見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2025/09/16

これでもまだ罰せられない国


ロンドンにある英王立裁判所の建物の壁に描かれたバンクシーの新作
8日に現れた作品は
10日当局によって消された

イギリス政府のパレスチナ支援団体「パレスチナアクション」活動禁止に抗議する人たちを殴打する判事の絵

ガザでの悪魔的な爆撃と意図的な虐殺行為を止めようと、ドーハで停戦協定を協議していたハマス交渉団のトップを殺害しようと中東の幾つもの国を飛び越えてカタールの首都ドーハを空爆したネタニヤフ
イスラエルの諜報機関モサドが計画の実行を止めたにもかかわらず、彼は実行した

イスラエルはドーハを攻撃。昨日はグローバルスムード船団への攻撃でチュニスを爆撃した。先週はイエメンの首相を殺害した。これらは決然と対決する、ずうずうしい戦争行為だ。こんなことをして、他の国が罰せられずにまんまとやりおおせるとでも?


#
ガザで亡くなった子どもたちのかなりが、目にみえる傷もなく、血まみれになっているのはなぜなのか。子どもたちはまるで眠っているように見える。
それはイスラエルがサーモバリック爆弾で子どもたちを殺したからだ。この爆弾は高温の爆発を引き起こすため、空気から酸素を吸い尽くす。爆発の圧力は非常に強く、子どもたちの肺から文字通り空気を吸い尽くし、体内で爆発を引き起こすのだ。

#サウジアラビアは、カタールを攻撃した故にイスラエルに報復することを正式に発表した。

#
カタールは、アメリカが依然としてイスラエルのドーハ攻撃を支持する場合、1500億ドル相当のボーイング機の購入を停止すると述べる。アメリカ企業に逆らうカタールの一歩は、アメリカの雇用25万人を消し去ることになる。

ドーハ攻撃についてはホワイトハウスも非難した。これは異例のことだ。カタールはアメリカの重要な同盟国で巨大な米軍基地がある。カタールはアメリカへの主要な投資国でもある。

しかし、ネタニヤフ首相は今回の件について、たとえトランプが自分を叱るとしても、少したしなめる程度で済むと見込んでいるようだ。そしてネタニヤフは自分が言うことを聞かなくてはならない外国首脳はトランプだけだと考えているのだろう。

イスラエルのガザ攻勢は続いている。そして今月後半には、イギリス、フランス、カナダ、オーストラリアなどの西側諸国が国連でパレスチナ国家の独立を承認する見通しだ。それに対抗するためネタニヤフ政権の極右閣僚たちはヨルダン川西岸地区の占領地併合をこれまで以上に一層強く求めるはずだ。

BBC NEWS

 

⌘アルジャジーラの報道によると、ドーハのハマス交渉代表団を狙ったイスラエルの暗殺攻撃は失敗した。ハマス幹部で交渉責任者のハリル・アル=ハイヤは生き残ったが、息子はこの攻撃で殺害された。サウジアラビアはカタールがいかなる行動を取ろうとも支持すると表明している。(MintPress News

「攻撃は午前3時46分にありました。わたしたちがアメリカ当局者から受け取った最初の電話は午前3時56分、つまり攻撃から10分後のことでした。」 カタールの外務大臣、
Sheikh Mohammed bin Jassim Al Thani

カタールに到達した戦闘機は、2025年時点で米軍基地または空軍基地の受け入れ先となっているヨルダン、シリア、イラク、サウジアラビアの4カ国すべてを通過した。ヨルダンのMuwaffaq Salti、シリアのAl-Tanf、イラクのErbil空軍基地、サウジアラビアのプリンス・サルタンが挙げられる(出典:アルジャジーラ、Wikipedia、ロイター)。アメリカの管理下にあるきわめて先進的な施設Al-Udeid空軍基地はカタールだけにあるのではない。

トランプは先ごろ、カタールから4億ドルの航空機という豪華なギフトを受け取った後、カタール、UAE、サウジアラビアに安全保障を提供することについて得意そうに自慢していた。「われわれは彼らに安全保障を提供している。われわれがいなかったら、おそらく今頃は存在していなかっただろう」と。

パレスチナ運動の5人のメンバーとカタール国内治安部隊の将校1人を殺害したイスラエルのカタールでのハマス指導者を狙った攻撃を受けて、カタール外務省報道官はドーハ・ニュースの独占インタビューで、カタールはイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、地域と国際社会の安定を脅かした責任を守らせ、国際的な法的措置をとると語った。(
Doha News

イスラエル、別のアラブの首都を爆撃
ネタニヤフはGCC(湾岸協力会議:サウジ、UAE、カタール、クウェート、オマーン、バーレンの6カ国からなる地域協力機構)の首都を爆撃したことを自身にとっても行き過ぎた段階的拡大ではないと見込んでいる。なぜか?
US
UKEUから武器が殺到し続けると同じく、イスラエルの大量虐殺的戦争マシーンへのドナルド・トランプの支持は確固たるもので揺るがないからだ。そしてまた、USUKEUが公然と行えない中東での「汚れ仕事」をイスラエルが実行しているうえは、ネタニヤフが本当に一方的に行動したというのもありそうもない。
ワシントンの覇権は中東に爆弾、流血、大混乱以外の何物ももたらしてきていない、そして今やGCCの首都でさえイスラエルの攻撃から無事ではない。それでもなお、ワシントンのシンクタンクは、なぜアラブ世界がBRICSSCOに傾くのか頭を悩ませている。BRICSSCOはワシントンが残りの世界に銃口の構えをする現行の世界秩序よりもむしろ、多極化、協力、繊細な国際関係というオルタナティヴ(代替案)を提供している。

#「今回、彼らを殺せなかったとしても、次は彼らを殺す」
これはイスラエルの駐米大使。ドーハ攻撃後、さらなる暗殺が起こることを不用意に示唆している。まったく後悔(自責の念)なく、カタールの国でまさに脅迫をしゃべり始める。

 

 

#これはガザではない。ベイルートではない。ダマスカスではない。これはサヌアだ。イスラエルはイエメンの首都に爆弾を投下して民間のインフラを意図的に攻撃、アラブの国々の首都から首都へとテロを広がらせている。すべてはガザにおけるホロコーストを確実に続けさせるためだ。

イスラエルは8月28日に大胆なテロ行為を行ってイエメン政府の閣僚6人以上と複数の高官を暗殺した
殺されたのは首相、社会問題大臣、農業大臣、経済大臣、司法大臣、情報大臣、教育大臣、外務大臣、内務副大臣、軍事作戦指令官

#
イスラエルはサヌアの空爆でイエメンの首相Ahmed al-Rahawiを暗殺した。ドイツのメルツ、フランスのバイル、イギリスのスターマー、イタリーのメローニ、あるいはスペインのサンチェスが外国の爆弾で殺害されたらどうなるか想像してみてくれ。ああ、その後に続く破局。だが、イスラエルは違う。彼らは罰を受けずに、殺したい人物を殺す。

#報道なし!!イスラエルは、他の高官と共に6名以上の政府閣僚を暗殺する大胆なテロ行為を犯しました。イスラエルは組織的に、レバノン、イラン、イエメン、そしてパレスチナの政治家を追跡し殺害しているのに、依然として「ノーマル」な国際社会の一員として扱われています。世界は、国境を越えた政治家の暗殺をどうやって正当化できるのでしょうか?これは世界的な許しがたい不法と責任追及を要求する無法行為です!


