土石流は時速167キロ、高さは100メートルを超える凄まじい規模だった。死者・行方不明者は7000人に達しようとしている。原因とされる氷河の崩落を引き起こしたのは気候変動だ。
ネパールのシシル・カナル外相は歴史的に温室効果ガスの排出量が多い中国・アメリカ・インドに歴史的な責任があるとして、補償を求める考えを示した。
人類の生存を危うくする気候変動という現実を無視し、大量の温室効果ガスを撒き散らす戦争を続けているトランプ、プーチン、ネタニヤフは、気候不正義の元凶だ。平和に対する犯罪人である彼らは、地球に対する犯罪人でもあるのだ。」(前川喜平は元文部科学省大臣官房長、文部科学審議官)
2000年代にはインターネットによって世界はもっとよくなるという予感があった、だが、その後のSNS空間は差別や陰謀論、デマの温床となっている
マックス・フィッシャーの『いいね!の裏側で』によると、「SNSは承認欲求を刺激し、憎悪を高め、集団間の対立を煽るような仕組み(アルゴリズム)を組み込んでいる。それによって膨大な利益を獲得し、人々を依存させ、より影響力を強めていく。SNSはもともと、脳科学や認知科学、進化生物学などの知見をたくみに利用して、人間の弱さや依存性や差別本能などを増幅するように設計されているのである。」
多くのSNS企業はそうした状況を改善してこなかった
フィッシャーの見通しは悲観的だ 仕組みの微調整や更新だけでなく、「シャットダウンが必要だ」と述べる(東京新聞9月15日『大波小波』より)
トップの画像:国防総省の調査官ら、パランティアのAI技術への過度な依存が123人のイラン人児童を死亡させた米国の空爆の一因となったと指摘
https://gizmodo.com/pentagon-investigators-say-overreliance-on-palantir-ai-tech-contributed-to-u-s-strike-that-killed-123-iranian-children-2000814477?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=share
⌘イギリスのガーディアン紙によると、イスラエルはAIを巧みに操作するため偽のアメリカの研究センターに秘密裏に資金を供給していた。
そのセンターはわずか9日間で124件の報告書を発表した。目的はAIシステムがガザにおけるイスラエルのジェノサイドに関する質問に対し、いかにして好反応で応じるかに影響を与え、イスラエルへの批判を減らすことだった。
このキャンペーンには数千万ドルの資金が提供されたと報じられている。
(2026年8月27日)
⌘フランス当局は、イスラエルの秘密諜報機関モサドと関係のあるイスラエル企業、ブラックコアがヨーロッパの全域、スコットランド、アフリカ、そしてニューヨークの選挙に干渉していたことを暴露した。有権者を右翼で親イスラエルの候補者に誘導するために偽アカウント、AIボット、中傷キャンペーンが使われていた。(France tv 20h)
#ニューヨークのイスラエル総領事がハーバード大学に来て、学生たちに「イスラエルの正義の闘争」について講義を行って、対立について中立の立場を取ることも「反ユダヤ主義」だとみなした。彼の言葉が始まると、学生たちは全員立ち上がり、会場を後にした。(2026年9月3日)
⌘ペンタゴンによる『Stars and Stripes』に対する攻撃
2026年8月27日
編集長と記者の解雇は、軍関係者の主要紙であるこの新聞の独立性に対する弾圧の継続を示すものだ。
先週、国防省がアメリカの軍事コミュニティに力を尽くす165年の歴史のある報道機関から、『Stars and Stripes』の編集長エリック・スラビンと記者のララ・コルテを解雇したとき、トランプ政権は報道の自由への攻撃を一段と強めた。
去っていく編集長はワシントンポスト紙に、彼とコルテは「彼らの仕事へのペンタゴン(アメリカ国防総省)の介入に関するCBSニュースのインタビューに参加した結果として金曜に退職通告を受け取った」と語った。スラビンによれば、「ペンタゴンの広報部はこれを不従順とみなした。」
この動きは必ずしも青天の霹靂ではなかった。ここ数週間、『Stars and Stripes』は、寄港のない270日という長期配備、士気の低下、補給問題など、USSエイブラハム・リンカーンの悲惨な状況を報じたことでピート・ヘグセス戦争(国防)長官の標的となっていた。
ヘグセスはその報告を「フェイクニュース」として退け、ペンタゴンはその内容を否定したが、他の報道機関もこの話を裏付け、最終的に空母はタイに帰港した。
さらに1月まで遡り、CBSはペンタゴンのスポークスマン、ショーン・パーネルがXに、「われわれは『Stars and Stripes』を21世紀にもってこようとしている。運営を近代化し、道徳心に働きかけて真実に目を覚まさせることから、そのコンテンツの方向を変える」と書いたと報じている。この目的のために、4月ペンタゴンは同紙が「ニュース管理や検閲を受けずに」運営することを認めていた連邦政府の保護措置を撤回し、コミックや通信社の記事を掲載することを制限した。ヘグセスは、『Stars and Stripes』から世の中の差別や不公平に敏感で意識が高い混乱させる要素を排除するという彼のゴールの実現に向けた一歩としてこれを歓迎した。同紙のオンブズマンであるジャクリーン・スミスがコラムでこれらの変更を批判すると、彼女は即座に解雇された。
6月、スミスと同紙の諮問員会のメンバーはペンタゴンを相手取り、憲法修正第一条違反を理由とする訴訟を起こした。(編集長のスラビン、記者のコルテ、そして発行人のマックス・D・レデラー・ジュニアは、最近の解雇をめぐり、新聞の編集の独立性を守り、政府の干渉に抵抗したため、報復を受けたとする連邦訴訟を起こしている。)
ARAB NEWSによれば、元発行人のマックス・D・レデラー・ジュニアは9月14日の日本外国特派員協会の記者会見で「3人の上級ジャーナリストの解雇は中東における米軍人員の扱いについての報道が原因である」と語った。バーレーンからの米国人員の撤退に関する報道が海軍当局を怒らせ、記者の基地へのアクセス拒否につながったことにも言及した。
『Stars and Stripes』は、南北戦争中に北軍兵士によって創刊され、連邦議会の命令により、いかなる指揮系統からも影響を受けずに合衆国憲法修正第一条の原則に基づいて運営されるとの方針のもと発展を遂げてきた。この方針は第二次世界大戦中にも強化された。ジョージ・パットン将軍は彼を揶揄する風刺漫画を描いたビル・モールディンを投獄すると脅したが、連合軍最高司令官ドワイト・D・アイゼンハワー将軍がこれを覆し、「『Stars and Stripes』は兵士たちの新聞だ。われわれは干渉しない」と述べたと伝えられている。
この独立性のおかげで、同紙は軍隊や兵士とその家族の生活に関する数多くの記事を掲載することができた。
2010年、『Stars and Stripes』はアフガニスタンの米軍に同行取材を申し込んだ記者を国防総省がどのようにプロファイリングしていたかに関する一連の記事でジョージ・ポーク賞を受賞している。
https://www.truthdig.com/articles/the-pentagons-war-against-the-stars-and-stripes/