見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

December 30, 2009

パキスタン、イラン、そしてイエメン



◇パキスタン南部シンド州のカラチで28日、イスラム教シーア派最大の年中行事アシュラの行進参列者を狙ったとみられる自爆攻撃が発生した。この攻撃で少なくとも30人が死亡、63人が負傷したと、シンド州の保健相は伝えている。
 
目撃者らによると爆発後は、憤った参列者が救急車に石を投げつけ車両や商店に火をつけたほか、空に向けて銃を撃つなどの騒動に発展した。

レーマン・マリキ内相はこの自爆攻撃について、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」、およびLashkar-i-Jhangvi al Almiというあまり知られていない別のイスラム系武装勢力の犯行によるものとの見方を示している。アフガニスタン国境地帯付近では現在、TTPに対する本格的な掃討作戦が展開されている。

シーア派教徒にとって一年で最も神聖な行事とされるアシュラには、各地で行進が行われるが、カラチの行進はパキスタン国内で最大のものとして知られる。そのためパキスタン当局は警官や民兵など数万人を動員し、宗派間の衝突やシーア派信者を狙った爆弾攻撃などに厳戒態勢で備えていた。

アシュラでは、シーア派教徒が7世紀の殉教者、イマーム・フセインを悼むが、この日カラチでは5万人を超える教徒が街頭にあふれ、黒い衣服を着て行進したり、上半身はだかになって鎖で体をたたいたりナイフで体の表面を斬りつける苦行を実践していた。

パキスタンでは前日夜にも、カシミールの主要なシーア派のモスク前で自爆攻撃が起き、7人が死亡している。

(AFP 2009年12月28日)

◇神聖なアシュラの日にイランの抗議者たちが殺される

イラン軍が反政府抗議に加わる12人を殺害したその日、イラン防衛軍は幾人かの著名な政府批判者らを逮捕してきています。死者には敗れた大統領候補ムサビの甥が含まれます。抗議行動はシーア派イスラム教徒の暦で最も神聖な日のひとつ、アシュラに行われました。アマチュアヴィデオがインターネットにアップロードされて警官と民兵組織バシジが容赦なく抗議の群衆に襲いかかるひどいシーンを見せます。今日早くに警察は元外相のエブラヒム・ヤズディと人権のつわもの、Emadeddin Baghiを拘留しました。

◇ナポリターノ米国土安全保障長官:航空機攻撃がアルカイダに関連づけられるかどうかわからない

イエメンのアルカイダ工作員が彼に爆発物を提供しどうやって爆発させるかを彼に指導したとアブドゥルムタラブ容疑者が捜査官に話したと不特定の当局者らは主張しています、でも日曜日、ジャネット・ナポリターノ国土安全保障長官はアブドゥルムタラブ容疑者にアルカイダとのつながりがあったかどうか政府は確信がなかったと言いました。
ジャネット・ナポリターノ:「私たちにはわかりません。刑事告訴で公表されてきている十分な証拠のない申し立てはありますが、FBIにはいまその問題があります。それは調査中ですので、私たちは必ず確かめます。私たちが調べているのは、ふるいにかける選別手順が守られたのか、そしてもし守られたのならそのふるいにかける手順は変えられる必要があるかどうかを確かめるため文字通り彼がどうやって飛行機に乗ったかです。」

◇リーバーマン上院議員:「われわれが先制的に行動しないなら、イエメンは明日の戦争になるだろう」

日曜、フォックスニュースに登場する無党派の上院議員ジョセフ・リーバーマンは、失敗した定期航空路線の爆破を考えて、米国は先制的にイエメンを攻撃すべきであると説明しました。
リーバーマン上院議員:「8月、私はイエメンにいました。そして私たちにはあの地に増大する軍隊の駐留があり、私たちは特殊作戦に属する、グリーンベレー、情報機関を必要とします。私たちはそこでサレハ大統領の政府をうまく取り扱っています。私たちの政府の誰かがイエメンの首都で私に言ったこの考えをあなたに残します。イラクは昨日の戦争だった。アフガニスタンは今日の戦争。もし私たちが先制的に行動しないなら、イエメンは明日の戦争になるだろう。」

◇イエメン関連のニュースで、一年前にCIAが反テロリズムの経験を有するトップの現場工作員を数名イエメンに送ったとニューヨークタイムズ紙が報じます。同時に反テロリズムの戦術で最も秘密主義の特殊作戦ゲリラ隊がイエメンの防衛隊を訓練し始めています。

◇イスラエルが東エルサレムに700以上の家を建設

建設を凍結するようにとのパレスチナと国際的な要求にもかかわらず、イスラエルは占領する東エルサレムに700近い家を建設する計画を発表してきています。先月、占領する西岸での新たな入植地の10カ月停止をイスラエルは発表しましたが、イスラエルは占領地東エルサレムに建設を続けるための権利を固守しました。パレスチナ当局のスポークスマンは、「平和の覚悟ができてないのを毎日イスラエル政府は証明する」と言いました。

◇イスラエルが西岸とガザで6人のパレスチナ人を殺す

土曜日、イスラエルは西岸とガザで6人のパレスチナ人を殺害し、一年前のガザ戦争以来イスラエル・パレスチナ紛争でまったくやりきれない日のひとつにします。殺された男性の少なくとも2人は処刑されたのを予備調査が示すと人権グループB’Tselemは言いました。男たちは最近の西岸入植者の死の容疑者だったとイスラエルは主張しました。

◇イスラエルの活動家たちがガザ侵攻の一周年にねらいをつける

日曜、多数のイスラエル平和活動家らがイスラエルのガザ襲撃一周年に注目するため、ガザとの境界に近いイスラエル南部でデモを行いました。
イスラエル平和活動家Hadar Geyevski:「ガザ戦争から一年、私たちはここに来ました、ガザの市民1400人が死んだ戦争で、イスラエルの軍隊によって殺されました。私たちは進行中のガザ包囲に抗議するためここに来ました。それは非常に長いあいだ続いてきています。イスラエルはガザへの入口を支配します。イスラエルは管理します。いつどこで、どれくらいの食べ物がガザに行くかを決めます。」

◇エジプトがガザ・フリーダムマーチ(自由行進)の道を開く活動家たちを拘禁する

その地域からの他のニュースでは、エジプトの防衛隊がガザ・フリーダムマーチに加わるつもりでいた多数の国際的活動家たちを引き留めています。行進のオーガナイザーによると、ガザに向けて発つ準備をしたとき、エジプトの防衛隊がカイロのホテルの30人の活動家グループを引き留めて彼らを自宅軟禁に置きました。別の8人のグループは日曜日にバスターミナルで引き留められました。エジプトはこれまでイスラエルのガザ封鎖を終わらせるためにエジプトの国境を超える許可を与えるのをどの行進者にも拒否してきています。エジプトはまた150台の援助トラックがエジプトに入るのを許可するのも拒んでいます。そのトラックはガザの人びとのための人道支援で占められているとViva Palestinaのグループは言いました。