イエメンのマハディ・アル=マシャト大統領は国民に向け演説し、イスラエルによるAhmed al-Rahawi首相の暗殺への復讐を誓い、イエメンは決してガザ支援をやめない、そして「深い傷から勝利を勝ち取る」と断言。

 

2025/09/07

Hasbara



イスラエル機はブライズ・ノートン英国空軍基地(RAFで燃料を補給したあと、73人を殺害した。わが政府はジェノサイドに共犯していません。ジェノサイドの参加者です。
英国、ガザでのジェノサイドを手伝う(Morning Star sep.6-7 2025

イギリスの首相キール・スターマーは自分がユダヤ人であり、イスラエルに家族がいることを認めました。これが、イギリスがイスラエルのジェノサイドに積極的に関係している理由ですか?そしてパレスチナアクションをテロ組織として非合法化したのですか?そしてイスラエルは200万住民に対して食料、水、電気を止めることができると彼が言った理由ですか? (労働党ユダヤ人運動組織JewishLabourMOVEMENTイベントの発言) 

「トランプは最近、ガザ市の占領を迅速かつ効果的に行うようイスラエルにメッセージを送った」また、ハッカビー駐イスラエル大使は、アメリカがイスラエルのヨルダン川西岸併合を承認したことも認めた。なぜアメリカがこれを主導し、画策しないのか、教えてください?(Israeli Channel 12

今朝、イスラエル軍がガザ市にビラを投下し、罪のない一般市民にただちに街から完全に避難しろと命じた。西側諸国の「指導者」とメディアは何も語らず沈黙。彼らはガザ市を不動産業のために瓦礫に変えている。イスラエルはテロリスト国家だ。(ハワード・ベケット)

 GoogleYouTubeは、ガザに関するプロパガンダ広告を流すことでイスラエルと4500万ドルの契約に署名した。この契約は(イスラエル国家とその行為に肯定的な情報を海外に広めるための広報活動を意味するヘブライ語)「Hasbara」と呼ばれている。このプロパガンダは、ジェノサイドや子どもたちの大量虐殺を否定し、ガザには飢餓がまったくないとする。

# Metaマーク・ザッカーバーグはユダヤ人でイスラエルについて暴露する人たちを検閲している
彼は、600万人のユーザーがいるショーン・キングのアカウントを削除した


イスラエルによって首を撃たれ、動けなくなり、122日後にやっと避難したアルジャジーラのジャーナリスト、ファディ・アル=ワヒディ(Fadi al-Wahidi)が、今度はインスタグラムのアカウントをMetaによって閉鎖された。現場で口封じのため沈黙させられる。オンラインで沈黙させられる。(TIMES OF GAZA9月3日)

 

日本政府が後援するイベント『サイバーテック東京2025』にはなおジェノサイドを止める気配のないイスラエルという国の政府関係者と軍需企業幹部が招かれている 
正式登録して参加者した人の投稿によれば、長年にわたる占領や民族浄化戦争犯罪に基づくイスラエルの技術を公然と展示し、しかもそれに日本の経産省と内閣官房がお墨付きを与える異常事態
この日、イスラエルはドローンで、ハンユニスにある科学技術大学を爆破し


ガザの人道封鎖突破をめざす船団『グローバル・スムード・フロティラ』
当初44カ国50
隻だった船団に大型国際NGOが参加することに
頼もしい50メートル級の大型海難救助船『ライフサポート号』が加わったよ

#グレタ・トゥーンベリは『グローバル・スムード・フロティラ』がイスラエルの脅迫によって沈黙させられることはないと誓い、それを「ジェノサイドのプロパガンダ」と呼んでいる。ミッションが明確、「ガザに対するイスラエルの違法な封鎖を破るための平和的かつ合法的な連帯行動」と述べた。

イスラエルは、活動家たちを血も涙もないひどい状況下で拘留する計画に加え、ガザ封鎖を破ろうと試みる船団に対して厳しい弾圧を準備している。今こそ、わたしたちは国連や政府に行動をせき立てなければなりません。ガザと人間性(人道)にとって希望の、船団と一緒に立ち向かい抵抗しましょう。
グローバル・スムード船団には弁護士を乗せた船が同行し、将来の訴訟の可能性に備えて、なんであれ国際法違反を詳細に記録していきます。チュニジアで世界中の法学者がこの人道的な任務を支持し
支援を投入することで合意しました。


この「不屈の世界船団」、スコットランドのジャーナリストによると、70隻にまで膨れ上がっている 「平時の民間船団としては史上最大」だそう

今、わたしたちの船団は70隻、これは世界史上、最大の平時の船団です。そしてすべては、中東で盗まれた国の領土に無断で居着く小さなならず者国家が、先住の全住民を脅し、ジェノサイドを犯しているからです。イスラエルはアメリカとヨーロッパ全土でそれは多くの政治家を買収し、腐敗させ、シオニズムで感化しダメにさせてきました。いま、イスラエルは国連を破壊し、世界を不安定化させようとしています。たくらみはバレました。そしてドナルド・トランプでさえ、テルアビブでその電話をとり、手綱の通りに動かなければならないのです。


#昨日、イギリスでLUSHの全店舗が一日丸ごと閉鎖された。「世界中の人びとがガザの状況に心を痛めるなか、わたしたちも支援の方法を模索している」とコメント。顧客へのアピールだけでなく、イギリス政府にも武器売却の停止を求め、「LUSHが事業展開する他の国々も後に続くよう期待している」と続けた。

#LUSHで気になってたスイカのソープの前で足を止めていたら、店員が香りの説明と一緒に「収益が全額パレスチナの子どものメンタルヘルスのサポートに使われます」と説明してくれ、店員にもパレスチナのことがしっかり共有されていることに感動した。

 








2025/09/04

パレスチナの同僚には大きな借りがある

 


⌘わたしが、もはやロイターの仕事仲間ではいられない理由
 
August 26, 2025 by Valerie Zink 

編集者注記:ヴァレリー・ジンクは8月25日、彼女自身のソーシャルメディア上で以下の声明を伝えた。

わたしは過去8年間、ロイター通信の通信員として働いてきました。草原地帯の記事を取材するわたしの写真はニューヨークタイムズ紙、アルジャジーラ、そして北米、アジア、ヨーロッパ、その他、世界中の系列媒体により掲載されてきました。ガザでの245人のジャーナリストの計画的暗殺を正当化し、それを可能にした役割を考慮すれば、現時点でロイターとの関係を維持することは不可能になります。パレスチナの同僚たちには少なくともこれほどの大きな恩義を受けてきているし、なおさら借りがあります。

8月10日、イスラエルがガザ市のアルジャジーラの仲間全員と一緒にアナス・アル・シャリフを殺害したとき、ロイターはアル・シャリフがハマス工作員だったとのイスラエルのまったく根拠のない主張を掲載することを選びました。それはロイターのような表現媒体が忠実に繰り返し、誇張してきた無数のウソのひとつです。イスラエルのプロパガンダを永久に伝えようとするロイターのやる気は、イスラエルのジェノサイドから自分のところの記者の命を助けてきていません。今朝ナセル病院への新たな攻撃で殺害された20人の中にはロイターのカメラマン、ホッサム・アル・マスリを含む、さらに5人のジャーナリストがいました。それはいわゆる「ダブルタップ」攻撃でした。イスラエルは学校や病院のような民間の標的を爆撃し、医療従事者や救助隊、ジャーナリストが駆けつけるのを待ちます、そうして(今回は10分後)再び攻撃するのです。

西側メディアは、これができる状況を作り出したことに直接の責があります。
Drop Site Newsのジェレミー・スケイヒルは言っています、「ニューヨークタイムズからワシントンポスト、AP通信からロイターまで、すべての主要メディアはイスラエルのプロパガンダ用ベルトコンベアとして機能しており、戦争犯罪から好ましくない部分を削除し、犠牲者から人間性を奪い、同僚や彼らの真実と倫理的な報道への積極的関与と言われているものを見捨ててきた」と。