◇中国の反体制作家に懲役11年の実刑

中国の人民法院(地裁)は主要な中国人反体制作家に懲役11年の実刑を言い渡しました。劉暁波(Liu Xiaobo)は「国家政権転覆扇動罪」で有罪を宣告されました。中国で集会、表現、宗教の自由を求めた「Charter 08(08憲章)」という請願を共同で草稿した後、この人権活動家で学者は逮捕されました。「正義のグロテスクなパロディ」と呼んでヒューマンライツウォッチは劉の有罪判決を非難しました。劉はこれより前に1989年の天安門広場に加わったために21カ月獄中で過ごしました。その間、社会的秩序に対する脅威と認められるものへの先制攻撃をトップの中国警察当局者が命令してきています。今日もっと早くに発表されたスピーチで人民安全保障副大臣Yang Huanningは、中国当局が「彼らを予測し、先手を打って防止し、発見する」ことにより、敵を抑制するための骨折りを促進しなければならないと言いました。彼はまた中国警官隊に「国内と国外で敵対的な勢力を攻撃する」よう促しました。

(以上、デモクラシーナウ!28 December 2009 ヘッドラインより)

◇「08憲章」は、中国人学者や作家など303人の連名で、2008年12月9日にインターネット上で発表された。文書日付は12月10日で、国連の人権宣言60周年に合わせたとされている。

同憲章は、「中国で個人の経済の自由と社会的権利も部分的に回復した」と評価する一方で、憲法に盛りこまれた「人権の尊重と保障」などは「紙の上にとどまっている状態」と批判。○民主的立法と司法の独立など三権分立 ○民意反映の最高機関である人権委員会の設立 ○公職選挙制の採用 ○戸籍制度改革による都市と農村の差別撤廃 ○結社・集会・言論・宗教の自由 ○財産保護、創業の自由と行政による業界独占の撤廃ーーなどを求めた。

発表当初から、相当数の署名者が身柄を拘束されたとされる。劉暁波氏は起草者とされ逮捕された。判決が言い渡された後、劉氏は妻を通じて上告の意思を明らかにした。

米国国務省は同事件について「劉暁波氏は平和的手段で政治上の理念を表明した。処罰は中国が自ら署名した国際人権規約に違反する」との声明を発表した。

中国政府・外交部の姜瑜報道官は「一部の外国大使館員が、中国の司法と内政に粗暴にも干渉している。中国政府は強い不満を表明する。関連国家は中国の司法と人権を尊重し、中国への内部干渉をやめてほしい」と述べた。

(Searchina NEWS 2009年12月25日)

◇エルサルバドルでまた反採掘活動家が殺される

エルサルバドルで一週間に二度も著名な反採掘活動家が暗殺されてきています。土曜日、32歳のドラ・アリシア・レチノス・ソルトが自宅ちかくで射殺されました。彼女の子どものひとりもまた射撃で負傷しました。ソルトは、バンクーバーを拠点とするパシフィック・リム・マイニングカンパニーが所有する金鉱の再開に反対するキャンペーンを行っているCabañas環境委員会の活動メンバーでした。先週、このCabañas環境委員会の副議長のラミロ・リヴェラ・ゴメスもまた射殺されました。エルサルバドルでは今年もっと早くに、もうひとり、反採掘活動家のマルセロ・リヴェラが殺害されました。

◇メキシコの人権活動家エスター・チャベス73歳が死去

メキシコでは人権活動家のエスター・チャベスが73歳で亡くなっています。彼女は国境の街シウダードフアレスの何千という暴力の犠牲者の女性たちを助けました。劇作家イヴ・エンスラーがチャベスについて言いました、「フアレスの女性にとって彼女は文字通り世界を変えました、そしてレイプ、失踪、捨てられた女性と少女を世界中の人の目に留めさせました。」

(以上、デモクラシーナウ!28 December 2009 ヘッドラインより)

写真は28日のカラチの爆発現場

December 24, 2009

ガザ攻撃はテロと戦う民主主義だと



◇イスラエル人がボイコット
逮捕状「繰り返さない」 英、イスラエルの猛反発で

英裁判所がイスラエルのリブニ前外相に対し、ガザ大規模攻撃をめぐる戦争犯罪容疑で逮捕状を出し、その後取り下げた問題で、ミリバンド外相は15日「同様の事態を繰り返さないよう、どのような対応が取れるか緊急に調べる」と述べ、両国関係悪化を避けるため司法制度を見直す考えを示した。

イスラエルのネタニヤフ首相は同日、攻撃を主導したオルメルト前首相やリブニ氏らが訴追されるという「不条理を断固拒否する」との声明を発表。イスラエルの猛反発に英側が折れた形だ。

リブニ氏は15日、BBC放送に出演し「裁かれるべきは英国の司法権の乱用だ」と主張、「(ガザで)テロと戦う民主主義が訴えられた」との見解を示した。

イスラエル軍は昨年12月から今年1月にかけてガザを攻撃。パレスチナ人約1400人が死亡した。攻撃について国連人権理事会調査団は9月、イスラエルが「戦争犯罪に当たる行為に及んだことを示す証拠がある」との報告書を発表した。

(共同通信 2009年12月16日)

◇逮捕状は、イスラエルから被害を受けたパレスチナ人グループのために活動する弁護士が、「普遍的管轄権」(犯罪の重大性に鑑みて司法及び執行管轄権を普遍的に行使できるという権利)を英国の裁判所が有する点を踏まえて発行を要請した。
(財経新聞 2009年12月16日)

◇イエメンはアルカイダの拠点と疑われる地点への米国支援軍攻撃の最新標的です。
米ABCニュースが伝えたところでは、オバマ大統領が先週イエメンに2発の巡航ミサイル攻撃を行うよう直接命令を出しました。またNYタイムズによれば、米国はイエメン軍にこの攻撃遂行のための武器と諜報を与えました。

◇ロイター通信などによると、イエメンの治安当局者は24日、中部シャブワ州での空爆で同日、国際テロ組織アルカイダのメンバーら30人を殺害したと明らかにした。イエメンを拠点とする「アラビア半島のアルカイダ」の指導者らが含まれている可能性があるという。

事実であれば、サウジアラビアの組織も傘下に収める同組織にとって大きな打撃となるとみられる。

指導者はナセル・ワハイシという名で、このほかナンバー2のサイード・シャハリ幹部や、11月に米テキサス州フォートフッド陸軍基地で起きた銃乱射事件の容疑者が接触していたとされるイスラム聖職者も死亡した可能性がある。

メンバーらは会議中で、イエメン国内の外国権益などを狙ったテロを計画していたとされる。

イエメン軍は今月17日、南部アブヤン州のアルカイダ訓練拠点などを攻撃、34人を殺害したと発表。一連の作戦には米治安当局が協力したとみられている。

(共同通信 2009年12月24日)

◇イエメン:米国のテロ戦争のニューフロンティア

イエメンで増大する猛威は、アルカイダを示唆する狂暴性を壊滅させる軍のキャンペーンがアフガニスタンとパキスタンの国境のはるか彼方に拡大したことの明瞭なきざしだ。

それはまた、イエメンの長時間にわたる内戦で味方するために互いに非難し合う主としてシーア派イラン人をスンニ派サウジアラビア人と競争させる中東内の敵対する分裂を暴露する。

2400万の国民のほぼ半数が貧困ラインを下回る生活をするイエメンはアラブ諸国で最も貧しい国のひとつで、独裁的政府はいわば全住民の相当多数の信頼を得ないでいる。

パキスタンに加えて、イエメンがアルカイダに集中することでキーとなるエリアであるとアメリカ情報機関は決意してきている。

アメリカのグアンタナモベイ収容所に止められる収容者の90人以上がイエメンから来る。それは全体の半数ちかい。

グアンタナモを閉鎖する方針にもかかわらず、アルカイダの作戦と士気をそこで高めるといけないと思って米国当局は彼らを送還したがらない。

昨年、米国はアルカイダのキャンプと活動をピンポイント攻撃するための訓練、無人機と情報の使用を含むと考えられるイエメンでの軍事支援に7000万ドル投資してきている。

さらにいっそう不同意を引き起こすため、そこでのアメリカ人の営みをイエメンも米国も欲しがらないので、多くが機密扱いにされる。

イエメンの不安定さが決定的になっている。イエメンとサウジアラビアのネットワークがアラビア半島でアルカイダを創るため合流しているとアルカイダは発表してきている。

内戦はサウジアラビアと接する北のシーア派コミュニティによって行われている。サウジ軍勢が積極的に内政干渉してきている。

ある事例で、サウジ軍は多数の一般市民を殺害する市場の爆撃で非難された。

イランはどこの外国の内政干渉に対しても公然と警告してきている。

そして、いまそのフレーズは眉をひそめられるけれども、「テロ戦争」においてのこの新興劇場で、アメリカの情報機関はますます注意して見張っている。

(BBC News 24 December 2009 by Humphrey Hawksley)
http://news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/middle_east/8429843.stm
写真:イエメンはアルカイダの肥沃な拠点

December 18, 2009

アメリカ人はそこまでバカになれる



◇オバマ大統領の支持率が下がり続けていることが12月10日公表されたギャラップ社の世論調査でわかった。だが、世論調査はさらにずっと不穏な事実も暴露した。アメリカ人の44%が、ジョージ・W・ブッシュが大統領職に戻るのがいいというのだ。これは驚いた、私たちはなんと速く忘れるのか。

「ジョージ・W・ブッシュが大統領職に戻る」というフレーズはきっとあなたをぞっとさせるだろう。当惑するほど破滅的悪夢の焼き直しに記事全部をあてることはマゾヒズムの練習であるように思われる。それゆえ、もしあなたがたった今「ブッシュはひどすぎはしなかった、少なくとも私には仕事があった」と自分の頭で考えているかもしれない44%のひとりなら、大統領に注視して研究することで報酬を支払われる人たち、歴史家の意見を考慮することだ。

一年以上前にヒストリーニュースネットワークが109人のプロの歴史家の世論調査を実施して、彼らに米国の大統領のランク付けを求めた。優に61%がブッシュを絶えず最悪の大統領と認めた。他にこのリストには大統領職31日の大半を肺炎の病気にかかって過ごしたウィリアム・ヘンリー・ハリソン、政治的スパイ活動にFBIを使うことで弾劾されたリチャード・ニクソン、大恐慌が国をだいなしにしたとき傍観したハーバート・フーバー、「私はこの職務室にふさわしくないし、どんな時にでもここにいるべきでない」との所見でいわば運命を定めたウォーレン・G・ハーディングのような一匹狼が含まれる。そして歴史の間違った側にいった他の奴隷制度賛成の大統領のくどい話はいうまでもなくだ。さらに、大多数の歴史家がジョージ・W・ブッシュはこれらの役立たずより悪いことを認めた。

二つの終わりなき戦争の辛辣さと科学の故意の軽視、アメリカ人の市民的自由とすりへらす拷問の不名誉の後、時を超えて、たぶんブッシュはこれまでで6番目か7番目にでかい大統領職の大失敗として歴史にふさわしい場所を占めるだろう。だが、私たちがやっつけるべきこの辛辣さが、もうちょっと長引くというのはまさしくその通り、ほら、2012年12月まで。

もし私たちがやっつけないとしたら?そうね、忘れやすくて歴史的に無知な大衆につけこむのをただ待っている、もうひとり、より女々しい版のブッシュがいる。彼女はすでに莫大な追従者を集めている。ヒントがいるかい?

2004年にブッシュが再選されたとき、たぶん英国の新聞デイリーミラーは正しかった。デイリーミラー紙は読者にこう尋ねたのだ、「Can 59,054,087 People Be So DUMB?(5905万4087人がそれほど愚かになれるものか?)」

Yes, we can.(その通り、私たちはなれる)

(Air America 15 December 2009 by Dan Carter )

December 14, 2009

prison list 2009



◇12月1日現在、世界中で投獄されているジャーナリストの総数は136人
その45%が組織に属さないフリーランサーだそうだ
11年連続ワーストワンの不名誉は中国
世界中のジャーナリストを守る保護委員会CPJが毎年、個体数調査を行っている
詳しくは、メールマガジン(右サイドのリンクにある凸NewsFanzine凸)をご覧ください
写真はCPJのサイトにある<prison list>より

◇金融改革つぶしに年間3億ドル 米大統領、ウォール街を非難

オバマ米大統領は12日、週末恒例のラジオインターネット演説で、「金融産業のロビイストたちは金融規制改革の阻止へ今年すでに3億ドル(約260億円)以上も投じている」と暴露、ウォール街(米金融街)が共和党と組んで改革つぶしを図っていると非難した。大恐慌以来となる抜本的な金融改革法案は下院を通過、上院での大詰めの攻防を前に抵抗勢力への攻撃を強めた。
大統領は世界を揺るがせた金融危機の主な原因は「リスクの高い融資や複雑な金融商品でばくちを打った大手金融機関の無責任さにある」と指摘。「ウォール街へのより明確な規制があれば、避けられたかもしれない災難だった」と述べた。
(時事通信 2009年12月12日)