西側メディアは、少しでも信憑性があるかどうか決定づけることなしにイスラエルの集団殺害的な捏造を繰り返すことで、ジャーナリズムの最も基本的な責任を故意に放棄し、ひとつの小さな飛地(ガザ)でわずか2年の間に、第一次大戦、第二次大戦、そして朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガニスタン戦争、ユーゴスラビア戦争、ウクライナ戦争を合わせたよりも多くのジャーナリストの殺害を可能にしました。全住民を飢えさせ、その子どもたちをずたずたにし、生きたまま焼き殺したことは言うまでもありません。


アナス・アル・シャリフの記事がロイター通信にピューリッツァー賞をもたらしたという事実は、イスラエル占領軍がハマスやイスラム聖戦の戦闘員だと疑うジャーナリストの「暗殺リスト」に彼の名を載せたとき、彼らにアル・シャリフを守ることを強要しませんでした。彼がますますひどくなる飢餓について行った報道を受けてイスラエル軍報道官が彼を暗殺する意図を鮮明にする動画を投稿したあと、彼が国際メディアに守ってくれるよう懇願したとき、彼を守るよう彼らに強要しませんでした。数週間後に彼が追跡され、殺されたとき、彼の死について公正に報じることを彼らに強要しませんでした。


過去8年を通してロイターにあてた仕事をわたしは価値あるものと考えます。けれども今、まったく深い恥ずかしさといらだちをもって、この記者証を身につけるなんてことはわたしには考えられません。史上最も勇敢で最も好ましい、ガザのジャーナリストたちの勇気と犠牲に名誉を与え出すことが一体何を意味するのかわたしにはわかりませんが、その考えの立場でもってなんであれわたしが提供しなければならない貢献に向けて進んでいきます。

 

ヴァレリー・ジンク(Valerie Zink)はカナダ、レジャイナ出身のフォトジャーナリスト、ドキュメンタリー作家、そしてコミュニティ組織者。彼女は第二次インティファーダの間にパレスチナ連帯運動の活動家になり、ヨルダン川西岸とガザで医療従事者として取り組んだ。

https://nbmediacoop.org/2025/08/26/why-i-can-no-longer-work-with-reuters/



2025/08/31

世界はヒリヒリしている


8月30日東京新聞『本音のコラム』で、ガザの南部ナセル病院をイスラエル軍が攻撃、救助隊や記者が現場に駆けつけたところを2度目の攻撃が襲い、約20人の死者の中には5人の報道関係者がいたと、諸岡カリーマさんは書いている
「攻撃を仕掛け、人が集まった頃に再び襲うのはテロ組織がイラクやアフガニスタンで多用した手口だ。西側諸国はイスラエル批判を強めているように見えるが、イギリスなどは諜報面などの軍事支援を続けているといわれる。皮肉にもそのイギリス政府は、イスラエルによる大量虐殺に抗議する市民団体『パレスチナアクション』をテロ指定、団体に支持を表明するだけで逮捕される市民や高齢の聖職者が大勢いる。かつてイランとイラクと北朝鮮がテロ支援国として『悪の枢軸』と呼ばれた。今、悪の枢軸は誰か。」



ケン・ローチ監督、UKの市民団体パレスチナアクションをテロ組織に分類して汚名を着せることに抗議する
The national 20TH AUGUST


イギリスの有名な映画監督ケン・ローチは、パレスチナアクションをテロリスト組織に指定するイギリス政府の決定に抗議するエディンバラのデモに参加した。パルムドールを2度受賞した監督はこの措置を、「法律上の極悪非道」と呼んだ。

スコットランド・パレスチナ連帯キャンペーン(SPSC)の活動家たちと一緒になった後、メディアに話しかけるケン・ローチはイスラエルによって犯されているジェノサイドを阻止する行動を起こすことを怠った労働党政権は「国際法違反」だと述べた。

長年の映画脚本のパートナー、ポール・ラバティを含む、ローチを取り囲む活動家たちは、「
Genocide in Palestine time to take actionパレスチナでのジェノサイドに行動を起こすとき)」とあるTシャツを着ていた。このTシャツに関しては、7月にグラスゴーでひとりの男性がテロ法で起訴されるに至り、さらに他にも同じ理由で起訴される人たちが後に続いた。

ローチは、「Tシャツで言っている全部を支持する、そして彼らと一緒に立ち上がることを誇りに思っている、彼らはとても勇敢だと思います」と述べた。

なぜこの抗議に参加したのか尋ねられると、『わたしは、ダニエル・ブレイク』、『麦の穂をゆらす風』、『大地と自由』の監督は、「ガザのパレスチナ人に対してジェノサイドが起きていることをわたしたちは知っている、そして今ではヨルダン川西岸でもそうだ、それはイスラエルによって犯されており、わたしたちの政府が結託している、政府は行動を起こそうとしていない。行動を起こすべきだ。」

「ジェノサイド条約の義務のもとにジェノサイドを止める法的責任がある。政府はそれをしていない。政府は国際法に違反している。そしてパレスチナアクションへの糾弾は、誰であれ政府に反対する者を威嚇することだ。」

「パレスチナアクションへの弾圧は法律上の極悪非道であり、わたしたちはその禁圧に反対しなければなりません。」

「わたしは弁護士ではないが、戦争兵器の製造や使用を止めることはまずテロリストではない、とんでもない、それはアンチ・テロリスト、アンチ国家テロリストだ、そしてこの政府が結託しているのがそれ、テロリストです」と彼は述べた。

「この政府は依然としてイスラエルに武器を供給している。イスラエルと取引している。政府はあらゆる精神的支援をイスラエルに与えている。」

「スターマー首相は自らをシオニストと宣言した。そしてそれが何を意味するのか、わたしたちは知っている。それは、パレスチナの領土にユダヤ人国家があるべきとのイスラエルが基盤とするイデオロギーだ。それは一体なにを意味するか?ある民族を他の民族より優先するということ、そしてそれはわたしには人種差別です。」

「わたしたちは国際法をまったく尊重せず、まったく道徳観念のないように見える政治家に統治されており、国民は彼らに逆らって立ちあがらなければなりません。それは我慢できない。」

エディンバラ・フェスティバルでの出現を通じてTシャツを着ていた脚本家のラバティは次のように付け加えた。「政治家がわたしたちを裏切るのに遭遇しているのだと思う。ジェノサイド条約第3条に明記されている、止める、または処罰する、そして共謀しないという明確な義務を彼らは明らかに果たしていない。」

「パレスチナ占領地担当特別報告者フランチェスカ・アルバネーゼは、わたしたちの大学、特にエディンバラはアパルトヘイト国家と共謀していると指摘している。」

「わたしたちの年金基金でもそれが認められる、金融街でも認められる、彼らは、それは重要ではないと言っている。それはパレスチナ人が決めることだ。ジェノサイドが起きたとき、それを妨げる、止める、そして共謀しない、明確な義務がある。」

ローチとラバティはエディンバラ国際映画祭のイベントの外でスピーチをした。映画祭に参加できたことは「光栄」だったとローチは述べた。「エディンバラのような映画祭は、インディペンデント映画が消えずに生き続けることやシネマは必ずしもアメリカアクセントである必要がないことをわたしたちに思い出させのに非常に重要だ」と彼は語った。「スコットランドアクセントでも、イギリスアクセントでもいい、わたしたちの文化を反映しているなら何だっていい。」

ほかの場所でもアイルランド人ベストセラー作家サリー・ルーニーがパレスチナアクション禁止に反対の声を上げたことによりイギリス政府の怒りを買うリスクを冒した。

The Normal People』の脚本家は、BBC制作の彼女の仕事からの報酬を今後もパレスチナアクションへの資金提供に活用し続けると述べた。

https://www.thenational.scot/news/25404799.ken-loach-protests-uks-palestine-action-terror-label/

 