◇アフガン増派にらみ戦争税案 国民全員が負担を

オビー米下院歳出委員長(民主)は25日までに、オバマ大統領がアフガニスタンに大規模な増派を実施する場合、財源確保のためのアフガン戦争税を導入する法案を公表した。
オビー委員長は「(戦争税がなければ)経済や教育などに必要な予算が戦費確保のために吸い上げられてしまう」と警告している。法案では年収に応じて税率を決め、徴収する。国防歳出小委員会のマーサ委員長(同)や金融サービス委員会のフランク委員長(同)ら有力議員が支持している。
議会調査局によると、2001年以降の対テロ戦費の累計は10会計年度(09年10月~10年9月)の予算要求分を含めると、約1兆800億ドル(約95兆円)。うち約7500億ドル(約66兆円)をイラク戦費が、約3000億ドル(約26兆円)をアフガン戦費が占めている。
オビー委員長は「戦う価値のある戦争なら、国民全員が負担すべきだ」と米メディアに語っている。オバマ大統領が23日にホワイトハウスで行った最後のアフガン戦略会議には、オーザグ行政管理予算局(OMB)長官も出席し、増派に伴う戦費確保も重要なテーマになった。
(時事通信 2009年11月25日)

December 13, 2009

climate protest




コペンハーゲンで開催中のCOP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)

◇この原文は発展途上国にとってきわめて危険な文書:G77(途上国132カ国のグループ)の議長が秘密の米国・デンマーク気候取引を非難

世界の指導者らが来週、富める国々にもっと権限を与えて将来の気候変動交渉のすべてで国連の役割参加をじゃますることで協定に署名するよう求められることを示す文書が漏洩したことに発展途上国が猛然と反発した後、コペンハーゲンでの国連気候変動会議が混乱しています。G77で知られる132の途上国グループのスーダンの議長、ルムンバ・スタニスラウス・ディアピングがこのリークされた文書を非難しました。

◇京都議定書、気候負債、排出量削減目標を通じて、コペンハーゲンで深まる南北の溝

12月8日イギリスのガーディアン紙にリークされた秘密の気候協定の草稿は、2050年の先進国と発展途上国の一人あたりの二酸化炭素排出で不平等な限度枠を設定します。これは富める国の国民が貧しい国の国民の2倍ちかい量の排出を許されるということです。文書はまた途上国が排出を減らしたり気候変動の影響に取り組むのを助けるため年間100億ドルの基金を提案します。ですが基金は、最も傷つきやすい国で気候変動の影響に有効に奮闘するのに必要であると多くの代表が言う額より、はるかに少ないものです。

◇「私たちは援助を懇願しているのではありません」--先進国は気候負債を支払う義務があるのです、とボリビアの交渉代表は言う

COP15の会議でまさに気候賠償金(こわれた気候の修繕費)の要求を先導する国々のひとつがボリビアです。ボリビアの気候交渉人代表、アンヘリカ・ナヴァロはこう言います。「世界の全住民の20%が現実に大気中への排出物質の3分の2以上を放出してきています。そして結果として、それが気温上昇の90%以上を引き起こしてきているのです」
「私たちは援助を懇願しているのではありません。先進国に彼らの義務に従い、彼らの負債を返済してもらいたいのです。」

◇デンマークの文章のリーク後、コペンハーゲンの気候サミットが混乱する
富める国々により多くの権力を与え、国連の交渉の役割参加をじゃまして、京都議定書をやめようとの協定草稿のリークに、発展途上国が猛然と反発

いわゆる議長国デンマークの文章(「委任サークル」として知られる個人のグループによって取り組まれた秘密の協定草稿だが、イギリス、アメリカ、デンマークを含むと聞いている)とやらは、今週仕上げられて以降、一握りの国々に示されているだけだ。

ガーディアン紙にリークされた協定は、貧しい国々は行動を無理強いされないと同時に、CO2の大部分を排出してきている豊かな国々は温室効果ガスを減らすためしっかりと引き受けて財政的義務を負わせられて当然との、京都議定書の根本方針からの背反だ。草稿は気候変動の財務の事実上の管理を世界銀行に与える。世界が排出削減を予定しているのを唯一法的に確定する協定、京都議定書をやめようとし、彼らが射程の行動をとること次第で貧しい国々が気候変動に順応するのを助けるための金でもうけようとする。

文書は昨夜ある上級の外交官によって「途上国には非常に危険な文書」として説明された。「それは責務という国連バランスの根本的練り直しだ。それは論議なしに会議に置かれる。」

途上国による、またガーディアン紙によってもわかる原文のマル秘分析は、原文の詳細に関して深い心配を示す。特に、以下のことを聞いている:

・最初の国連協定の一部でなかった特定の排出削減と算定基準に同意を途上国に強要する
・「最も脆弱」と呼ばれる途上国の新カテゴリーを作ることで貧しい国々をさらに仲違いさせる
・気候財源の運用で国連の役割を弱める
・豊かな国が2.67トン排出するのを許される一方、2050年までに貧しい国には一人あたり1.44トン以上の二酸化炭素排出を許さない

交渉においてそれらの知識と議論なしに、豊かな国によって通過に努められていると原文を見てきている途上国は激怒していると聞いている。

「それは秘密にされている。明らかに意図は、来週オバマと他の豊かな国の指導者らが到着するとき、彼らにそれを力づくで押し通させることだ。それは事実上、国連プロセスの終わりだ」と匿名のままでと頼み、ある外交官は言った。

オックスファム(Oxfam)インターナショナルの気候政策顧問、アントニオ・ヒルは言った。「これはただの草稿だが、大国がいっしょになるとき小さな国がケガをするリスクを際だたせる。すべての計算で排出削減はスケールアップされる必要がある。それはあまりにも多い抜け穴を許し、科学者らが必要だと言っている40%削減のようなことはどれも提案しない。」

ヒルは続けた。「会議によって管理されるグリーン基金を提案するが、大きなリスクはそれが世界銀行とグローバル環境ファシリティ(世界銀行と国連環境プログラムを含める10の機関のパートナーシップ)によって管理されることになって、国連ではない。それは後戻りすることで、国連気候変動会議の早い段階でなにもうまく達成できないときにそれが途上国を拘束しようとする。」

来週まで国々によって適合させる作業の枠組みにと原文はデンマークと豊かな国々によって意図された。それは、国連の交渉プロセスの参加をじゃまして、来週世界の指導者らが到着するときから作業するための文章があることで、豊かな国々が世界の指導者らがほしくてたまらないのを示唆するため、特に怒りをかきたてる。

あとで世界の指導者らによって埋められることになるため、原文にはほとんど数字や桁は入っていない。しかしながら、気温の上昇を2度に保持しようとし、2012ー2015年から気候変動に貧しい国が適応するのを助けるため1年あたり100億ドルの金額に言及する。

(ガーディアン紙 8 December 2009)
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/dec/08/copenhagen-climate-summit-disarray-danish-text

◇COP15:合意草案、英紙が全文を報道 途上国反発、交渉に影響か

国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の議長国デンマークが作成した、ポスト京都議定書の政治合意に関する草案全文が8日、英紙ガーディアンのホームページ上で公開され、開幕したばかりのCOP15の会場で波紋を呼んでいる。
公開されたのは11月27日付で全13ページの文書。COP15前に開かれた主要国だけの非公式会議に議長国が提示したと見られる。
議長国草案によると、温室効果ガス削減の長期目標として、「世界の平均気温の上昇が産業革命前と比べ2度を超えてはならないという科学の指摘を認識する」とし、実現のために「世界全体の排出量を50年までに90年比50%減」などを挙げている。先進国全体の削減率は、20年までの中期目標は空欄で、50年までの長期目標は「90年比80%減」とした。また国別目標を添付文書の中に記載し、20年までの削減目標や排出権購入分なども盛り込むとした。途上国も国ごとに削減の取り組みを義務付けるとし、排出を頭打ちにする時期を明記する段落も設けた。
国連気候変動枠組み条約のデブア事務局長は文書について「COP前に各国の意向を聞くために、かなりの人数に配布された非公式文書だ。公式な文書はCOP15の議長らが締約国の要請を受けて提示するものだけだ」とのコメントを発表し、問題の沈静化を図った。
しかし、途上国や環境NGOは強く反発している。中国の代表団は8日の記者会見で「工業化の過程にある途上国に頭打ちにする時期を設定するのは不公平だ」などと批判。環境NGO「FoEジャパン」の小野寺ゆうりさんは「報道で初めて文書を見た国もある。先進国と途上国の対立の中、議長国は橋渡しをしなければならないのに、中立性への疑問が生じた」と交渉への影響を懸念した。

(毎日新聞 2009年12月9日)

写真:BBC NEWS
抗議の行進者の多くが威嚇を強調するためにコスチュームを身にまとう
国連気候変動会議の交渉人たちに行動を求めるため数千人の抗議者がコペンハーゲンの街を練り歩く
(コペンハーゲンの警察は抗議者1000人を逮捕したと言う)

December 12, 2009

うちひしがれたハート



◇ウッズの唯一の選択肢は離れること(無期限欠場)だった

来年1月下旬に彼はカムバックするだろうと私たちは推測し、早ければハワイのシーズン開幕戦か、または2月のドバイのほうを彼は選ぶかもしれないと私たちは思いめぐらす。

だが、タイガー・ウッズの復帰には公私両面を必然的に伴うことになり、じっくりこのすべてを思案するなら、予測のつく当面の復帰を心に描くのは不可能だった。

これは驚くばかりの信用を失うことだった。けばけばしい主張と私生活に関するウワサのさんざんな2週間後、あらゆるスポーツの中で最も優位にある人物のひとりとして、彼のパワーの絶頂から屈辱と深い悔恨まで。

そして、社会の注目への復帰は現時点では考慮に入れられないと世界のトップゴルファーが認めてきている。復帰はかたわらに置いておかねばならない。

くだけた窓、破れた約束、うちひしがれたハート、めちゃめちゃな結婚、くじけた男、こわれたイメージ、彼が最初になおすのはどれか?それは実にひどい混乱でひどく悲しい。

タイガー・ウッズの非難の余地のないピカピカのイメージは色あせてきている。

タイガー・ウッズが部屋に入ってくるやいなや、あなたは圧倒される。それは完ぺきな装いでも、運動選手らしさ、自信のある歩きっぷり、すばらしい笑顔の瞬間でもない。それは目だ。

その目はどんな時にでも決して動揺しない、彼があなたに語りかけるとして彼の目は決してそれない(なんとも皮肉)、まるで部屋にはあなたしかいないかのごとく、その目はあなたにとどまる。うまく逃げるいい加減さはない。ボクは1997年にそれに気づいた。彼のマスターズ初優勝以降、最初のメジャー大会、USオープンの米国議会での満員の記者会見でだ。

スポーツ界の最新のイコンへのボクの最初の質問(彼のキャディに関することだったと思う)で、混雑した記者会見の後ろにボクは立っていて、質問された瞬間から彼は決してボクから目を離さなかった。

それ以降12年間、彼のせっせとビジネスするやり方は決して変わってきていない。彼はいま、後ろめたさを示さず誰をまともに見れるのか?これは彼の問題であり、彼の私生活の再建が彼の公的な評判の面になぜこのように重要なのかだ。

2週間の広報業務の思いがけない大災難で、アメリカのコメンテーターらはこれを正しい先手と呼んでいる。ことによるとそれは危機を脱する、峠を越えたということだが、それを言うのは早急すぎる。

重大事はウッズの手に制しきれていない。彼は「この状況はすべて私のせい」との彼の最初の声明から、「あの罪」の告白をすること、今は「不貞」の追認をすることを余儀なくされてきている。

彼に大金を支払うスポンサーがいま、どうやら自社製品の彼のCMをTVで流すのを止めてきているらしい。


彼は、世界中の受信ボックスの流れを妨げるインターネットのジョークの的、継続するタブロイド紙のせんさくの対象だ。いくらボクたちが彼と彼の家族だけにしておいてやれと世界に望んでも、事態のフルコースがたどられるまで成り行きに任せるしかない。

ウッズが彼の結婚を修復しようとするとき、彼の戦略家たちは彼のイメージを回復させようとつとめている。彼は常に限られた仲間の顧問たちと仕事をしてきており、もしその誰にせよ彼の不貞に関与していたなら、彼らがそのままとどまると、そして彼の結婚が大丈夫と見るのは、ほぼ不可能だ。

二つのシナリオはどうやら相互に相容れないらしい。ゴルフの世界とコマーシャルの企業分配の支配の中心にずっと彼らがいたので、ウッズにとってその固く密着するグループの誰か、あるいは全員を失うことは、大々的な打撃となるはずだ。

ゴルフにとってもまた彼の失墜は損害を与える。PGAツアーは中休みをとるウッズの決定にすぐ支持を表明したが、彼らの最大の名刺の将来を取り巻く不確実性があまりにも高いので来年のスポンサー契約を更新しようとするにあたり見通しが懸念されるはずだ。

膝の故障で全英オープン(ロイアル・バークデールGC)を逃したとき全英オープン(05&06ウッズ優勝)はものともしなかったが、彼が2度優勝している開催地、セントアンドリューでの150周年全英チャンピオンシップに、ありうる彼の欠場の影響はどんなものか?