速報:イタリアの非常に重要なワールドカップ予選、イスラエル戦を2週間後に控え、ICA(イタリア監督協会)はFIFAUEFAに対し、戦争犯罪を理由にイスラエルをすべての国際大会から追放するよう求める正式な書簡を書き送った。書簡にはこうある。「数百人ものフットボール選手やマネージャーの命を犠牲にさせている毎日の流血のせいでイスラエルの権利を停止することは正当であり、義務でさえあることに、理事会は全会一致で同意する」
「わたしたちは目をそらすことはできる、試合に集中することはできる、だがこれは正しいことではない。世界はヒリヒリしている。多くのパレスチナ人が苦痛をこうむっている。これは受け入れられない。」


#マイクロソフトの社員数十人がワシントン州レドモンドにある会社の東キャンパスを占拠、同社のソフトウェアがイスラエル軍によるガザでの作戦遂行とパレスチナ人の監視に使われることに抗議した。

 

速報:ガザ北部ジャバリアへのイスラエルの桁はづれな爆撃キャンペーン
呼吸をする時に強烈な感覚を引き起こす、ある種の化学物質の放出を住民たちは伝えている。(MintPress News


#
カナダやアメリカから225人のシオニスト入植者らがパレスチナ占領地に到着、パレスチナ人から強奪した家屋や土地に移住した。

#イスラエルがE1入植地計画を承認したあとにヨルダン川西岸は北部と南部に分かれる。約3400戸の入植者用住宅を建設する入植地マアレ・アドゥミム(Ma'ale Adumim)がヨルダン川西岸の区域を分離させ、行き来もできなくなる。(TIMES OF GAZA 8月21日)

⌘E1計画に関する21カ国外相共同声明(8月22日)
イスラエルの高等計画委員会がエルサレム東部のE1地区における入植地建設計画を承認したことは容認できず、国際法違反である。われわれはこの決定を非難し、最も強い言葉でその即時撤回を求める。

イスラエルのベザレル・スモトリッチ大臣は当該計画がパレスチナ国家を分割し、パレスチナ人のエルサレムへのアクセスを制限することで、2国家解決の実現を妨げることになると主張する。今般の決定はイスラエル国民にとって何の利点もない。それどころか安全を危うくする恐れがあり、暴力と不安定性を一層助長し、そのことがわれわれを平和からさらに遠ざける。

イスラエル政府はまだE1計画の進行を止めることができる。われわれはイスラエルに当該計画を大至急撤回するよう促す。

イスラエル政府の一方的な行動は、中東地域の安全と繁栄というわれわれの集団的な願いを損なうものである。イスラエル政府は国連安全保障理事会決議第2334号に従って入植地建設に終止符を打つとともに、パレスチナ自治政府の財政に課している制限を解除すべきである。

本共同声明はオーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、スペイン、エストニア、フィンランド、フランス、アイスランド、アイルランド、イタリア、日本、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ノルウェー、オランダ、ポルトガル、イギリス、スロベニア、スウェーデンの外務大臣によって署名された。

https://jp.ambafrance.org/article22353

 



 

2025/08/28

カメラは知っている

 


日本政府の『衆議院トップページ』にはこうある:
イスラエル国国会議長一行の衆議院訪問
令和7年8月26日(火)、イスラエル国のアミール・オハナ国会議長一行は衆議院を訪問し、額賀議長と懇談しました。(+オハナと額賀が握手して立つ写真)
「懇談では他に、中東情勢等について話題が及びました」とある
もちろん、飢饉やイスラエル国内の人権団体も認めるジェノサイドという犯罪について、赤ちゃんや小さな子どもを含めた武器を持たない一般市民、医療従事者、救助隊、ジャーナリストを標的にした攻撃、目に余る『ダブルタップ』と呼ばれる戦術のトップの攻撃命令については一言も触れるはずもない

イスラエルは8月25日、 ジャーナリストのマリアム・アブ・ダガを生放送のカメラの前で殺害した

#今日、病院のジャーナリストと医療従事者を標的にするのはトップのお偉方によって「よし」と承認されたことだとイスラエルのメディアと兵士らは述べている
チャンネル4:この攻撃は上級司令部と調整を図られており、実行される前に上級司令部は知っていた。


これは殺害されたジャーナリストが持っていたカメラです
イスラエルが最も排除したがった武器 そこにはイスラエルが犯してきたあらゆる愚行が納められており、世界に発信されるのを恐れた



イスラエルがAP通信のフリージャーナリスト、マリアム・ダガを殺害する前に彼女が撮影した最後の写真の1枚

 

⌘AP通信を代表するガザのフリーランスのビジュアル・ジャーナリスト、マリアム・ダガ(33歳)がイスラエルによる病院攻撃で殺害された
UK
インディペンデント紙

「彼女は非常に困難な状況下でガザからのニュース、特に子どもたちに及ぼす戦争の影響についての報道を世界に伝えるために取り組んだ」とAP通信の編集局長兼上級副社長ジュリー・ペイスは述べた。「わたしたちは彼女の死に深く悲しみ、空爆に関するより詳しい情報を緊急に求めています。」

写真と映像を通して、
ダガは異常な困難に直面する普通のパレスチナ人の生活をとらえた。家から強制退去させられる家族、援助物資を積んだトラックに群がる人びと、葬儀に参列する嘆き悲しむ人びと、負傷した子や栄養失調の子を治療する医師たち。

この間、
ダガは頻繁にハンユニスのナセル病院を拠点としていた。保健当局と報道機関によると、彼女は月曜日イスラエルの攻撃により同病院で殺害されたジャーナリスト5人を含む20人のうちのひとりだった。

https://www.independent.co.uk/news/gaza-israeli-palestinians-khan-younis-hamas-b2813689.html

『ダブルタップ』について、今朝の東京新聞『筆洗』に書いてあるのを見つけた(2025年8月28日)
パレスチナ自治区ガザのハンユニスにある病院がイスラエル軍の攻撃を受け、記者や医療従事者を含む、少なくとも20人が死亡した。
イスラエル軍は病院攻撃に『ダブルトラップ』のような戦術を使っている。
2度目の攻撃は最初の攻撃から約10分後だった。この『ダブルトラップ』で何が起きるかは容易に想像できるだろう。最初の攻撃の後、人々を手当てしようと医療従事者や救助隊がやってくる。なにが起きたかを確かめようと記者もやってくる。そこに2度目の攻撃があれば。非人道的な攻撃方法である。
今月上旬にも6人の記者が死亡する攻撃があったばかりで、現場から逃げるのとは「逆の方向に走る」人の悲劇が続く。よほど報道されたくない現実がガザにあるらしい。


⌘中東ジャーナリスト川上泰徳:イスラエル軍の今回の病院攻撃は最初の砲撃の後、負傷者の救助のために救助隊やジャーナリストが駆けつけて病院の外の階段で作業をしているライブ映像がアラビア語報道アルガッドで実況中継されている中で2発目の砲弾が同じ場所に着弾し炸裂した。
砲撃の瞬間のビデオクリップは、タイムズ・オブ・イスラエルの記事にも掲示されている。イスラエル軍広報官は「状況は複雑だ。ハマスが病院から攻撃をしてくる」と語っているが、明らかに救助活動が行われ、カメラマンがそれを撮影している場所に第2の砲撃が着弾しており、「ハマスの攻撃」では説明がつかない。イスラエル軍が「ジャーナリストを標的にすることはない」などといい、調査をすると語っているのは、砲撃の現場映像があるためだろう。
3
月にパレスチナ赤新月社の救急車がイスラエル軍に攻撃され、救急隊員や救助隊員14人が殺害された時も、最初はハマスの車両と言っていたが、死んだ救急隊員の携帯に現場の映像が残っていたことでイスラエル軍も救急車を攻撃したことを認め、調査をするとした。
現場映像という動かぬ証拠があればイスラエル軍は「遺憾の意」を表明する。しかし、病院や学校、国連施設など民間地域への攻撃や、ジャーナリストへの攻撃は終わることなく続いてきている。
それはイスラエル軍やイスラエル政府が対応しないということではなく、繰り返し「証拠映像」が提示されているのに、国際社会や国連が対応しないということである。(朝日新聞8月25日の記事へのコメント
プラスより) https://asahi.com/articles/AST8T42K8T8TUHBI016M.html?comment_id=37269#expertsComments


#ガザの破壊率(衛星データ):
Rafah100%、Beit Hanoun100%、Al-Mughraqa & Juhr al-Dik100%、
Khan Younis
90%、Beit Lahia90%、Jabalia80%、East Gaza80%、Sheikh Ajleen, Al-Zahraa, Tel Al-Hawa80%、
West Gaza & Al-Shati Camp
40%、Nuseirat20%、Al-Bureij30%、Alal Magh
azi20%、Deir al-Balah 5%
これは戦闘ではない。230万人が住む土地(領土)全体の完全なる消滅だ。

 

2025/08/20

サッカーファンがガザ連帯の擁護者

 


エジプトで「4つ目のピラミッドと呼ばれた男がいる」と、8月16日の諸岡カリーマさんの本音のコラム『沈黙を破った大スター』は始まる
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するエジプト代表のフットボール選手、モハメド・サラーのことである
彼は昨シーズンの得点王でもあり、リバプールでも絶大な人気を誇る それなのに、最近、ピッチ外での評判はイマイチだったそう、なぜかといえば、2023年10月以来、ガザについて投稿をほぼ控えていたから
そのモハメド・サラーが沈黙を破って話題を呼んだ 
かつて「パレスチナのペレ」と呼ばれた選手、スレイマン・アル・オベイド(ガザ市生まれの41歳)がガザで援助物資を待つ間に市民を狙ったイスラエルの攻撃で殺害された
けれども、UEFA欧州サッカー連盟の声明には彼が死んだ経緯に関する記載がなかった 
モハメド・サラーは9日、UEFAの投稿を引用して、「彼がどこで、どのように、なぜ殺されたのか教えてくれないのですか」と書いた
この投稿は拡散され、その日の夜までに84万件を超える「いいね」がついた
CNN
によれば、UEFAはその後、おおやけに追加コメントをしていない
諸岡カリーマさんはこう続ける、「イスラエルに甘い欧米のメディアや組織に対する事実上の抗議とも取れる投稿は、大スターのこれまでの沈黙が強いられたものだった可能性を示唆する性格のものでもあった。沈黙を破る著名人は欧米人の中からも続出している。次は実際にイスラエルを止める手段を持つ為政者たちが動く番だ。」
PFA
パレスチナサッカー協会によると、2023年10月以降、選手、監督、審判、コーチ、スタッフなどサッカー関係者325人が殺害された

⌘彼がなぜ、どこで、どのようにして殺されたか説明してくれませんか?
ARAB NEWS 10 Aug 2025
ロンドン:エジプト代表でリバプールFWのモハメド・サラーは、「パレスチナのペレ」と呼ばれたサッカー選手がガザで殺害された際の状況を無視しているとして、UEFAを非難した。
パレスチナサッカー協会によると、元パレスチナ代表のスター選手であるスレイマン・アル・オベイドは水曜日、イスラエル軍がガザ南部で人道支援を待つ人びとに発砲した際に殺害された。
金曜日、欧州サッカー統括団体はX2文の追悼文を掲載した。「パレスチナのペレ、スレイマン・アル・オベイドに別れを告げる。暗黒の時代にあっても数え切れないほどの子どもたちに希望を与えた才能」と。
1万2000件のコメントの中には、「なぜアル・オベイドの死におけるイスラエルの役割を軽視するような賛辞なのか」と疑問を呈するものも多くあった。
AFP
通信によると、ガザ市生まれのアル・オベイドは結婚しており5人の子供がいた。アメリカとイスラエルが支援するガザ人道基金が今年初め、同領土での援助活動を引き継いで以来、援助物資配布地点付近で殺害されたパレスチナ人1300人以上のうちの一人だった。

⌘FIFAはあまりにも長いあいだイスラエルの残虐行為を無視してきた
ARAB NEWS 10 Jun 2025 byラムジー・バルード

世界中のサッカーファンが、FIFAの途切れないイスラエル支援に明確に異議を唱え、パレスチナのためにかつてないほど団結して行動を起こしている。これまでの行動とは異なり、この動員は目に見えて著しくよく調整がはかられており、広く行き渡り、一貫性がある。

スポーツ界の連帯の多くが、グラスゴー・セルティックス、チリのデポルティーボ・パレスチノ、あるいはアラブ系チームのファン層から生まれていた時代ははるか昔に過ぎ去った。今やガザは世界中のスポーツの連帯の紛れもなく中心的存在だ。このことは、特にガザでのイスラエルによるジェノサイド、その上、占領下のパレスチナ全体におけるイスラエルの軍事占領とアパルトヘイトへの世界的な認識を獲得するという点でまず間違いなく最も意味がある。

久しく、主流メディアはパレスチナ支持の旗や横断幕やチャントを無視することに全力を尽くしてきた。スコットランドであれチリであれ、連帯(結束)が許容レベルを超えると、フットボール関係当局は罰金や他のさまざまな懲罰的措置で取り締まった。しかしながら、今日ではこのような戦術は完全に失敗している。

5月31日、インテル・ミラノと対戦したパリ・サンジェルマンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦のスタジアム内外ではパリ・サンジェルマンのサポーターの行動全体がパレスチナに集中させているかのようだった。「Nous sommes tous les enfants de Gaza(わたしたちはみんなガザの子ども)」というチャントがスタジアム内外のいたるところに響き渡った。アクラフ・ハキミが先制点を決めるや、たちまち、「ガザでのジェノサイドを止めろ」と書かれた巨大な横断幕が掲げられた。

このような前例のない連帯の行為は、1960年代半ばに始まった南アフリカの人種差別政策に対するスポーツ・ボイコットに匹敵する。これらのボイコットは、アパルトヘイトに関する議論を解放し、人種差別政策についての議論を学術的な場から街頭へと移行させる上で重要な役割を果たした。

上記は事実とはいえ、2つの事例は必ずしも比較できるものではない。アパルトヘイトに関してはグローバル・サウス(南半球)の政府の努力のおかげで、ボイコットは主に制度的なレベルで始まり、徐々に国民の大きな支持を獲得した。しかしながら、パレスチナの場合、FIFAのような機関側の完全なるモラル破壊があるところ、サッカーファンが連帯の擁護者として働いている。

FIFAは、イスラエルのスポーツ機関内での露骨な人種差別やパレスチナのスポーツにもたらしている直接的な悪影響にもかかわらず、イスラエルに対していまだどのような措置も講じていない。いつものお決まりの言い訳は、「スポーツと政治はごっちゃにしない 」というスローガンだ。だが、その通りだとして、ロシアのウクライナ侵攻のあとで、なぜFIFAは境界を取り払い、この2つをいっしょにしたのだろうか?