そうともファンはそれでもひょっこりやってくるだろう、彼がいなくても実際ボクたちはもっとエキサイティングなチャンピオンシップを手に入れるかもしれない。2000年と2005年の彼の優勝はまったく群を抜いていた。だが、たったいま、信用がバリバリと砕かれる企業サイドで手が打たれており、ウッズ事件は一括取引のかなりの犠牲を払うばかりだ。

ペブルビーチでのUSオープンは同様の影響をこうむるだろう。

(BBC 12 December 2009 by Iain Carter)

◇来年4月のマスターズはもちろん、長期欠場の可能性もあるだけに影響は大きく、スポンサー契約を結ぶ通信大手のAT&Tは「契約を見直す」との方針を示し、経営コンサルティングのアクセンチュアは「ウッズの資質はそのままわが社の企業イメージだったが、今はどこよりも不安定な立場に立たされている」とホームページからウッズの写真を削除した。米タイム誌は調査会社アーガイル・エグゼクティブ・フォーラムの分析として「ウッズと何らかの形でかかわりのある企業の76%が関係を棚上げするか、削除するか、中止にする」とウッズ離れが加速するとの見通しを示した。
ツアー通算71勝、世界ランキング1位のウッズに“おんぶに抱っこ”の米ツアーが受ける影響も計り知れない。ウッズが昨年後半、ひざの故障で離脱した際は視聴率が前年比50%も下がっており、来年末に契約更新を控える11年以降のTV放映権料が安く買い叩かれる恐れがある。ウッズ不在なら試合の冠スポンサーから降りるという企業が出てくる可能性も高く、ツアーは試合数激減の危機に立たされる。

(毎日新聞 2009年12月13日)

December 09, 2009

漂流する巨大な氷山





◇巨大な氷山がオーストラリアに向かって進む

ニューヨークのマンハッタン島の2倍以上(香港島の2倍以上とAFP通信、日本の川崎市とほぼ同等の面積と共同通信)の大きさの巨大氷山がオーストラリアに向かってゆっくりと漂流していると、9日水曜、科学者たちは言った。

面積140平方キロメートルの氷山は、異常な北への旅を始めるに先だって、およそ10年前に南極の棚氷から割れ目を作って分裂し、南極大陸近くに漂流してきていた。

オーストラリアの南極局によると、B17Bと命名される氷山はオーストラリアの西約1700キロの海上にあった。

「十分に完全なままの大きさでこれほど遠くまで北上してきていることで、B17Bは非常に暗示的な氷山」と、オーストラリア南極局の氷河学者ニール・ヤングは言った。彼はNASAとヨーロッパ宇宙機関によって撮影された衛星写真を用いてそのスラブを見分けた。

「あの地方で見つかった最大の氷山のひとつです。」

現行の形状で沿岸のすぐそばまで漂流することはありそうもないとヤングは言った。より暖かな水域がそれを溶かす原因となる。

「水が温まると、氷山はゆっくり割れ目を作って分裂し、結果としてそのエリアに何百もの小さな氷山が生じる」とオーストラリア南極局のウェブサイトでヤングは言った。

11月、ニュージーランドに向かって進む、推定横幅500メートル・高さ500メートルの氷山が南太平洋のマッカリーアイランド近くで見分けられた。

島で働く科学者らはその大きさにたまげた。

「私たちがアザラシ(オットセイ)に関する研究で使う双眼鏡を引き出すと、要するにそれは漂流する巨大な氷の島だった、ああ、まったく信じられない光景でした」とオーストラリアの研究者ディーン・ミラーはCNNの系列会社TVNZに語った。

オーストラリア南極局は、その氷山は南極最大のロス棚氷(Ross Ice Shelf)から分離した可能性のある大きめの氷の流出から別れた小集団の一部だったと言った。

この領域の船舶の規定行路は特に11月に忙しくはなかったが、氷山が、船舶航行警告を発するよう海に接したニュージーランドに促した。

これより3年早く、ニュージーランドのサウスアイランドの東海岸に沿って氷山が漂流したとき、別の氷山仲間がちょっとした観光ブームをもたらした。

海洋学者マイク・ウイリアムズは、氷山は「だいたい同じ起源」を持つが、潮流によって北に運ばれる前、たぶんあるものは長いこと南極の氷におおわれた海に閉じ込められていたと、ラジオニュージーランドで語った。

しかしながら彼は、大規模な氷の動きの理由として地球温暖化を引用するのに気が進まなかった。「2006年に私たちはこれは"人生に一度"のできごとだと考えたので、私たちの見解を少し変えなければならない。」

「だが、氷山がやってくる大きな棚氷の分解は、今まで通り、もっぱら30年から50年の周期で分解している。」

(CNN 9 December 2009)

◇氷河学者のニール・ヤングは、イギリスとオーストラリアの間で高速帆船が往来していた19世紀から今日まで、この海域でこれほど大きな氷山が見つかったことはなかったはずだと語る。
(AFP通信 2009年12月9日)
◇南極では温暖化が進み、棚氷が崩壊するなどの異変が相次いでいる。
(共同通信 2009年12月9日)

写真は 
・巨大氷山に気づいたNASAの衛星写真(共同通信提供)
・ニュージーランドの南西の島マッコーリーアイランドの北端で撮影されたアイスバーグ
・マッコーリーアイランドの西海岸、バウアーベイビーチでばらばらになるアイスバーグ
(CNNの記事より)

December 08, 2009

Weather and Time




◇リヨンの喝采して迎えられる光の祭典(Fete des Lumieres)
写真はBBCのサイトから選んだ2点。Fete des Lumieresの公式サイトにはムーヴィーもあり、1999年から今年までのルミエールのハイライト部分を見ることができる。
(BBC 8 December 2009)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_pictures/8401011.stm

△光の祭典は1348年〜1353年にペストがアルプス以北の欧州で流行した際にリヨンの人々がフルヴィエールの丘にあるノートルダム聖堂のマリア像に祈りを捧げたところ、流行がおさまったことに由来するといわれる。12月8日の夜、リヨン市内の家々の窓ぎわはろうそくのあかりで彩られ、建物や道路はイルミネーションで飾られる。
昨年は400万人あまりがこれを堪能した。

2番目の写真には「Weather and Time」とある。

December 07, 2009

クジラの歌声が低音に



◇クジラは一体どんな感じなのか

今週、国際捕鯨委員会が捕鯨の将来について討議するため会合するとき、本当に討議したとして、水生動物の騒音公害は議事日程の急を要しない議題のはずだ。だが、人類の船から出る騒音は堂々とした生き物に、追跡する船隊の銛(もり)ほどの大きな脅威を与えるかもしれない。

クジラは、視界は限られても音は実質的になにひとつ妨げるもののない環境で進化した。彼らは餌を見つけるにも進路を決めたりコミュニケートするにも聴覚をあてにし、シロナガスクジラ(blue whale)の低音波周波数のような種の場合にも、海洋の全域に、数百マイルにおよび聞こえる精巧な発声法を用いて互いに信号を送る。それ以上でないにしても、クジラにとって聴覚はヒトの視覚ほどに重要だ。

過去10年、科学者たちは、船がまねく騒音がたびたび海の自然の音をかき消すのを実感してきている。特に軍用艦が使用するソナーのタイプは数百マイルにおよび聞こえる。エンジン騒音と一斉に、これらが地球の海洋全域に聞こえる水生の轟音を生み出す。それはヒトが空港やロックコンサートを連想するレベルの轟音によくなる。(アメリカ海軍が配備しようとする強力な低周波ソナーに至っては戦闘機やロケット打ち上げの際のレベルになり、騒音はヘビメタ級とされる)

クジラは一体どんな感じなのかについて、最も重要な人間の分別をもつために、あなたのコンピュータにヘッドフォンをつなぎ、目を閉じてこのザトウクジラの歌を聴くことだ。
http://www.wired.com/images_blogs/wiredscience/2009/06/humpback_whale_noise-free.mp3
これは騒音公害のない環境で録音された。そうして次の歌、こちらはニューヨーク港の沖合で録音された。
http://www.wired.com/images_blogs/wiredscience/2009/06/humpback_whale_noisy.mp3

海洋の騒音公害の影響はさらにその量を計られてきている。現象の意識は比較的新しいし、クジラの生態研究は面倒だ。だが、大騒音は大量のクジラの浜への乗り上げや、ある種に見られる従来の生息地からの逸脱に関連があるとされてきている。特にそれがクジラのコミュニケーションと文化への騒音の影響となるとき、ほんの始まりに過ぎないのかもしれない。

「騒音公害について私たちはほとんどわかっていないが、知れば知るほど怖くなる」とダルハウジー大学生物学者でクジラの発声法で世界有数の専門家のひとり、ハル・ホワイトヘッドは言った。「そして、私たちはクジラの話し方(なき声)についてほとんどわかっていないが、知れば知るほど興味深い。」

写真はシロナガスクジラ
(WIRED SCIENCE 22 June 2009)

水生の騒音は20世紀半ばと比べ12デシベル以上増えている。クジラの鳴き声の低音化現象は、異なる海洋のどのクジラの群れとも共通する(海洋ほ乳類保護団体カスカディア・リサーチ・コレクティブの調査結果)。騒音の他にも温暖化影響説があるが、基本的にはわかっていない。

December 06, 2009

成田のコンコースで暮らす中国人



◇トーキョーの空港でどっちつかずの状態の中国人活動家

もしあなたがこの1カ月に国際線乗り継ぎでトーキョーを経由していたら、運次第では、全面に文字をかきなぐった手作りのTシャツを着ている中国人男性に遭遇する。彼の名前はFeng Zhenghu(馮正虎)、成田空港の国際線到着コンコース(中央ホール)に引っ越してきている中国市民だ。

旧来感覚の「転居」ではなく、米国への入国を拒否されてニューヨークのJFK空港で暮らすことにした東欧の男性の物語、映画「ターミナル」でのトム・ハンクスを暗示するものだ。

55歳のFengの場合は、日本への入国を拒否されたわけではない。むしろ、彼の本国が彼を帰国させようとしないのだ。彼は8回、中国への入国を拒否された。4回、彼は搭乗して上海に着陸したものの中国入管が彼を送り返した。あとの4回は日本の当局者らがきっと入国を拒否されると言って、彼を搭乗させなかった。

理由はいかなる時にでも告げられてきてないが、Fengは人権活動家という中国での前歴のせいではないかとうすうす感じる。結果、8回の拒否の後、失意のFengは中国が自分を帰国させるまでトーキョーの空港を離れないと決めた。

Fengは二枚のTシャツに中国語と英語で、彼は「中国入国を拒否された中国市民」ですと説明するメッセージを書いた。

彼はコンコースを上がったり下がったり動き始め、旅客を立ち止まらせては彼のシャツに目を向けさせる。携帯通信手段と携帯電話のカメラでしっかりと用意を整えた彼は、外交上の苦行の場である空港内の彼の生活についてTwitterとブログで伝えはじめた。

「27日目、お湯」と、FengはTwitterする。特にさびしい日には、「沈黙は最大の騒音」とおしゃべりする。

そして意気揚々としたおしゃべり(Twitter)では、「二食、食べられる。」

通関手続き前の到着コンコースにはレストランなどないことから、食べることは特に大難題だ。彼には通りすぎるときビスケットを渡す乗務員や旅行者の親切が頼りだ。サラダとピザを手に入れた日。狂喜のあまりFengはそれを写真に撮ってブログに投稿した。

成田空港の当局者らは数日後にはFengがあきらめるだろうと思った。政治的抗議であろうとなかろうと、日本は不可侵性(聖域)を提供してきており、空港当局者らはどんな人も温かい食事やシャワーなしにあまり長く生活できるとは考えていなかった。だが、いま、Fengが滞在2カ月目に入ることで、成田の警備部門主幹クリタ・ヨシユキは心配になっていると言う。

「私は本当にFeng氏が好きです」とクリタは言い、非公認の借用者をよほどよく知りはじめたとあって、ふたりは互いを「友だち」と呼び合う。「日本に入ってほしいのは彼の健康のせいなんです。私の願いは彼が任意に日本に入ることです。これは住む場所ではありません。実際、彼がこれを理解することを望みます。この空港で私たちはトム・ハンクスを必要としません。」

成田の警備部門はFengを日本に護送できた、だが、それよりは彼が進んでしたほうがよいとクリタは付け加える。

中国当局者らは意志を曲げる準備ができてるようには思えない。「この問題と取り組むため、中国の直接的に関連する政府機関は適切な規則と出入国法に忠実に従うつもり」だと、中国の外務省スポークスマンQin Gangは言った。

多くがFengを支援すると言う旅客たちは、同時に、中国当局をじっと待つことで彼にできることに悲観的である。「彼は来年をここで過ごしかねない」とアメリカ人旅行者リー・フォーサイスは言った。「彼は中国政府に立ち向かっている。そして立ち向かうこと、それは一大事だ。」

彼は新しい生活に慣れてきており、耐えられる限りじっと待つつもりだとFengは言う。彼の最新のTwitter投稿のひとつにこうある。「中国人の大半が私の顛末を知るようになったとき、私は母国に戻ろう。」

(CNN 6 December 2009 by Kyung Lah)

December 04, 2009

この戦争を買うな!