戦争開始後ただちに国際社会の代表としてものを言っているとされている西側諸国はロシアに対し、数百、最終的には数千に及ぶ制裁を課し始めた。ロシアはスポーツを含む、あらゆる分野で孤立を余儀なくされた。FIFAも即座にこれに加わり、ロシア代表チームをFIFAの競技から締め出した。

パレスチナの場合、それはイスラエルによるガザでのジェノサイドよりずっと前から始まっていたにもかかわらず、偽善は際限がない。多くの場合、アラブ、イスラム、グローバル・サウスに支えられ、イスラエルにアパルトヘイトと軍事占領の責任を問おうとするパレスチナの試みは、ことごとく失敗に終わってきた。毎回、同じ返答しか返ってこない。

2017年10月のFIFAの声明はその良い例だ。これは、イスラエルの占領問題とFIFAによるイスラエルへの責任追求の必要性について国際的団体が繰り返し調査を要請したことを受けてFIFAイスラエル・パレスチナ監視委員会が最終報告書を発表した際の声明だった。

返答は断固としたものだった。「現行の事態は… フットボールとはまったく関係がない」 それは例外的な複雑さと繊細さに属すもので、「FIFAのような非政府組織によって一方的に変えられるものではない。」ヨルダン川西岸地区の最終的な地位は権限のある国際法機関がその責任を負うべきこと。報告書は、「FIFA… 政治的な問題に関して中立を保たなければならない」と結論づけ、「イスラエルに対していかなる制裁も課さない」、そして「この問題は終了を宣言する」と付け加えた。

それ以来、どれほど変わってきているか。例えば、2018年7月、イスラエルはいわゆる国民国家法とやらに基づき、イスラエルはユダヤ人のみのための国だと宣言した。2020年7月、連立政権はヨルダン川西岸地区の占領地域の併合を認める取決めに合意した。そして2023年10月7日以降、イスラエルはガザでジェノサイドを犯してきている。

今回の非難の言葉はパレスチナ人やその同盟国のものではない。ガザにおけるイスラエルの恐ろしい侵害行為を積極的に調査している国際機関の言葉である。

FIFAは依然として問題は「複雑」かつ「デリケート」すぎると主張するかもしれないが、戦争が始まって最初の14ヶ月間に700人以上のパレスチナ人選手が殺害され、約270のスポーツ施設が破壊されたという事実をどうやって無視できるのだろうか?

ここで、FIFAの行動や怠惰に左右されない資質、パレスチナ人の粘り強さについていくらか言っておかなければならない。パレスチナ代表チームはますます力をつけてきている、そしてさらに印象的なのは、ガザのパレスチナの子どもたちが廃墟となった街の中でもボールを蹴るための場所をなんとか作り出し、かくしてジェノサイドの恐怖から喜びの束の間の瞬間をうまく手に入れていることだ。

FIFAはパレスチナを失望させ続けているが、スポーツファンはこの道徳的茶番に加担することを拒否している。最終的には、パレスチナ人の粘り強さと、彼らの正当な大義への連帯の高まりが、単にパレスチナのため、あるいはスポーツの未来のためだけでなく、組織自体の存在意義のためにも、FIFAに行動を起こさせることになるだろう。

⇧ラムジー・バルード:ジャーナリストであり作家、『パレスチナ・クロニクル』の編集者。6冊の著書がある。最新刊はイラン・パペとの共編著『Our Vision for Liberation:携わったパレスチナの指導者、知識人が語る』、他の著書に「My Father was a Freedom Fighter」、「The Last Earth 」などがある。イスラムと世界問題センター(Center for Islam and Global Affairs)の非常勤上級研究員。
https://www.arabnews.jp/article/opinion/article_150636/


イタリア代表にとって決定的に重要な2026ワールドカップ予選のイスラエル戦を前に、イタリア・コーチ協会は、ガザでの戦争によってイスラエルを国際試合から出場停止にするよう迫る正式な書簡を出した。

 



2025/08/17

イスラエルはわたしの声を封じることに成功した

 


8月10日、イスラエルによって標的にされていたアルジャジーラの記者、アナス・アル=シャリフが殺害された これは彼が用意していた最後のメッセージ

「これがわたしの意志であり、最後のメッセージです。わたしの言葉があなたに届いたとすれば、イスラエルがわたしを殺害し、わたしの声を封じることに成功したのがわかります。他のなによりも先に、平和と慈悲、そしてあなたに祝福がありますように… 

アルジャジーラ、イスラエル占領軍によるジャーナリスト暗殺を非難

アルジャジーラ・メディア・ネットワークは、イスラエル占領軍による、
またひとつ露骨かつ計画的な報道の自由に対する攻撃で写真家Ibrahim Al Thaherに加えて特派員Anas Al SharifMohammed QraiqeaMohamed Nofalの狙いを定めた暗殺を最も強い言葉で非難する。

イスラエル占領軍の声明の中でその犯罪を認めており、ジャーナリストたちはガザのアル・シーファ医療施設の向かい側に置かれていたテントを狙うように指示された攻撃により標的にされた。この攻撃はガザで進行中のイスラエルの攻撃の壊滅的な結果の最中に起こった。一般市民の容赦ない虐殺、強いられた飢餓、そしてコミュニティ全体の消滅に遭遇してきている。ガザで最も勇敢なジャーナリストのひとりであるAnas Al Sharifと彼の同僚たちを暗殺せよとの命令は、迫り来るガザの制圧と占領をあばき、公表する声を黙らせようとする必死の試みだ。

戦争勃発以来、ガザとガザの人びとの窮状を大胆かつ勇敢に記録してきた優秀なジャーナリストのまた一団に別れを告げるという事実、アルジャジーラ・メディア・ネットワークは、ジャーナリストを意図的に標的にし暗殺する責任はイスラエル占領軍と政府にあるとする。これは複数のイスラエル当局者と報道官らが勇敢なジャーナリストAnas Al Sharifと同僚たちを標的にするよう繰り返し扇動し、呼びかけてきたことの結果として起こった。


国際メディアがガザに入るのを禁じられる間、アルジャジーラのジャーナリストたちは包囲されたガザ地区内に留まり、飢餓と受難を経験して知り、レンズを通して記録した。途切れない勇気あるライブ報道を通して、彼らは22ヶ月にわたる容赦ない爆撃と破壊から解き放たれる恐怖について痛烈な目撃証言を伝えた。

これらの凶悪犯罪とイスラエル当局によるずっと続いている真実を封じる試みを強く非難すると同時に、アルジャジーラ・メディア・ネットワークは国際社会とすべての関係機関に対し、この継続するジェノサイドを阻止し、ジャーナリストを意図的に標的にすることを終わらせるため、断固たる措置を講じるよう求める。
犯罪実行者の免責特権と説明責任の欠如がイスラエルの行動を大胆にし、真実の目撃者に対するさらなる弾圧を勇気づけると、アルジャジーラは力説する。

 

カタールの衛星放送局アルジャジーラのアナス・シャリフ記者ら5人が8月10日、イスラエル軍の攻撃で死亡した。彼らはシファ病院前の報道用テントにいた。シャリフ記者らが狙われた理由は、同記者による3つの現場レポート抜粋を見ればわかる。
飢餓の子どもたちが入院している病院
イスラエル軍の銃撃で命がけの食料配布所
空爆されたガザ市の海岸沿いのカフェ
ガザ市制圧を決定したイスラエル軍は現場から戦争犯罪を報じるシャリフ記者らを排除したということである。(中東ジャーナリスト川上泰徳)

 

8月11日、イスラエル国防軍IDF(文書らしき画像添付)
衝撃:
アルジャジーラのジャーナリストとして装って見せていたハマスのテロリスト、アナス・アル=シャリフ
アナス・アル=シャリフはハマスのテロ組織のリーダーであり、イスラエルの一般市民とIDF兵士へのロケット弾攻撃を指揮していた。
人員名簿、テロリスト訓練リスト、給与記録をはじめ、ガザで入手した情報と文書は彼がアルジャジーラに組み込まれたハマス工作員だったことを証明している。記者バッジはテロを隠すものではない。

 

#明らかなのは、昨年イスラエルは他のジャーナリストと共にアナスを処刑リストに載せたが、発言の場のかなりの範囲(フォロワーの多さ)によって彼は守られてきた。
イスラエルは彼の携帯電話、彼のすべての動きを追跡しており、いつでも彼を殺害できた。彼らが今殺すことを選んだのは、彼を暗殺することによる情報の想定外の結果、望まれない反響が、これから行うガザ市侵攻を彼が生きたままで記録した場合よりも少ないと判断したからに過ぎない。以上。