◇親愛なるみなさん
 抗議のため街頭に出なければならないときがきました、いまがそのときです。
アフガニスタンに新たに3万の軍勢の段階的増派というオバマの発表の国民一般の反対に参加するため、この幾晩かコードピンカーと私たちの盟友たちが全米の多数の都市と町に結集しました。ウエストポイント、オクラホマシティ、サンフランシスコ、ワシントンDC、ミズーラ、ミネアポリス、そして全米の平和活動家がオバマの演説中とその前後に街頭の行動を組織しました。
(コードピンク 3 December 2009)





◇親愛なる君たち
 ブッシュ大統領の選択した道はイラク戦争とアフガニスタン戦争のおっそろしい戦費で悲惨にもへまをやった。そしてその間違った決断はオバマ大統領に少しも正しい決断を残さなかった。オバマはどうにかイラクを段階的縮小、ただアフガニスタンに気合いを入れたにすぎなかった。
君たちにも選択する道はある。携帯電話の料金を支払うたびにブッシュの遺産を支援するか、または、戦争を終わらせ、医療保険を改革し、経済を再建するため、毎日USAction/TrueMajorityと一緒に働くCREDOを支援するかを選ぶことができる。君たちにその機会がある正しい選択肢をサイトをチェックして享受してくれ。
(TrueMajority / USAction Drew Hudson 3 December 2009)
http://www.truemajority.org/

写真はコードピンクとtrumajority のサイトからいただきました。

December 02, 2009

世界最小の権力の大統領



アル・フランケン下院議員:これが私たちが住んでいたい国か?
デニス・クシニッチ下院議員:ブッシュは告発されているべきだ 
私たちはアフガニスタンをエスカレートさせるべきでない
(the REAL news 2 December 2009)

◇タリバン切り崩し焦点 米アフガン新戦略 カルザイ政権治安部隊強化も課題

オバマ米大統領が1日発表したアフガニスタン新戦略には、米軍増派による反政府武装勢力タリバンの掃討強化と、2011年7月の撤退開始が盛り込まれた。カルザイ政権にとっては今後、穏健派の取り込みによるタリバンの切り崩しと、事前の治安部隊の強化が実現できるかが焦点になりそうだ。

アフガン大統領府は2日、オバマ大統領のアフガン新戦略を歓迎する声明を発表。米軍の増派に期待を寄せ、「米軍撤退のタイムラインが設定されたことは、アフガン治安部隊の成長と自信につながると信じている」と強調した。

一方、タリバンの報道官はアフガン新戦略について「増派部隊はより強力な抵抗と攻撃を受けるだろう」と対抗姿勢を示した。AFP通信によると、報道官は「米国の軍事的手段によるアフガン支配という野望は実現しない」と指摘し、「屈辱的な撤退になるだろう」と予告した。

カルザイ政権は、国際テロ組織アルカイダと連携していないタリバン穏健派と和平交渉を行い、停戦や武装解除を求める方針。先月19日のカルザイ大統領の2期目の就任演説でも、タリバン側に和解を呼び掛けた。

しかし、タリバン側は最高指導者オマル師の名前で出した声明で和平交渉を拒否。さらなる「聖戦」への参加も呼び掛けており、現時点で和解が進む兆しはみえていない。

一方、AFP通信によると、アフガン政府は現在約10万人とされる国軍と約8万人の警察官を倍増し、治安維持能力の強化を図る計画。実現すれば、米軍撤退が進むイラクの治安部隊約36万人に匹敵する。

だが、先月にはアフガン人警察官が英兵を射殺する事件が起き、タリバンの警察組織への浸透も指摘されている。約1年半で、全土の治安権限を掌握するのは不可能との指摘も出ている。

・NATOも数千人増派へ

オバマ米大統領がアフガン新戦略を発表したのを受け、北大西洋条約機構(NATO)は3、4日にブリュッセルで開く外相理事会で貢献拡大を協議する。米国はNATO加盟国などに最低5千人の増派を求めており、これに応じる構えだ。

NATOのラスムセン事務総長は2日、声明を発表し、「米国の関与拡大に伴い、NATO加盟国のみならず(豪州、韓国など)パートナー各国も十分な貢献拡大をしてくれるものと確信している」と強調。5千人にさらに2、3千人上乗せすることも可能との見通しを示した。

英国は既に500人の増派を発表しており、ブラウン首相はこれまで派遣を明らかにしていなかった特殊部隊についても、最低500人がアフガン作戦に従事中と公表。派遣総数は計1万人となる。ポーランドも600人を増派する方針を明らかにしており、イタリアやトルコ、グルジアなども追従するもようだ。

ただ復興・出口戦略については、米国と欧州加盟国との間で溝がある。英紙ガーディアンによると、米国は腐敗を放置するカルザイ大統領の実権をそぎ、国際社会が任命した強力な「特別代表」に復興を主導させる構想を検討中。欧州各国はこれに批判的で、1月にロンドンで開くアフガン国際会議に向け、調整が続きそうだ。

(東京新聞 2009年12月3日)
 
◇グーグルが無料記事の閲覧数を制限へ、「メディア王」の圧力受け

米ニューズコーポレーションのルパート・マードック会長やその他の新聞社のオーナーたちによる「記事を盗んでいる」との非難を受け、グーグルが1日、 自社の検索エンジンを通してユーザーが版元にアクセスして読める無料記事の数を制限する意向を示した。AFP通信が同日伝えた。

メディア王の名をほしいままにするマードック氏は11月9日、傘下の新聞各紙の記事をグーグルで検索・閲覧できなくすると「脅し」、米大手メディアの間では情報のデジタル化時代におけるジャーナリズムのあり方について議論が起こっていた。グーグルの発表はこうした動きを受けたもの。

報道によると、マードック氏は「新聞メディアはうまく消費者を説得し、質が高く信頼できるニュースや情報は無料では入手できないということを分かってもらう必要がある」とコメント。同氏はニューズコーポ傘下各紙のWebサイト版に購読料を課す意向を改めて示しながら、「よいジャーナリズムとは、高価な商品なのだ」との考えを示したという。

一方、米ニュースサイト、ハフィントンポストの共同設立者であり編集長のアリアナ・ハフィントン氏は、マードック氏と同氏に同調するメディアの動きは「デジタル化の否定」であり、「泣き言を言うのはやめるべき」と批判していると伝えられる。

マードック氏はグーグルとその他のニュースアグリゲーター(インターネット上の情報を収集・整理しユーザーに配信する媒体)に対し、彼らが得ている広告収入の分け前を支払わずにニュースを「盗んでいる」と非難している。伝えられるところでは、ニューズコーポのコンテンツをマイクロソフトの新検索エンジ ン「Being(ビーング)」を通じた形でのみユーザーに提供する方法を模索してマイクロソフトと交渉しているとみられている。

新興ネットサービス・企業を扱うブログ、テック・クランチのコラムニストであるポール・カー氏は11月28日付のコラムの中で、今回の出来事によってグーグル からニューズコーポのコンテンツが消えるなどということは起きないとの見方を示している。同氏によると、「マードック氏の理想のシナリオは、ニューズ・コーポのコンテンツをグーグルとビーングの双方を通して利用できるようにする一方で、ニューズコーポのコンテンツ閲覧者数の増加が同社にとって最大限の利益につながるよう、両社を促すことだ」という。


(モーニングスター社 2009年12月2日)
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=160638

写真は対米反撃を進める決意のタリバン戦士(BBC NEWS 2 December 2009)