⌘THE TIMES OF ISRAELイスラエル国内の国際法学者20人がもはやイスラエルのガザ攻撃は国際法違反と指摘。もはや正当化はできず、政府内の法務部署も機能不全に陥っていると。(2025年8月9日)

イスラエルのネタニヤフ首相:「われわれはボットとアルゴリズムのせいでプロパガンダ戦争に負けている」
プロパガンダ戦争? あなたがたは毎日なまのカメラの前でパレスチナ人を殺害している。アルゴリズムがそれを不正工作するなどありえない。

速報:ノルウェーの外貨準備など国家の資産を運用する政府系ファンドが、イスラエル企業11社から投下資本を引き上げている。世界最大のファンドが11社をやめにして他の系列会社を見直している、またイスラエル人経営者との外部契約も断絶する。これはイスラエルにとって新たな経済的大打撃。
MintPress News

チュニジアではサッカーファンがスタンドをキャンバスに変えた。ガザの破壊の写真に囲まれたパレスチナの子どもたちの巨大なモザイク画、ガザで殺害された子どもたちを追悼する。政府が沈黙したままでいる一方、スタジアムは発言権のない人たちのための声になった。(ゾーラン・マムダニ)

先月、トランプ大統領は、民主党の市長候補ゾーラン・マムダニが当選したときはいつでも連邦政府がニューヨーク市を掌握すると脅している。https://interc.pt/4fAkKtI

トランプは12日、ほんとうに首都ワシントンに州兵を投入した
AFP
通信によると、ワシントン記念塔の近くに軍用車両と迷彩服姿の州兵らが展開しているのが確認された トランプの求心力向上を図るためだと?
同じく12日に発表されたアメリカの人権報告書、23年度版の約三分の一にまで大幅に縮小された内容となっている 
なにが削られたか、トランプ政権と関係が良好なイスラエルやエルサルバドルの記述、一方、対立するブラジルや南アフリカは批判的なトーンが強まった もちろん、ネタニヤフの汚職裁判や司法の独立性を巡る記述は削除されている
そしてエルサルバドルは23年度版では政府が許可した殺人や劣悪な刑務所環境など「重大な人権問題」が列挙されていた、24年度版では「信頼に足る重大な人権侵害の報告はなかった」と明記 エルサルバドルはアメリカが追放した不法移民とやらを劣悪な刑務所に収監してくれ、トランプに称賛された国(参考:共同通信)

 




2025/08/10

Together for Palestine

 


8月9日長崎新聞:
長崎は地獄だった。
被爆80年の節目を迎える今日、被爆者の証言を読んでほしい。
知ることが、地獄を遠ざける。
私たちはそう信じて、被爆者の言葉を伝え続ける。

https://nagasaki-np-heiwa.com

 

トランプ政権は、イスラエル企業をボイコットするアメリカの州や都市への災害援助資金を停止するとする。Globe Eye News

 

⌘独占記事:アメリカの有権者の過半数(47%)がイスラエルはガザでジェノサイドを犯していると回答 33%はジェノサイドを犯していないとする

Data for Progressの最新の世論調査ではアメリカの有権者の多数(54%、民主党支持者の75%)がイスラエルへの武器供与よりもアメリカがガザへの支援を優先することを望んでいることも見つけだす。
イスラエルがパレスチナ人に対して人権侵害を犯してきたとの認識に賛同する有権者がここにきて急増してきている(53%)。
また、64%(民主党支持者の82%)がトランプ大統領にイスラエルがガザ地区に食料と医薬品の供給を許可するよう望んでいることもわかった。
Zeteo AUG 07 2025



イタリアの国会議員が国会でパレスチナ国旗のカラーを着る(トップの画像):ジュゼッペ・コンテ前首相が率いる左派政党「五つ星運動の議員たち
「今日、わたしたちは国旗を持ち出しません、あなたがたがわたしたちから取り上げようとするからです。代わりに、わたしたちはそれを肌の上に身につけます。」

アイルランドの大統領がガザへの軍事行動の可能性を訴える
大統領はガザの中に援助ルートを確保するための軍事行動を可能にする第7章の発動を国連に要請。
「わたしたちは子どもたちが飢えているのをただ見ているだけなのか?なにかを起こすべきだ。」
イスラエルの包囲を破るための心からの行動を要求する稀有な声。

 

ブラジルのルラ大統領:8月4日
「世界は、国際貿易におけるUSドルの使用から脱却すべき時だ」
「彼らがブラジルでクーデターを実現させようとしていたことも忘れない」
「ブラジルはもはやアメリカに依存していない。わたしたちは世界のほとんどの国々と強固な経済関係を築いてきている。」

 

アメリカの国際問題を専門とするリチャード・D・ウルフ教授はアルジャジーラにこう語る。
「地球上で最大の経済大国はすでにアメリカやその同盟国ではなく、中国とBRICSである。しかし、アメリカの政治家はおそらく国民に『終わった』とは言わないだろう。」

 

それが「安全保障」をめぐるものでないことを、まさにイスラエル人入植者が立証した。それは残忍性に従事する。彼らはガザ援助物資のトラックを攻撃した、石油、砂糖、小麦粉の積荷を粉砕し、トラックのタイヤを切り裂き、運転手を負傷させた。これは武器としての飢餓である。これはあからさまにジェノサイドだ。(ゾーラン・マムダニ)

 

アメリカのジャーナリスト、クリストファー・ヘッジ:

「わたしがニュースとして報道してきた他の戦闘で子どもたちは銃撃されてきた。だが、兵士らが罠を仕掛けたネズミのように子どもたちを誘い込み、物笑いの種にからかって殺害するのをこれまで一度として見たことがなかった。」

 

無敵艦隊、漁船の大集団armada
44カ国の数十隻からなる歴史的な民間船団がガザに向けて出航する。そのミッションは、イスラエルによるガザの飛地の長期にわたる封鎖を突破し、援助と物資を入れるための安全な人道回廊を確立すること、そして生存に不可欠な資源や医療へのアクセス制限のためパレスチナ人が直面している拡大する人道危機に国際的な注意を引くことに狙いを定める。
チュニジアとスペインからの意味のある参加のせいで、この協調性のある取り組みは、封鎖の一般市民への影響に異議を唱え、世界的な介入と支援の緊急の必要性に光を与えようと努める。
最初の船団は8月31日にスペインの港から出発、そして9月4日にチュニジアの港から2番目の船団が後を追う。
TRTWorld

アテネの市長がイスラエル大使に、「一般市民を虐殺するものたちから民主主義を教えられる必要はない」と述べる。

8月6日、イスラエルがほんとにガザ市にあるUNRWA国連難民救済事業機関のクリニックを爆破した。彼らはガザに残された医療システムであるものを破壊しているのに、メディアの報道はゼロである。

 

 

 

ブライアン・イーノ、ガザ地区の家族のための募金活動としてチャリティーコンサートを9月にロンドンで開催

イーノは主催者のひとりで、このイベントを「音楽と内省、そして希望の夜」と呼んでいる。

以下は、イーノがSNSで発表した声明:
「わたしは50年以上にわたり、世界で最も素晴らしいアーティストたちと仕事をする幸運に恵まれてきました。
でも、その間、多くの人たちがパレスチナについて沈黙を保ってきたことは、わたしの最大の後悔の一つです。
その沈黙の多くは恐怖から来ていました――本当の恐怖です。声を上げることで反発を招き、扉が閉ざされ、キャリアが終わるかもしれないという恐れです。
でも今、その状況は変わりつつあります。一部のアーティストや活動家が道を開いたこともありますが、何よりも今起きている真実が無視できなくなったからです。
ガザで起きていることは謎でもなければ、対立する物語が錯綜して理解しにくいわけでもありません。
アムネスティ・インターナショナルや国境なき医師団のような多くのの非党派組織がこれをジェノサイドと表現しているのだから、道徳的な境界線は明確です。
わたしたちは沈黙を続けることはできません。
だからこそ、わたしは、9月17日ウェンブリー・アリーナで開催される『Together for Palestine』(音楽と内省、そして希望の夜)の開催を手伝っています。
わたしが心から信じているのは、この夜がアーティストが心の中の真実を語る勇気の瞬間になるということです。それこそがアーティストに期待されていることだと信じています。
これはわたしたちが共に立ち上がり、こう宣言する機会です。この状況を続かせてはならないと」

https://amass.jp/184140/

 

 



2025/08/05

ブラボー!モロッコ

 


イスラエルという国ができる前のガザ

 

i24NEWSというニュース番組でジェノサイドの意図が広く知らされている

⌘「彼ら(パレスチナ人)を殺せ、絶滅させろ… まさしくシラミ駆除の
を使うように」
昨夜、i24の番組でイスラエル映画評議会の
シモン・エルカベッツ会長はガザ地区のパレスチナ人大量虐殺を公然とせきたてた。
ジェノサイドは秘密でもなんでもない。それはTVの番組で放送されている。

(ゾーラン・マムダニ)

 

⌘イスラエル兵が、10月7日は「パレスチナ人・ホロコースト」を正当化するための「虚偽フラッグ」だったことを認め、ネタニヤフの叙述部分が崩れてきている。
ひとりのイスラエル兵士が告発した。10月7日は驚きではなかった、それはでっちあげだった。イスラエル政府によって入念に仕組まれた彼らの得意技である虚偽フラッグだと。その目的は?パレスチナ人を消去し、彼らの土地を強奪してイスラエルの国境を中東の奥深くまで拡大する。さあ、いま初めて確固たる証拠が明るみに出てきた。攻撃が始まる前に、イスラエル軍に警備体制を解くように命じる軍の呼び出し符号。部隊に混乱がたちまち広がる、というのも命令は理に叶わなかったからだ… これが、新たなイスラエル政府の虚偽フラッグ、あまりにも多くのこれまでの作戦と同じく、上層部からのもくろみでない限りは。

 

#イスラエルの大臣がパレスチナ民族の計画的な大量虐殺の意図を認める
「200万人のガザ住民を飢えさせることは正当であり、道義心に基づく」とイスラエル当局 これは戦争ではなく、考え抜かれた虐殺だ。しかも、それに西側諸国が資金を提供している。

 

必見:アメリカ特殊部隊の元中佐がBBCに語った。彼の全キャリアにおいて、「一般市民の全住民、武器を持たない飢えた住民に対するこれほどの残虐行為、無差別かつ不必要な武力行使を目撃したことはいまだかつてなかった。IDFイスラエル国防軍とUS請負業社のせいで、わたしがガザに属するに至るまでは、戦争に配備された全部の場所で目撃したことがなかった」と。編集されていないヴァージョンで、彼はタリバンやISISと戦ったが、IDFのせいで彼が見た残虐行為はもっとひどかったと指摘している。

 

#イスラエルは12万5000トンの爆薬でガザを爆撃してきている--- これは広島に落とされた核爆弾の8倍も強力だ。これがジェノサイドでないなら、何がジェノサイドなのか?(ゾーラン・マムダニ)

 

BBCはイスラエルが子どもたちの頭と胸を狙って撃っている証拠(狙いを定めた狙撃や殺害の痕跡)を集めた。殺害された子どもの60%以上がこの被害のパターンであるとの事実を明らかにする。(BBC8月2日)

 

ジェレミー・スケイヒル(アメリカのジャーナリスト、インターセプト編集者):
「それはジャーナリズムの歴史において最も恥ずかしい結末です。そしてそれは報道組織の沈黙の話ではありません、彼らは同僚のパレスチナ人ジャーナリストを拒否したのです。これはわたしたちの同僚の殺害に対する共謀です。」
ジェレミー・スケイヒルはイスラエルによる記者の殺害におけるメディアの役割にアウトを宣言し、ジェノサイドを詳細に報道し記録したせいでイスラエルによって殺害された同僚のホッサム・シャバトに敬意を捧げた。

 

フランスはアメリカとそのガザ支援プログラムを激しく非難した。フランスはアメリカが運営するガザ人道基金、GHFを「血の雨を降らせた虐殺」と非難し、プログラムの運用停止を要求している。子どもを含む人びとが食料を待っている間に虐殺されているのだ。

 

スペインの外相:「ガザの虐殺について沈黙する毎日はヨーロッパの有用性への裏切りです。行動しないのであれば歴史はわたしたちを許さないでしょう。」

 

スロベニアのロバート・ゴロブ首相が、イスラエルとの武器の輸出入および通過を禁止すると発表。(8月1日、Quds News Network

 

オランダは、ガザのジェノサイドでの資金提供におけるネタニヤフの妻の直接の役割を理由に、彼女の不動産資産を凍結する。この動きはイスラエル特使を追放し、テルアビブの欧州金融システムへのアクサスを遮断せよとの要求が高まるなかで出てくる。

 

⌘タイランド、そう、タイの国が地球上の半数が囁いていたことを述べる最初の国になった。イスラエル人はただの悪いツーリストではありません。彼らは特権意識を持ち、好戦的で、どの国も占領地のように扱います。寺院で音楽を鳴り響かせ、神聖視される町を蛮行で破損し、支払いを拒否、そしてER緊急救命室に押し寄せる。そうして地元民にこう言います。「あなた方はわたしたちを必要としている。わたしたちは金をもたらす。」聞き覚えがありますか?

平和を好む仏教徒の国でさえ、もうたくさんだと決意するとき、これは「反ユダヤ主義」をめぐる問題でないのがわかる。ふるまいの問題です。

問題は、なぜタイの国がイスラエル人を入国禁止にしたいのかではありません。実際の問題は、なぜ他のだれも先にそれをしなかったかです。


イスラエル社会が数十万の子どもを含むパレスチナ人の意図的な飢餓を祝っているという事実は、近代史におけるグロテスクな異常事態。これは非人間化と集団的残虐性のケーススタディ(分析研究)です。

 

 

わあ!モロッコがやってくれました
というか、どうしてもっと早くにこれができる国が他になかったのか!
どんどん、コンボイが入っていく なかには連結したコンボイもある

モロッコは、チェックポイント(検問所)を越えてガザへの180トンのモロッコ産食料、ミルク、医薬品の通関を、幸運にもうまく乗り越えた!
今後数日中に他のコンボイが予定されている。ブラボー、モロッコ!
Al-Arabiya

 

日本でも極右政党が躍進したというはなし
極右政党“日本人ファースト”
参政党はみんなで作る「DIY党」だと党首は笑顔で答えていた!

海外メディアで参政党はどう表現されているか:
ロイター通信 →「極右」、イギリスBBC →「極右」、カタールAl Jazeera →「極右」、アメリカCSIS →「極右」、シンガポールThe Straits Times →「極右」

フランス、リベラシオン紙の特派員、西村カリンさんに言わせると、参政党は欧州基準では極右ではなく、「超極右」になるそうだ

 

7月21日BBC News (UK)The rise of the far-right Japanese Firstparty 

極右政党 “日本人ファースト”の台頭

囲み取材をしようとした日本中学生新聞の記者、川中だいじ君の指摘がおもしろい
参政党に関しては、ボクは「ネオナチ政党」だと思っているので、そのことを含めてメディアで発信し注視していかないといけないなと思っています」
こう述べるのは、「日本中学生新聞」を発行する川中だいじ君。彼の囲み取材に対して参政党の神谷代表の反応はチラ見して面倒そうに、「どこの会社?」
「フリーランスです」と川中だいじ君が答えると、「フリーランスは無理」とスタッフによって遮られ、押し除けられた
同じように、彼が囲み取材を申し込んだときの石破首相の対応は誠実で、大人の人間のものだった きっと彼は希望を感じたに違いない